映画『マメシバ一郎 3D』あらすじネタバレ結末と感想

マメシバ一郎 3Dの概要:2012年に3D作品として公開された、豆柴犬と中年ニートのハートフルコメディ映画の第二弾。前作に続いて監督は亀井亨、主演は佐藤二郎。ヒロインには臼井あさ美が起用された。

マメシバ一郎 3D あらすじネタバレ

マメシバ一郎 3D
映画『マメシバ一郎 3D』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

マメシバ一郎 3D あらすじ【起・承】

37歳、引きこもりニートの芝二郎と、母が買い与えたマメシバの一郎。
父は富士山に作った「芝小屋」で悠々自適に暮らし始め、母は世界中を飛び回っていた。
そのせいで、ガス、電気、水道など生活費の支払いは全て親戚任せ、二郎は叔父と一郎の癒し動画「老人と犬」を作る毎日。
周囲は二郎にお見合いをさせ、しっかりさせようとするが無駄に終わっていた。

二郎は「老人と犬」の写真集化の依頼を受けて浮かれていたが、自分を真似した「美女と犬」という動画の存在と、その写真集の企画もあることに腹を立てる。
対抗意識を燃やす二郎が新たな動画を撮ろうとしていると、「美女と犬」を作っているのを二郎だと勘違いした園子マユが、無断で自分の動画をネットに載せたと言って乗り込んできた。
その場で吐いてしまった一郎を見て、彼女は一郎への虐待を疑い始める。

しっかりした性格のマユを見た叔父は、次の二郎のお見合い相手になってほしいと頼み込む。
しかし、犬の友達作りと称したお見合いの席で、二郎に一郎が大切にされていないと思い込んだマユが、一郎を連れて行ってしまう。

マメシバ一郎 3D あらすじ【転・結】

二郎も行き着けのペットショップの店員だったマユは、店で一郎を預かることにする。
強がって一郎を手放し、「美女と犬」の企画のせいで一郎の写真集の企画もボツになった二郎は、叔父や親戚の財部陽介とも関わるのをやめようとする。
しかし叔父から一郎の居場所をさりげなく教えられた二郎は、こっそり様子を見に行く。

そこをペットショップの店長に見つかった二郎は、マユが犬の虐待にこだわる理由を教えられ、一郎は二郎を待っているから必ず迎えに来て欲しいと言われる。
だが意地を張って、一郎は自分といない方が幸せだと言い切る二郎。

そんな時、「美女と犬」の写真集を目にしたマユは、二郎と一郎の事は自分の勘違いだったと気付く。
マユのように隠し撮りされていた女性たちがクレームをつけたことで「美女と犬」は出版差し止め、「老人と犬」に白羽の矢が立つが二郎は断る。

税金を払っていなかった二郎は、叔父たちを呼び出してお金の無心をする。
返す当てを訪ねられた二郎は、自分の決意を口にする。

一郎を二郎の元に返そうと思っていたマユの前に、新人アルバイトの二郎と、付き添いとして再び巻き込まれた陽介が現れる。

マメシバ一郎 3D 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:58分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
  • 監督:亀井亨
  • キャスト:佐藤二朗、臼田あさ美、高橋洋、高橋直純 etc

マメシバ一郎 3D 批評・レビュー

映画『マメシバ一郎 3D』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

不器用な二郎の内面を描いたストーリー

劇場版1作目と同様に、ドラマ版とは繋がりのない設定で進む作品。
しかしドラマ版では急死した二郎の父が本作では生きていて、山小屋で暮らしているというセリフがあることから、劇場版1作目「幼獣マメシバ」からの続編と考えられる。

一郎と叔父のおもしろ動画「老人と犬」シリーズをネットにアップしてネット広告からの収入や、出版社から一郎の写真集を提案されて一郎との距離が変化し始めた二郎が、一郎の大切さを再確認するというストーリー。
淡々としてはいるものの、二郎にしっかりしてほしい周囲の策略で「一郎の友達作り」と称したお見合いに引っ張り出されて、お見合いと知りながらも知らんぷりし続ける二郎の姿。
そして、一郎と離れ離れになってからの感情の動きが明確に表現されていて、山場もあればほのぼのとしたシーンもある。

一郎を大切に思い、自分といるよりもマユに保護してもらったほうが幸せに暮らせると言い張ったり、ペットショップのドア越しに涙の再会をする二郎と一郎の姿は感動モノ。

個性派の役者たちと可愛い豆柴犬の一郎

二郎が作った動画「老人と犬」シリーズの2作品は、作中で見ることが出来るのだが、映画本編とはまた違う一郎の可愛らしさやふざけた内容が面白い。

佐藤二郎が演じる芝二郎というキャラクターのアクの強さは健在。
高橋洋演じる「べーちゃん」こと陽介の他にも、志賀廣太郎演じる芝重雄が、アクの強さを中和しつつも派手に巻き込まれていく様子はさすがと言える。

本作のヒロイン園子マユ役として出演した臼井あさ美は、二郎に負けず劣らず強烈な個性の“正義感モンスター”ぶりを発揮している。

マメシバ一郎 3D 感想まとめ

劇場版1作目「幼獣マメシバ」が、二郎が動き出すまでの淡々としたストーリーだったのに変わり、本作は二郎の精神的な成長を中心に描いている。
「たかが犬」と言い捨てる出版社の担当に怒鳴ったり、ペットショップのドア越しに一郎と会って号泣する姿は、一郎を大切に思う二郎の心がにじみ出ている。

3D作品として公開されたが、DVDでは3D仕様がされていないため、一郎が飛び出すような3D映画として期待をするとガッカリさせられる。

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