映画『ミッション:インポッシブル』あらすじとネタバレ感想

ミッション:インポッシブルの概要:CIA配下の特殊部隊として難なくこなすはずだった任務は、裏切りから始まった…。トム・クルーズ主演大人気スパイアクションシリーズ第一弾。

ミッション:インポッシブル あらすじ

ミッション:インポッシブル
映画『ミッション:インポッシブル』のあらすじを紹介します。

CIAの特殊作戦部隊IMFは、国家規模の陰謀阻止、暗殺など、リスクが高く国家が表向きに手を下せない任務を暗黙の内に行なっていた。
フェルプス(ジョン・ボイド)率いるIMFの面々が今回任されたのは、プラハ米大使館員ゴリツィン(マーセル・ユーレス)が米国のCIA諜報員リストを盗もうとしているのを現行犯逮捕しろというもの。

面々は、大使館のレセプションパーティーに入り、ゴリツィンがリストを盗む現場を押さえるものの、イーサンとクレア以外のIMFの面々が次々と謎の死を遂げる。

生き残ったイーサンは、司令官キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)に会い、事の詳細を確かめると、ゴリツィンはIMFのメンバーで作戦は、IMFに居る密告者を炙り出す囮と知らされ愕然とする。
真相は、ヨブというコードネームの男からリストを盗む様に頼んだ武器商人マックス(ヴァネッサ・レッドグレイブ)の存在があった。イーサンはヨブと間違われて嫌疑をかけられたのだ。イーサンはマックスに直接逢い本物のリストの提供の見返りにヨブとあわせるように言う。

イーサンはIMFをクビになったリストの中から、クラッカーのルーサー(ヴィング・レイムズ)とクリーガー(ジャン・レノ)を雇う事にする。
しかし裏切り者は思わぬ所にいたのだった…。

ミッション:インポッシブル 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1996年
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:ブライアン・デ・パルマ
  • キャスト:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、ヘンリー・ツェーニー etc

ミッション:インポッシブル ネタバレ批評

映画『ミッション:インポッシブル』について、感想批評です。※ネタバレあり

一作目は、ストーリー重視のサスペンス

イーサンが、ラングレーにあるCIA本部に潜入し、本物の諜報員リストを盗むシーンは、この映画の宣伝にも使われ見どころの1つになっている。後にこの映画の看板ともなっている『不可能を可能にするアクションシーンを劇中に挟んで観るものをハラハラさせる』作りはここから始まったといえるだろう。

だが一作目のこの映画の見どころは、目を奪うアクションシーンや最新のガジェットを多々使用したり、壮大なロケ地で撮影する数々の続篇とは一線を画している。あくまで原作となる『スパイ大作戦』に敬意を払った作りになっているのが一作目である。地味ながら見ごたえのあるサスペンス仕立てのストーリー展開になっている。
イーサンが、武器商人であるマックスとコンタクトを取りヨブの正体を暴き、真犯人を炙り出そうとするが、イーサンの無謀なやり方は組織の中で歪みを産む。

司令官のキトリッジはイーサンの家族に無理矢理嫌疑をかけイーサンをおびき出そうとするが、それはイーサンには通じない。だがイーサンはその時に死んだはずのフェルプスが生きているのを知り、薄々彼が真犯人なのではないかと悟り作戦を変更し始める。
ロンドン行きのTGVトレインで、イーサンはマックスにリストの入ったディスクを提供。マックスがリストをオンラインで送る事が判っていたイーサンはマックスのパソコンに妨害電波を送り彼女の陰謀を阻止する。

その後クレアは金のあるTGVの荷物室に向かうとフェルプスの姿があった。クレアは夫の姿を目の当たりにし、真相を語ってしまう。
しかしそれはフェルプスに変装したイーサンだった。
IMFに失望したイーサンが汚名返上した後にとった行動は察しがつくかもしれない。
一作目は、続篇に比べるとヒッチコックを思わせるミステリーサスペンス要素も強い作品になっているのが伺える。

トム・クルーズ製作第一弾の作品

この作品は、トム・クルーズとポーラ・ワグナーのプロダクションが初めて世に送り出した作品である。トム・クルーズとしては初めて自分で製作にとりかかり監督を選びそして主演したというのだから、自分で『映画』という名前の操縦桿を握れる様になったといってもいい。
それだけに、このシリーズの成功には、人一倍愛着はあるのだろう。

そんな彼を応援するかの様に、脇役も豪華である。一瞬しか出てこないIMFのメンバーにエミリオ・エステベスが出てきたり、敵役にヴァネッサ・レッドグレイプが出演する所などもそうだろう。
国際色、キャリア豊かなキャスティングも、この映画の魅力である。

吹き替えならこの人

映画を観る時に、日本語吹き替えで観る人も居るかもしれない。
トム・クルーズは『デイズ・オブ・サンダー』の時に、自分の声の日本語吹き替えの担当者に声優の鈴置洋孝氏を推薦している。彼の日本語吹き替えが聞ける『ミッション:インポッシブルシリーズ』のDVDは、この第一作と続篇だけである。

シリーズものの途中で吹き替え担当が変わるという異例の事態ではあるが、昔のクルーズファンには鈴置氏の声の吹き替えのバージョンをお勧めしたい。

ミッション:インポッシブル 感想まとめ

テレビシリーズも、最初は2時間の『パイロット版』という特番形式のものを作り、視聴者の反応を見てから、1クールで打ち切るか2クール放映するか決める。この映画もまたしかり。第一作目が不作であれば続篇が作られる度にパワーアップしていないだろう。
しかも主演のトム・クルーズは、このシリーズの合間にも様々なジャンルの映画を製作し飛躍しているのだから、このシリーズは彼の俳優人生の礎になっていると言ってもいいと思う。

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