『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

ハリー・ポッターシリーズの第3作目。魔法牢獄アズカバンから脱走した凶悪殺人犯、シリウス・ブラックとの騒動を描き、ハリーの両親の死について新たな真相が明らかになる。監督はメキシコ人のアルフォンソ・キュアロン。

あらすじ

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のあらすじを紹介します。

2年を終えた後の夏休みをダーズリー家で過ごすハリー。そこへバーノンの妹のマージおばさんが来訪し、ハリーをこき使ったり両親を罵倒したりとその行いの粗暴さはバーノン以上であった。そんなマージおばさんに腹を立て、耐えきれなくなったハリーは魔法を使ってしまいさらにダーズリー家を飛び出してしまう。だが行くあても無いハリー、すると突然大きな黒い犬に遭遇し、危機一髪のところへ偶然魔法界のお助けバス、夜の騎士バスが現れる。それに乗り込んだハリーはダイアゴン横丁にあるパブ「漏れ鍋」に向かい、ウィーズリー一家やハーマイオニーと再会するのだった。そしてそこでアズカバンから脱獄した囚人、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)の存在を知る。シリウスはかつてヴォルデモートの部下として動き、ハリーの両親を裏切って死に追いやったとされる人物だった。

新学期も始まり、ホグワーツ特急で学校へと向かうハリー。しかしその途中、アズカバンの看守を勤めていたはずのディメンター(吸魂鬼)に襲われてしまう。人間の幸福や歓喜の感情を見境なく吸い取り自身の糧にするディメンターにとって、辛い過去を持つハリーはその影響を受けやすく恰好の獲物となるのだった。その場はホグワーツに新しく就任するリーマス・ルーピン(デヴィット・シューリス)により解決するが、シリウスを捕らえるためにディメンターはホグワーツの周りをうろうろする状況となってしまう。しかも大事なクィディッチの試合中にも見境なく襲われてしまい、たまらずハリーはルーピンに撃退法を教わるのだった。

その一方、3年生になるとホグズミード村への訪問が可能となるが、ハリーは保護者からの許可証が無いため行くことができなかった。そんなハリーにフレッドとジョージが授けたのが「忍びの地図」。これはホグワーツ城の詳細な地図であり、人物の動きが全て分かるいたずらには持ってこいの地図だった。これと透明マントを頼りにハリーはホグズミード村へ。そこで聞いた、シリウスとハリーの意外な関係性とは…。

評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2004年6月26日
  • 上映時間:142分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:アルフォンソ・キュアロン
  • キャスト:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ガンボン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』について、3つ考察・解説します。※ネタバレあり

シリウスはなぜ、そしてどうやって脱獄したのか?

12年もアズカバンで待った!と叫ぶほどの強い思いを持ってホグワーツに戻ってきたシリウス。さてその目的は?答えはハリーの両親を裏切った真犯人、ピーター・ペティグリューの居場所が分かったので敵討ちとして殺そうとしたこと、そしてハリーを守るためです。なぜスキャバーズがピーターと分かったかですが、ウィーズリー家が懸賞で当てた旅行の写真が新聞に載りました。シリウスもアズカバンでその写真を見てスキャバーズの姿を確認します、そこでピンときたのでしょう。恐らく彼らとルーピン先生が旧友であった頃、ピーターはネズミに変身する魔法を練習していたからだと思われます。

叫びの屋敷にやってきたスネイプ

ハリー、ロン、ハーマイオニーの前に初めて姿を見せたシリウスとピーター。ルーピン先生がやって来たのは恐らく「忍びの地図」に2人の名前を見たからですが、スネイプはあまりに突然すぎて面食らいました。実はスネイプはダンブルドアに頼まれて、ルーピン先生のために狼になっても自我を保てる薬を調合して届けていました。この夜もそれを届けにルーピン先生の部屋を訪ねたけれど誰もおらず、さらにそこには広げたままの「忍びの地図」があったのです。シリウスが真犯人と思い込んでいるスネイプは彼に杖を向けて殺そうとします。

ファイアボルトを贈ったのは?

シリウスです。一緒に入っていた黒い羽はバックビークのものです。13年分の誕生日プレゼントとして贈りました。

まとめ

ダーズリー家にひどい扱いを受けてきたハリーに、シリウスという頼れる家族ができました。今までにも頼れる人はたくさんいましたが、先生とも友達とも違う特別な存在です。凶悪殺人犯として扱われていた人物がそんな大事なキャラクターになるとは思いもせず、ラストの展開にはただただ驚きました。しかも真犯人のピーターがロンのネズミ、スキャバーズに化けていたなんて…。シリーズ2作目「秘密の部屋」の授業内で杯に姿を変えられた気分はどんなだったでしょう。この事実を知ってから過去2作品を見てみると、スキャバーズの行動に新たな発見があるかもしれません。それにしても今作は猫、鼠、狼、犬と動物に関する魔法が多かったように感じます。ハリーの守護霊も父ジェームズと同じ雄鹿でしたし。ハーマイオニーの飼い猫のクルックシャンクスは唯一普通の猫ですが、実は原作ではスキャバーズを追いかけるのは正体がピーターだと分かっていたからだとか、黒い犬がシリウスなのも理解していて様々な場面で協力していた、というとても頭の良いエピソードが詰まっています。そして飼い主のハーマイオニーも、今作でぐっと成長したように感じました。まじめなのは相変わらずですが、マルフォイにパンチをくらわせたりジーンズをはき始めるなど人間的にも女性的にも魅力が増しているとエマ・ワトソンも語っています。

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コメント

  1. あい より:

    ジニーを選んだ理由は?になっていますよ

  2. 影山 美穂 より:

    当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
    表記を間違っておりましたので、訂正しました。
    ご指摘ありがとうございました!