『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

メガ・パイソンVSギガント・ゲイターの概要:「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」(原題:Mega Python VS. Gatoroid)は、2011年アメリカのテレビ映画。監督はメアリー・ランバート。出演者は1980年代にアメリカでヒットを飛ばした女性シンガーのティファニー。同じく同時代にティファニーのライバル的シンガーであったデビー(デボラ)・ギブソン。共演者にA・マルティネス、キャスリン・ジューステン、ケアリー・ヴァン・ダイク、「ザ・モンキーズ」のメンバーであるシンガーのミッキー・ドレンツなど。

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター あらすじ

映画『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』のあらすじを紹介します。

ある日の夜、ニッキー(デボラ・ギブソン)をはじめとする過激な若い環境活動家たちが民家に忍び込み、飼育されていた数匹のパイソン(ニシキヘビ)を盗み、自然保護区のエバーグレーズ公園に放つ。その後、その沼地へ訪れたハンター、ジークの愛犬が巨大パイソンの餌食になる。パイソンを撃ち殺したジークは森林保護官から厳重注意を受ける。後日、銃の音を聞きつけたニッキーが現地へ向かったところ、ジークたちハンターがパイソンを狙い猟銃を撃ちまくっている。ニッキーは彼らに沼へ案内してもらったが、そこでは巨大なワニにニシキヘビが絡みつく光景が展開され、格闘の末ニシキヘビがワニに勝利した。4m越えの巨体に成長し、産卵して数を増やしたパイソン達は、公園中のワニを喰い殺してゆく。公園の生態系が壊れることを懸念した保護官のテリー(ティファニー)は、パイソンの退治をハンター達に依頼する。しかしパイソンの数は予想より遥かに多く、ハンター側にも犠牲者が出始め、テリーの婚約者ジャスティンもパイソンに喰い殺されてしまう。自暴自棄になったテリーはパイソンを殲滅すべく、研究所で新開発された高性能ステロイドをワニに与えるというとんでもない愚行に走る。その結果ワニはあり得ないほど巨大化し、そのワニの卵を食べたパイソンも、同じようにあり得ないほど巨大する。互いが互いを捕食し合い、堂々巡りでどんどん巨大化してゆくワニとパイソン。そしてある日の早朝、公園にとどまれなくなった大量の両巨大怪物が、市街地に大挙して襲いかかってくる。

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター 評価

  • 点数:100点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ホラー、SF、コメディ
  • 監督:メアリー・ランバート
  • キャスト:デビー・ギブソン、ティファニー、キャスリン・ジューステン、A・マルティネス etc

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター 批評 ※ネタバレ

映画『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』について、2つ感想批評です。※ネタバレあり

面白すぎて腹がヨジレます

ある意味敬意を表したくなるような、とてつもないアホ映画である。このような映画ではある程度の科学的根拠が必要だと思うのだが、まずヘビに飲み込まれた人間の死体が、両手両足がバラバラであるという事。ヘビは肉を食いちぎって飲んだりはしないのである。そしてパイソンが倉庫のムシロの上に大量の卵を産んでいるのだが、ヘビの卵は土の中に産むものであり、吹きさらしのムシロの上になんか卵を産んだりしないのである。パイソンに襲われた人間の生首が転がっていたりと、まあいい加減なというか科学的考証など全く無視したリアリティの無さに感服する。何か主演の二人が1980年代後半に売れたシンガーであり、当時ライバル関係にあったらしいのだが、そのライバル関係をそのまま映画に持ち込んだヒステリー合戦の醜態も見ものである。自然のバランスを保つためと言いながら、パイソンに勝つため超強力ステロイドをワニに与えるという、無茶苦茶な論理を押し通すアホな森林保護管。さらにそのワニが産んだ卵を丸呑みして、パイソンもワニも恐竜レベルの巨大さに変身するという凄まじい展開である。それが「ジュラシック・パーク」並の迫真のVFXで表現したというならまだしも、合成丸わかりの情けないCGで、呆れる以前に腹がヨジレるほど笑える作品である。

ハンパないアホさ

超巨大パイソンによる大量の犠牲者が出ておりながら、その公園内で来賓を迎えパーティーをやっているというところも凄まじい。研究者だけは一応マトモで知事に対し軍隊の要請をしているのだが、その研究者を邪魔しようとアホ森林保安官はいとこの暴走族を呼ぶとか脅迫する。そして主役の二人はとうとうワニ女・ヘビ女と互いをなじり合い、パーティー会場で果てしない大乱闘が始まる。で最初はシリアスなB級アホ映画だと思って観ていたら、どうやらコメディという分類にも当てはまるというところが見えてくる。作った人間も少しはそのような狙いがあるというのは朧気に解ったので一安心。

メガ・パイソンVSギガント・ゲイター 感想まとめ

走る電車を正面から丸呑みにするパイソンなんて、マトモな人間がシリアスに撮るなんていう映画はないだろうなぁ。空を飛んでいる飛行船まで首を伸ばして食らいつくところはもうコメディですよ。絶対に。しかしコメディに見せていないところが何というか凄い。新しい笑いを追求するチャレンジ精神なのだろうか。謎だらけの映画である。凄すぎてあっという間に時間は過ぎてゆく。この映画に出会ったことをどこかにいる何かの神に感謝したい。

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