映画『リピーテッド』あらすじネタバレ結末と感想

リピーテッドの概要:S・J・ワトソンの小説「わたしが眠りにつく前に」を原作とした、ニコール・キッドマン主演のミステリーサスペンス映画。原題は「Before I Go to Sleep」。

リピーテッド あらすじネタバレ

リピーテッド
映画『リピーテッド』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

リピーテッド あらすじ【起・承】

朝目覚めると、クリスティーンは見知らぬ男性とベッドで寝ていた。
40歳になる彼女は事故の後遺症で記憶障害になった、と夫のベンは説明する。
そして、記念日だから荷造りをしておくように、と告げて仕事に出かけた。
しばらくすると、ドクターナッシュと名乗る人物から電話が来て、彼女にカメラを見つけさせる。
それは彼女の日記だった。

2週間前、ドクターナッシュの治療を受けることになったクリス。
ベンはこれまで受けてきた治療が散々だったことから、ナッシュの申し出を断ったが、クリスの強い希望でベンには秘密の治療が始まる。
彼女は事故ではなく、何者かに暴行を受け頭を強打された事が原因で、記憶障害になっていた。

治療が進むに従い、クリスは断片的に過去を取り戻していく。
そしてベンが隠していた親友クレアの存在や、息子アダムがいたという記憶も取り戻す。
アダムの事で取り乱すクリスに、ベンは「アダムは死んだ」と告げる。

事件の記憶が戻りはじめたクリスは、頬に傷のある、マイクという男性の事を思い出す。
ナッシュの名前がマイクだとわかりクリスは逃げ出すが、ナッシュに襲われたという記憶はクリスの間違いだった。

リピーテッド あらすじ【転・結】

やがてナッシュから、クリスに対して恋愛感情を持ってしまったから担当医を変えようと告げられる。
そしてベンと自分は4年前に離婚していた事と、クレアの連絡先を教えられる。

クレアと再会したクリス。
当時クリスには愛人がいて、クリスが入院中にクレアはベンと一晩の過ちを犯していた。
謝罪するクレアは、2人が離婚した頃にベンから託されていた手紙をクリスに渡す。

治療の事をベンに告白すると、彼は豹変し、クリスに暴力をふるった。
クレアに相談したクリスだったが、ベンの頬には傷があるはずだと教えられる。
彼女が一緒に暮らしているのはベンではないと判明するが、そこでクリスの記憶は途切れた。

翌日、いつものようにクリスに状況を説明をしたベンは、記念日だから荷造りをするようにと告げて仕事に向かうフリをした。
その夜、ベンとクリスは空港近くのホテルへ。
そこで自分はかつての不倫相手だったマイクだと明かし、再びクリスを殺そうとする。
だがクリスは必死に抵抗して助けを呼び、ベンに成りすましていたマイクは逮捕された。

病院で目覚めたクリスは息子アダムとの再会を遂げ、記憶を取り戻すのだった。

リピーテッド 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー
  • 監督:ローワン・ジョフィ
  • キャスト:ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング、アンヌ=マリー・ダフ etc

リピーテッド 批評・レビュー

映画『リピーテッド』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

どんでん返しの後が長いストーリー

ただ事件の犯人を探っていくのではなく、主人公の記憶が1日しか持たない、自分の顔にすら違和感を持つ(40歳という記憶すらない)という設定をうまく利用したミステリーサスペンス映画。
事件を事故と偽ったり、子供や友人の事に関して嘘をつく夫のベンが怪しく思えるが、名前がマイクだと判明して、注射器を持って追いかけてきたり記憶違いを指摘すりナッシュが怪しく見えたり。
名前は隠せても頬の傷跡は隠せないと思って画面をよく見るが、そんな人物は出てこないので、見ている側も犯人探しに躍起になってしまう。

夫と思っていたのは不倫相手だったという大どんでん返しは驚きだが、そこからまた日付が変わって、記憶が最初からになるのはガッカリさせられる。
その日の朝が映画本編のスタート部分につながっているのは面白いが、そこからストーリーがダレてしまい、犯人のマイクがクリス殺害に行き着くという当たり前の展開に。
しかもマイクが最初にクリスを殺害しようとした動機も、2回目の動機も意味がわかりにくい。

息子と再会できて記憶も戻ってハッピーエンドなのは良いが、すべてはクリスの不倫が原因なので、共感は全くできない。

豪華なキャスティング

有名なハリウッド女優ニコール・キッドマンが主演、「英国王のスピーチ」のヒットも記憶に新しいコリン・ファース。
悪役が多いが「記憶探偵と鍵のかかった少女」で主演を演じたばかりのマーク・ストロングといった有名俳優がキャスティングされた、豪華な作品。

コリン・ファースとマーク・ストロングは、怪しいけれど犯人という確証もないベン(マイク)、ドクターナッシュをそれぞれ演じた。
ニコール・キッドマンの、記憶が1日しか持たない主人公の演技も、引き込まれるものがあり、さすがは大物女優といったところ。

リピーテッド 感想まとめ

中盤までは、クリスティーンを襲った犯人は誰なのかが気になり、夫ベンも怪しいが主治医ナッシュも怪しくハラハラドキドキの展開。
明日になれば全て忘れるクリスティーンという設定だからこそできるミスリードもあり、誰もかれもが怪しく見えてくる。
しかし不倫が明らかになると、クリスティーンの愛の告白もどこか白けて見えてくるから不思議。

大どんでん返しがあまりにも早い段階で繰り広げられるのがもったいない作品で、もう少し記憶に翻弄されるクリスティーンを見たかった作品でもある。

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