『るろうに剣心』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

和月伸宏の大人気漫画を原作にした映画シリーズの1作目。剣心と鵜堂刃衛の戦いを描く。監督は『ちゅらさん』の大友啓史、脚本は大友と『インシテミル 七日間のデス・ゲーム』の藤井清美が担当する。

あらすじ

るろうに剣心』のあらすじを紹介します。

時は幕末。京都で知らぬものはいない暗殺者・緋村剣心は県議の腕前と実績から「人斬り抜刀斎」という異名を持ち、恐れられていた。
明治維新が終わり、国が富国強兵のスローガンのもと西欧化を突き進めていた明治11年。剣心は「不殺の誓い」をかかげて津々浦々を旅する浪人生活を送っていた。世間では新型アヘンと「人斬り抜刀斎」による辻斬りの多発が話題になっていた。
女医の高荷恵は悪徳商人に中毒性の高い新型アヘンの開発をさせられていたが逃走。商人は鵜堂刃衛を差し向け、彼女を始末しようとしていた。
一方、再出没した「人斬り抜刀斎」が名乗る神谷活心流の師範代・神谷薫は剣心が辻斬の犯人ではないかと疑い、剣心に襲いかかるが敗北。薫は突如姿を現した刃衛に襲われるが剣心に救われ、これがきっかけで彼らは行動を共にすることになった……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2012年8月25日
  • 上映時間:134分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:大友啓史
  • キャスト:佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『るろうに剣心』のついて、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

非常に高いハードルを見事乗り越えてみせた監督の手腕

漫画『るろうに剣心』はジャンプ全盛期を支えた人気漫画なだけあって、根強いファンが多数存在します。こういう作品は映画化するときにファンからの反発が非常に多く、『るろうに剣心』もそうでした。しかし、映画は見事に高いハードルを超える見事な出来栄えで、ファンも文句をつけられないような作品だと思います。恵を武井咲が演じたことにケチを付ける人は山ほどいましたけど…。
まず、何よりも喜ばしいのがアクションシーンに迫力があること。最近の日本映画では考えられないほど派手な殺陣が見られますし、ドラマパートも鑑賞に耐えうるものでした。今後のアクション映画のお手本になる映画だと思います。

作品に苦言をテイストしたら

「最近の日本映画にしては」いい出来の本作ですが、苦言を呈す場所はたくさんあります。物語は原作漫画に忠実なので、おかしいと思った所があれば漫画を読んでください。めちゃくちゃ面白いので絶対ハマります。

1.剣心が魅力的じゃない

ドラマパートのことは否定しませんけど、良くはない。そのせいで主人公の剣心に魅力を感じられないという困ったことになっています。剣心にイマイチ興味が持てない原因はドラマパートがいまいちだから。

2.長い

日本映画なのでしょうがないです。すべての役者に見どころを用意しなくちゃね!

3.演技が評価されがちな香川照之と蒼井優の演技が酷い

二人ともメディアでは演技を高く評価されてますけど、香川はオーバーアクトの人なので、ハマらない役では作品をぶち壊しにするなんでのはよくあること。蒼井優は単純に下手。顔が演技力ありそうに見えるだけです。

まとめ

繰り返しになりますが、『るろうに剣心』は「最近の日本映画にしては」間違いなく面白いです。どの映画のDVDを借りようかな〜と転倒で悩んだときは、『るろうに剣心』を借りておけば問題なし。
それにしても、監督の大友啓史は『ちゅらさん』の監督にしてはドラマパートの描写がヘタクソなのが気になります。『プラチナデータ』も監督していますが、あちらはすべてがクソなクソ映画でした。ドラマの演出は良かったのに映画がダメとなると、大友は映画のような尺の長い物語を監督するのが向いていないようです。おとなしくドラマの監督だけやっていれば死ぬほど稼げるのだから、ドラマ業に戻ればいいんじゃないかと思うんですが、三谷幸喜よろしく今後も映画界で頑張ることでしょうね…。アクションシーンのカッコよさは殺陣師やアクション演出家の手柄なので、大友には手柄なし。せめてもっと短い映画ならいらいらすることもなかったのにな…。
監督にボロクソに言ってますけど、作品自体は面白いです。オススメです。

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