映画『しあわせはどこにある』あらすじネタバレ結末と感想

しあわせはどこにあるの概要:サイモン・ペッグが変人精神科医に扮し、本当の幸せを探すロード・ムービー。共演はロザムンド・パイク、ジャン・レノ。「セレンディピティ」のピーター・チェルソム監督の2014年英・独・カナダ・南アフリカ映画。

しあわせはどこにある あらすじネタバレ

しあわせはどこにある
映画『しあわせはどこにある』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

しあわせはどこにある あらすじ【起・承】

ヘクター(サイモン・ペッグ)は、飛行機好きな変人精神科医。恋人クララ(ロザムンド・パイク)と同棲中。精神科医として、患者の話を丁寧に聞いていたが、ある日、患者の1人の言動に怒ってしまう。

このままでは、患者にとって良くないと思ったヘクターは単身、旅に出ようと決意。恋人クララに理由も告げず、旅立つ。まず、中国へ。飛行機のファーストクラスで出会ったのは、銀行家のエドワード(ステラン・スカルスガルド)。

クララに貰った手帳に旅で学んだ事を綴っていきます。エドワードの案内で、ディスコへ行き、インリーと出会う。いい感じになるが、それ以上の関係にはならなかった。翌日、またインリーと会うが、彼女が娼婦だと知り驚く。

次にチベットへ。生き先々で”あなたは幸せですか?”と聞く。高僧に会ったヘクターは、高僧から、”もっと上を見なさい”と教えられます。チベットの山は晴天で、5色の旗がはためいていた。

ヘクターは、友達の医療キャンプを手伝うためにアフリカへ。おんぼろ飛行機に揺られ、死ぬかという体験をするが、陽気な黒人女性に元気つけられます。”サツマイモのシチューを飲みに来ない?”と誘われるのだった。

久しぶりにあった外科医のマイケル(バリー・アトマス)は、ゲイだった。”僕が幸せなのは愛されているからさ。”と微笑む。

ある日、村のバーで、ヘクターは麻薬密売人ディエゴ・バレスコ(ジャン・レノ)と出会う。彼の妻が精神科で治療中だが、一向に良くならないと聞き、薬を減らして様子を見ることに。

いつも他人にペンを借りたままにしてしまうヘクターはここでも、返すことを忘れてしまう。

しあわせはどこにある あらすじ【転・結】

ヘクターは、実家に招いてくれた黒人女性宅のパーティに参加。サツマイモのシチューをごちそうになった。その夜の帰り、タクシーがギャングに襲われてしまう。タクシーの中で熟睡していたヘクターは、そのまま連れ去られてしまう。

ギャングのアジトに軟禁状態になってしまうが、ヘクターの手帳を見たギャングは笑い転げてしまう。そして、密売人ディエゴ・バレスコを連れてきたら解放してやる!と言い放つ。

再び、軟禁されたヘクターは、ディエゴ・バレスコに返し忘れたペンを発見。”このペンを返しておいてくれ!”と言って、ようやく解放された。

その後は、ロサンゼルスに戻り、昔好きだった女性アグネスと再会。彼女は結婚して、今、3人目の子供を妊娠中だった。ヘクターは、恋人クララと電話で話すが、アグネスとの関係に嫉妬したクララとケンカしてしまう。

まだ未練があるかのような態度を取るヘクターをアグネスは一喝します。”あなたとなんて、ありえないわ!”と。翌日、大学へ行き、心理学の実験に参加するヘクター。実験途中で電話が鳴り、クララから愛を伝えられます。

幸せを見つける旅が、恋人クララのもとへ戻ることだと悟ったヘクターは、その日のうちに飛行機に飛び乗ります。飛行機内で、脳腫瘍を患った女性と出会う。彼女のケアをする、ヘクター。

彼女から重要な言葉を聞く。”死を恐れる人は生を恐れる人”と。チベットの高僧からは”人は誰でも幸せになれる能力がある。”と伝えられるのだった。
こうして、ヘクターはロンドンに戻った。

数カ月後、ヘクターはクララと結婚式を挙げた。

しあわせはどこにある 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:119分
  • ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
  • 監督:ピーター・チェルソム
  • キャスト:サイモン・ペッグ、トニ・コレット、ロザムンド・パイク、ステラン・スカルスガルド etc

しあわせはどこにある 批評・レビュー

映画『しあわせはどこにある』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

40代男の”幸せ探し旅”。男がいつまでも大人になれない理由

自分探しや幸せへの追求をテーマにした映画って、実は嫌いなんです!ただ、変人ちっくな精神科医ヘクターを演じるサイモン・ペッグのコミカルな演技が面白いんです。隣に座られたら、結構ウザイけど放っておけない友人になりそう。

幸せ探しの旅が、中途半端に気になる点がたくさんありました。中国からチベットへ行くのに、”山へ行く”という表現を使い、簡単に行けちゃうのは無理があります。高僧との対話をもっと深く描いて欲しかった。

またアフリカに行けば、ギャングに拉致され、大変な目に遭ってしまいます。世界中を旅しなくても、1つの国でも掘り下げて描けばもっと濃い話になったのではないでしょうか。

アフリカ編では、びっくりポン!な登場人物も出てきます。この登場人物がキーパーソンになるので注目して下さい。次にヘクターが帰国後、ロサンジェルスの旧友アグネスを訪ねるシーン。

”僕たちがもし、付き合っていたら?”と言って、アグネスに怒られるのだ。何気なく言った言葉だが、聞いている方は呆れてしまう。男は、過去の事を夢見る動物なのかもしれない。

適度に笑えて、現在の自分が幸せだと肯定できる、ハッピー・ムービーです!

サイモン・ペッグ&ロザムンド・パイク、つかず離れずの迷コンビ!

2人は、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」でも共演した迷コンビです。この映画では、恋人以上夫婦未満の関係を演じています。「ゴーン・ガール」の妻役で、怖い印象が強いロザムンド・パイク。

いつ切れてもおかしくない行動にこの映画でもハラハラします。見どころは、ヘクターに言われた一言を誤解して、”別れたいの?”と詰め寄るシーン。切れられるのも怖いが泣かれるのも困りますね。

同棲中の恋人同士なら共感できるシーンがいっぱいあるのではないでしょうか。イギリス映画独特のドぎついギャグも満載ですが、最後にほんわかと温かい気持ちになれます。
またこの迷コンビが観たい!

しあわせはどこにある 感想まとめ

劇中の名セリフに、”死を恐れる人は生を恐れる人”という言葉があります。死はどんな人でも避けられません。本当に大切なものは、シンプルで1番近くにあるものです!

この映画は、”幸せがどこかにあるのではなく、自分の足元にある”ことを気づかせてくれました。予定調和な物語なのに、イギリス独特のギャグで突き進む。それがまた心地よいのです。

サイモン・ペッグ&ロザムンド・パイクの迷コンビに笑って泣けます。ただ、ロザムンド・パイクが恋人役を演じていると、途中で豹変するんじゃないかという心配はあります。

この映画を観て、日々の幸せを再発見しましょう。また最近は、長く同棲生活を送る人も多いでしょう。ぜひ、恋人と一緒にご覧下さい。

Amazon 映画『しあわせはどこにある』の商品を見てみる