映画『サイレントヒル・リべレーション3D』あらすじとネタバレ感想

サイレントヒル・リべレーション3Dの概要:2013年に公開されたホラー映画で、2006年に公開された「サイレントヒル」の続編。ホラーゲーム「サイレントヒル3」を元にしている。主演はアドレイド・クレメンス、監督はマイケル・J・バセット。

サイレントヒル・リべレーション3D あらすじ

サイレントヒル・リべレーション3D
映画『サイレントヒル・リべレーション3D』のあらすじを紹介します。

身を隠すように引越しを繰り返し、偽名を使って生活してきたシャロンと父クリス。
18歳の誕生日、シャロンは”ヘザー”という名前で新しい学校に通い始める。
だが突然、おかしな世界に迷い込んでしまい、シャロンを尾行していた探偵から彼女がとある教団に追われている事、母ローズが未だサイレントヒルという世界を彷徨っている事を聞かされる。

現実に戻ると、父クリスが行方不明になっていた。
残されたクリスからの手紙には、妄信的な教団やサイレントヒルの秘密、そして”サイレントヒルには決して行くな”と残されていた。

だがシャロンは、同じ転校生のヴィンセントの助けを借りてサイレントヒルへ向かう。
ヴィンセントは教団の人間だったが、シャロンを信じて手がかりを伝え、姿を消す。
サイレントヒルに踏み込んだシャロンは、火あぶりにされたアレッサという少女の善の部分が自分だと教えられる。

動くマネキンの塊、大きな口だけの怪物、鉈を使う巨大な怪物、顔の無いナースに襲われながらも、ヴィンセントからのヒントをもとに人間の本性を映し出すという印を手に入れる。
そして捕らわれていたヴィンセントを助け出したシャロンは、彼女の闇の部分を持つ分身のアレッサと対面し、クリスが捕らわれている教団の中心部へと向かう。

サイレントヒル・リべレーション3D 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:SILENT HILL: REVELATION 3D
  • キャスト:アデレイド・クレメンス、キット・ハリントン、ショーン・ビーン、キャリー=アン・モス etc

サイレントヒル・リべレーション3D ネタバレ批評

映画『サイレントヒル・リべレーション3D』について、感想批評です。※ネタバレあり

前作から今作に至るまでの父娘が謎だらけ

前作の「サイレントヒル」から時間が経ち、18歳になったヘザーことシャロンが父親をさらわれ、再びサイレントヒルへ向かうというストーリー。
しかし、前作のラストから現実世界に戻ることが可能になるアイテムがいきなり登場したり、クリスがシャロンを連れて逃げ回って生活している理由が不鮮明であるなど、序盤の展開に難がある。
そして、急に登場するサイレントヒルの宗教、いきなりサイレントヒルの世界に紛れ込むようになったシャロンなど、ストーリー設定にも急激な変化がありすぎて、ついていくのが困難になる。

出会ったクリーチャーが襲い掛かってくる、ゲーム的なホラー要素は健在であり、ナースたちや三角形の頭の怪力クリーチャーも登場。
しかし、サイレントヒルという町に入り込んで襲われる、という場面だけでなく、白昼夢のようにいつの間にかサイレントヒルの世界に入り込み、一緒に入り込んでしまった探偵が殺害される、という意味がわからない場面もあり、どこか安っぽいものを感じる。

全体的に雑な感覚が目立つ映画

サイレントヒルの遊園地での、シャロンとアレッサの対決シーンは見どころのひとつなのだろう。
善で作られたシャロンと悪の塊のアレッサが対面、どちらか一方が優位に立った状態でひとつになるというのは、ゲーム的要素もあり、映画としても期待できるものだ。
しかし、アレッサの見た目がひどすぎる。
シャロン役のアドレイド・クレメンスのメイクも雑で、リップを黒くして全身黒ずくめにしたようにしか見えないし、台詞も前作の使いまわし。

善と悪がシャロンひとりに統合されてから、三角頭のクリーチャーが見方になってくれるのは意外性があっていいが、ヴィンセントの母親で教団の指導者だというクローディアが、シャロンから印を渡されてクリーチャーに代わるなど、意味がわからない展開が多すぎて残念だ。

サイレントヒル・リべレーション3D 感想まとめ

完成度としては、前作「サイレントヒル」が上であり、今作「サイレントヒル:リべレーション」は二番煎じといった域を超えることができなかった作品。
ゲームの世界観をそのまま映画にしつつ、18歳になったシャロンが自分の足で生きていくことになるという成長を描くのは素晴らしいのだが、全体的な設定やストーリーと演出が穴だらけになってしまっている。
ラストシーンでは、前作同様に「サイレントヒルへようこそ」というような看板を映すことで、次回作の存在を完全に否定しないエンディングにしているのだが、ここまで雑な作り方をした映画の続編に、あまり期待はできない。

近年、日本でもホラーゲームをベースにした映画が何本も公開されているもののハズレが多く、今作も見事に外れた作品のひとつに数えられる。

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