映画『死霊館 エンフィールド事件』あらすじネタバレ結末と感想

死霊館 エンフィールド事件の概要:「死霊館」、「アナベル 死霊館の人形」に続く、実在した超常現象研究家ウォーレン夫妻が関わった事件を描いたホラー映画。信憑性が高いポルターガイスト現象と言われている、エンフィールド事件がモデル。

死霊館 エンフィールド事件 あらすじネタバレ

死霊館 エンフィールド事件
映画『死霊館 エンフィールド事件』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

死霊館 エンフィールド事件 あらすじ【起・承】

1976年、超常現象研究家のウォーレン夫妻は、アミティビルで起こった事件をきっかけにメディアの注目を浴びるようになった。
霊能力のある妻ロレインは夫エドの死を予知し、ロレインが見た悪魔の姿をビルが絵にしたことをきっかけに、本格的な調査からは手を引くことを決める。

1977年、英国のエンフィールド。
離婚した母ペギーが支えるホジソン家は長女マーガレット、次女ジャネット、長男ジョニー、末っ子ビリーの5人家族。

学校で友人と手作りヴィジャボードを作ったジャネットは、それをベッドの下に置いた。
その晩から、家の中で怪奇現象が起こり始める。
ペギーも怪奇現象に巻き込まれ、耐えきれなくなった一家は向かいのノッティンガム家に避難することになる。

やがて、ホジソン家の怪奇現象をかぎつけたテレビ局が取材に訪れる。
取材中に男の声で喋りだしたジャネットは、自分は72歳の時にリビングの椅子の上で死んだビル・ウィルキンスだと語る。

アミティビル事件騒動の影響で簡単に手助けできない教会は、エドとロレインに真偽を確かめて欲しいと頼み込む。
危険なことはしない約束をして、夫妻はエンフィールドに向かう。
しかしロレインは何度も悪魔を目撃していて、たった一人の理解者であるエドの死におびえきっていた。

死霊館 エンフィールド事件 あらすじ【転・結】

取材にも参加した心霊現象研究家のモリス・グロスに案内され、今はペギーとジャネットだけが暮らす家の中を見て回るエドとロレイン。
そして、ビルが死んだ椅子にジャネットを座らせて降霊会を行うが、意味が分からない言葉を発するだけ。
ロレインは霊の気配を感じなかったが、精神疾患とも違うと断言した。

家族の絆を強くさせようと、家族全員を集めて楽しい時間を過ごさせるビルとロレイン。
突然ビルに憑依されたジャネットは、再び意味不明な言葉を発し、ポルターガイストによって家の中はメチャクチャに。
しかし、取材に参加していた怪奇現象に否定的な超心理学者アニタ・グレゴリーが、怪奇現象ではなくジャネットが仕組んだイタズラだという証拠をつかむ。
エドとローレンの仕事も終わった。

帰り道でエドは、ビルに憑依されたジャネットが話した謎の言葉の意味を解読する。
それを聞いたローレンはビルの幽霊と接触。
ビルは悪魔に利用されていてなぞなぞを利用してしか言葉を伝えられず、その悪魔はロレインが何度も目にしていた存在だったとわかる。

一方、イタズラは悪魔に脅されてやったことだと告白したジャネット。
そして彼女は悪魔に乗っ取られる。

駆け付けたエドは、悪魔によって殺されかけていたジャネットを救う。
ロレインはビルのなぞなぞから、悪魔の名前がわかれば解決すると知る。
そして悪魔の名前を思い出したロレインは悪魔祓いに成功した。

信憑性の高い心霊現象といわれるエンフィールド事件は、こうして幕を下ろした。
家に住み続けたペギーは、奇しくもビルが死んだ椅子の上で息を引き取った。

死霊館 エンフィールド事件 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2016年
  • 上映時間:134分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ジェームズ・ワン
  • キャスト:ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ etc

死霊館 エンフィールド事件 批評・レビュー

映画『死霊館 エンフィールド事件』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

「悪魔の棲む家」と前作を見ておけば面白さ倍増

実在した超常現象研究家のウォーレン夫妻の活躍を描いた、実話がもとになっているホラー映画2作目。

1974年に制作され、2005年にリメイクされたホラー映画「悪魔の棲む家」のモデル、アミティビル事件をきっかけにしているので、そちらの作品を鑑賞していた場合は倍楽しめるようになっている。
アミティビル事件についての簡単な説明ナレーションも入っているので、本作だけでも十分に楽しめる。

また、前作「死霊館」を見ていなくても、妻ロレインに特殊能力があるという設定がわかるようになっている。

怖がらせ方が強烈

突然の大きな音など、お化け屋敷さながらの驚かし方で怖がらせてくる。
追い込まれていくジャネットのやつれたメイクや、ビルに憑りつかれた時のメイクは、有名な「エクソシスト」に似ている。

人間離れした何者かの影がジャネットになったり、絵の中から不気味なシスターが出てくると思わせて裏側から登場する場面には、ホラー映画慣れしていてもドキッとさせられる。

リアル感を重視しすぎた

実際にエンフィールド事件の調査をしたモリス・グロス、写真家グラハム・モリスなどが登場し、リアリティを引き出している。
懐疑的なアニタがジャネットの芝居だと理路整然と説明するのも、リアリティがあっていい。

すべて悪魔の仕業にしてハッピーエンドにしたのは、ありがちな展開で拍子抜け。
ビルの意味を成さない言葉の解読方法も、勘がいい人には予想がついてしまう。

人間のものとは思えない歯形が、地下室で見つかった入れ歯と一致するなど、伏線を回収して終わるストーリーには好感が持てる。

死霊館 エンフィールド事件 感想まとめ

前作「死霊館」に続き、監督はジェームズ・ワン、ロレイン役はヴェラ・ファーミガ、エド役はパトリック・ウィルソンが起用された。
有名なポルターガイスト現象エンフィールド事件をもとにして、実際に調査を行ったモリス・グロスや写真家グラハム・モリスといったキャラクターも登場させている。

シスターの恰好をした悪魔にはぎょっとさせられるシーンが多く、ポルターガイストのシーンも迫力満点。
ペギーが2003年に、ビルが死んだ椅子の上で命を落としたというテロップには、不気味なイメージがまとわりつく。

実際の音声や、本人の写真を惜しげもなく披露するラストには驚かされる。

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