映画『トレヴィの泉で二度目の恋を』のネタバレあらすじ結末

トレヴィの泉で二度目の恋をの概要:夢見がちな74歳のおばあちゃんと頑固で偏屈な80歳のおじいちゃんが恋に落ちるロマンティック・コメディ。共にオスカーを受賞している実力派のシャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーが高齢のカップルを好演している。2014年公開のアメリカ映画。

トレヴィの泉で二度目の恋をの作品概要

トレヴィの泉で二度目の恋を

公開日:2014年
上映時間:97分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ、コメディ
監督:マイケル・ラドフォード
キャスト:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウェンデル・ピアース etc

トレヴィの泉で二度目の恋をの登場人物(キャスト)

エルサ・ヘイズ(シャーリー・マクレーン)
少女のような心を持つキュートな74歳。イタリア映画の「甘い生活」が大好きで、愛する人とトレヴィの泉で映画のようなラブシーンをすることを夢見ている。虚言癖があるが本人に悪気はない。病気を患い人工透析を受けている。昔はすごい美人だった。
フレッド・バークラフト(クリストファー・プラマー)
7ヶ月前に妻に先立たれ、娘の勧めでエルサの暮らすアパートへ引っ越してくる。ほどほどが嫌いで凡庸に生きるよりは寝ていた方がマシだという80歳の偏屈オヤジ。自分を生きる屍だと感じている。頑固だが気持ちは優しい。ギターの腕はプロ並み。
リディア(マーシャ・ゲイ・ハーデン)
フレッドの一人娘。夫のジャックと結婚して15年になるが、フレッドは未だに娘婿を信用していない。父親の頑固さに手を焼いている。マイケルという息子がいる。
レイモンド・ヘイズ(スコット・バクラ)
エルサの長男。母親を大切にしている孝行息子。弟のアレックは奇妙な絵を描く売れない画家で、人のいいエルサが弟に利用されることを心配している。3度の結婚歴あり。

トレヴィの泉で二度目の恋をのネタバレあらすじ

映画『トレヴィの泉で二度目の恋を』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

トレヴィの泉で二度目の恋をのあらすじ【起】

74歳のエルサはアパートで気楽な一人暮らしをしている。ある日隣の部屋に妻に先立たれたフレッドという高齢の男性が引っ越してくる。エルサはアパート前に路駐していたフレッドの娘一家の車に自分の車をぶつけてしまうが、知らん顔をして走り去っていく。

エルサの行為はフレッドの孫にしっかり目撃されており、娘一家がエルサの部屋に乗り込んでくる。エルサの家にいた息子のレイモンドは弁償することを約束してエルサに白紙の小切手を渡す。後日、娘一家は1500ドルの弁償代を請求してくるが、高すぎると感じたエルサはフレッドに“自分は27年前に夫と死別し、妻に先立たれた息子と5人の孫を自分の年金で養っている”という大嘘をつく。偏屈だが根は優しいフレッドはエルサに同情し、自腹で娘一家に1500ドルを渡してやる。エルサは同年代のフレッドに親近感を持つ。しかしフレッドは何もかもが煩わしく、生きる気力を失っていた。

ある晩、世話係の留守中にフレッドの部屋の水道から水が吹き出し、フレッドはエルサに助けを求める。エルサはフレッドが自分を頼ってくれたことが嬉しかった。そして何とかフレッドに生きる喜びを知ってほしいと願うようになっていく。

トレヴィの泉で二度目の恋をのあらすじ【承】

フレッドも明るいエルサに興味を惹かれ、彼女の部屋を訪ねてみる。大喜びでフレッドを迎えたエルサは、イタリア映画の「甘い生活」が大好きで愛する人とローマのトレヴィの泉へ行くのが夢だったことや、ピカソの絵のモデルをした時のロマンティックな経験を話す。フレッドは自分の人生にはエルサのような喜びが何もなかったということに気づく。

エルサの影響でフレッドは初めて花を買って妻の墓参りに行く。フレッドはお墓の中の妻に一度も墓参りに来なかったことを詫び、“幸せだったか?”と問いかけてみる。フレッドは妻を笑顔にしてやれなかった自分の頑固さを後悔するようになっていた。

エルサはもっと2人の距離を縮めたくて、フレッドをダンス教室へ連れて行く。しかしこれはあまりにも無謀な挑戦で、フレッドは怒って帰ってしまう。実はエルサはかなりの重病で、人工透析を受けていた。自分がもう長くは生きられないと感じていたエルサは、少しでも早くフレッドと仲良くなりたかった。エルサは仲直りがしたくてフレッドをレストランへ招待する。しかしフレッドは素直になれず、ひどいことを言ってエルサを傷つけてしまう。“あなたを想っていたのに”というエルサの言葉を聞いて反省したフレッドは、意地をはるのをやめて彼女とレストランへ行く。

トレヴィの泉で二度目の恋をのあらすじ【転】

仲直りをした2人は高級レストランでのディナーを楽しむ。フレッドは朗らかになり、エルサと出会って自分が変化したことを素直に認める。2人は残りの人生を一緒に生きたいと思うようになっていた。2人はすっかり甘い雰囲気になっていたが、エルサは高額な食事代に驚き、食い逃げをしようと言い出す。食い逃げは成功したがフレッドは気分が悪くなり、救急車で運ばれる。フレッドはどこも異常がなく、2人は急におかしくなって笑い転げてしまう。そしてその夜、2人はフレッドの部屋で一緒に眠る。

晴れて恋人同士となったエルサとフレッドは、お互いのことを家族にも紹介する。ところが、フレッドを息子たちに会わせたことでエルサの嘘が次々とバレてしまう。それでもフレッドはエルサを信じようとしていたが、エルサの孫の誕生日会で実はエルサの夫が生きていたことを知り、さすがに怒って帰ってしまう。

弁解するエルサにフレッドは“君の話は全て嘘っぽい、ピカソの話が本当ならその絵を見せろ”と詰め寄る。しかしエルサは絵をしまっている金庫の鍵を失くして見せられないと答える。フレッドはその話も信じられなくて、エルサと別れてしまう。

トレヴィの泉で二度目の恋をのあらすじ【結】

孤独に戻ったフレッドをエルサの夫が訪ねてくる。夫はエルサのことを幻想と現実の区別がつかないイカれた女だと散々罵倒した後に“エルサを手放したのは私の一生の不覚だった、自分と同じ間違いは犯すな”と忠告して帰って行く。

夫の忠告でエルサの大切さに改めて気づいたフレッドは、その想いをすぐに伝えたくてタクシーに乗って出かけたエルサの後を追う。そこでエルサが「外来透析」の病棟へ入って行くのを見てしまう。

エルサがもう長くはないと知ったフレッドはすぐにローマ行きのチケットを買う。エルサは涙を流して喜び、2人はローマへ向かう。娘婿の新しい事業に投資する予定だったお金を使ってしまったフレッドはリディアに手紙を残していた。娘婿は激怒していたがリディアは“私はいい父親じゃなかった、どうか許してくれ”というフレッドの言葉に感動し、父親が変わったことを確信する。

エルサとフレッドは映画と同じシチュエーションでトレヴィの泉に入り、人生で最高に幸せな時間を味わっていた。長年の夢を叶えたエルサは、その後しばらくして永遠の眠りにつく。フレッドはレイモンドからエルサに頼まれていたという1枚の絵を渡される。それはピカソが描いたエルサの肖像画だった。

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