映画『アンダーワールド(2003)』あらすじとネタバレ感想

アンダーワールド(2003)の概要:2003年に公開された、ゴシックアクションシリーズ「アンダーワールド」の第1作目。主演はケイト・ベッキンセイルで、狼男レイズ役として原作者のケビン・クレヴォーも出演。シリーズは4作目まで製作された。

アンダーワールド あらすじ

アンダーワールド
映画『アンダーワールド(2003)』のあらすじを紹介します。

かつて、未知のウィルスに感染したアレクサンドル・コルヴィナスという男が、不死の体を得た。
3人の息子のひとりはコウモリに噛まれて吸血鬼(ヴァンパイア)に、もうひとりは狼に噛まれて狼男(ライカン)に、もうひとりは人間として生きることになった。
繁栄した吸血鬼はライカンを奴隷として扱っていたが、禁断の恋に落ちた吸血鬼のソーニャはお腹に子供を宿したまま処刑され、復讐を誓ったライカンのルシアンは逃走。
その後ルシアンは吸血鬼のクレイヴンに命を奪われた。

ライカン処刑人のセリーンは仲間とライカンを追っていたが、彼らがマイケルという男性を標的にしていると気が付く。
セリーンはライカンに襲われたマイケルを助け、吸血鬼の館へと連れ帰るのだが、他の吸血鬼を見たマイケルは怯えて逃げ出す。

上司クレイヴンの言動に違和感を覚えたセリーンは、従兄弟であるクレイヴンとルシアンが密通していて、ルシアンの死は偽装されたものだと気付く。
セリーンは信頼できる長老ビクターを無理やり目覚めさせ助けを乞うが、掟破りを責められて監禁されてしまう。

一方、ルシアンに噛まれたマイケルはライカンに変わっていくが、裏に何かがあると考えるセリーンは彼を匿っていた。
逃走したセリーンはマイケルの元へ向かうが、彼はライカンに連れ去られてしまい、逃げ遅れたライカンの研究者ジンゲを捕まえた。
そしてジンゲの口から真実を聞く事になる。

アンダーワールド 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:121分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:レン・ワイズマン
  • キャスト:ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、シェーン・ブローリー、マイケル・シーン etc

アンダーワールド ネタバレ批評

映画『アンダーワールド(2003)』について、感想批評です。※ネタバレあり

斬新な設定のゴシックアクション映画

吸血鬼や狼男という架空上の生き物を、神秘的な成り立ちで描くのではなく、ウィルスの突然変異で不老不死になった“アレクサンドル・コルヴィナス”の息子がコウモリに噛まれて吸血鬼に、狼に噛まれて狼男になったという設定なのが斬新。
儀式などを行って仲間になるわけではなく、ヴァンパイアや狼男(ライカン)に噛まれて特殊なウィルスに感染し、適応できれば仲間になるという設定も新しい。
また、ヴァンパイアは日光に弱くライカンは銀に弱いという、いかにもな弱点と、それを銃の弾にアレンジした最新の武器もオリジナリティが高い。

突然ヴァンパイアとライカンの戦争に巻き込まれ、ヴァンパイアとライカンの混血種となったアレクサンドル・コルヴィナスの(人間の)末裔マイケルや、ライカン処刑人のセリーンが中心のストーリー。
ライカンの長ルシアンや従兄弟でヴァンパイアのクレイヴン、ヴァンパイアの長老のひとりビクター、ビクターの娘でセリーンに瓜二つのソーニャなど、血縁関係と種族の絡み合いがややこしくもある。

セリーンの家族を殺害したのはビクターで、自ら処刑の命令を下した娘にそっくりだったセリーンだけは吸血鬼にして手元に置いていたが、彼女がクレイヴンから影で王族と呼ばれていた理由や、意味深なエンディング、ビクターの娘ソーニャとルシアンの物語は、シリーズ2作目、3作目で明らかになっていく。

ワイヤーアクションと着ぐるみを使った戦闘シーン

セリーンの、マトリックスを連想させるような黒のレザーロングコートと、スリムなボディスーツに身のこなしが美しい。
あからさまなワイヤーアクションのシーンも多々あるが、人間よりも身体能力の高いヴァンパイアと考えれば違和感は少ない。
また2丁の拳銃を使う姿も美しい。
感情が昂ぶった時や戦闘シーンの時だけ、瞳が光るような青色に変わるのも魅力的だ。

ライカンの変身シーンも独創的で、VFXを使っていないという着ぐるみの狼男もリアリティがある。

アンダーワールド 感想まとめ

本作の後編にあたる「アンダーワールド・エボリューション」、ソーニャとルシアンの物語とヴァンパイアとライカンの争いの始まりを描いた「アンダーワールド・ビギンズ」、最新作で4作目にあたる「アンダーワールド・覚醒」と続く「アンダーワールド」シリーズの第一作目。
キャストは全員イギリス人俳優で、青色をベースにした色彩のゴシック調で統一された映像や世界観は、独特な雰囲気を醸し出している。

原作者のケビン・クレヴォーも出演し、主演のケイト・ベッキンセイルと本作品の監督レン・ワイズマンは作品が縁で結婚したという。
第5作目も製作が決定しており、セリーン役のケイト・ベッキンセイルは出演が決まっているようだ。

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