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映画『ザ・クラフト』のネタバレあらすじ結末と感想

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この記事では、映画『ザ・クラフト』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ザ・クラフト』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ザ・クラフト』の結末までのストーリー
  • 『ザ・クラフト』を見た感想・レビュー
  • 『ザ・クラフト』を見た人におすすめの映画5選

映画『ザ・クラフト』の作品情報

ザ・クラフト

製作年:1996年
上映時間:100分
ジャンル:ホラー、青春
監督:アンドリュー・フレミング
キャスト:ロビン・タネイ、フェアルーザ・バーク、ネーヴ・キャンベル、レイチェル・トゥルー etc

映画『ザ・クラフト』の登場人物(キャスト)

サラ・ベイリー(ロビン・タニー)
不思議な能力を持つ高校生。ナンシーたちに誘われて黒魔術の儀式を行い、惚れる魔法をかけたクリスにしつこく付きまとわれる。実母を誕生時に亡くしており、手首には自傷の痕がある。
ナンシー・ダウンズ(フェアルザ・バルク)
校内で“魔女”と呼ばれる3人組のリーダー。黒魔術に傾倒し、転校生のサラを仲間に引き入れる。母と義父との貧乏暮らし。黒魔術で悪魔マノンの力を手に入れようとする。
ボニー(ネーヴ・キャンベル)
魔女3人組のひとり。背中に大きな火傷の痕があり、いつもうつむき加減。黒魔術で痕を治そうとする。
ロシェル(レイチェル・トゥルー)
魔女3人組のひとり。黒人であることから、人種差別主義者のローラからいじめられており、黒魔術で仕返しをする。
クリス(スキート・ウールリッチ)
サラのクラスメートのプレイボーイ。サラに泊まりデートを断られ、腹いせにセックスは下手くそだったとデマを流す。黒魔術でサラに夢中になる。

映画『ザ・クラフト』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ザ・クラフト』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・クラフト』のあらすじ【起】

転校生のサラには霊的な力があった。転校初日、学内で“魔女3人組”と呼ばれるナンシー、ボニー、ロシェルはサラの能力に気付き、黒魔術の儀式に必要な4人目として仲間に引き入れようとする。

彼女たちはサラをオカルトショップへ誘った。サラは店主からあなたは生まれながらの魔女だと言われる。その帰り道、サラは引っ越し初日に遭遇した蛇を持つ男に追いかけられるが、その直後、男は車に撥ねられて死んだ。

ナンシーは自分たちが念じたから男は死んだと信じ、神よりも古い存在の悪魔“マノン”を黒魔術で呼び出そうと言い始める。サラは自分の特殊能力、念じるとその通りになることを明かすものの、彼女たちとは距離を置くことに。

サラはクラスメートのクリスとデートをした。しかし、夜の誘いを断ったことで、翌日「ヤッたけど下手くそだった」というデマを流されてしまう。黒人のロシェルは差別主義者のローラから度々嫌がらせを受け、いつも我慢していた。ボニーは背中に大きな火傷の痕を抱えているのが悩み。ナンシーは電気代もまともに払えない貧乏な生活から抜け出したいと思っていた。

映画『ザ・クラフト』のあらすじ【承】

4人はそれぞれの悩みや不満を解決するため、黒魔術の儀式を行うことに。サラはクリスから愛される力を、ロシェルはローラを許す力を、ボニーは美しくなる力を、ナンシーはマノンのパワーを手に入れることを祈った。すると翌日、魔術の効果が現れる。クリスがサラに夢中になり、周りも呆れるほど彼女の言いなりになるのだった。

彼女たちは黒魔術の力を確かめるため空中浮遊の儀式を行い、ロシェルを宙に浮かせることに成功する。その翌日、ローラは髪の毛が抜けて惨めな姿になり、ボニーの火傷の痕は奇跡的に完治した。

ナンシーが暴力的な義父に「くたばれ」と念じると、すぐに苦しみ始めて死んでしまう。ナンシー母娘は多額の生命保険金を手に入れると、オンボロの小屋から眺めのいい高級マンションに引っ越しを果たし、貧乏生活から脱却するのだった。

黒魔術にすっかりハマった彼女たち。次に幻術の儀式を行うと、望みのままに姿を変えられる魔力を手に入れた。

映画『ザ・クラフト』のあらすじ【転】

ある真夜中、クリスがサラの家の外に現れて、抑えきれない思いを彼女に伝えようとする。すっかり参ったサラは、オカルトショップの店主に黒魔術を解きたいと願うが、解く術はないと言われ、その行いは3倍返しされるという忠告を受けた。

ナンシーは新たに「霊の召喚」という本を購入。4人は砂浜で儀式を行った。黒い雲が立ち込め雷鳴が轟き、稲妻がナンシーに直撃する。彼女はついにマノンの力を手に入れ、海の上を歩けるようになった。砂浜には無数のサメが打ち上げられ、サラは強い不安を感じ始める。

ローラの髪はさらに抜け落ちた。サラはクリスからしつこく誘われた挙げ句、レイプされそうになる。ナンシーはパーティー会場でクリスに迫った。2人は一度関係を持った仲だったが、クリスは彼女を拒絶。するとナンシーは幻術でサラの顔に変身し、再び彼に迫る。本物のサラが来て元の顔に戻ったナンシーは、クリスに死を念じて窓から転落死させた。

サラは単独でナンシーを封じる儀式を行うが、その夜、逆襲される悪夢を見る。翌日にはナンシーから裏切り者の魔女は殺されると脅されるのだった。

映画『ザ・クラフト』の結末・ラスト(ネタバレ)

サラはオカルトショップの店長に助けを求めた。店長は改めて、あなたには強い能力があると助言し、母親も魔女だったことを伝える。2人はショップの奥の神殿で儀式を行おうとしたが、ナンシーの魔術の妨害を受けて失敗する。

帰宅したサラは、両親が飛行機事故に遭ったというテレビニュースを見て嘆き悲しむ。家の中におびただしい数の蛇や蛙、ミミズなどが次々と現れるが、サラは全て幻術だと気付く。そこにナンシーが浮遊して現れ、今夜あなたは自殺すると予告する。

ナンシーがサラに呪いをかけると、サラも3倍返しの呪いをかけた。ロシェルとボニーは幻覚に襲われて退散する。マノンを召喚したサラは、ナンシーと対決。激しい戦いの末、サラはナンシーを封じるのだった。

飛行機事故のニュースは幻術によるもので、サラの両親は無事だった。ロシェルとボニーはサラに謝罪した際に、彼女の能力をまざまざと見せつけられる。ナンシーは精神病院に入院しており、今も魔術で空を飛べると信じているのだった。

映画『ザ・クラフト』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

黒魔術を手に入れた女子高校生が、パワーに溺れて破滅する様を描いた青春ホラー。友情が壊れて憎しみ合う姿が何だか切ない。「スクリーム」シリーズのネーヴ・キャンベルのデビュー作だが、最もインパクトを残したのはナンシー役のフェアルザ・バルクだ。1989年の「恋の掟」では純真無垢な貴族の娘セシルを演じていたが、本作では黒魔術にハマる高校生役。ゴス・ファッションを決めて目も完全にイッているし、本当に取り憑かれているんじゃないかと思えるほど凄みがあった。2020年にはリブート作品「ザ・クラフト レガシー」が作られたので、こちらも是非おすすめだ。(MIHOシネマ編集部)


90年代特有の空気感とダークな青春が絶妙に融合した作品だった。最初はただのいじめられっ子たちの逆襲かと思いきや、力を手に入れたことで暴走していく展開が印象的。特にナンシーが徐々に狂気に飲み込まれていく過程は怖さと悲しさが同居している。ラストでサラが力を制御し、ナンシーを止める構図も分かりやすく、しっかりとしたカタルシスがあった。(30代 男性)


女子高生たちの友情と嫉妬がリアルに描かれていて、ホラー以上に人間関係の怖さを感じた。最初は団結していた4人が、力を手にしたことでバランスを崩していく流れが見事。特にナンシーの変化は印象的で、強さを求める気持ちが破滅につながるのが切ない。ラストの対決も緊張感があり、最後まで飽きずに観られた。(20代 女性)


魔女という題材を青春ドラマとして描いている点が面白い作品。力を得ることで自己肯定感が上がる一方、それが他者への攻撃に変わっていく様子がリアルだった。ナンシーの暴走は分かりやすいが、他のメンバーも少しずつ歪んでいくのが怖い。サラが最終的に冷静さを保つことで、物語としてのバランスが取れていると感じた。(40代 男性)


ファッションや音楽も含めて90年代らしさが詰まっていて、それだけでも楽しめた。ストーリーはシンプルながら、友情の崩壊や嫉妬といったテーマがしっかり描かれている。特に終盤のサラとナンシーの対決は見応えがあり、ホラーとしても満足できる内容だった。怖さと共感が入り混じる独特の作品だと思う。(30代 女性)


思っていたよりも心理的な怖さが強い作品だった。魔法の力そのものよりも、それを使う人間の感情の変化が恐ろしい。ナンシーが力に溺れていく姿は見ていて痛々しく、同時に目が離せなかった。ラストで彼女が孤立する結末も含めて、単なる勧善懲悪ではない余韻が残る作品だった。(20代 男性)


女性同士の関係性をここまでダークに描いた作品は珍しいと感じた。最初は共感できる部分が多いが、次第にそれが狂気へと変わっていくのが怖い。特にナンシーのキャラクターは強烈で、彼女の存在が物語を引っ張っている。サラが最後に力を制御することで、物語にしっかりとした締まりが生まれていた。(50代 女性)


青春映画とホラーの融合がうまくいっている作品だと思う。魔女という設定がありながらも、根底にあるのは人間関係の問題で、それがリアルに感じられる。ナンシーの暴走は象徴的だが、他のキャラクターの変化も丁寧に描かれている。ラストの対決はシンプルながらも緊張感があり、印象に残った。(30代 男性)


女子たちの友情が崩れていく過程がリアルで、観ていて少し怖くなった。力を手に入れることで自信を持つ反面、それが他人を傷つける方向に向かうのが切ない。ナンシーの狂気とサラの冷静さの対比がはっきりしていて、物語として分かりやすい。最後はしっかりと決着がつくので、後味も悪くなかった。(20代 女性)


全体的に雰囲気重視の作品だが、テーマは意外と重い。自己肯定感の低さや社会への不満が、魔法という形で爆発する構図が面白い。ナンシーのキャラクターは極端だが、彼女の背景を考えると単純に悪とは言い切れない。ラストの展開も含めて、考えさせられる部分が多い作品だった。(40代 男性)

映画『ザ・クラフト』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ザ・クラフト』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ヘザース ベロニカの熱い日

この映画を一言で表すと?

歪んだ友情と暴走する青春を描く、ブラックで過激な学園劇。

どんな話?

スクールカーストの頂点に君臨する“ヘザース”と呼ばれる女子グループに属するベロニカは、転校生の少年と出会ったことで次第に日常が崩れていく。彼の過激な思想に巻き込まれ、次々と事件が起きる中で、彼女は自分の立場や価値観に疑問を抱き始める。

ここがおすすめ!

女子同士の関係性や嫉妬、支配といったテーマが鋭く描かれており、ザ・クラフトの空気感が好きな人には強く刺さる作品。ブラックユーモアとシリアスが絶妙に混ざり合い、単なる学園映画にとどまらない深みがある。観終わった後に強い印象を残す一本。

サスペリア

この映画を一言で表すと?

美しさと狂気が同居する、圧倒的ビジュアルの魔女ホラー。

どんな話?

ドイツの名門バレエ学校に入学した少女は、そこで奇妙な出来事が次々と起こることに気づく。やがてその学校が魔女たちの巣窟であることを知り、命の危険にさらされる。幻想的で不気味な世界観の中で、恐怖がじわじわと広がっていく。

ここがおすすめ!

色彩や音楽など視覚・聴覚に訴える演出が非常に強烈で、独特の世界観に引き込まれる。魔女というテーマを本格的なホラーとして描いており、ザ・クラフトのダークな要素をより濃く味わいたい人におすすめ。芸術的な怖さが魅力の一作。

キャリー

この映画を一言で表すと?

抑圧された少女の怒りが爆発する、衝撃の復讐劇。

どんな話?

内気でいじめられがちな少女キャリーは、念動力という特殊な力を持っていた。厳格な母親と学校での孤立に苦しむ中、プロムでの出来事をきっかけに彼女の感情が爆発する。抑え込まれていた怒りが暴走し、悲劇的な結末へと向かう。

ここがおすすめ!

いじめや孤独といったテーマと超能力が結びついた物語で、ザ・クラフトと共通する要素が多い。力を持つことで変わっていく少女の姿が印象的で、心理的な怖さも強い。ラストの衝撃は忘れられず、観る者に強い余韻を残す名作。

ジェニファーズ・ボディ

この映画を一言で表すと?

友情と嫉妬が血塗られる、ダークでセクシーな青春ホラー。

どんな話?

人気者の女子高生ジェニファーは、ある出来事をきっかけに悪魔に取り憑かれてしまう。彼女は次第に人を襲う存在へと変わり、親友のニーディはその異変に気づく。友情と恐怖が交錯する中で、二人の関係は大きく変わっていく。

ここがおすすめ!

女子同士の関係性や感情の歪みをホラーとして描いた点が魅力で、ザ・クラフトの雰囲気が好きな人には特におすすめ。スタイリッシュな演出とブラックなユーモアもあり、見やすさとインパクトを兼ね備えている作品。

ブラック・スワン

この映画を一言で表すと?

完璧を求めた先に待つ狂気を描く、緊張感あふれる心理劇。

どんな話?

バレリーナのニナは、主役の座を掴むために完璧を求め続ける。しかしそのプレッシャーの中で精神が徐々に崩れていき、現実と幻想の境界が曖昧になっていく。ライバルとの関係や自己の内面と向き合う中で、彼女は限界へと追い詰められていく。

ここがおすすめ!

力や才能を手にしたことによる精神的な崩壊というテーマが、ザ・クラフトと通じる部分がある。心理的な恐怖と美しい映像が融合し、観る者を強く引き込む。派手なホラーではないが、内面の狂気を描いた作品として高い完成度を誇る。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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