映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の概要:ゾンビに支配されたラスベガスのカジノから大金を強奪するために集められた傭兵集団の奮闘を描いたアクション映画。『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー監督が再びゾンビを題材に選んだ注目作。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の作品情報
上映時間:148分
ジャンル:アクション、ホラー
監督:ザック・スナイダー
キャスト:デイヴ・バウティスタ、エラ・パーネル、オマリ・ハードウィック、アナ・デ・ラ・レゲラ etc
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映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の登場人物(キャスト)
- スコット・ウォード(デイブ・バウティスタ)
- 傭兵集団のリーダー。ゾンビ化した妻を殺した過去を引きずって生きている。娘のケイトとの不仲を解消するため、強奪計画を引き受ける。
- ケイト・ウォード(エラ・パーネル)
- スコットの娘。避難民が暮らす隔離キャンプでボランティアをしている。行方不明となった知人を探しだすために傭兵集団に加わる。
- マリア・クラス(アナ・デ・ラ・レゲラ)
- スコットが最も信頼を寄せるパートナー。かつてスコットと共にゾンビ退治をしていたことがあり、現在は車の整備士として暮らしている。
- ヴァンデルローエ(オマリ・ハードウィック)
- スコットの親友。電動ノコギリを武器にゾンビ退治をしていた勇士。強奪計画の成否を握る金庫破りの身を守るため、行動を共にする。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』のあらすじ【起】
極秘の積み荷を移送していた米軍の車列が事故に遭い、コンテナの中に閉じ込められていたゾンビの王が抜け出してしまう。ゾンビの王は兵士達を殺し、ラスベガスを目指す。ラスベガスはゾンビによって汚染され、一帯は隔離地区になる。ラスベガスから避難した住民は周辺の隔離キャンプで生活を送っており、大統領はゾンビ一掃のためにラスベガスを核攻撃することを決める。食堂で働いていたスコットの元に日本人富豪がやって来て、核攻撃前にカジノの金庫から大金を盗み出す話を持ち掛ける。
隔離キャンプでボランティアをしているケイトは知人女性がラスベガスに潜り込んでカジノの金を盗もうとしているのを知り、懸命に静止する。しかし、その様子をキャンプで悪名高いセクハラ警備員に見られてしまい、嫌がらせを受ける。一方、ゾンビとなった妻を殺した時の夢を見てうなされたスコットは、日本人富豪の強奪計画を引き受けることを決意する。スコットは傭兵チームを編成することになり、マリアやヴァンデルローニのほか、ヘリ操縦士、金庫破り、ゾンビ殺しを撮影している動画配信者らを集める。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』のあらすじ【承】
日本人富豪は傭兵集団に作戦について説明し、監視役を一行に同行させる。スコットはラスベガスに侵入するために疎遠となっていたケイトに助けを求め、全員でケイトの運転するボランティアバスで隔離キャンプに侵入する。そして隔離キャンプにいる道先案内人にラスベガスの中に連れて行って貰うことにする。その時になり、ケイトは知人女性が姿を消していることに気付く。知人女性は勝手にラスベガスに侵入した後、戻っていなかったのだ。ケイトはスコットに同行させるように要求し、道先案内人はセクハラ警備員も連れて行くことにする。
一行はコンテナが積まれた境界を越えて隔離区域であるラスベガスに侵入する。そこにはゾンビタイガーがうろうろしていた。そこで道先案内はセクハラ警備員を撃ってケガをさせると、生け贄としてゾンビの女王に捧げることにする。これによって一行は自由に動き回る時間を稼ぐことができた。女王に連れ去られたセクハラ警備員はゾンビの王の下に差し出され、その隙にスコット達は立ったまま眠っているゾンビ達の間を潜り抜けて、金庫があるカジノまで辿り着く。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』のあらすじ【転】
カジノに入った一行は手分けをして作業にあたる。ヘリ操縦士が屋上のヘリに燃料を注入し、監視役と道案内人は周辺の監視にあたる。しかし、監視役は道案内人に取引を持ち掛け、ゾンビの女王を呼び寄せさせる。そして女王を拘束して首を切り落とし、カバンに詰めてしまう。日本人富豪の真の目的はゾンビの血だったのだ。一方、発電機を稼働させにいったスコットは母親を殺したことをケイトに謝り、関係を修復しようとする。
ヴァンデルローニと動画配信者は金庫破りを金庫まで連れて行き、金庫周辺にたむろしていたゾンビを退治する。そして周囲に仕掛けられた罠を打ち破って、金庫の前まで辿り着く。しかし、大統領が核攻撃を早めることを決定してしまい、一行に残された時間が限られてしまう。スコットに急かされた金庫破りは見事に金庫を開けることに成功する。中には大金が眠っており、一行は大興奮しながら金をカバンに詰める。しかし、その隙を見てケイトは知人女性を探すためにカジノを抜け出してしまう。同じ頃、女王が殺されたことを知ったゾンビの王がカジノを目指して一斉攻撃を仕掛けてくる。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の結末・ラスト(ネタバレ)
スコットとマリアはケイトを探そうとするが、マリアは傾れ込んできたゾンビに殺されてしまう。監視役は皆を置き去りにして逃げようとするが、途中でゾンビタイガーに遭遇して食い殺される。ゾンビの王はヴァンデルローニを殴り倒そうとするが、金庫破りが自らを犠牲にして、ヴァンデルローニを金庫に閉じ込めて救う。スコットは道案内人、動画配信者と共に屋上を目指すが、動画配信者はゾンビの大群の餌食になり、道案内人もゾンビの王に殺されてしまう。
スコットはヘリに乗り込み、ゾンビのアジトに向かう。そこではケイトが囚われていた知人女性を助け出しているところだった。スコットは皆をヘリに乗せるが、ゾンビの王がヘリまで追い掛けてくる。スコットはゾンビの王に噛まれながらも、相手の脳天を打ち抜くが、ヘリは墜落してしまう。無事だったケイトはゾンビになりかけたスコットを泣く泣く撃ち殺す。ラスベガスは核攻撃で廃虚となり、金庫の中にいたヴァンデルローニだけが生還する。大金を手にしたヴァンデルローニは小型機でメキシコを目指すも、実は彼自身もゾンビに感染していた。
映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の感想・評価・レビュー
『ドーン・オブ・ザ・デッド』と『オーシャンズ11』を掛け合わせたような映画だった。ザック・スナイダーらしいスタイリッシュなアクションシーンも多く、娯楽作として十分に楽しめた。ゾンビに感染しているかを体温計で測るなど、新型コロナウイルスが流行する昨今の現状を反映したような場面が登場することが印象に残った。ただ、そうした要素が、作品に奥行きを与える程には掘り下げられていない点は残念だった。(MIHOシネマ編集部)
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