映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』の概要:1992年に製作されたホラーコメディ映画。平凡な女子高生がヴァンパイアと戦う様子を、コメディタッチに描いた。主演はクリスティ・スワンソン。1997年からテレビドラマ化された。
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 作品情報
- 製作年:1992年
- 上映時間:85分
- ジャンル:コメディ、アクション、ホラー
- 監督:フラン・ルーベル・クズイ
- キャスト:クリスティ・スワンソン、ドナルド・サザーランド、ポール・ルーベンス、ルトガー・ハウアー etc
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映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 評価
- 点数:50点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★☆☆☆
- 演出:★★☆☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 あらすじ【起・承】
チアリーダーのバッフィは、異様な雰囲気の男性メリックから、ヴァンパイア退治をしてほしいと頼まれる。
バッフィは取ってしまった魔女の印の大きなほくろ、毎晩見る謎の夢の内容を言い当てられ、ひとまずメリックと共に墓地に向かうことになる。
数日前に見つかった死体がヴァンパイアとして蘇り、バッフィとメリックに襲い掛かったことで、彼女は話を信じることに。
メリックに鍛えられたバッフィは、友人たちと出かけた映画館などで何度か顔を合わせていたオリヴァー・パイクを、ヴァンパイアから助ける。
彼は数日前に酔ったところをメリックに助けられ、一緒にいた友人ベニーはその時にヴァンパイアになってしまっていた。
予想はしていたものの、町にヴァンパイアが溢れかえっていると知り、パイクは町を出て行く決意を固めた。
やがて、ジャケットをまた貸ししていた友人、カサンドラの遺体が発見される。
落ち込むバッフィは、メリックの助言を無視してバスケの試合にチアリーダーとして向かうが、選手のひとりで友人でもあるグルーラーがヴァンパイアになっていた。
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 結末・ラスト(ネタバレ)
グルーラーを倒そうとして複数のヴァンパイアに襲われるバッフィだったが、パイクが助けに現れる。
しかしパイクを襲った1200歳のヴァンパイアのレフティーと、ヴァンパイアの王と呼ばれるロトスの手にかかり、メリックは命を落としてしまう。
同じチアリーダーでもある3人の親友たちとケンカしたバッフィは、メリックを失った事もあってバンパイア退治を辞めようとする。
一方、ヴァンパイアの王ロトスは、土曜日にパーティーが行われるという情報を知り、パーティーでバッフィを襲う計画を立て始める。
パーティー当日、バッフィは恋人ジェフリーに振られるが、パイクと良いムードに。
そこに現れたのは、学校のOBのヴァンパイアの大群だった。
パイクが持ってきた杭を使い、バッフィはヴァンパイア退治を始める。
パイクは友人ペニーに襲われ、バッフィもロトスと部下のレフティーに襲われる。
ペニーを退けようとしたパイクが電気を切断し、それによってメリックの最期の言葉を思い出したバッフィは、レフティーとロトスを退ける。
そしてパイクと協力して、ロトスとレフティー、その部下のヴァンパイアたちを倒すことに成功する。
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ツッコミどころが多いストーリー
人気海外ドラマ「バフィー 恋する十字架」の原点で、平凡な女子高生がバッフィがヴァンパイアハンターになって闘うコホラーメディ作品。
ドラマ版とは違い、コメディタッチ全開で描かれていて、ヴァンパイアという存在以外はホラー要素が無い。
ヴァンパイアハンターの魔女の印のほくろは、「手術で取った」というバッフィや、パーティー大好きという設定のヴァンパイアの王ロトス。
ヴァンパイアになっていた高校のOBに招待状を送って、パーティーに侵入されるという、マヌケ過ぎる展開には唖然とさせられる。
あまりにもあっけなく倒されるロトスとレフティーや、まるで日本のコントのようにいつまでも苦しんでいるだけのレフティーなど、大雑把なギャグシーンも多い。
特別な道具もなく、ギターを壊して杭の代わりにするたくましすぎるバッフィには驚きを隠せない。
バッフィが親友たちと喧嘩する理由が不自然だったり、チアリーダーにしては数が少なかったり、見せ場のパーティーもプロムなのか何なのかよくわからない、詰めの甘さも多く見られる。
ヴァンパイアハンターになる訓練の内容が、ただ体を鍛えるだけというのもツッコミどころのひとつ。
意外なキャスティング
ヴァンパイア若き日のクリスティ・スワンソンが主演、人気が出る前のヒラリー・スワンクや、ベン・アフレックも出演している。
キーファー・サザーランドの父、ドナルド・サザーランドがメリック役、ロトス役にルドガー・ハウアー、レフティー役にはコメディ俳優として一時期高い支持を得ていたポール・ルーベンスが抜擢されている。
映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』 まとめ
90分にも満たない短い作品で、粗削りな部分が多い作品だが、(1992年当時)イマドキのチアリーダーバッフィがカッコよくヴァンパイアを倒していく作品。
抜群のプロポーションというよりは、筋肉質なクリスティ・スワンソンが活躍する姿に微笑ましさを感じる。
DVDパッケージはきれいに作られているが、中身はチープなB級ホラーコメディ。
B級映画として楽しむべき作品ではあるものの、続編として作られた連続ドラマ「バフィー 恋する十字架」や、スピンオフドラマ「エンジェル」はヒット作となった。
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