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映画『フィッシュストーリー』あらすじネタバレ結末と感想

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この記事では、映画『フィッシュストーリー』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『フィッシュストーリー』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『フィッシュストーリー』の結末までのストーリー
  • 『フィッシュストーリー』を見た感想・レビュー
  • 『フィッシュストーリー』を見た人におすすめの映画5選

映画『フィッシュストーリー』 作品情報

フィッシュストーリー

  • 製作年:2009年
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:音楽、ファンタジー、ヒューマンドラマ
  • 監督:中村義洋
  • キャスト:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳 etc

映画『フィッシュストーリー』 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『フィッシュストーリー』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『フィッシュストーリー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『フィッシュストーリー』 あらすじ【起・承】

2012年。
彗星が地球に衝突し、世界が終わるまであと数時間という日本で、1店のレコードショップだけが開店していた。
能天気な店主と客の青年が会話をしていると、末期がんだという中年男性、谷口がふらりと入ってきた。
音楽が世界を救う、とつぶやいた店主は、パンクバンド逆鱗(げきりん)の「フィッシュストーリー」というレコードをかけはじめる。

1982年。
無音の部分がある逆鱗のフィッシュストーリーのテープを流しながら、女の子に会いに行く3人の青年。
霊感があるという晴子に、仲間からバカにされる雅史は“いつか世界を救う男”と予言される。
一人帰る途中、テープの無音部分で悲鳴を聞いた彼は襲われていた女の子を助けた。

1999年。
晴子の言った“世界を救う男”は自分たちだと信じる健太郎と悟は、怪しげな宗教にはまっていたが、信じていたノストラダムスの予言は外れた。
そこには責められる教祖、谷口がいた。

2009年。
修学旅行でフェリー移動していた女子高生の麻美は、ひとり取り残されてしまう。
落ち込む彼女に、正義の味方になるように父から言い聞かされて育ったというコックの青年が優しく接してきた。
直後、シージャックが発生する。
しかしコックの青年の活躍により、乗客は解放された。
彼の父は雅史だった。

映画『フィッシュストーリー』 結末・ラスト(ネタバレ)

1975年。
レコード会社の岡崎にスカウトされたパンクバンド逆鱗は、デビューから2年経っても売れなかった。
リーダーでベースの繁樹が事務所とメンバーとの板挟みになる中、ボーカルの五郎は社長が逆鱗をクビにし、五郎だけをソロデビューさせると知ってしまう。
あと1枚だけレコードを出せる逆鱗は、岡崎が持っていた本から歌詞を引用して「フィッシュストーリー」という曲を作る。
最後だからとプロデューサー谷の意見を無視してレコーディングするが、曲の途中で五郎が考えていることを口に出してしまった。
その部分を無音にし、逆鱗の最後のアルバムは完成した。

打ち上げの席に一人息子を連れてやってきた岡崎は、フィッシュストーリーの本の話を始める。
1953年、岡崎の叔母が勤めていた出版社で、ハーフのような外見の日本人が適当に翻訳して回収になったのが「フィッシュストーリー」だった。
意味がホラ話だと知った繁樹は落ち込むが、岡崎と逆鱗のメンバーは作り話を始める。
それを聞いていた岡崎の息子は成長し、レコード店の店長になった。

2012年。
インドの宇宙船が彗星を爆発させて世界を救った。
功労者は、シージャックで命を救われた数学の天才、麻美だった。

映画『フィッシュストーリー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『フィッシュストーリー』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

時系列の変化が面白いストーリー

意外なラストやどんでん返しが多い伊坂幸太郎の短編集を原作とした作品。
「5人のヒーローが世界の終わりを救う」、「音楽が世界を救う」というレコードショップの店主の予言めいた言葉の真意を、時系列をずらすことで面白く演出している。

1982年、1999年、2009年と順を追っていくことで、雅史、新興宗教の教祖谷口、正義の味方、麻美の4人の関係を予想しやすくしている。
最後に1975年のパンクバンド逆鱗(げきりん)の「フィッシュストーリー」の無音部分の謎や、奇妙な歌詞の出どころを明かし、2012年のレコードショップの店主へとつなげるのが素晴らしい。

「5人のヒーロー」と言っておくことで、1つの作品の時系列をずらしたものという感覚を薄くして関係のない話のように描いておきながら、最後に一気につなげるストーリーは面白い。
だがパンクバンド“セックスピストルズ”を、逆鱗の引き合いに出すが、音楽好きでないとわからないようなテーマで知らない人は意味が通じないだろう。

また、ホラ話という意味の「フィッシュストーリー」を連呼するのは、シュールすぎる印象を覚える。

豪華なキャストとスタッフ

伊坂幸太郎原作、中村義洋監督の作品の常連で、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ポテチ」の主演で、同スタッフの作品「ゴールデン・スランバー」にも出演した濱田岳が1982年の雅史役で出演。
同じく常連となっている大森南朋は、1975年の岡崎、2012年のレコードショップ店長で岡崎の息子の2役を演じた。

豪華なキャストになっていて、音楽をプロデュースしたのは、シンガーソングライターの斉藤和義という点も魅力。


一見バラバラに見えるエピソードが、最後に一本の線としてつながる構成が見事だった。無名のパンクバンドが残した一曲が、時代を超えて世界を救うという展開は荒唐無稽だが、不思議と説得力がある。特に彗星衝突を止める場面で曲が流れるシーンは鳥肌もの。小さな出来事の連鎖が大きな奇跡につながるというテーマが心に残った。(20代 男性)


最初はそれぞれの話がどう関係するのか分からなかったが、ラストに向けて一気に回収されていくのが気持ちよかった。音楽が人と人をつなぎ、未来に影響を与えるという発想が素敵。終盤で世界の危機を救うきっかけになる展開は驚きと感動があった。観終わった後に余韻が残る作品だった。(30代 女性)


構成の巧さが際立つ作品で、時間軸を行き来しながら物語が展開するのが面白い。パンクバンドのエピソードが最初は軽く見えるが、最終的に重要な意味を持つのが印象的。ラストの展開はやや都合が良いとも感じるが、それを含めて楽しめる。アイデア勝負の良作だと思う。(40代 男性)


不思議な構成の映画で、最初は少し戸惑ったが、徐々に引き込まれていった。何気ない出来事が積み重なって大きな結果につながるのが面白い。最後にすべてがつながった瞬間は爽快感があり、思わず納得してしまった。音楽の力をテーマにした作品としても魅力的。(20代 女性)


軽妙な雰囲気で進むが、実はしっかりとしたテーマを持った作品。バラバラのエピソードが収束していく構成は見事で、脚本の巧さを感じる。世界を救うという大きな話を、個々の小さな出来事で成立させている点が興味深い。ラストの爽快感が印象的だった。(50代 男性)


音楽が時代を超えて影響を与えるという設定がとてもロマンチックだった。登場人物たちのエピソードが少しずつつながっていくのが楽しく、最後まで飽きずに観られる。ラストでの展開は予想外でありながら納得感もあり、非常に満足度が高かった。独特の魅力を持つ作品。(30代 女性)


群像劇としての完成度が高く、それぞれのエピソードがうまく絡み合っている。時間軸の使い方も巧みで、観ていて飽きない構成になっている。ラストの展開はややファンタジー寄りだが、それが作品の魅力にもなっている。アイデアと構成で見せる映画だった。(40代 男性)


最初は意味が分からない部分もあったが、最後にすべてがつながる瞬間がとても気持ちよかった。音楽が重要な役割を果たしているのも印象的で、曲が流れるシーンには感動した。明るい雰囲気と不思議な展開が組み合わさっていて、楽しく観られる作品だった。(10代 女性)


独特なストーリーテリングが印象に残る作品で、複数の時代が交錯する構成が興味深い。最終的にすべてが一つの結末に収束する流れは見事で、脚本の完成度の高さを感じる。荒唐無稽な設定もあるが、それを受け入れられるだけの魅力がある。(60代 男性)


小さな出来事が積み重なって大きな奇跡を生むというテーマがとても良かった。バラバラに見えたエピソードが最後につながる展開は爽快で、観ていてワクワクした。音楽の力や人とのつながりの大切さが伝わってきて、前向きな気持ちになれる作品だった。(20代 女性)

映画『フィッシュストーリー』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『フィッシュストーリー』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

アヒルと鴨のコインロッカー

この映画を一言で表すと?

過去と現在が交差する、切なくも巧妙なミステリー。

どんな話?

大学進学で仙台に来た青年が、不思議な隣人と出会い、書店強盗という奇妙な計画に巻き込まれていく物語。現在と過去の出来事が交互に描かれ、やがて二つの時間軸が一つにつながる構成が特徴。人との出会いや喪失がテーマとなっている作品です。

ここがおすすめ!

複数の時間軸が交差し、最後にすべてがつながる構成がフィッシュストーリーと共通しています。物語の伏線回収の気持ちよさと、切ない人間ドラマが融合しており、観終わった後の余韻も非常に印象的な一本です。

ゴールデンスランバー

この映画を一言で表すと?

平凡な男が国家に追われる、壮大な逃走劇。

どんな話?

首相暗殺の犯人に仕立て上げられた男が、無実を証明するために逃げ続ける物語。かつての友人や過去の出来事が、彼を助ける重要な要素となり、逃走劇の中で人とのつながりの大切さが浮かび上がる。

ここがおすすめ!

過去の出来事や人間関係が未来に影響を与える構造がフィッシュストーリーと似ています。緊張感のある展開と温かい人間ドラマが同居しており、ストーリー重視の映画が好きな人におすすめです。

クラウド アトラス

この映画を一言で表すと?

時代を超えてつながる魂の物語。

どんな話?

異なる時代と場所で生きる人々の物語が交錯し、それぞれが見えない形で影響を与え合っていく壮大な作品。過去の行動が未来に波及し、個々の選択が歴史を変えていく様子が描かれる。

ここがおすすめ!

複数の物語がつながっていく構成と、時間を超えた因果関係の描写がフィッシュストーリーと共通しています。スケールは大きいですが、同じように“つながり”の面白さを味わえる作品です。

パルプ・フィクション

この映画を一言で表すと?

時系列を崩した語りが魅力のスタイリッシュ群像劇。

どんな話?

複数の犯罪者たちのエピソードが入り乱れ、時間軸を行き来しながら物語が展開する作品。それぞれの出来事が断片的に描かれ、やがて全体像が見えてくる構成が特徴的です。

ここがおすすめ!

時系列をシャッフルしながら物語を見せる手法がフィッシュストーリーと似ており、構成の面白さを楽しめます。会話劇やキャラクターの魅力も豊富で、何度観ても新しい発見がある作品です。

バタフライ・エフェクト

この映画を一言で表すと?

小さな選択が運命を変える、衝撃のタイムリープドラマ。

どんな話?

過去に戻る能力を持つ主人公が、自分や周囲の人生を変えようとするが、そのたびに予想外の結果を招いてしまう物語。些細な出来事が未来に大きな影響を及ぼす様子が描かれる。

ここがおすすめ!

小さな出来事の積み重ねが大きな結果を生むというテーマがフィッシュストーリーと共通しています。緻密な構成と衝撃的な展開で、物語のつながりを楽しみたい人におすすめの一本です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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