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映画『DOOM ドゥーム』あらすじ&ネタバレ感想

2005年のアメリカ映画、日本では2006年に公開。火星にある研究所で起きた事故を沈静化させるために送り込まれた海兵隊達の死闘を描いた作品。主演はザ・ロックとカール・アーバン。

映画『DOOM ドゥーム』 作品情報

  • 製作年:2005年
  • 上映時間:104分
  • ジャンル:アクション、SF、ホラー
  • 監督:アンジェイ・バートコウィアク
  • キャスト:カール・アーバン、ロザムンド・パイク、デオビア・オパレイ、ベン・ダニエルズ、ラズ・アドティ etc…

映画『DOOM ドゥーム』 評価

  • 点数:45点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

[miho21]

映画『DOOM ドゥーム』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『DOOM ドゥーム』のあらすじを紹介します。

2026年ネバダ砂漠を調査していた考古学者が火星の古代都市への通路を発見、それは“アーク”と名付けられた。どういう目的で作られたのか、アークを作った文明が何故滅びたのか未だ不明のままだった。

火星ユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所、ここで白衣の人々が得体の知れないものに追われ一人またひとりと捕まってしまう。最後の一人カーマック博士は緊急の連絡をしてきた。それは被検体が脱出したため大至急研究所の封鎖をするようにというものだった。

サージ(通称軍曹)は脅威を排除して施設を守れと命令を受けRRTS(緊急応援部隊)を結成して火星へと向かう。アークを使って火星へと向かった一行の前にサマンサ・グリムという女性が現れる。彼女はデータを復活させる仕事を任された博士で部隊の隊員ジョンの姉だった。過去にあった出来事で姉との確執があったのだが2人で行動することになる。途中ある部屋で母子の骨格標本を見つけた。彼女はルーシー、調査の結果ルーシーには染色体が24組あったのだとサマンサは言った。通常人間は23組の染色体で成り立っている、それが1組増えるとどうなるか・・力も知力も超人になる、さらに細胞分裂の速さが50倍になるため瞬時に傷が治り病気もしないのだという。

そんな中あのカーマック博士が見つかった、生きていたのだ。しかしひどく怯えていてその手に誰かの腕を持っていた。サマンサが近寄ると錯乱した博士は自分の耳を引きちぎってしまう。

一体他の研究員達はどこに行ってしまったのか、そしてここで何が起こっているのか、得体のしれない恐怖が海兵隊員達を襲う。

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映画『DOOM ドゥーム』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『DOOM ドゥーム』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

原作ゲームとの違い

この映画はFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)ゲームの元祖DOOMシリーズの「DOOM3」を元に作られています。一人称視点で戦うスタイルで、物語の後半ジョンがC24を投与されて超人になった後ゲームと同じ視点で戦うシーンがでてきます。その時に登場するクリーチャーや武器などがかなり忠実に描かれていて原作ゲームファンにはたまらない映画に仕上がっていると思います。

原作と決定的に違う設定はモンスターが出現した原因です。映画では遺伝子操作の人体実験が原因で怪物へと変化したというのに対し、原作は実験中に地獄とゲートがつながってしまったため地獄の悪魔が人間に憑依してクリーチャーに変わるというかなりオカルティックな内容になっています。

ゲームでは名もないスペースマリーンがたった一人で悪魔や憑依されてゾンビ化した人間達と戦いながら地獄まで行き、ソウルキューブという古代の兵器を手に入れラスボスを撃破するというストーリーになっています。もし機会があったら映画との違いや忠実に再現されているところなどを比べてみるのも楽しいですね。

テレポートの危険性

原作と映画両方で病的な性格が出てきたり狂気に走ったりする様子が描かれています。どんな状況でも常に冷静で屈強な兵士たちがテレポートを経験したあと薬中・女性狂い・自傷など心の問題が顕著に現れてきます。そして一番頼もしくまともに見えたリーダーの軍曹がまさかの・・・

この番狂わせがこの映画の楽しみのひとつではありますが、体がばらばらに転送されるというリスクだけでなく精神にも影響がでるというのはとても怖いですね。

映画『DOOM ドゥーム』 まとめ

遺伝子操作によって怪物になった人間が他の人も感染させるために人を襲っているらしいのですが、どうして感染させたがるのか、そもそもこの場合の感染ってどういうことだろう?という根本的なことがよく分からず進んでいきます。

もうひとつジョンは施設を閉鎖させて感染者を外に出さない、でも非感染者は出してもいいって自分で言っているのにC24(怪物になった原因物質らしい)を体に取り込んで超人になった自分は施設の外に出て大丈夫なんでしょうか、要するにジョンは感染者ということになりますよね・・ハッピーエンドなんだけどちょっと気になります。

ゲームでもお馴染みのBFGというチート級の強さの武器の威力のすごさやラストのどんでん返しが楽しめる作品だと思います。

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