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映画『ミラーズ』あらすじ&ネタバレ感想

2008年のアメリカ映画、曰く付きの廃墟にある鏡の中に潜む“あるもの”との戦いを描いた作品。監督はアレクサンドル・アジャ、出演はドラマ「24- TWENTY FOUR-」のキーファー・サザーランド。

映画『ミラーズ』 作品情報

  • 製作年:2008年
  • 上映時間:不明
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:アレクサンドル・アジャ
  • キャスト:キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン、エイミー・スマート etc…

映画『ミラーズ』 評価

  • 点数:20点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

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映画『ミラーズ』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ミラーズ』のあらすじを紹介します。

地下鉄を必死に逃げる男は何かに怯えていた。ある部屋に逃げ込むがそこには無数の鏡があった。男は鏡に向かって“違う!逃げようとしたんじゃない!”と必死に弁解するが突然鏡が割れてしまう。そして鏡に映った男は鏡の破片を取り上げ自分の喉を切り裂く、すると現実の男の喉から血が噴き出し死んでしまった。

5年前の大火事で焼け焦げたデパートメイフラワー社に一人の警備員がやってきた。男の名前はベン、休職中の刑事で夜間パトロールのために雇われたのだった。先輩警備員に中を案内されると廃墟と化した内部に鏡だけが異様にピカピカになっているのが気になった。話によると前任者のゲイリー・ルイスが何かに取り憑かれたように一晩中磨いていたらしい。あまり鏡を見ないほうがいいと忠告されるがその晩館内を見て回っていたベンは何気なく鏡を見てしまう。するとピカピカなはずの鏡にいつの間にか手形がついていた。こすってみたが取れない・・気がつくと鏡中に手形がついていた。唖然とするベンの目の前で鏡の中に映る扉が開いた。後ろを見ると扉は開いていない。

気のせいかと思い次の日も館内の見回りをするのだがまた鏡にあの手形を発見してしまう。そして突然火事の幻覚が見えたかと思うと一瞬で自分も炎に包まれてしまう。必死で転げまわったが気がつくと全て消えていた。何かを悟ったベンは気配を感じるところに鏡を置いてみた、すると鏡には火事の犠牲者の最期が映ってたのだ。

その後ゲイリーの財布から“ESSEKER”のメモを見つけたベンはこの人物を探し始めるのだった。

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映画『ミラーズ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ミラーズ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ミラーズ全ての始まり

ゲイリーの財布の中に入っていたメモに“ESSEKER”と書かれていたところから謎が始まります。刑事のカンなのでしょうか、これが何かの手がかりになると同僚のラリーに連絡してエシカーという人物を探してもらいます。なかなか見つからなかったのですが、水浸しの地下室で50年前に閉鎖された聖マシューズ病院の奇妙な施設を発見したことで患者の中にアンナ・エシカーという少女がいたことを突き止めるのです。

当初患者全員が殺された事件に巻き込まれて死んでいたことになっていたのですが、実はその事件の数日前に退院していた事実を突き止め今も生きていることを知ります。そしてついに聖アウグスティヌス修道院でアンナと面会して真実を聞くことができました。

50年前アンナはケーン医師によって重度の統合失調症だと診断が下され鏡治療を受けます。鏡治療とは鏡張りの部屋に数日間閉じ込めて自分の姿と向き合うという治療法なのだそうです。当時悪魔憑きも疑われていたのですが医師は悪魔憑きを信じず科学的に解決しようとしたのです。結果的に鏡治療は成功してアンナにとり憑いていたものは体から離れて鏡の中に入っていったのでした。

こうしてアンナは悪魔(悪霊?)から解放されたのですがその後家で異変が起こったため鏡のない修道院へと避難したのです。アンナが再びあの鏡張りの部屋へ行くということは悪霊を現実世界へと戻してしまうことになるのですが、ベンは家族を助けるためアンナを再び部屋へ連れて行くのです。

映画『ミラーズ』 まとめ

ドラマ「24」のジャック・バウアーのイメージが強すぎるからでしょうか、とにかく主人公のベンがすぐ切れる・怒鳴る・当り散らすでホラー版のジャック・バウアーを見ているようで不思議な感覚になりました。当たり役があるのは嬉しいことなんでしょうが、そこから抜け出すのはとても難しいという見本のような感じですね。

しかしさんざん修道院で脅かしておいていざあの鏡張りの治療室にきたアンナに“本当にこれでいいんですか?”って・・自分がそうさせたんでしょって思わず突っ込みたくなります。言ってることとやってることにギャップがありすぎです、そんなことをしているから鏡の世界(?)に取り込まれてしまったのではと勘ぐってしまいます。

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