この記事では、映画『恋人たちの予感』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『恋人たちの予感』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『恋人たちの予感』 作品情報

- 製作年:1989年
- 上映時間:96分
- ジャンル:ラブストーリー、コメディ
- 監督:ロブ・ライナー
- キャスト:ビリー・クリスタル、メグ・ライアン、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービイ etc
映画『恋人たちの予感』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『恋人たちの予感』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『恋人たちの予感』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『恋人たちの予感』 あらすじ【起・承】
1977年 シカゴ大学。サリー・オルブライト(メグ・ライアン)は親友の彼氏ハリー・バーンズ(ビリー・クリスタル)とニューヨークへ向かっていた。2人とも大学を卒業してニューヨークで仕事をするため、初対面だったが一緒に行くことにしたのだ。
道中で“男と女は友達になれるか”という議論をする。ハリーはセックスが邪魔をして男女は友達になれないと考え、サリーはそれに反論する。意見の合わない2人は互いに最悪の印象を持ち、そのまま別れる。
5年後、2人は再会する。サリーにはジョー、ハリーにはヘレンという恋人ができていた。近々結婚する予定のハリーは“お互いに恋人のいる今なら友達になれる”と言うが、サリーはその誘いを断る。
10年後、31歳になったサリーはつい最近ジョーと別れたばかりだった。友人のマリーと本屋にいるとき、また偶然ハリーと出会う。実はハリーも最近奥さんが家を出て、離婚することが決まっていた。傷心の2人はお互いに話を聞き、友達になる。
それからことあるごとに長電話をし、互いを支え合う。
2人はすっかり意気投合し、何でも言い合う仲になる。ハリーはセックスなしで何でも話せるサリーとの関係を気に入っていた。2人はセックスについてまで包み隠さず男女の本音を言い合う。
大晦日の夜、独り者の2人は一緒にパーティへ行く。チークダンスをするうちにおかしな雰囲気になってしまい2人は動揺するが、外で気を取り直していつもの2人に戻る。
映画『恋人たちの予感』 結末・ラスト(ネタバレ)
お互いに恋人がいた方がいいと考えた2人は互いの親友を相手に紹介する。サリーの親友はマリー、ハリーの親友はジェス。ところが、マリーとジェスが恋に落ちてしまい、結局2人は取り残される。
マリーとジェスは結婚することになり、サリーとハリーは結婚祝いの品物を選びに行く。そこで偶然恋人と一緒の前妻ヘレンと再会したハリーは心を乱され、周りに八つ当たりをする。サリーとハリーは喧嘩になるが、すぐに仲直りする。
ある晩、サリーは“ジョーが結婚することになった”と、泣きながらハリーへ電話をかける。ハリーはすぐに彼女の家へかけつける。
泣きわめくサリーをハリーは優しく抱きしめ慰める。そのうち2人は本気でキスをし始め、そのままセックスをしてしまう。ついに一線を超えてしまったことに2人は内心動揺していた。そして“あれは間違いだった”と認め合い、今まで通りの友達でいようと話す。
マリーとジェスの結婚式の日。サリーとハリーは2人の立会人を務める。あのことがあってから2人の関係は微妙に変化していた。何事もなかったように振る舞うハリーにサリーは腹を立て、大げんかの末、ハリーを殴ってしまう。
ハリーは彼女を傷つけたことを謝りたくて電話するが、サリーは彼を拒絶していた。何度も電話をかけてくるハリーに根負けしてサリーはやっと話をする。しかし大晦日のパーティへ一緒に行こうというハリーの誘いを、サリーは冷たく断る。
大晦日の夜、サリーは1人でパーティへ行き、ハリーはトボトボ街を歩いていた。ハリーはやっと自分がサリーを愛していることに気づきパーティ会場へ走る。
パーティ会場に着いたハリーはサリーを見つけ、いきなり“愛してる”と言う。サリーはハリーの突然の告白に動揺するが、最後には彼を受け入れ2人は仲直りのキスをする。
3か月後、2人はめでたく結婚する。
映画『恋人たちの予感』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『恋人たちの予感』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
第一印象は最悪!
“あの人だけは絶対に無理”と異性の第一印象を表現することがあるが、メグ・ライアンの演じるヒロインのサリーとビリー・クリスタルの演じるハリーもそんな感じだ。
第一印象が最悪の人というのは、ある意味印象に残った人だとも言える。普通は1回会っただけで“最悪”とまでは思わない。そこまで思うのは相手に興味があるからで、本当に無理な人というのは良くも悪くも驚くほど印象に残らない。
これは恋愛ドラマでよく使われる定番のパターンだ。“第一印象は最悪“と言いながらお互いに相手の愚痴をやたらと言っている男女がいたら、その2人はいずれ結ばれると思ってほぼ間違いない。
男女の友情は成立するか
サリーとハリーが10年後に再会し一線を超えてしまうまでの2年弱の期間は確かに友達なのかもしれない。ハリーは“男友達とは違う良さがある”と言っているが、こういう異性の存在はきっとありがたい。
クリスマスなどのイベントを同性の友人と過ごすのと、友達でも異性と過ごすのでは気分が違う。夜中に男同士で同じ映画を観ながら長電話をしていたらかなり気持ち悪いが、相手が異性だと不自然さはない。
しかしそこまで同じ時間を過ごし互いを理解している男女が、その関係を永遠に維持することはほぼ不可能だ。一つはサリーとハリーのように結局異性として相手を好きになるパターンでそれが自然の流れというものだろう。
もう一つはどちらかに恋人ができるパターン。どれだけ“友達だ”と言い張っても、自分以上に自分の恋人を理解している異性がいるなんて普通の人は嫌がる。それでも異性の友達が大事だと思うならその人と付き合えばいいわけで、恋人には迷惑な話だ。
ただし、最高の親友は結婚するのにも最高の相手である可能性は高い。友達時代に包み隠さず欠点を見せ合っているので結婚しても無理をする必要がなく楽なのだ。夫婦であり親友。これなら男女の友情は成立すると言えるかもしれない。サリーとハリーのように。
もう何十年も前の映画だということに驚くほど、現代を生きる私たちが見ても面白いテーマを描いていて、いつ見返しても面白い。コメディ要素をしっかり残しつつ、最後にはときめく愛の告白と、まさにラブコメディの王道として先駆けとなった映画だろう。2000年代のラブコメディによく見られるポップで華やかな雰囲気はないが、淡々と物語が進んでいくぶん登場人物たちの会話から彼らの関係性がしっかり伝わりリアルなのが良かった。(女性 20代)
何でも話せて、くだらないコントも楽しめて、肩の力が抜けてて、男女のこういう友情って憧れます、同性でもここまでノリの合う友達は中々出会えませんしね。一線を越えてしまい、涙を流したり落ち込んだりする気持ちは痛いほど共感できました。最後はお互い素直になれて本当に良かったです!
会話が非常に多い印象の作品です。お互いの思っていることが良く分かるので感情移入しやすいです。ただ、エグいセリフを真顔で言うのは中々コメディでした。(男性 20代)
男女の友情は果たして成立するのかというテーマにそって展開していくラブコメディーです。初めは友達の彼氏という立場で知りあった男性と、その後も事あるごとに再会し、いずれ友達になります。そして、お互いに何でも話せる異性の親友となり…。2人を知る周りの友達は、2人こそがお似合いのカップルだとわかっているのに、当の本人たちが気づきません。最終的には12年3か月の時を経て、お互いに友達としてだけでなく、相手を大切に思っていることに気づき結ばれます。
何でも話せる異性の友達は憧れますが、個人的にはパートナーがいないときに限るような気がします。メグ・ライアンの可愛らしさが伝わる作品でもありました。(女性 40代)
サリーとハリーの関係は正直羨ましいです。男女関係なく、同性の友達すら少ない私は、ハリーのようにありのままを見せられる友人がいたら人生は大きく変わるだろうなと感じました。
しかし、その友人と恋愛関係になることは絶対にありえないと思います。友人だから出来ることがたくさんあるし、友人として付き合ってきた異性を後から恋愛対象として見るのは私にはできません。
とは言っても何があるか分からない人生。人との出会いは最初がどうであれ、大切にしたいなと信じました。(女性 30代)
男女の友情は成立するのかという問いを、ハリーとサリーの長い年月を通じて描いた構成がとても面白かったです。何度も再会しながら友人関係を続けてきた二人が、一夜をきっかけに関係を壊してしまう展開はリアルで切なかったです。しかし最後にハリーが自分の本当の気持ちに気づき、サリーのもとへ走る場面は王道ながら心を打たれました。会話のテンポとユーモア、そして年を重ねることで変化する恋愛観が自然に描かれ、恋愛映画の完成形だと感じました。(20代 男性)
サリーの几帳面さとハリーの皮肉屋な性格の対比がとても魅力的でした。長年友達として過ごしてきた二人が、友情と恋愛の境界で揺れ動く姿は共感できる部分が多いです。一夜の関係をきっかけに距離が生まれてしまう展開は切なく、恋愛の難しさを感じました。それでも最後にハリーが「君のすべてが好きだ」と告白する場面は胸が熱くなります。理屈ではなく感情を選ぶラストが、この映画を名作にしていると思いました。(30代 女性)
若い頃は軽口を叩き合っていた二人が、年齢とともに孤独や失恋を経験し、互いの存在の大切さに気づく過程が印象的でした。特に大晦日のパーティーでハリーが走って告白するクライマックスは、人生の伴侶を選ぶ瞬間の決断力を象徴しているように感じます。友情から愛情へと変わる関係性は、現実の人間関係にも通じるものがあります。笑いと切なさが同居した、大人のための恋愛映画だと思いました。(40代 男性)
この映画は恋愛そのものよりも、人が年を重ねる過程を描いた作品だと感じました。ハリーもサリーも失敗や別れを経験しながら、自分に本当に必要な相手が誰なのかを理解していきます。最後に結婚インタビューで二人が並んで語る姿は、とても温かく安心感がありました。派手な展開はないのに、会話だけでここまで感情を動かせる脚本の巧みさに感心しました。(50代 女性)
男女の友情は成立するという考えと、必ず恋愛感情が入り込むという考えの両方を描いている点が興味深かったです。ハリーの理屈っぽさとサリーの感情的な部分が衝突しながらも、最終的に惹かれ合う流れは説得力があります。一度は関係が壊れても、時間をかけて再び向き合う姿に人生のリアルさを感じました。恋愛はタイミングと覚悟だというメッセージが心に残ります。(60代 男性)
最初は口喧嘩ばかりの二人が、次第に何でも話せる存在になっていく様子がとても自然でした。一夜の関係で友情が壊れてしまう場面は、観ていて胸が苦しくなりましたが、それだけ互いを大切に思っていた証拠だと感じます。最後にハリーが自分の弱さを認め、サリーに愛を伝える姿は感動的でした。恋は理論ではなく感情だと教えてくれる作品です。(20代 女性)
映画『恋人たちの予感』を見た人におすすめの映画5選
ユー・ガット・メール
この映画を一言で表すと?
顔を知らない二人が心で恋に落ちる、大人のためのロマンティックコメディ。
どんな話?
大手書店チェーンの経営者と小さな本屋の女性店主が、互いに正体を知らないままメールのやり取りを通して心を通わせていく物語です。現実ではライバル関係にある二人が、言葉だけで惹かれ合っていく過程が丁寧に描かれます。
ここがおすすめ!
会話のテンポや知的なユーモアは『恋人たちの予感』が好きな人にぴったりです。友情のような関係から恋へと変化していく流れが自然で、大人の恋愛の温かさと切なさを同時に味わえる名作です。
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離
この映画を一言で表すと?
一夜の会話が人生を変える、奇跡のラブストーリー。
どんな話?
列車で出会ったアメリカ人青年とフランス人女性が、ウィーンの街を歩きながら一晩中語り合う物語です。恋愛観や人生観を語る会話を通して、二人は急速に心を通わせていきます。
ここがおすすめ!
会話中心で進む構成や、知的でユーモラスなやり取りは『恋人たちの予感』と共通しています。恋が生まれる瞬間のリアルな空気感を味わえる、ロマンチックで余韻の深い作品です。
ノッティングヒルの恋人
この映画を一言で表すと?
平凡な男性と世界的スターの、不器用で優しい恋物語。
どんな話?
ロンドンの小さな本屋を営む男性が、偶然訪れたハリウッド女優と出会い、身分違いの恋に落ちていく物語です。メディアや世間の視線に翻弄されながらも、二人は本当の気持ちと向き合っていきます。
ここがおすすめ!
軽快なユーモアと切なさのバランスが『恋人たちの予感』に近く、会話を通して関係が深まっていく過程が魅力です。大人のロマンティックコメディとして安心して楽しめる一本です。
めぐり逢えたら
この映画を一言で表すと?
運命を信じたくなる、奇跡の出会いの物語。
どんな話?
妻を亡くした男性のラジオ出演をきっかけに、遠く離れた女性が彼に強く惹かれ、顔も知らないまま運命の出会いを信じて行動する物語です。偶然と必然が重なり合う展開が感動を呼びます。
ここがおすすめ!
恋を理屈ではなく感情として描く点が『恋人たちの予感』と共通しています。直接会わずに心が近づいていく過程がロマンチックで、運命的な恋を信じたくなる作品です。
(500)日のサマー
この映画を一言で表すと?
恋の始まりと終わりをリアルに描く、現代版ラブストーリー。
どんな話?
運命の恋だと信じた男性と、恋を信じない女性の関係を、時間軸を交錯させながら描く物語です。幸せな瞬間と破局の理由が並行して描かれ、恋愛の主観性が浮き彫りになります。
ここがおすすめ!
恋愛を美化しすぎず、友情と恋の境界やすれ違いを描く点が『恋人たちの予感』と重なります。甘さだけでなく現実味のある恋愛映画を求める人におすすめの一本です。



みんなの感想・レビュー
当時、18才だったけどこの映画のような関係に憧れみたいなのありました。現在45才 (≧▽≦)
あっとゆうまにこの年ですが。
久々に観ましたけど、やっぱ面白かったですよ。