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映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の結末までのストーリー
  • 『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』を見た感想・レビュー
  • 『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』を見た人におすすめの映画5選

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の作品情報

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生

製作年:2016年
上映時間:152分
ジャンル:アクション、サスペンス、SF
監督:ザック・スナイダー
キャスト:ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ etc

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の登場人物(キャスト)

ブルース・ウェイン / バットマン(ベン・アフレック)
表の顔は大企業の社長。しかし裏では20年間という長きに渡ってゴッサム・シティの平和を守り続けているスーパーヒーロー。
クラーク・ケント / スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)
超人的な力を持つスーパーヒーロー。実は人間ではなく、クリプトン星から来たクリプトン星人。
レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)
大企業の社長。スーパーマンに恨みを持ち彼を陥れようとする。
アルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)
長年ブルースに使える執事。ブルースの一番の理解者。
ワンダーウーマン(ガル・ガドット)
突如スーパーマンとバットマンの前に現れたスーパーヒーロー。

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のあらすじ【起】

海外の地では、日々起こる様々な犯罪を食い止めるべく、数多くのスーパーヒーローたちが活躍しています。その中でもスーパーマンは、知名度、歴史共にトップレベルのヒーローです。

そして、今日もヴィランの魔の手が平和な街に忍び寄っていました。2013年、狙われたのはメトロポリスでした。大都会であるメトロポリスで暴れられては、甚大な被害が出る事が目に見えています。メトロポリスを狙ったのはゾッド将軍という人物で、彼を止める為姿を現したのがスーパーマンでした。スーパーマンはその超人的な力でゾッド将軍に立ち向かっていきますが、ゾッド将軍もそう易々とはやられません。彼らの戦いは熾烈を極めます。そして、彼らの戦いの余波によって街は深刻な被害を受けてしまいました。

その影響を受けたのは、ブルース・ウェインが経営する世界的な企業も同様でした。市街地にそびえ立つ彼のビルは、二人の強大な力によって倒壊してしまいます。そして最悪な事に、そのビルの倒壊に巻き込まれ自身の部下が命を落としてしまったのです。

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映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のあらすじ【承】

このブルース・ウェインという人物も正体は隠しているものの、実はスーパーヒーローとして活躍している一人でした。彼のヒーローネームは「バットマン」、主にゴッサム・シティで生じる犯罪を何度も食い止めてきたベテランのヒーローです。彼は幼少期、自分の両親を殺害された事をきっかけに悪に対して強い嫌悪感を持つようになっていました。そして父親の会社を継ぎ金と名声を手に入れたブルースは、スーパースーツやヒーローアイテムを開発、約20年間に渡って第一線で活躍してきたのです。

一方、スーパーマンにも普段普通の人に紛れ生活をする表の顔がありました。普段のスーパーマンことクラーク・ケントは、普段は出版社で勤務をしていました。彼は実は人間ではなく、クリプトンという惑星から来た所謂宇宙人です。しかしこれまで彼はうまく人々の中に紛れ生活を送る事ができていました。

しかし、そんなスーパーマンに対して悪い運動が起こり始めます。政府が、近年スーパーマンとヴィランの戦いの中で生じた街への影響を、スーパーマンに責任を取ってもらおうと、バットマンに責任をなすりつけようとしてきたのです。

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のあらすじ【転】

そんな時現れたのが、レックス・コーポという大会社を率いるレックス・ルーサーという男でした。彼はスーパーマンの力を弱体化させる方法として、クリプトナイトという鉱石を提示して来ました。その鉱石を使えば、クリプトン星人の力を弱める事ができるというのです。

一方、ブルースは部下の命を失った例の件から、スーパーマンに対して危険意識を持っていました。また、ブルースはレックスに対して少々引っかかる部分がありました。バットマンとして自分が以前取り締まったヴィラン集団とレックスに関わりがあるのではないかと考えたのです。ヴィランの手にスーパーマンの力をコントロールできる鉱石があっては、平和は脅かされてしまいます。ブルースは自分がその鉱石を保管しようと、レックスが主催したパーティに忍び込みます。

また、レックスは更にスーパーマンを陥れようと計画を進めていました。彼はスーパーマンを公聴会に招きます。そして事前に自分が仕掛けた爆弾を起動させ、その場にいたスーパーマン以外の全ての人間を殺してしまうのでした。

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の結末・ラスト(ネタバレ)

益々立場が悪化したスーパーマンに更なる試練が襲います。レックスがスーパーマンの恋人、ロイスと育ての親であるマーサを拉致したのです。二人を解放する条件は、バットマンを倒す事でした。しかし生まれつきの超人であるスーパーマンに対して、バットマンはスーツやアイテムでヒーロー活動を行なっている、謂わば常人です。そんな二人の戦いは一方的にも思えましたが、ブルースが手に入れた鉱石を使用した為戦いは互角なものとなりました。

しかしスーパーマンが抱えているものを知ったバットマンは、共にレックス撃退の為に手を組みました。レックスは、ゾッド将軍の死体を用い作り出した最終兵器、ドゥームズデイを彼らの元に放ちます。圧倒的な力を振るうドゥームズデイに苦戦を強いられる二人でしたが、そこに更なるヒーロー、ワンダーウーマンが助っ人に現れます。

そして最後、弱体化しながらもスーパーマンがドゥームズデイにとどめを刺しました。しかし、結果相打ちとなったスーパーマンもまたその場に力尽きてしまいました。ワンダーウーマンとバットマンは、待ち受けているであろう試練を乗り越える為、更なる超人達を探しに出るのでした。

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

DCコミックの二大ヒーローが衝突する事で話題となった本作品。マーベルでも同様の構図があったが、こちらに関しては最終的に一応共闘という形になる。スーパーマンは反則級の能力を持っているので、やる前から結果が分かるようなものだが、それでもバッドマンが、いつものスタイリッシュな立ち振舞いから、対スーパーマン仕様といえる、金属感があり、重厚感たっぷりのバッドスーツで戦う所辺りに本気度を感じる。また、本作品でワンダーウーマンが初お披露目され、ジャスティスリーグへの繋がっていくという流れになっている。(男性 30代)


人気アメリカンコミック原作のアクション映画。「マン・オブ・スティール」から始まるDCエクステンデットユニバース、本格始動の作品。

スーパーマンの登場により一変した世界で自身の正義観が揺らぐバッドマンと恐怖によって犯罪を抑制するバッドマンに疑問を持つスーパーマンが互いの正義の意味をかけて戦う姿にヒーローの矜持が描かれている。途中参戦するワンダーウーマンもまた、過去のいきさつで戦うことから逃げていたがそんな二人に触発されて再び立ち上がる。
まさに「ヒーローとは?」という疑問を問いかける作品。(男性 20代)


タイトルそのままのバットマンとスーパーマンが対決する本作品、どうして本来、正義のために戦う二人が争うことになったのかに興味を持って見ることができました。その原因が、前作“マン・オブ・スティール”にあったと言うのが上手な見せ方と感じました。一つの戦いがもたらす影響を考えさせられる作品でした。
また個人的にスーパーマンが最強と思っていたので、バットマンが挑んだところで太刀打ちできない結末しかないと想像していたのを、嬉しい意味で期待を裏切ってくれる作品でもありました。(男性 40代)


前作から薄々感じていた“ヒーローものにしては暗い”というイメージが決定的になった今作。まさか裁判にかけられるスーパーマンが見られるとは思わなかった。地球上の誰より強く、またその力に苦しめられてきた彼が、守りたい筈の人間たちに糾弾される姿は見ていて痛ましかった。
今後シリーズに登場するであろう仲間がちらほら出てくる演出や、最後はスーパーマンとバットマンが手を組む展開など盛り上がるシーンは色々あったが、正直途中参戦してきたワンダーウーマンにすべてもっていかれてしまった。全体的に陰鬱な空気が漂う中、強く迷いのない彼女の姿はあまりも美しかった。(女性 30代)


ダークな世界観と重厚なストーリーが印象的だった。バットマンとスーパーマンという象徴的ヒーロー同士の対決は夢のようなカードだけど、その背景にある人間ドラマや信念のぶつかり合いにこそ魅力を感じた。マーヴェルと違い、陰鬱で大人向けなヒーロー映画として完成度が高いと思う。(20代 男性)


アクションはすごく迫力があったけど、全体的に話が重くて少しついていけなかった。特に「マーサ」で急に和解する流れは、個人的に納得がいかなかった。でも、ワンダーウーマンが登場した時はテンションが上がったし、三人が並ぶシーンは鳥肌モノ。ビジュアル面は本当に美しかった。(30代 女性)


ザック・スナイダー監督らしい映像美が全編に渡って堪能できた。特にバットマンの悪夢のシーンや終盤のドゥームズデイとの戦闘は圧巻。スーパーマンの死という衝撃展開もあり、ヒーロー映画でここまで暗くて壮大なトーンは他にない。DCEUの方向性を決定づけた重要作だと思う。(40代 男性)


女性視点から見ると、スーパーマンの内面の葛藤やロイスとの関係がとても丁寧に描かれていて好感が持てた。彼がただの強いヒーローではなく、“人としての弱さ”を持っていることが伝わってきた。正義のあり方について考えさせられるドラマ性の強い作品だった。(30代 女性)


「マーサ」での和解には驚いたけど、あの一言がどれほどブルースに響いたかを思うと理解できる。スーパーマンという“神”に対してバットマンが恐れと敵意を持つ構図はリアルで、ただのヒーロー映画ではなく、信念と恐怖が交錯する心理戦として楽しめた。終盤の死の描写も潔かった。(50代 男性)


正直、話の展開が複雑で一度では理解しきれなかったけど、それだけに何度も観たくなる作品だった。ワンダーウーマンの登場シーンは本当にかっこよくて、彼女のテーマ曲が流れた瞬間ゾクッとした。女性ヒーローの新時代を感じた瞬間だった。これからのDC映画が楽しみになった。(20代 女性)

映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

マン・オブ・スティール

この映画を一言で表すと?

神にも等しい力を持つ男が“ヒーロー”になるまでの壮大な叙事詩。

どんな話?

クリプトン星の崩壊を逃れた少年が地球に降り立ち、人間として育てられる中で、自身の力と使命に葛藤しながら“スーパーマン”として覚醒していく物語。地球の未来を左右する、異星人との戦いも描かれます。

ここがおすすめ!

『バットマンvsスーパーマン』の前日譚として必見。ザック・スナイダー監督のスタイリッシュな映像と重厚なテーマが際立つ一作で、スーパーマンという存在の“神性”と“孤独”に迫る描写がとても深いです。

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット

この映画を一言で表すと?

ヒーローたちの絆と再生を描く、4時間超えの壮大な叙事詩。

どんな話?

スーパーマンの死後、地球に新たな脅威が迫る中、バットマンとワンダーウーマンは新たなヒーローたちと共に「ジャスティス・リーグ」を結成。それぞれの過去と使命が交差し、壮絶な戦いへと突入していく。

ここがおすすめ!

スナイダー版は劇場公開版とまったくの別物。キャラクターの掘り下げやヴィジュアルの完成度は圧倒的。『バットマンvsスーパーマン』を観た後にこそ深く味わえる、壮大なDCEUの集大成です。

ダークナイト

この映画を一言で表すと?

善と悪の境界が崩れる瞬間を描いた、ヒーロー映画の枠を超えた傑作。

どんな話?

ゴッサム・シティで犯罪と戦うバットマンの前に、狂気の犯罪者ジョーカーが現れる。社会の秩序を破壊しようとするジョーカーに対し、バットマンは苦悩と決断を重ねながら立ち向かう姿が描かれます。

ここがおすすめ!

バットマンの精神的な葛藤やヒーローとしての限界を描いた名作。ヒース・レジャー演じるジョーカーの狂気は今なお語り継がれるほどの衝撃。道徳と混沌の狭間で揺れる人間ドラマが圧巻です。

ウォッチメン

この映画を一言で表すと?

もし“ヒーロー”が現実に存在したら…その倫理と矛盾を暴く異色作。

どんな話?

冷戦下のアメリカ、かつて活躍していたヒーローたちは政府や社会から排斥され、平凡な生活を送っていた。そんな中、かつての仲間の死をきっかけに、巨大な陰謀が浮かび上がる。

ここがおすすめ!

ザック・スナイダー監督が描くリアルでダークな世界観。ヒーローたちの内面や社会的立場に迫る重厚なストーリーは、『バットマンvsスーパーマン』が好きな人には刺さるはず。哲学的な問いが突き刺さります。

アイアンマン vs キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー

この映画を一言で表すと?

ヒーロー同士の対立が描かれる、MCU屈指の人間ドラマ。

どんな話?

スーパーヒーローたちの行動を管理する「ソコヴィア協定」をめぐり、アベンジャーズが分裂。トニー・スタークとスティーブ・ロジャースは正義と信念をぶつけ合い、仲間同士で激突していく。

ここがおすすめ!

『バットマンvsスーパーマン』のように、ヒーローが“対立”する展開が熱い。MCUながらシリアスな展開と心理戦が展開され、アクションも見応え抜群。正義のあり方を多角的に考えさせられる一作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    先に言っておくと、私はバットマンのファンである。歴代の映画も見てきたし、心もバットマン寄りだ。そんな私が楽しめたのだから、バットマンファンにとってはいい映画だと思う。とにかくよく苦悩するブルースの姿も見れるし、素敵で有能すぎる執事もいれば、かっこよすぎるバットモービルも大活躍。ただ、スーパーマンファンの目線はわからないし、前作も見ていない。裏を返せば、前作「マン・オブ・スティール」の知識がなくても十分楽しむことができた。

    まず、バットマンは人間でスーパーマンは異星人なのだから敵うわけないだろう、という先入観は正しかった。バットマンはどちらかというとガチンコ勝負は避けて、きちんと武器などの工夫でスーパーマンと戦う。最後のドゥームズデイとのバトルは、人外のパワーすぎてバットマンがそれほど活躍しないが、ある意味それでよかったと思う。

    スーパーマンのテイストを知らないけれど、どちらかというとダークなヒーローものなので、最初から最後まで雰囲気は暗い。悪者を倒してスカッと爽快、とはいかないのでご注意を。どちらかというと、正義の逆は正義であり、正義と正義がぶつかることで犠牲も出ることをシビアに描いた作品だ。そういう意味では「ダークナイト」的な雰囲気が好きな私は楽しめたのかもしれない。

  2. 匿名 より:

    スーパーヒーローものに勧善懲悪のスッキリ感を求める人にとっては面白くないだろうし、最後のバットマンの役に立たない感じがつまらなく思える人には物足りないかもしれない。ただ、個人的には戦ったら絶対うまくいかないだろうしどうやってまとめる気なのか、パワーバランスがおかしすぎるだろうというマイナスな印象から入った映画だったので、「なるほどそうきたか」と大満足だった。

  3. 匿名 より:

    バットマンファンとしては楽しめると思う。スーパーマンの明るくて爽快な感じが好きな人はもしかしたら暗くてスッキリしないかもしれない。人間と宇宙人なのに、という点に関してはきちんと辻褄はあっているので安心して見てほしい。前作「マン・オブ・スティール」を見ていなくても十分楽しめた。バットマンの知識もおそらくなくて大丈夫だと思う。

    とにかく「正義と正義がぶつかったら犠牲も出てしまう」という答えのないテーマが一貫して描かれているので、とても考えさせられる作品であることには違いない。