映画『ワンナイト・カップル』の概要:2015年製作の韓国映画。元恋人の結婚式であった男女が、一夜を共にしたことからセックスフレンドになり、いつしかそれが本当の恋に発展していく大人のラブストーリー。
映画『ワンナイト・カップル』 作品情報
- 製作年:2015年
- 上映時間:107分
- ジャンル:ラブストーリー、コメディ
- 監督:ハ・ギホ
- キャスト:ユン・ゲサン、ハン・イェリ、パク・ビョンウン、パク・ヒョジュ etc
映画『ワンナイト・カップル』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ワンナイト・カップル』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『ワンナイト・カップル』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『ワンナイト・カップル』 あらすじ【起・承】
新婦である元恋人の結婚式に参列したジョンフンは、元気そうに振る舞っているが実はかなりへこんでいる。
一方で新郎である男のやはり元恋人の結婚式に参列したシフもまた、心の中は落ち込んでいた。
そんな二人は酒を飲み記憶も無くなり、ジョンフンのマンションで一夜を共にしてしまう。
ジョンフンが目を覚ますと、床に女性が寝ていた。
起こすが中々目を覚まさない彼女の周りには、大量の薬が落ちている。
まずいと思ったジョンフンは救急車を呼び病院へ連れて行った。
幸い一命はとりとめたものの、危ない状態であった。
ある日飲み会の後、ジョンフンはシフと会った。
そこで自殺することは良くないと話すと、シフは泣き出してしまった。
その姿を見て思わずキスをするジョンフン。
二人は燃え上がり、シフの家で夜を過ごした。
シフは元彼とのHでは感じなかったが、ジョンフンとのHでは感じるという。
シフの手料理を食べた後、バス停まで見送られたジョンフンは別れがたかった。
同じように感じたシフは、さっき入ったコーヒーショップのスタンプが10個貯まるまでセックスフレンドとして会わないかと提案する。
その日以来、二人は順番にお互いが必要な時に連絡することにした。
そしてコーヒーショップで待ち合わせ、その後ホテルや自宅に向かうようになる。
シフの夢はシェフだったが、現在は撮影用の料理を作っていた。
ある日、ジョンフンの元彼女でもあり、元彼ジュンソクの現在の妻でもあるジュヨンから仕事の依頼が入った。
ジュンソクの開業パーティーで食事を作って欲しいと言うのである。
シェフになりたいシフは悩んだ末、承諾した。
映画『ワンナイト・カップル』 結末・ラスト(ネタバレ)
パーティー当日。
シフはシェフとして、ジョンフンはゲストとして参加した。
ジュンソクはシフト親しそうなジョンフンが気に入らず、突っかかる。
しかしジョンフンも負けていなかった。
帰り道、シフトジョンフンはいつものようにコーヒー店に向かいシフの自宅に行った。
スタンプは今日で10個目である。
どこか寂しそうなジョンフン。
シフの自宅で記念だとスタンプカードを渡し、ジョンフンが何かを言いかけたその時。
インターホンが鳴った。
出てみるとジュンソクである。
シフの自宅に居るジョンフンに嫉妬し、もみ合いになる二人。
しかしジョンフンはシフを守るため、ジュンソクに諦めさせたのだった。
臨時体育教員を辞めたジョンフン。
今日はジョンフンの誕生日だった。
シフは驚かせようとケーキを手作りし、料理を作ってジョンフンの自宅でこっそり帰りを待った。
そこで同僚と帰宅したジョンフンが自分のことをバカにするような会話をしていることを聞いてしまい、ケーキを投げつけた。
「自分には何も無いからシフとの今後は考えることが出来ない」と声を荒げるジョンフンにうんざりし家を出て行くシフ。
気持ちを切り替えて母に言われてお見合いをするシフだったが、中々しっくりいく相手と巡り会えない。
そんな矢先、ジュンソクが交通事故で死亡したと連絡が入る。
しかも葬儀に行ったジョンフンの前でジュヨンが産気づき、一緒に病院へ。
そこでシフの姿を見つけ追いかけ声をかける。
無視するシフに、「どこで人は死ぬかわからないから」と言い、出来なかったヨガポーズを見せる。
そして正直になれなかったことを話し、シフを愛している告白した。
二人はお互い抱きしめ合い、キスをする。
その後ジョンフンは障害者のバスケットボールのコーチをしている。
二人はクリスマスも幸せに過ごしていた。
シフは小さなカフェを経営、シェフとして夢を叶えたのだった。
映画『ワンナイト・カップル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ワンナイト・カップル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
出で立ちにはまれない
酷評ではあるが、ラブコメ特に韓国物は美男子と美女が売りでは無いのか?
本作品の主人公二人は酷い。
全くどこも惹かれないし、男性に関しては汚らしささえかんじてしまい不愉快である。
一体なぜシフが惚れてしまったのかもわからない。
特に優しい良い男のエピソードは無く、共感も出来ないのだ。
シフに関しては良くいる韓流スターの女優顔とも言えることは言えるが、主役では無いのだ。
主人公の姉妹とか友人レベルである。
見ていて見た目がはまれないため台詞も全く頭に入ってこない有様であった。
友人のエピソードが必要か?
主人公ジョンフンの友人役として出ている教師の男。
彼の立ち位置が謎である。
セックスや男女の関係のことをよく知っているかのようにジョンフンにアドバイスし続けていたくせに、最後の最後で嘘だったとバラしている。
何のためなのか?
また勤め先の女性上司と恋仲になり、最終的に結婚することになるが本編に全く関係無く不必要。
この男のキャラクターを何故作ったのか最期までわからず、脚本の荒さに呆れてしまう。
映画『ワンナイト・カップル』 まとめ
韓国ラブコメは面白いというイメージがこの映画で覆されてしまう。
格好良い人とキュートな女優が、可愛らしくて愛らしい姿で魅了するはずでは無いのか?
久しぶりに韓国ラブコメらしからぬ作品に出会ってしまった。
またラブコメでむやみに人を殺して欲しくない。
それが例え事故であってもだ。
よくわからない演出が多く戸惑ってしまう作品で、ジャンルも曖昧でいまいちよくわかあらない映画だった。
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