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映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の結末までのストーリー
  • 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見た感想・レビュー
  • 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見た人におすすめの映画5選

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の作品情報

アンダー・ザ・スキン 種の捕食

製作年:2013年
上映時間:108分
ジャンル:SF、ホラー
監督:ジョナサン・グレイザー
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ポール・ブラニガン etc

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の登場人物(キャスト)

女(スカーレット・ヨハンソン)
白いヴァンに乗った女。一人で歩いている男を誘惑し、暗闇に沈めていく。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のあらすじ【起】

夜のハイウェイをバイクで走る黒のライダースーツの男は、その道中で乗機を止め、道の脇にある藪へと進むと、中から気を失った女を抱えて戻ってきた。気を失っていた女が目を覚ますと、そこは真っ白な部屋だった。彼女は拘束されていて、そばには自分と同じ顔の全裸の女が立っている。自分と同じ顔をした裸の女に身包みを剥がされる。裸の女はその服を着ると、バイクの男と共に車に乗って、その場を後にした。

バイクの男と別れた女は、ショッピングモールで化粧品を買った。車内で化粧を済ませた女は雑踏を抜け、住宅街に進む。M8という場所を目指す女。通行人に道を聴くついでに女は相手の素性を探る。声をかけたのはどれも一人で歩いている男だった。話を聞いて、相手が独身だと解かると、彼女は男を誘惑した。連れ込んだ暗がりで服を一枚一枚脱ぎながら男を誘惑する女。男は彼女を真似て服を脱ぎながら女を追うが、女に追いつくことなく男は闇の中に沈み込んでいった。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のあらすじ【承】

女は車から降りて、海岸を歩いていた。タオルと着替えが置かれているのを見つけた女。その側に立っていると、海から戻ってきたサーファーに声をかけられた。盗む気だったのかとからかってくる男に、女は素性を聞く。しかし、子供が海に流されていくのを見つけたことで話は中断した。波打ち際では夫婦が流された子供を追いかけている。サーファーは咄嗟に夫婦を追った。岸から一番近くにいた夫を救うことができたものの、先に行ってしまった子供と妻は助けることができなかった。

再び車に乗って一人で歩いている男を捜し始めた女はクラブに入っていく男の姿を見つけた。下車し建物に入る女。クラブの喧騒に戸惑いながら先程見た男を捜していると、男の方から声をかけてきた。女は彼のことも暗闇に誘う。女の誘惑に誘われて闇の中へと沈んでいった男は、そこで以前の犠牲者が漂っているのを見つけた。前の犠牲者は男に何かを言おうとするが、その直後に痙攣を起こし、全身の皮膚だけを残して消えてしまった。皮膚が包んでいた血肉は闇の中に流れていく。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のあらすじ【転】

一人で歩いている男を次々に暗闇に沈めていく女。その夜、彼女は奇形の男を自分の車に同乗させた。女はいつものように男を誘うが、顔のことで蔑まされ続けてきた彼は女の誘いを信用しない。女は奇形の男に他の男との違いを感じた。奇形の男の警戒を解くため、女は男の手をとり、自分の顔を触らせる。自分を受け入れてくれる初めての女性だと思った奇形の男は、女の誘いに乗り、闇の中の彼女を追いかける。

闇に呑まれた男だが、彼はそこから逃げ出していた。裸で草原を逃げ惑う奇形の男。民家の庭に逃げ込むが、バイクの男に見つかり、どこかに連れ去られてしまった。

女が車を運転していると、辺りに真っ白な霧が立ち込めてきた。前が見えないくらいの濃い霧に道を塞がれ、女は車を降りた。霧の中を歩く女。湖畔のレストランを見つけ、立ち寄り、そこでケーキを頼む。一欠片を口に含むがすぐに戻してしまった。他の客が奇異の目を彼女に向ける。居心地の悪さから女は店を後にした。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の結末・ラスト(ネタバレ)

車を失った女は、バスに乗っていた。過ぎ行く景色を眺めていると、後ろの座席に座っていた男が声をかけてきた。親切なその男の世話になることにした女。同棲生活が始まったが、それもベッドの中で破局を迎える。交わる直前、自分の身体に異変を感じた女は家を飛び出した。

雪の積もる森の中をさ迷う女。途中、森林監視員の男とすれ違うが、女は男を無視し、森の奥深くを目指していた。荒れ果てた小屋を見つけた女は疲れからそこで寝入ってしまった。

目を覚ますと、女は足回りを何かが這うような感覚を覚えた。先程すれ違った森林監視員が添い寝をして女の身体を弄っていた。驚いて逃げ出す女。森林監視員は女を追いかけ地面に組み伏せた。森林監視員は必死に抵抗する女の服を剥ぐ。すると、勢い余って女の皮膚まで剥いでしまった。女の皮膚の内側は、人を象った黒い何かだった。男は驚き、後ずさる。女は剥がれかけの皮膚を脱ぎ、自分の顔を見つめる。剥がれた皮膚は涙を流していた。人の姿を象った真っ黒な何かは覚束ない足取りで歩き始めた。そこにガソリンタンクを抱えて森林監視員が戻ってきた。黒い何かにガソリンを浴びせた森林監視員は、火を灯す。焼かれた黒い何かは灰色の煙を上げながら姿を消してしまった。

何かを探すように雪原を歩いていたバイクの男。見上げると、一筋の灰色の煙が空に上がっていた。

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

アベンジャーズでブラックウィドウを演じているスカーレットヨハンソンが非常に官能的な役で登場する本作品。カテゴリーとしては、地球外生命体による人間の捕食といった展開なので、ホラー作品にあたるのだと思うが、男女の欲望にフォーカスした描写は恐怖とはまた少し違う感覚を覚える内容である。生命体の正体や目的など、あまり細かい部分の説明こそないが、だからこそ快楽表現を感覚的に感じ取れるような内容となっているので、面白い。恐ろしいが美しいという不思議な体験が味わえる事だろう。(男性 30代)


よく言えばアーティスティック。悪く言えば何の事だかわからない作品。それがこの映画を見た人の多くの感想だろう。少なくともスカーレット・ヨハンソンがほぼずっとヌードなので、ある意味観る価値はあるのだろうが、それでも意味の分からなさに辟易する。多分、男と女の性的な意味での闘いを表現したのだろうし、頑張って読み込めば何か伝わるものがあるかもしれない。しかし、一般の映画ファンとしては特に面白さを感じない作品でそこまで頑張る筋合いはないのである。監督がめんどくさそうな人なんだろうというのは伝わった。(男性 30代)


見終わった後に真っ先に感じたのはB級映画という表現がぴったりの作品だということでした。
最初の10分ほど全く会話がなく、さらにBGMもなく何が起ころうとしているのか、全く予測不能な展開に始まり、そのまま謎の女性が現れて、男を物色し始める。そして男を部屋に連れ込んで早速ベッドで行為らしきものが始まるけれど、その場面が色っぽい訳でもなく、どんどん沈んでいくという謎のシーン。その後も別の男を物色して、同じような感じの展開になって、といった感じで、全く掴みどころのない作品でした。(男性 40代)


本作は、地球外生命体の女が獲物を求めた男たちを誘惑し連れ込み、彼らを黒い液体の中に沈め、皮膚だけが残るというSFホラー作品。
様々な男たちを捕食する孤独な女の心情の変化がスタイリッシュに描かれていた。
ほとんど台詞が少なく、説明的な描写も一切ない芸術的要素の強いところが本作の特徴。
分からなさや不気味さ、後味の悪い感じで終始謎に包まれているので、何かこちらが試されているかのような気持ちになった。想像を膨らませながら何度も鑑賞したい作品。(女性 20代)


これは評価がはっきりわかれる作品だと思います。主演はスカーレット・ヨハンソン。彼女の美しさを極限まで引き出しているこの作品。作品が伝えたいことを理解すると言うよりも、ストーリー展開や独特の「美しさ」にものすごく惹かれました。
ストーリーを考えると「何が言いたいんだ?」となってしまうかもしれませんが、スカーレット・ヨハンソン演じる女性の「特殊」な部分を理解し、そのシーンを満喫出来たら最高に面白いと思います。こういう表現の仕方はかなり斬新で、独特でありながら惹き付けられる魅力もあり、とても楽しめました。(女性 30代)


人間を誘惑し、黒い液体の空間に沈めていくシーンの不気味さが強烈だった。説明はほとんどなく、ただ淡々と狩りを続ける彼女。しかし奇形の男性を逃がす場面から、明らかに心境が変化していく。ラストで正体が露わになり、森で焼き殺される展開は衝撃的だった。人間を捕食していた存在が、最後は人間の暴力に晒される皮肉。観る者の解釈に委ねる硬質なSFだと感じた。(30代 男性)


最初は難解で距離を感じたが、次第に彼女の孤独が胸に迫ってきた。無表情で男たちを誘い込む姿と、海辺で溺れる家族を見捨てる冷酷さ。しかし障がいのある男性との出会いで、彼女の中に揺らぎが生まれる。人間らしさを得ようとした瞬間に暴力に遭うラストは残酷すぎる。美しさと不安が同居した、忘れがたい体験だった。(40代 女性)


説明を排した演出が挑戦的で、正直戸惑いもあった。だが黒い空間で男たちが溶け落ちるビジュアルは圧倒的。彼女が自分の顔の下に異形の姿を見出す場面は、自我の目覚めの象徴だろう。人間の皮をまとっても、人間社会には受け入れられない。その孤独と恐怖が、雪の森での最期に凝縮されていた。観客を試すタイプの作品だ。(20代 男性)


ロードムービーのように淡々と進むが、その実とても暴力的な映画だと思う。彼女が男性を次々と沈めていく無機質な描写は、捕食の本質を冷徹に映す。一方で、ケーキを食べられず吐き出す場面には、身体への違和感がにじむ。人間になろうとした存在が、最後は人間の欲望に追い詰められる構図が痛烈だった。(50代 男性)


スカーレット・ヨハンソンの存在感に圧倒された。ほとんど感情を見せない演技が、逆に不安をかき立てる。奇形の男性を解放する場面で初めて優しさのようなものを感じたが、それが破滅の始まりだった。森で正体を暴かれ、焼かれるラストは救いがない。それでも彼女の視線には確かな戸惑いがあり、切なさが残った。(30代 女性)

映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

エクス・マキナ

この映画を一言で表すと?

人工知能の美しさと恐怖が同居する、静かな心理戦SF。

どんな話?

若きプログラマーが、山奥の研究施設で女性型AIのテストに参加する。彼女は本当に「心」を持っているのか、それとも巧妙なプログラムなのか。閉ざされた空間での対話を通じて、人間と機械の境界が揺らいでいく。やがて予想外の結末が訪れる知的サスペンス。

ここがおすすめ!

人間を観察する存在という構図が共通し、冷たい映像美と緊張感が魅力。感情を持ったように見える存在の本質を問いかける展開は、観る者の価値観を揺さぶる。静謐な空気の中で進む心理戦と衝撃的なラストは必見。

ザ・ウォークイング・ドールズ

この映画を一言で表すと?

異質な存在が社会に紛れ込む、不穏で美しい寓話。

どんな話?

若い女性たちが謎の組織に導かれ、共同生活を送りながら「選別」を受ける。外界と切り離された空間で、彼女たちは自分の存在意義を見失っていく。やがて明かされる彼女たちの正体は、人間社会への痛烈な風刺を孕んでいる。

ここがおすすめ!

説明を抑えた演出と不安を煽る音響が、アンダー・ザ・スキン 種の捕食と通じる。視覚的な美しさの裏に潜む冷酷な世界観が印象的。観る者に解釈を委ねる構造が好きな人に刺さる一作。

メランコリア

この映画を一言で表すと?

終末を前に、人間の内面があらわになる心理SF。

どんな話?

地球に巨大惑星が接近し、衝突の可能性が高まる。結婚式を迎えた姉妹は、迫りくる終末を前にそれぞれ異なる反応を示す。抑うつと不安、受容と恐怖が交錯する中、静かに世界の終わりが近づいていく。

ここがおすすめ!

圧倒的な映像美と音楽が生む終末の静けさが魅力。外的脅威よりも内面の揺らぎに焦点を当てた構成は、孤独や疎外感を描くアンダー・ザ・スキン 種の捕食と響き合う。観る者の感情を深く揺さぶる芸術的作品。

アナイアレイション -全滅領域-

この映画を一言で表すと?

未知との遭遇が自己崩壊へと導く、幻想的SFスリラー。

どんな話?

謎のエリア「シマー」に調査隊が足を踏み入れる。そこでは生態系が異様に変異し、現実の法則が歪んでいる。次第に隊員たちの心身も侵食され、自己の輪郭が曖昧になっていく。未知の存在との接触がもたらす結末とは。

ここがおすすめ!

理解不能な存在と向き合う恐怖を、幻想的なビジュアルで描く。自己の境界が崩れていく描写は強烈で、哲学的テーマも濃厚。視覚体験と内面の崩壊を重視する観客におすすめ。

ロスト・ハイウェイ

この映画を一言で表すと?

現実と幻想が溶け合う、悪夢のようなミステリー。

どんな話?

自宅に届く不気味なビデオテープをきっかけに、男の現実が崩壊する。やがて物語は別人の視点へと転換し、時間や記憶がねじれていく。真実はどこにあるのか。観る者を迷宮へと誘う物語。

ここがおすすめ!

断片的な物語構造と不穏な音響が強烈な没入感を生む。説明を拒む語り口や、正体不明の存在への恐怖はアンダー・ザ・スキン 種の捕食と通じる。理解より体感を重視する映画体験を求める人に最適な一本。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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