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映画『ドクムシ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドクムシ』の概要:それまでの記憶がないまま、廃校のような場所に閉じ込められていた7人の男女が、蠱毒と呼ばれるデスゲームに参加させられる様子と意外な真実を描いた。監督は朝倉加葉子。

映画『ドクムシ』の作品情報

ドクムシ

製作年:2015年
上映時間:98分
ジャンル:サスペンス、ミステリー、ホラー
監督:朝倉加葉子
キャスト:村井良大、武田梨奈、秋山真太郎、水上京香 etc

映画『ドクムシ』の登場人物(キャスト)

レイジ(村井良大)
平凡な大学生。閉じ込められた7人の中で、一番最後に目覚めた。事なかれ主義な一面を持ち、流されやすい性格。
アカネ(武田梨奈)
キャバ嬢。性行為をして信用を得ようとしたり、病気の妹や弟がいると嘘をついて生き残ろうとする。
ユキトシ(秋山真太郎)
新聞記者の男。飄々としている。呪いの儀式「蠱毒」と、デスゲーム「蠱毒」の噂話を知っていて、それに巻き込まれたと説明する。
トシオ(宇治清高)
派手な格好の金髪の男。カッとなりやすい性格。
タイチ(駒木根隆介)
太った体型の男。
ユミ(水上京香)
女子大生。同性愛者で、男性を嫌っている。
ミチカ(野口真緒)
謎の少女。

映画『ドクムシ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドクムシ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドクムシ』のあらすじ【起】

目覚めたら廃校に閉じ込められていたレイジ、ユキトシ、トシオ、タイチ、アカネ、ユミ、ミチカの7人。
意識を失う直前の記憶がなく、荷物とベルトが無くなっていた。
いたる所に監視カメラが仕掛けられていて、床にビニールが張られた“特別教室”には、大きな肉切り包丁と鍋。
そして7日間を示す電子掲示板。
食料は見当たらず、数か所のトイレの水が出るだけ。

ユキトシは、毒虫を同じ壺に入れて食い合わせ、最後に生き残った虫を使って呪いを行う「蠱毒」だと言う。
噂では、罪人を使った「蠱毒」が行われているらしい。
タイムリミットは7日間、それを過ぎれば処刑されるらしい。

自分は罪人ではないというアカネだったが、犯罪行為だけが罪ではないと言い切るユキトシ。

ユミは服の袖を破り、自分は汚いと言って必死に体を拭くようになる。
見かねたアカネはユミを励ます。

閉じ込められてから3日目。
トシオは周囲に当り散らすようになる。
ユキトシは、いざとなったらレイジのパーカーの紐で手を縛ることを提案する。

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映画『ドクムシ』のあらすじ【承】

トシオはユミをレイプする。
ユミの叫び声を聞いて駆け付けたアカネとレイジ。
アカネは気絶し、ユミとレイジは協力してトシオを殺してしまった。
トシオの遺体は、特別教室に置いた。

その後、ユミはアカネを「先輩」と呼び執着するようになる。
アカネは男子トイレにこもっていたレイジに弱音を吐き、病気で入院中の弟のために脱出したいと話す。
そして2人は男女の関係になった。

先輩を奪うな、と言ってレイジを殺そうとするユミ。
レイジは命からがら逃げだす。

ユミは、高校時代に付き合っていた同性愛者の先輩から別れ話をされ、その相手を殺していた。
先輩の幻覚を見たユミは、階段から落ちて死んだ。

ユキトシはアカネに、ユミとレイジを殺し合わせたのは自分だと語る。
レイジとアカネの情事をユミに教え、ユミの嫉妬心に火をつけたのだ。

タイチは自暴自棄になり、ミチカを襲う。

5日目。
トイレで密会していたレイジとアカネは大きな物音を耳にする。
音が聞こえてくる“特別教室”へ向かう2人。

映画『ドクムシ』のあらすじ【転】

空腹で正気を失ったタイチは、トシオやユミの遺体をバラバラにして食べていた。
アカネを食べ物だと認識したタイチは、包丁で襲い掛かる。
アカネはタイチにキスをして驚かせると、包丁を奪ってタイチを殺した。
その様子を見たユキトシは、蠱毒が行われていると言って笑った。

その後、アカネはユキトシとも男女の関係になる。
ユキトシには、病気の妹がいると言ったアカネ。
ユキトシに自分を殺せと挑発され、それが出来ずに暴力を振るわれるレイジ。
抵抗したレイジに突き飛ばされて頭を打ったユキトシは気を失う。

ユキトシを縛りトイレに監禁したレイジは、慰めようとするミチカと一緒に眠りについた。

7日目。
殺し合わずに生き残る方法があるというユキトシに話を聞くアカネ。
ミチカは蠱毒を行っている主催者側で、毒を強めるために投入されたのかもしれないと、ユキトシは考えていた。
そしてユミが階段から落ちて死んだ時、走り去っていくミチカを見たらしい。
アカネはミチカに詰め寄る。

映画『ドクムシ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ミチカはレイジたちよりも年上で、ホルモンの病気で成長が止まっていた。
レイジに思いを寄せるミチカは、レイジを助けるためにユミを殺したのだった。
レイジとアカネの視線に耐え切れず、ミチカは自殺した。

逃げたユキトシを一緒に殺そうと言うアカネを、レイジは拒否した。

アカネとユキトシは殺しあい、アカネが命を落とした。
アカネの遺体を見て呆然とするレイジ。
ユキトシはレイジに襲い掛かり、2人は殺しあいになる。

ユキトシは「蠱毒が完成した」という言葉を残し、息を引き取った。
まだ息があったアカネがレイジに襲い掛かるが、レイジはアカネを平然とした表情で殺した。

タイマーは残り0になったが、扉が開くことはなかった。

数日後、助け出されたレイジ。
大型地震が起こり、病院に搬送途中だったレイジたちは、緊急避難場所に改装中の建物に閉じ込められていた。
ユキトシはネットで殺害予告を繰り返し、指名手配されていた人物だった。
レイジはユキトシに騙されていたのだった。

半年経っても、レイジは食べ物を手づかみで食べていた。

みんなの感想・レビュー

  1. ひろろ より:

    漫画と違いがあって、イマイチ。ラストもスッキリしない感じでした