この記事では、映画『フロム・ビヨンド』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『フロム・ビヨンド』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『フロム・ビヨンド』の作品情報

上映時間:86分
ジャンル:ホラー、SF
監督:スチュアート・ゴードン
キャスト:ジェフリー・コムズ、バーバラ・クランプトン、ケン・フォリー、テッド・ソレル etc
映画『フロム・ビヨンド』の登場人物(キャスト)
- クロフォード(ジェフリー・コムズ)
- 今作の主人公です。ブリトリアス博士の野望を止めるべく奮闘しますが、博士の研究のえじきになり犠牲になります。
- ブリトリアス(テッド・ソレル)
- 今作の悪玉です。自分の研究の為に多くの人を犠牲にし、自らも醜い化け物と化し世界征服を企むマッドサイエンティストです。
- カテリーナ(バーバラ・クランプトン)
- 女医です。唯一まともな人でしたが博士の実験により、性欲の強い女性になってしまいます。クロフォードに救出されます。
映画『フロム・ビヨンド』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『フロム・ビヨンド』のあらすじ【起】
ブリトリアス博士はある装置を開発しました。あちらの世界と言われるこの世では無い、別の世界です。しかしその装置を起動した瞬間に謎のクリーチャーがこの世に現れ、ブリトリアス博士は頭を食われて死んでしまうのでした。
その後、ブリトリアス博士の助手だったクロフォードは博士の屋敷を尋ねました。そのある装置を破壊する為に向かったのです。その姿は恐ろしさと恐怖にまみれていました。そしてクロフォードの横にはカテリーナという女医と黒人の男がいました。カテリーナはかなりの美女でしたがクロフォードは全く気にしていませんでした。黒人の仲間はその装置の事を全く信じておらず全く怖がっていませんでした。「早く行こうぜ」と軽い口を叩き、クロフォードをただイラつかせていました。
屋敷に入った三人は屋敷の中の異様な雰囲気に飲まれていました。本当にブリトリアス博士はここで死んだのかも分からず、その装置が本当にあるのかも分からず不安に包まれていました。
映画『フロム・ビヨンド』のあらすじ【承】
屋敷に入った三人はとりあえず屋敷の中を探索しました。黒人の仲間だけは特に怖がっておらず、地下室などの気持ちの悪い場所もどんどん探索していきました。クロフォードは博士の研究の片鱗を知っていた為に、始終恐ろしさに包まれた顔をしていました。カテリーナは屋敷の気持ち悪さに終始おぞましい物を見る様な顔つきをしていました。
三人は遂に装置のある部屋に辿り着きました。その部屋の真ん中には明らかに常軌を逸した機械が置いてありました。円形の形をした見たことも無い装置に三人はしばらく固まっていました。大きさもあまりにも大きく、普通の実験や研究に使う物では無い事が一目で分かりました。
しかし黒人の仲間は「これが元凶なんだろ?早く壊そうぜ」と言いました。そして言うよりも手が早く壊しにかかりました。しかしその手をクロフォードは必死で止めました。「まだブリトリアス博士が本当に死んだかも分からないのに壊す必要は無い!」と激しく言いました。
映画『フロム・ビヨンド』のあらすじ【転】
なんとブリトリアス博士はまだ死んだかどうかが分かっていなかったのです。死体も見つかっておらず、この装置が原因でどこかに消えたという事しか分かっていなかったのです。クロフォードはそれを確かめる為にこの屋敷を訪ねたのです。そして屋敷に行ってブリトリアス博士が見つからなければこの装置を起動させようとしていたのです。
黒人の仲間は大層面倒くさそうな顔でクロフォードを見つめました。しかしクロフォードの顔があまりにも真剣で怖い目をしていたので引き下がりました。カテリーナは酷く不安な顔をしていましたが、クロフォードの言う通りにしようと思いました。
装置を起動する事に決めた三人の間には緊張した空気が流れました。クロフォードが装置に電源を入れて何やら設定をする姿を、黒人の仲間とカテリーナは固唾を飲んで見守っていました。そしてクロフォードは遂に設定が終わり、装置を動かす準備が出来、他の二人の顔を見つめました。クロフォードは深く息を吸い、気合を入れて装置を起動させました。
映画『フロム・ビヨンド』の結末・ラスト(ネタバレ)
装置が起動すると当たりはピンク色になり謎の異形なクリーチャー達が大量に出現しました。それを暫く眺めていた三人でしたが黒人の仲間が急にクリーチャーに襲われ、死んでしまいました。その光景を見て焦った二人でしたが、なんといきなりブリトリアス博士が出現しました。ブリトリアス博士は死んだのでは無く、その装置の影響でクリーチャー達のいるあちらの世界に行ってしまっていたのです。
ブリトリアス博士はそのクリーチャー達と同じ怪物に変貌していました。そしてその力を使って世界征服を企んでいました。ブリトリアス博士はスケベでもあったので美人のカテリーナを見て欲情し、クロフォードをはねのけ捕まえに行きました。吹っ飛ばされたクロフォードは装置に当たり、装置は壊れ発火し屋敷に火が着きました。
クロフォードはブリトリアス博士にヤラれそうになっているカテリーナを助ける為に、ブリトリアス博士の体内に突進しました。クロフォードとブリトリアス博士がグチャグチャに交じり合うところを見て気が狂ったカテリーナは、燃え盛る屋敷から飛び降り両足の骨が折れてしまいました。そしてカテリーナは永遠にその場で座り込み笑い続けていました。
映画『フロム・ビヨンド』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
異次元を知覚できる装置レゾネーターの発想がとにかく秀逸で、最初から不穏な空気に引き込まれた。クロフォード博士が怪物へと変貌していく過程はグロテスクながらどこか魅力的で、狂気に飲み込まれていく様子が強烈。特に松果体が肥大化していく描写はインパクト抜群で忘れられない。ラストの破壊によってすべてが終わったかに見えても、完全な解決ではない余韻が残るのも良い。80年代ホラーの醍醐味が詰まった作品だった。(30代 男性)
正直かなり気持ち悪い描写が多いけれど、それがこの映画の魅力だと思う。レゾネーターによって見える異次元の存在が、ただ怖いだけでなく妖しく美しいのが印象的だった。クロフォードの変化は恐怖というよりも狂気の象徴のようで、見ていて不思議な感覚になる。ラストで彼が完全に怪物化する展開も納得感があり、最後まで世界観に引き込まれた。(20代 女性)
科学とオカルトが混ざり合ったような設定が非常に興味深かった。レゾネーターの実験が進むにつれて現実が歪んでいく様子が丁寧に描かれており、観ている側も不安になる。クロフォードが力に魅入られていく過程は、科学者の暴走として説得力があった。グロテスクな演出は多いが、それ以上にアイデアの面白さが光る作品だと思う。(40代 男性)
ホラーというよりもビジュアルの強さが際立つ映画だった。異形のクリーチャーや身体の変化が非常に印象的で、独特の世界観を作り上げている。クロフォードの変貌は怖いというよりも異様で、見ているうちに目が離せなくなる。最後にすべてが破壊される展開もスピーディーで、余韻を残しつつ終わるのが良かった。(30代 女性)
80年代ホラーらしい過激な描写とユニークな設定が見事に融合している作品。レゾネーターによって別次元の存在が現れるという発想が面白く、そこから一気に物語が加速する。クロフォードの変化は段階的に描かれており、最終的に完全な怪物になる流れが印象的だった。エンタメとしても十分楽しめる一本。(20代 男性)
最初は少し古い映画という印象だったが、観ていくうちにその独特の魅力に引き込まれた。特に特殊メイクのクオリティが高く、今見ても十分にインパクトがある。クロフォードの狂気と欲望が物理的な変化として表現されているのが面白い。ラストの決着もあっさりしているが、それがかえって余韻を残していた。(50代 女性)
グロテスクな表現が多いが、それ以上にアイデアの斬新さが際立つ作品だった。異次元の存在を視覚化するというコンセプトが非常に面白く、映像的にも楽しめる。クロフォードが力に溺れていく姿は人間の欲望を象徴しているようで、単なるホラー以上のテーマ性を感じた。独特な魅力を持つ一本だと思う。(40代 男性)
全体的にカルト的な雰囲気があり、好き嫌いは分かれそうだが個人的にはかなり楽しめた。異次元の存在の描き方が独特で、現実との境界が曖昧になっていく感じが面白い。クロフォードの変貌はショッキングだが、それが物語の核になっている。ラストの混乱した展開も含めて印象に残る作品だった。(30代 女性)
視覚的なインパクトが強く、記憶に残るシーンが多い映画だった。特に松果体が伸びていく描写はインパクト抜群で、良い意味で忘れられない。ストーリー自体はシンプルだが、その分演出とアイデアで勝負している印象。クロフォードの最期も含めて、最後まで飽きずに観ることができた。(20代 男性)
古典的なホラーでありながら、今見ても新鮮に感じる部分が多かった。異次元というテーマと身体変化の描写が組み合わさることで、独特の恐怖を生み出している。クロフォードが人間性を失っていく過程は見応えがあり、最後の暴走も納得できる展開だった。全体として完成度の高いカルトホラーだと思う。(50代 男性)
映画『フロム・ビヨンド』を見た人におすすめの映画5選
ZOMBIO/死霊のしたたり
この映画を一言で表すと?
死者を蘇らせる禁断の実験が暴走する、狂気とグロテスクの極致ホラー。
どんな話?
若き科学者ハーバート・ウェストが開発した薬品により、死体が蘇る現象が起きる。しかし蘇った死者は理性を持たず、暴走し始める。実験に関わる人々は次第に惨劇へ巻き込まれ、科学の暴走が取り返しのつかない事態を招いていく。
ここがおすすめ!
フロム・ビヨンドと同じく、科学の探究心が狂気へと変わる過程が魅力の作品。過激な特殊メイクとブラックユーモアが融合し、独特の世界観を作り上げている。人体の変化や異形の描写が好きな人には特におすすめの一本です。
ヘルレイザー
この映画を一言で表すと?
禁断の快楽が異世界の恐怖を呼び込む、耽美で残酷なホラー作品。
どんな話?
謎のパズルボックスを解いた男が、異次元の存在セノバイトを呼び寄せてしまう。彼らは人間の欲望を歪んだ形で満たしながら、肉体と精神を破壊していく。やがてその影響は周囲の人々にも広がり、逃れられない恐怖へと発展していく。
ここがおすすめ!
異次元の存在と肉体の変容というテーマがフロム・ビヨンドと共通しており、ダークで妖しい雰囲気が好きな人に最適。グロテスクでありながら美しさも感じさせるビジュアルが特徴で、唯一無二の世界観を堪能できます。
ザ・フライ
この映画を一言で表すと?
天才科学者の実験が悲劇を生む、愛と恐怖が交錯する変身ホラー。
どんな話?
物質転送装置を開発した科学者が、自らを使った実験中にハエと融合してしまう。最初は成功したかに見えたが、徐々に身体が変異し始め、取り返しのつかない変化が進行する。恋人との関係も崩れ、悲劇的な結末へと向かっていく。
ここがおすすめ!
人体変異の恐怖をリアルに描いた名作で、フロム・ビヨンドの身体変化に魅了された人におすすめ。科学の暴走と人間の弱さがテーマになっており、単なるホラーにとどまらないドラマ性も魅力です。
イベント・ホライゾン
この映画を一言で表すと?
宇宙の彼方から帰還した船が、地獄のような恐怖をもたらすSFホラー。
どんな話?
消息を絶っていた宇宙船イベント・ホライゾン号が再び発見され、調査隊が乗り込む。しかし船内では不可解な現象が次々と起こり、乗組員たちは精神的にも肉体的にも追い詰められていく。やがてその原因が異次元の存在にあることが明らかになる。
ここがおすすめ!
異次元の恐怖と狂気の描写が強烈で、フロム・ビヨンドの世界観が好きな人にぴったり。閉鎖空間での恐怖や精神崩壊の演出も見どころで、重厚なSF要素とホラーが融合した作品です。
カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―
この映画を一言で表すと?
未知の存在が現実を侵食する、幻想と狂気が交錯するコズミックホラー。
どんな話?
隕石の落下をきっかけに、ある家族の周囲で奇妙な現象が起こり始める。動植物や人間に異常な変化が現れ、やがて現実の法則が崩れていく。目に見えない存在が徐々に侵食していく恐怖が描かれる。
ここがおすすめ!
フロム・ビヨンドと同様に、理解不能な存在による狂気と変異がテーマ。鮮烈なビジュアルと不気味な演出が特徴で、現実が歪んでいく感覚を強烈に体験できる。コズミックホラー好きには外せない一本です。



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