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映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』の概要:前作で、ハムナプトラを巡る大冒険を果たしたリックとエヴリン。それから時が経ち、二人はアレックスという子供に恵まれていた。そして、彼らを再び大冒険へと誘う歴史的遺物が姿を現す。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』の作品情報

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド

製作年:2001年
上映時間:140分
ジャンル:アクション、アドベンチャー
監督:スティーヴン・ソマーズ
キャスト:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ、ジョン・ハナー、アーノルド・ヴォスルー etc

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』の登場人物(キャスト)

リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)
冒険家。ハムナプトラで手に入れた財宝によって大金持ちとなっている。
エヴリン・オコーネル(レイチェル・ワイズ)
博物館に勤務する好奇心旺盛な女性。前作でリックと運命的な出会いを果たし恋に落ちた。
アレックス・オコーネル(フレディ・ボース)
リックとエヴリンの間にできた子供。両親に似て、好奇心旺盛な性格をしている。
ジョナサン・カナハン(ジョン・ハナー)
エヴリンの兄。お調子者ではあるが、やるときはやる男。
イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)
約3000年前に死んだ大神官。前作ではボスキャラとしてリックの前に立ちはだかった。
アナクスナムン(パトラシア・ヴェラスケス)
イムホテップの最愛の人、彼の全て。亡くなった彼女を助けるため、イムホテップはハフェズに協力する。
ハフェズ(アラン・アームストロング)
大英博物館の館長。アヌビス神の軍勢を使いこの世を支配しようとしている。
スコーピオン・キング(ザ・ロック)
かつて最強の名を欲しいままにした戦士。アヌビス神に忠誠を誓い、しもべとなっている。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のあらすじ【起】

今から遡ること約5000年前。紀元前3067年のテーベという都市でのことである。その時代には、最強と名高い戦士、スコーピオン・キングという人物が存在した。そんなスコーピオン・キングは、世界を自らの手中に収めるため、大きな戦争を起こす。しかし、7年間もの激しい戦いの末、スコーピオン・キング率いる軍は敗北を喫してしまったのである。

スコーピオン・キングは、『アム・シェアーの聖なる砂漠』という場所まで逃げ延びる。そして、そこでスコーピオン・キングは、エジプト神であるアヌビス神にとある祈りを捧げたのだった。そして、その祈りとは、「自らの命を助けてくれるのならば、自分はアヌビス神のしもべになる」というものだった。

そして、なんとアヌビス神はそんなスコーピオン・キングの願いを聞き入れたのである。アヌビス神はスコーピオン・キングに軍隊を授け、スコーピオン・キングはその軍隊を率い、敵を打ち倒すことに成功する。そして、約束通り、アヌビス神はスコーピオン・キングを自らのしもべとするのだった。

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映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のあらすじ【承】

そして、そんな出来事から約5000年が過ぎた頃。前作で運命的な出会いを果たしたリックとエヴリンは晴れて結ばれ、二人の間には可愛らしいアレックスという息子が誕生していた。好奇心が旺盛なリック夫妻は、未だに数々の遺跡などに出かけては発掘調査を行っていた。そして、ある時、エヴリンがエジプトの遺跡で、『アヌビスの腕輪』と呼ばれる宝を見つけるのだった。

エヴリンは、その腕輪をイギリスにある自宅へと持って帰る。そして、なんとアレックスがその宝に手を出してしまったのである。アレックスは、両親そっくりの好奇心旺盛な性格をしていたのだった。そして、アレックスはその腕輪を自らの腕に嵌めてしまう。

そんな時だった。なんと、何者かがリックの家に侵入、彼らを襲ってきたのだった。彼らの狙いは、アヌビスの腕輪にあった。しかし、肝心の腕輪はアレックスが嵌めてしまっている。そこで、彼らは腕輪を手に入れるためアレックスを拉致していってしまう。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』のあらすじ【転】

全ての黒幕は、大英博物館の館長、ハフェズだった。腕輪を装着してから7日後に、長い眠りについているスコーピオン・キングとアヌビスが与えた軍が目覚めるとされていた。ハフェズは、そのアヌビスの軍を使って、自らがこの世界の支配者になることを望んでいたのである。

しかし、それにはアヌビス神の忠実なしもべであるスコーピオン・キングが邪魔となる。そこで、ハフェズは以前リック達と戦ったイムホテップを、彼の最愛の人、アナクスナムンを蘇らせるという条件のもと使役したのだ。

一方、アレックスを助けようとリック、エヴリン、そしてエヴリンの兄、ジョナサンが動き出す。また、前作でリック達と共闘したアーデス・ベイという戦士も彼らに力を貸す。彼らは、ハフェズの目的地であるエジプトへと旅立った。アレックスは非常に頭のいい子供で、ハフェズ達に見つからないように、自分の居場所の手がかりをリック達に向けて残していたのだった。そうして、彼らは昔スコーピオン・キングが逃げ延びた、アム・シェアーの聖なる砂漠へと辿り着いた。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、とうとうリック達はアレックスと再会を果たす。しかし、敵の魔の手はリック達に伸びていた。そして、なんとエヴリンがハフェズの手下に刺され、命を落としてしまったのだ。最愛の妻、母親を失うわけにはいかないリックとアレックスは、死者を蘇らせるという『死者の書』を読み、エヴリンを生き返らせようとする。

しかし、アレックスが腕輪をつけて、7日が経過してしまった。言い伝え通り、アヌビス軍とスコーピオン・キングが蘇った。しかし、スコーピオン・キングと相対するはずのイムホテップは、リックによって足止めされてしまっている。そして、全ての黒幕、ハフェズは蘇ったスコーピオン・キングによって八つ裂きにされてしまうのだった。

そして、激しい戦いの末、見事リックがスコーピオン・キングを打ち倒し勝利を収める。また、リックとは因縁があるイムホテップも、最愛のアナクスナムンに裏切られ、失意のうちに自ら命を絶つのだった。そして、リックとアレックス、ジョナサンは、蘇ったエヴリンと共に家路に着くのだった。

映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』の感想・評価・レビュー

ハムナプトラシリーズ第2作目は、スコーピオンキングが題材となっている。
オコーネルがエヴリンと結婚し、アレックスという息子が新たに登場するのだが、さすがに2人の息子だけあり、度胸や知恵があり、自ら窮地を脱出しようと行動していく。
また、今回はオコーネルやエヴリンの前世にまつわる話や、エヴリンとアナクスナムンの一騎打ち、オコーネル、イムホテップ、スコーピオンキングの三つ巴戦など、手に汗握るシーンが数多く用意されている。
又、エヴリンとアナクスナムンがそれぞれの相手への愛の深さを試されるようなシーンがあり、両極端なお互いの行動の末路が見れて非常に面白い。(男性 30代)


1作目のヒットを受けて続編が作られ、今回はより主要人物たちを掘り下げている。

前作では偶然の出会いという形であったが、本作に運命的な出会いとなっていて、主人公のオコーネルとエヴリンと並行してイムホテップとアナクスナムンと悲恋も描かれる。

これはある意味、善と悪を分ける愛の違いを最終的に描いている。
最後までオコーネルを助けたエヴリンと、イムホテップを見捨てて逃げたアナクスナムンの違いを見せたシーンは非常に印象的である。

そして、本作で最も注目するべきは映画デビューを飾ったザ・ロック。
現在ではドウェイン・ジョンソンとしてハリウッドのアクション映画には欠かせない人物として、セリフがほとんどないが王としての風格があった演技が初々しい。(男性 30代)


リックとエヴリンがハムナプトラから生還して8年後の話。2人な息子であるアレックスが、伝説の巨人が残したブレスレットをはめる場面から物語が展開していく。
ただ、前作よりもCGが荒く見えたところが少々気になる点である。
エヴリンの前世ネフェルティティとアナクスナムンとのバトルシーンも、かっこよかった。
終盤では、イムホテップが最愛の人であるアナクスナムンに裏切られるシーンに、イムホテップを思うと心が痛んだ。
前作よりも人間の部分に焦点を当てたストーリーで、リックとエヴリン、アレックスとの深い愛を感じられて良かった。(女性 20代)


リックとエヴリンが再びイムホテップと対決!もちろん前作から引き続きコメディアンヌのジョナサンやメジャイの戦士アーデスも一緒、しかも今回はリックとエヴリンの息子アレックスも登場。このアレックスがめちゃくちゃ機転の利く頭が良い子。今回はイムホッテプとアナクスナムンの過去やエヴリンたちの前世にも触れられストーリーに深みが出ていて、とても面白い。リックとエヴリンのラブラブ度も、アクションもパワーアップ。前作ではリックに守ってもらっていたエヴリンがめちゃめちゃ強くなりアナクスナムンと一戦交えるシーンも。ラストはイムホテップの何とも言えない表情が切ない…。前作に続きジョナサンの運の良さが笑える。(女性 30代)


前作でお似合いだった2人が恋に落ち、子供まで出来ました。ブレンダン・フレイザー演じるオコーネルとレイチェル・ワイズ演じるエブリン。そして2人の間に生まれた息子アレックス。ハムナプトラファンとしては最高の展開です。今作に出てくるのもイムホテップやアナクスナムンと言った前回と同じキャラクター。そして新たにスコーピオン・キングが登場します。このスコーピオン・キングのインパクトがすごい。なんてったって演じるのはドウェイン・ジョンソン。この時はまだザ・ロックとして活躍していた頃でしょうか。あまりの衝撃にスピンオフ作品まで作られたほどです。
冒険家の両親に似て、好奇心旺盛なアレックスがハラハラドキドキさせてくれる面白い作品。前作を観てから、この作品を観るとより楽しめます。(女性 30代)


1が面白かった分、2にも期待してしまって残念な結果になってしまいました。主役の2人は相変わらず魅力的です。
ただ、エヴリンが途中で死んで生き返るところは少し無理があり、イムホテップとスコーピオン・キングも詰め込みすぎてどっちつかずになってしまったような気がします。イムホテップの最後は同情しました。スコーピオン・キングは出番が少なくて、スピンオフ作品を見てやっと理解しました。今作もイムホテップだけで良かったのでは?と思います。(女性 30代)


最後の闘いも、長すぎずテンポ良くて、退屈知らずの映画だった。エブリンの前世がネフェルティティという急な設定に驚いたが、アナクスナムンとネフェルティティの女性同士の決闘シーンが、古代の芸術のように美しくて見どころだ。飛行船の眼下には雲海が広がり、夜空の星々に囲まれながら、過去世を見ている場面は印象的だった。このシリーズでは特に、エジプトの美や神秘がところどころに散りばめられているように感じられた。
ドウェイン・ジョンソンの俳優デビュー作であゆこの作品では、スコーピオン・キング役なのだが、CG感がすごくて、それはそれで臨場感が出ていた。(女性 20代)


最高だった一作目に続き、さらにパワーアップした本作。物語の展開もスムーズになり面白いシーンが途切れない。

特に良かったのは、イム・ホテップを超える敵の出現だ。前作の敵を超える脅威が存在するなんて展開、少年心を持っている男性なら誰だってワクワクしてしまう。今作の敵役であるドウェイン・ジョンソン演じるスコーピオンキングに、イム・ホテップが跪くシーンの「やばいやつがでてきた」感が堪らない。

こういうのでいいんだよ、という王道を突き進んでくれる素直なエンターテインメントで素晴らしかった。(男性 30代)

関連作品

次作 ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
前作 ハムナプトラ 失われた砂漠の都

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    自分でもとても意外な感想なのですが悪役であるはずのイムホテップは実はそんなに悪い人ではなかったのではないか?というものでした。確かにやっていることはひどいことばかりなのですがアレックスと話している場面では知的で威厳があるのです。考えてみれば古代エジプトで神官といえばエリートです、そのトップといえばエリート中のエリートなのですからアナクスナムンとのことがなければ人々に尊敬される存在だったはずです。そう考えると最期アナクスナムンに見捨てられてふっきれたように奈落の底に自ら落ちていく時の顔は恋という病がなくなり元の自分を取り戻したようにも見えます。

    物語の最初とラストにしか登場しませんでしたがドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)演じるスコーピオン・キングがすごくかっこよくてスピンオフで映画が製作されるのも納得です。

  2. 匿名 より:

    ①イムホテップ達の狙い

    イムホテップはアナクスナムンの生まれ変わりの女性と大英博物館の館長たちによって甦ります。そして世界を征服するための手段としてアヌビスの軍を自分のものとすることを画策するのです。アヌビス軍を自分のものとするためにはスコーピオン・キングを倒すことが条件です、そこで軍とキングが眠っているアム・シェアーのオアシスに行かなければいけないのですがたどり着くにはスコーピオン・キングの金の腕輪が必要です。それはアレックスが腕にはめてしまったためアレックスを攫い旅に同行させます。

    ②オコーネル達の必然の出会い

    エヴリンの前世はネフェルティティといい、セティ1世の娘でありスコーピオン・キングの腕輪の守り手でもありました。そのため夢で腕輪の隠し場所・幻でイムホテップが自分の父親を殺す場面を見てしまうのです。

    オコーネルは腕にタトゥーが入っています、普段はそれを隠していますがそれをアーデスが偶然見て驚きます。そして“私は東方から失われたものを探しに来た、と言ったら?”と不思議な問いかけをします、すると“私は西方から来た、探し物は私だ”とオコーネルはすらすらと答えます。それは聖なる印で神の戦士メジャイ・人類の守護者の印だとアーデスは言うのですがオコーネルは“これは昔カイロの孤児院で入れられたものだから意味はない”と吐き捨てます。ですが姫とそれを守る戦士の出会いは遥か昔から運命づけられたものだったのです。