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映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』の概要:大人気シリーズ『ハムナプトラ』の第三弾。今回からは、前作までイヴリン役を務めていたレイチェル・ワイズに代わりマリア・ベロが起用されている。ボスキャラには、なんと超有名アクション俳優であるジェット・リーが登場!

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』の作品情報

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

製作年:2008年
上映時間:112分
ジャンル:アドベンチャー、アクション
監督:ロブ・コーエン
キャスト:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー、マリア・ベロ、ジョン・ハナー etc

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』の登場人物(キャスト)

リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)
トレジャーハンター。イヴリンとの仲は相変わらずだが、成長したアレックスとはうまくいかないことが多く頭を悩ませている。
イヴリン・オコーネル(マリア・ベロ)
リックの妻。シャングリラの瞳というダイヤを運ぶ依頼を受け、リックと共に上海に向かう。
アレックス・オコーネル(ルーク・フォード)
リックとイヴリンの子供。両親に似て好奇心旺盛な性格をしており、大学を中退し遺跡発掘に夢中になっている。
ジョナサン・カナハン(ジョン・ハナー)
イヴリンの兄。上海でイムホテップというナイトクラブを経営していた。再びリック達の冒険に巻き込まれる。
ツイ・ユアン(ミシェール・ヨー)
リンの母親。かつて最愛の男性を皇帝に殺され、彼に魔術をかけた。それ以降不老不死となり皇帝の復活を阻止してきた。
リン(イザベラ・リョン)
突如アレックスの前に姿を現した美女。代々皇帝の復活を食い止めてきた一族の末裔。
アー・シン・ハン皇帝(ジェット・リー)
かつて中国で名を馳せた人物。不老不死になろうとしていたが、ユアンの怒りに触れ陶器にされてしまう。

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のあらすじ【起】

今から約2000年前の、中国での出来事である。当時、圧倒的な強さで中国のトップに君臨していた皇帝がいた。力に溺れ、武力こそ全てであると考えるその皇帝は、世界を我が物にしようと企んでいた。しかし、その野望を達成するには人の一生はあまりに短い。そこで、皇帝は永遠の命を手に入れようと躍起になる。

そんな皇帝が頼ったのは、ツイ・ユアンという妖術師だった。ツイ・ユアンは力があるだけでなく容姿も恵まれており、皇帝はそんなユアンに恋心を抱くようになる。ユアンは皇帝の依頼を受け、皇帝の部下であるミン・グオと共に旅に出るのだった。そして、とうとうトゥルファン僧院という場所で見事に不老不死に関する魔術を発見するのだった。

しかし、ここで皇帝にとって予定外の出来事が起こってしまう。なんと、ユアンとミンが恋に落ちてしまったのだ。これを知った皇帝は怒りに震え、ミンの四肢を馬に引かせバラバラにする、というなんとも酷い方法で彼を葬ってしまったのだった。

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映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のあらすじ【承】

さらに悪趣味なことに、皇帝はその処刑の様子をユアンに見せつける。ユアンは深く悲しみ、皇帝に対して深い憎悪の念を持つようになる。しかし、彼女は皇帝の懐に入るため、表向きは皇帝に対して従順になったように演じたのだ。

そして、それから少しした頃、いよいよ皇帝に対して不老不死になるための魔術をかける儀式が始まった。しかし、それは不老不死の魔法などではなかった。ユアンは、皇帝とその部下を陶器に変える魔術をかけたのだった。そして、それからというもの、陶器に変わった彼らは中国のどこかで密かに封印され続けていたのだ。

時は変わり、1946年のロンドン。今まで数々の冒険をしてきたオコーネル夫妻は、相変わらずの生活を送っていた。今回リックに持ちかけられた依頼は、『シャングリラの眼』というダイヤを上海に運ぶことだった。そして、このシャングリラの眼は持つ者を不死の泉へ運ぶと言われていた。そして、リックとイヴリンは旧正月、上海へと旅立つのだった。

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のあらすじ【転】

上海では、イヴリンの兄であるジョナサンが『イムホテップ』というクラブを経営していた。そして、さらにそこにリックとイヴリンの息子であるアレックスもやってきた。かつては仲睦まじい父子であったリックとアレックスだが、近頃は関係性があまり良好とは言えなかった。さらに、両親に似て冒険が好きなアレックスが大学を中退し、遺跡の発掘をしていることを知ったリックは大激怒。二人は一触即発状態に陥るのだった。

アレックスは、博物館の館長であるウィルソン教授と共に、皇帝の遺跡を発掘しようとしていた。そして、実はこのウィルソンにはとある野望があった。彼は、中国を最強の国にしたいヤン将軍と手を組み、皇帝をこの世に復活させようとしていたのである。

皇帝はユアンの魔術によって陶器になっているが、不死の泉の水を飲むことで元の体に戻ることができるのである。そうとも知らず発掘作業を手伝うアレックス。そこで、アレックスはリンという一人の女性と出会う。彼女は代々皇帝の復活を阻止してきた一族の娘で、アレックスはそんな彼女に恋をするのだった。

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、リックはヤン達にシャングリラの眼を奪われてしまう。皇帝の復活を阻止するため、一同は不死の泉へと向かった。そして、不死の泉では泉を守る一人の女性の姿があった。不老不死となったユアンである。リンは、ユアンの娘だったのだ。

必死に戦う一行であったが、とうとう皇帝がこの世に蘇ってしまう。そして、皇帝と共に彼が率いていた軍隊も復活を果たしたのだ。そんな軍隊相手に、リック達だけで太刀打ちできるはずもない。

決戦の地である万里の長城の下には、今まで皇帝に殺されてきた多くの人間の遺体が保管されていた。そして、ユアンは自らの不老不死の力と引き換えに、彼らをこの世に蘇らせたのである。こうして、万里の長城を舞台にした大戦争が幕を開けた。

リック達は戦いの最中ユアンを失うが、リックとアレックスが力を合わせ、皇帝を打ち倒すことに成功する。皇帝の死と共に軍隊も消滅、世界には平和が訪れた。そして、アレックスは改めてリンに想いを伝え、彼女もそれを受け入れたのだった。

映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』の感想・評価・レビュー

前作でイムホテップが奈落の底に葬られてしまった為、シリーズとしても今回は独立した作品となっている。舞台が中国となっており、黒幕はジェットリーが演じるヤン将軍。
キャストがキャストだけに戦闘シーンも体術寄りの部分が多く、今までのミイラ的な恐ろしさとは又違った味わいになっている。残念な部分でいえば、エヴリン役が変更になってしまっている事と、ヤン将軍がミイラどころか3つ首のドラゴンへ変貌してしまうという、シリーズの流れを飛び越えてしまう感じになっており、いかがなものかと感じてしまった。(男性 30代)


シリーズとして2作目で完結しているが、舞台をエジプトから中国に移します。

しかし、その弊害で邦題の「ハムナプトラ」が作品の雰囲気と乖離してしまい、立ち位置的にはスピンオフと言っても過言ではない。

同じくミイラが共通として登場するが、残念ながらエジプトとは意味合いが違う上にイメージが違うせいでどこか腑に落ちない部分がある。

ただ、そこに悪役としてジェット・リーが登場するだけで説得力をもたらせる。
立っているだけでも存在感を示し、もちろん、アクションにしても納得ができるだろう。

シリーズのファンにとってエヴリンの交代は残念なところであるが、成長したアレックスの活躍は父親譲りで世代交代を強く意識させました。(男性 30代)


人気シリーズの第3弾。エブリンを演じていたレイチェル・ワイズが降板し、マリア・ベロへ。全然可愛くないです。キュートさやお茶目な感じが全くなく、ただの図々しいおばさん。好奇心旺盛なエジプト学者という設定も全く合っていません。レイチェル・ワイズの穴は大きすぎます。今作の舞台は中国。原作『MUMMY』の要素は無くなってしまいました。兵馬俑にイエティ、更にはドラゴンとなんでもありの展開。息子のアレックスも随分大きくなりました。唯一のいい所はジェット・リーの出演。彼はやはり、中国が舞台となると抜群の安定感があります。そして本当に強い。
前の2作に比べると面白さは半減してしまいましたが、中国の歴史にロマンを感じる方は面白いかもしれません。(女性 30代)


舞台はエジプトから中国へ。前回までの悪役は憎めないところがあったが、今回は血も涙もなく攻撃してくるので、なかなかタチが悪い。ミシェール・ヨーが終始クールビューティーで、貫禄のある演技が、それまた2000年も守り抜いてきた妖術師という役にピッタリであった。
しかし、エブリン役が変わったことが残念でならない。離婚したなどの設定があれば腑に落ちるものの、何事もなかったかのように物語が進められていたので最後まで違和感が残った。ジョナサンおじさんが変わらないでいてくれたことが、せめてもの救いだった。(女性 20代)


物語としては2作目で方がついているので、どう展開するんだろうと心配になったが、案の定不安が現実になった。無理やり続編を作ろうとして失敗している感じ。

残念ポイントとしてはエブリン役がレイチェル・ワイズから、マリア・ペロに変更になっているところ。続編なのだから、同じ役者で演じて欲しかった。それにジェット・リーが敵役として出演するとなればそれ相応のアクションを期待して然るべきだが、その点も期待外れ。1、2と比べて少年のように楽しめなかったのは、自分が大人になったからだけではないだろう。(男性 30代)

関連作品

前作 ハムナプトラ2 黄金のピラミッド

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    前作からの時間の経過がよくわかって楽しかったです、8歳のアレックスがこんなに立派になって・・と親戚の目線になってしまいました。皇帝が3つ首の竜になったりして映像の進化を感じました、それにジェット・リーのあの身のこなしがやっぱりすごいので最後のアクションシーンの迫力もすごいです。

    それにしても唐突にイエティがでてきたのには本当にびっくりしました、雪崩に巻き込まれそうになった一行に突然の助け舟として現れた彼らは本当に親切でツイのいるシャングリラまで連れて行ってくれます。本当にイエティがこんな感じなら一度会ってみたいなと思います。

  2. 匿名 より:

    ①不老不死とシャングリラ

    物語では最初不老不死の秘法は西域の国境付近にあるトゥルンファン寺院に手掛かりがあるとされていました、そこには古代で最大の書庫があり秘法がすべて書かれた書物が隠されていました。その書物の中に不老不死の方法も書かれていると考えられていたのです。ツイをだましてその書物を使って自分に不老不死の術をかけさせた皇帝ですが実はツイは皇帝の思惑を察知していて不老不死ではなく陶器に変える呪いをかけます。

    シャングリラとは桃源郷のような理想郷のようなものといわれています。もともとは1933年に出版された「失われた地平線」に登場したことで有名になりました。ヒマラヤに入口があるといわれています。

    物語ではシャングリラの入口に泉がありそれが不老不死の水をたたえた泉でした。それにひたったことで皇帝は呪いから解放され竜へと変化するようになります。さらに五大要素の術もてにしていたためとても強大な力を持つようになります。

    ②ヤン将軍の目的

    何故ヤン将軍はそんなに危険な皇帝を甦らせたかったのでしょうか、彼は中国を世界最強にしたかったのです。ヤン将軍は様々な工作をして英国政府のもとにあった“シャングリラの眼”を中国に戻させ皇帝を復活させます。彼は将軍にしてもらうことが目的でしたが皇帝は信頼していたミン将軍に裏切られた事を忘れられずその言葉に激昂します。