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映画『DRAGON ドラゴン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『DRAGON ドラゴン』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『DRAGON ドラゴン』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『DRAGON ドラゴン』の結末までのストーリー
  • 『DRAGON ドラゴン』を見た感想・レビュー
  • 『DRAGON ドラゴン』を見た人におすすめの映画5選

映画『DRAGON ドラゴン』の作品情報

DRAGON ドラゴン

製作年:2015年
上映時間:107分
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー
監督:インダル・ドジェンドゥバヴ
キャスト:マリヤ・ポエザエヴァ、マトヴェイ・ルィコフ、ピョートル・ロマノフ、イェヴァ・アンドレイェヴァイテ etc

映画『DRAGON ドラゴン』の登場人物(キャスト)

ミラ(ミリヤ・ポエザエヴァ)
公爵家の次女。英雄の孫であるイーゴリとの結婚式でドラゴンに攫われてしまう。気が強く、好奇心旺盛で、古来の言い伝えであるドラゴンに憧れを抱いている。口うるさい姉のセロスラヴァとはあまり仲が良くない。
アルマン / ドラゴン(マトヴェイ・ルィコフ)
孤島にひっそりと住む青年。幼年期、ドラゴンへ変容する血に目覚め、荒々しく激しい気性であるドラゴンの本能と一人孤独に戦っている。心優しく、ドラゴンの血を継承させるくらいなら、一人孤独に朽ちてしまおうと思っている。
イーゴリ(ピョートル・ロマノフ)
古来の言い伝えでドラゴンを倒した英雄の孫。公爵の次女であるミラを花嫁にする為、言い伝えにある生贄の歌を結婚式の余興として歌ってしまう。英雄の孫である事を笠に着ており、傲岸不遜で自信家。ドラゴンに攫われたミラを救い、花嫁にする事で再び英雄になろうとしている。
セロスラヴァ(イェヴァ・アンドレイエヴァイ)
公爵家の長女。母親代わりとして妹を思うあまり、口うるさくなってしまい、妹のミラとは反発しあっている。
公爵(スタンスラフ・リュープシン)
ミラとセロスラヴァの父親。娘達をとても愛している。

映画『DRAGON ドラゴン』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『DRAGON ドラゴン』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『DRAGON ドラゴン』のあらすじ【起】

はるか昔、ロシアの辺境国。古来、その地にはドラゴンが生息しており、娘を生贄として捧げる事で国を守っていた。だが、生贄に捧げられた娘の許嫁の男はそれを許せず、連れ去られた娘を追いかけ住処を探し出し、とうとうドラゴンを倒した。男は国から英雄と称えられ、ドラゴンを倒せるのは英雄だけとされた。
生贄を捧げなくても良くなった国は平和となり、英雄伝は長い間、国に伝えられた。

そして現在、公爵家の次女ミラは、ドラゴンを倒した英雄の孫であるイーゴリとの結婚式当日を迎えていたが、愛してもいない男の妻となる事に不満を抱いていた。ミラが憧れるのは言い伝えにあるドラゴンの事。空を飛ぶのはどんな気持ちだろうと空想に浸る。
しかし、子供のような考えはもうやめなさいと姉と父に言い含められ、結婚するからにはイーゴリを愛そうと決心する。

結婚式は古来より伝わるドラゴンへの生贄の儀式を模したものだった。それは夫となるイーゴリがドラゴンを倒した英雄の孫であり、彼自身がそう望んだからだった。
だが、生贄を捧げる歌が歌われた後、異変が起こる。
突如強風が巻き起こり、暗雲が立ち込めた始めた式場のはるか上空から、死んだとされていたドラゴンが現れたのだ。

ドラゴンの出現に騒然となる結婚式場で、儀式の小舟に身を横たえていたミラは状況も判然としないまま、抵抗も虚しくドラゴンに攫われてしまう。

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映画『DRAGON ドラゴン』のあらすじ【承】

連れ込まれたのは孤島で暗い穴倉だった。出口は上部にしかなく、恐怖に慄きながらどうにか逃げ出そうとするミラに獣が襲い掛かる。そこへ穴倉の隙間から一人の男が声をかけた。獣が去った後、ミラはその男に助けを求めるが、男は自分には助けられないと話す。

暗い穴底で一人途方に暮れていると、しばらくして岩の隙間から男が薬を差し出してくれた。それをきっかけに二人は話し始める。男は自分の名前を忘れたと言い、島からの脱出は不可能だと話す。ミラは彼にアルマンと言う名前をつけ、二人で協力しようと握手を求める。アルマンは戸惑いながらもミラの手を握り返すが、そこへ再びドラゴンが現れ、アルマンも姿を消す。
またも一人残されたミラは恐怖と寂しさから脱出を試みるも失敗。やみくもに壁を石で叩きつけていると、偶然にも壁が壊れ、奇しくも外への脱出が叶った。

一方その頃イーゴリは、ドラゴンに攫われたミラを救い出す為、祖父から伝えられたドラゴンの住処へと続く秘密の航路へと辿り着いていた。
だが、待てど暮らせど、道は開かない。

穴から脱出したミラは暗闇の中、唯一の知り合いアルマンを探すもドラゴンに見つかってしまい、命からがら逃げ出す。だが、辿り着いた先は足場の狭い突出した崖だった。
そこへアルマンと獣が現れ、助けようと声をかけるも、ミラは恐怖と疑心暗鬼にかられ崖から落ちてしまう。
ミラを助けようと飛び降りたアルマンだったが、落下中に彼の身体に異変が生じる。アルマンはドラゴンへと変身し、彼女を助けたのだった。

ドラゴンと共に海へ落ちたミラは暗闇の海へ助けを呼ぶが、返答は無く。獣に乞われ、案内について行きつつ、意識を失った裸身のアルマンを連れ、不満や愚痴を述べながら崖の上へ運んで行く。
やがて夜が明け、島の様子が見えるようになると、そこは何とも言えない自然の美しさで溢れていた。
島には様々な物が流れ着いていた。一人用の小さな舟も。これに乗れば逃げられるかもしれないと希望を抱くも、突然天候が変わりやむなく断念する。

一人で屋根を作り、アルマンの手当てをして子守唄を歌う。辺りはいつの間にか暗くなり、人ならざるアルマンに寄り添いながら眠りにつく。
目が覚めると、食べ物と毛布が傍にあった。アルマンが目を覚ましたのだ。

映画『DRAGON ドラゴン』のあらすじ【転】

アルマンは獣と海辺で魚を捕っていた。ミラは彼に自分を生かす理由を問う。初め頑なだったアルマンはミラの説得に溜息をつきつつ、その理由を話し始める。

アルマンは父親と共にこの島で暮らしていた。アルマンが、流れ着いた人間の持ち物に郷愁を感じドラゴンへの変身を拒んでいた頃、島に船が現れた。一人の男が上陸し、彼の父親を殺した。アルマンは激しい怒りと復讐への渇望でついにドラゴンへと変身する。それと同時に、彼は先祖の記憶をも受け継ぐことになった。

アルマンは生贄という残虐な儀式を好きになれず、尚且つ先祖からの記憶で自分が乙女を殺したかのように思った。父親も怪物なら自分も怪物である。彼はもう二度とドラゴンの姿を見せまいと誓ったのだった。その為にはドラゴンの本能に抗い続けるしかない。
ドラゴンをほぼ制御出来るようになった頃、あの儀式の歌が聞こえた。アルマンは制御が間に合わずドラゴンへと変身しミラを攫ったのだ。

ドラゴンはミラの存在を感じ取る事が出来る。アルマンに触れてもドラゴンが目覚める。だからミラを家へと帰す事が出来ない。アルマンは英雄が助けに来るのを待てと言った。

島はドラゴンの亡骸から出来ており、目には見えない結界が張ってある。英雄が島へ上陸するには、彼を信じて待つ乙女の心が必要だ。それは道しるべのように英雄を導く。
イーゴリはきっと助けに来ると話しながら、ミラは孤独で心優しいアルマンへ心が惹かれて行くのを感じていた。

ドラゴンを克服するために人間らしい事をしようと話し、島の上部へミラの部屋を用意して、二人で協力し合い居心地の良い場所を作り始める。そうして過ごす内にアルマンも心を開き、ミラへと心を寄せるようになっていく。楽しく、笑い合いはしゃぎ合う二人。
ドラゴンであるアルマンは風を見る事が出来る。彼はミラへ風を見せる為に、花びらを空へ舞い踊らせる。美しく神秘的な光景と雰囲気に二人の心が寄り添う。

そんなある夜、ミラはアルマンへオカリナを贈る。これで子守唄を鳴らし、心を静め生まれ変われるようにと。
そのお返しにアルマンはミラへ花火を贈る。夜空に開く天空の花だ。
ミラはその夜、ドラゴンに触れる夢を見る。だが、ドラゴンは怒りミラを襲う。
ドラゴンが怖いと言うミラに対し、アルマンはドラゴンは絶対にミラを傷つけないと宥める。そうして二人は信頼関係を深め、やがてはお互いに愛し始める。

だがそんな折、アルマンの中のドラゴンがとうとう目覚める。

映画『DRAGON ドラゴン』の結末・ラスト(ネタバレ)

ミラを傷つけまいと必死にドラゴンを制御しようとするアルマンだったが、一人用の小舟を見つけてしまう。アルマンはミラにドラゴンの子供の作り方を語る。乙女をドラゴンの炎で燃やし、その命から子供を生み出すのだ。ミラを脅し逃がす事で、ドラゴンの脅威から引き離す為だった。

ミラはアルマンの言葉を否定し、共に居ようとするが、アルマンから頑なに拒否されて酷く傷つき、一人小舟へ乗り込む。そして、泣きながら島を後にする。

その頃イーゴリは、航路で立ち往生していた。一族の名誉を守ると言い、ここまで来たが諦めて戻ろうとする。そこへ、花火が上がり小舟に乗ったミラを発見する。
イーゴリは傷心のミラを連れ国へ帰った。

国へ帰るとイーゴリとの結婚式をやり直すことになり、ミラは再び花嫁衣装を着る。結婚式は厳かに行われたが儀式の歌は無かった。

その頃、アルマンはミラの幸せを祈り、自らの死を望み崖に立ち尽くしていた。ミラからの贈り物であるオカリナを握り、彼女の幸せを祈りながら。そうして崖下へと飛ぶ。自分の中のドラゴンを抱きつつ。

ミラは小舟に横たわりながら、自分の想いを見つめ直す。自分が愛しているのはアルマンだと確信し一人小舟の上に立ち上がり、あの儀式の歌を唄った。
静まり返る式場に響き渡る歌声。声は次第に大きくなり、朗々と歌い終わるが異変は起きない。
彼は、ドラゴンはやって来ないのかと諦めかけた時、緩やかな風が吹く。
彼がやって来たのだ。ドラゴンはミラを優しく迎え、連れ去っていく。

静かに大事に島へとミラを運んだドラゴンだったが、歌を唄ったミラを責め立てるかの如く荒々しく咆哮する。
ミラは怒れるドラゴンへ口づけをした。
アルマンであるドラゴンをも愛する事を誓うと、ドラゴンは静かに近寄り、ミラへ信頼と愛情を示した。
数年後、二人の間には小さな女の子が生まれていた。
二人は娘を寝かしつけた後、父と母から恋人同士へと戻る。ドラゴンの背へ乗り、そうして広大で美しい夕日の空へデートに出かけるのだった。

映画『DRAGON ドラゴン』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

遥か昔、ロシアの辺境を舞台にドラゴンと乙女の恋を描いたダークファンタジー。
映像が非常に美しく幻想的で、衣装や小道具、音楽など徹底しており全体的に暗めだが、その色使いがまたストーリーにとても合っている。
ドラゴンを身の内に抱える青年と本能に抗えず攫ってしまった少女の触れ合いが、繊細に描かれ徐々に心が寄り添い合っていく様子が描かれている。この2人に比べ、結婚相手となる英雄の子孫の方が打算的に見え、将来的に考えても異形ではあるが、ドラゴンの青年と一生を共にした方が幸せになれるだろうとすぐに分かる。ある意味、王道のストーリーではあるが、それに余りある映像と違和感のないストーリー展開、衣装や音楽、色使いの全てが総合的に一致し、素敵な恋物語になっている。(女性 40代)


ミラがドラゴンにさらわれるシーンから、一気にファンタジーの世界へ引き込まれました。アルマンの正体が実は人間であり、呪いによってドラゴンに変身していたという設定が面白く、終盤の「愛が呪いを解く」という展開は王道ながらも胸を打たれました。ミラが婚約者ではなくアルマンを選ぶ決断も、愛の本質を描いていて感動しました。ロシア映画らしい独特の雰囲気と映像美も魅力的です。(20代 女性)


ファンタジーとロマンスが絶妙に融合されたこの映画は、予想以上に心を動かされました。ドラゴンが単なるモンスターではなく、心優しき青年だったという展開には驚かされました。ミラの成長や決断にも芯があり、単なるお姫様キャラで終わっていないのが好印象。映像や衣装、世界観の作り込みが丁寧で、物語の厚みに一役買っています。(40代 男性)


ドラゴンと人間の恋というテーマに惹かれて鑑賞。恋愛部分はややベタに感じたものの、アルマンの苦悩やミラの変化が丁寧に描かれていて見応えがありました。特に、ミラが自由を選ぶシーンは印象的で、古典的な「女性は守られるべき存在」という考えに一石を投じるような描写でした。ラストの飛翔シーンは美しかったです。(30代 女性)


ドラゴンのデザインや世界観の構築が見事で、ビジュアル面では文句なし。ストーリーはファンタジーらしい展開で、王道とも言える内容でしたが、安心して観られる映画でした。個人的にはもう少しドラゴンとしての葛藤や背景に深みがあると良かったと思います。ただ、感情表現は豊かで、特にラストの選択は印象的でした。(50代 男性)


ミラとアルマンの恋が切なくも美しい。序盤はよくある少女誘拐ファンタジーかと思いきや、後半からの展開で「人間とドラゴンの壁」をどう乗り越えるのかにハラハラ。結末は予想通りでしたが、感情の描写が丁寧だった分、納得感もありました。ヴィジュアルはまるで絵本のようで、非日常に浸れました。(10代 女性)


年齢を重ねると、こうしたピュアなファンタジーは逆に心に響きます。ミラが恐れを乗り越えてアルマンを受け入れる姿には、真実の愛というテーマを強く感じました。人間の姿とドラゴンの姿、どちらも彼の一部として受け入れるラストにはグッときました。昔のディズニー映画を思い出すような感覚でした。(60代 女性)


ロシア映画ということで多少構えて観たが、非常にわかりやすく、また映像美に引き込まれた。ドラゴンという存在の扱いが新鮮で、アルマンのキャラクターに深みがあった。ミラの選択も勇敢で、ラストは王子と結ばれるのではなく“ドラゴン”と心を通わせる点に現代的な価値観を感じた。(30代 男性)


子供と一緒に観ましたが、大人が観ても十分楽しめる作品でした。映像や世界観がとにかく美しい。ミラとアルマンの心の距離が徐々に縮まる描写が繊細で、少女向けかと思いきや中年男性でも引き込まれました。呪いが解けた瞬間の演出は感動的で、涙腺にきました。(40代 男性)


幻想的な映像と、悲恋から生まれる愛の物語。アルマンがミラを本当に大切に思っていたからこそ、彼女の意思を尊重する姿に胸を打たれました。恋愛映画というよりも「愛とは何か」を問う深いテーマがあり、ファンタジーに苦手意識があった私でも感情移入できました。(50代 女性)

映画『DRAGON ドラゴン』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『DRAGON ドラゴン』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

美女と野獣(2017年実写版)

この映画を一言で表すと?

愛がすべてを変える、永遠のファンタジー・ロマンス。

どんな話?

呪いで野獣の姿にされた王子と、彼の城に囚われた読書好きな娘ベルが、次第に心を通わせていく王道ラブストーリー。外見ではなく心の美しさを描いた感動の物語です。壮大な音楽と美術が幻想世界へ誘ってくれます。

ここがおすすめ!

ディズニーならではの美しい映像、迫力ある歌とダンス、そして細やかなキャラクター描写が魅力。『DRAGON ドラゴン』と同じく“愛が呪いを解く”というテーマが丁寧に描かれています。ファンタジーロマンス好きには必見の一本。

エラゴン 遺志を継ぐ者

この映画を一言で表すと?

ドラゴンと少年の絆が世界を変える壮大な冒険譚。

どんな話?

田舎で暮らす少年エラゴンが、謎の卵から孵化したドラゴンと出会い、支配者に立ち向かう運命を背負って成長していく王道ファンタジー。仲間との出会いや裏切り、ドラゴンとの深い絆が描かれています。

ここがおすすめ!

『DRAGON ドラゴン』同様に、ドラゴンが重要な存在として登場するこの作品は、壮大なスケールの中で友情と成長、希望を描きます。ファンタジーの世界にどっぷり浸りたい人にぴったりです。

スノーホワイト 氷の王国

この映画を一言で表すと?

氷の女王と炎の恋、運命をかけたダークファンタジー。

どんな話?

「白雪姫」を原案に、戦士として育ったスノーホワイトと、魔女の姉妹による壮絶な戦いを描いた作品。過去のトラウマを持つ登場人物たちが、愛と裏切りを経て成長していく姿に惹かれます。

ここがおすすめ!

重厚なビジュアルとダークな世界観が魅力で、ファンタジー作品に深みを与えています。ロマンスとアクションがバランスよく共存しており、『DRAGON ドラゴン』が好きな人には心に刺さる作品です。

ハウルの動く城

この映画を一言で表すと?

魔法と愛と戦争が交差する、宮崎駿の傑作ファンタジー。

どんな話?

呪いで老婆に変えられた少女ソフィーが、謎の魔法使いハウルの動く城に入り、様々な出来事を通じて自分を取り戻していく物語。美しい世界観とキャラクターの深い内面が魅力の一作です。

ここがおすすめ!

魔法と戦争、そして心の成長を丁寧に描いたストーリーは、年齢を問わず心に残ります。愛によって人が変わっていく様子は、『DRAGON ドラゴン』に通じる部分が多く、余韻の残る作品です。

トワイライト~初恋~

この映画を一言で表すと?

人間と吸血鬼の禁断の恋が胸を焦がす。

どんな話?

引っ越してきた女子高生ベラと、吸血鬼の青年エドワードの禁断の恋を描いた青春ファンタジー。人間と異種族の恋愛にまつわる葛藤と、命がけのドラマが展開される人気シリーズの第一作。

ここがおすすめ!

『DRAGON ドラゴン』の「異なる存在との恋」に惹かれた人には間違いなく刺さるテーマ。耽美で切ないロマンスと、ベラの強い意志が物語に深みを与えます。全シリーズ通して見ると、より感情移入できます。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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