映画『ワイルド・スピード』の概要:今でもなお、幅広い世代に支持を受け新作が作り続けられている大人気シリーズの第1作。ここから伝説は始まった。今までにない、手に汗握る最強のカーアクションが幕を開ける。
映画『ワイルド・スピード』の作品情報
上映時間:107分
ジャンル:アクション
監督:ロブ・コーエン
キャスト:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター etc
映画『ワイルド・スピード』の登場人物(キャスト)
- ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
- ロサンゼルス市警に所属する巡査。貨物強盗の犯人を追う。
- ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
- 普段はカフェを経営している、超一流のドライバー。
- レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)
- ドミニクの恋人。非常に勝気な人物。
- ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)
- ドミニクの妹。美人で、ブライアンと恋に落ちる。
- ジョニー・トラン(リック・ユーン)
- ドミニクと敵対する、凄腕のドライバー。
映画『ワイルド・スピード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ワイルド・スピード』のあらすじ【起】
誰もが知っている大都市、ロサンゼルス。ある晩、大量の電化製品がロサンゼルスに運ばれてきた。そして、列車でその貨物を輸送している途中のことだった。その列車の横に、突如として3台の車が並走を始めたのだ。そして、なんとその車の乗り手は列車に向けてボーガンを発射、車内にあった電化製品を全て盗んでいってしまったのだ。
圧倒的ドライビングスキルを持つその犯人を捕まえるため、ロサンゼルス市警のブライアン・オコナーは調査に乗り出す。同様の強盗事件は一件だけでなく、ここ最近立て続いていた。そして、ブライアンが目をつけたのは、普段はカフェを経営しているドミニク・トレットという男だった。
ドミニクは実は凄腕のドライバーで、夜のレースで名を轟かせていた。ブライアンは彼のカフェに客として通い詰める。しかし、それだけではドミニクには近づききれなかった。そこで、ブライアンはとある修理工場に赴くと、爆発的な加速をもたらす、ニトロ噴射装置を依頼するのだった。
映画『ワイルド・スピード』のあらすじ【承】
そして、その噴射装置を手にブライアンは公道レースに参戦するのだった。案の定その場にドミニクもおり、ドミニクはブライアンとレースをすることを承諾する。
そして、レースが始まった。噴射装置もあり善戦するブライアンだったが、最終的に機械が壊れてしまいドミニクに敗北してしまう。しかし、このレースを通してブライアンとドミニクは意気投合、まるで昔からの親友のような気持ちに陥っていた。
そんな時、ドミニクとライバル関係にあるジョニー・トランが現れ、二人に砂漠のレースに参戦しろと命令してきた。ジョニーはとんでもない男で、ブライアンの車を破壊して帰ってしまう。その後、ブライアンはドミニクのホームパーティに参加した。そして、ブライアンはドミニクの妹であるミアに恋心を抱いてしまうのだった。
少しずつドミニク達に気を許してしまうブライアンだったが、彼は警察、先の事件を解決しなければいけない。良心が咎めながらも、彼は電子機器がないかを調べ始めるのだった。
映画『ワイルド・スピード』のあらすじ【転】
そして、ブライアンは車を一台一台チェックし始める。ブライアンは敵であるジョニーの車庫にも乗り込んだ。そして、そこでとんでもない光景を目にするのである。ジョニーのガレージには、盗まれたものと非常に似ている電子機器が、大量にストックされていたのだ。
ドミニクが犯人でないことを願っていたブライアンはこれに喜び、ジョニーが犯人であることを上司に報告する。しかし、なんとその電子機器類は、全てジョニーが自身で購入していたものだった。つまり、ブライアンは誤認逮捕をしてしまったのだ。ジョニーは自らを売ったのがドミニクだと考え、二人の仲は益々険悪なものとなってしまう。
こうして、再びドミニクは容疑者のトップとして躍り出てしまうのだった。一方、ブライアンはミアと結ばれ、余計にドミニクを疑うことを苦悩していた。しかし、警官としての職務を放棄するわけにもいかない。そして、彼は覚悟を決めてドミニクのもとへと乗り込むのだった。その時ちょうど、ドミニクは仲間とともに、盗みを働こうとしていた。
映画『ワイルド・スピード』の結末・ラスト(ネタバレ)
やはり、犯人はドミニクだったのである。ブライアンはショックを受けるものの、彼を追跡する。すると、ドミニクの仲間が貨物を強盗する際に事故に遭ってしまったのである。ブライアンは慌てて救援を呼ぶ。そして、彼はドミニク達に自らが警察であることを明かすのであった。ブライアンを気に入っていたドミニクは、そのことにショックを受ける。そして、彼らはブライアンの前から立ち去るのだった。
ブライアンとドミニクの道は、二度と交わらない筈だった。しかし、ドミニクに恨みを持ったジョニーが、銃を持ってドミニクのもとに乗り込んできたのだ。彼らが激しい銃撃戦に巻き込まれていると聞き、ブライアンは慌てて彼らのもとに駆けつける。そして、二人は協力して追っ手を下すのだった。
その場には、ブライアンとドミニクが残された。警察である以上、ブライアンはドミニクを逮捕しなければいけない。しかし、ドミニクに借りがあるブライアンは、一度だけ彼を見逃すこととする。そして、ブライアンはドミニクに向かって車のキーを投げるのだった。
映画『ワイルド・スピード』の感想・評価・レビュー
映画を見終えたあと、面白すぎて何回も何回も見てしまった。カーレースの場面が見ごたえがあり、その場にいるようなわくわくした感覚があった。強盗事件の犯人を突き止めるため、自らドミニクへ近づき捜査を進めるブライアンと、ライバルであるジョニー、そしてミアと恋人関係なってしまった事など、関係性が繋がっていき、ブライアンの激しい葛藤が共感できた。犯人はドミニクであることが分かってしまったが、男同士ならではの関係があったため、逃がそうとするブライアンのかっこよさが際立っていた。(女性 20代)
この映画の見所と言ったら、やはりカーアクションが有名です。街中をそれは高級なスポーツカーで走り回り敵を追い詰める様は、観ている人からすると胸がスカッとするものがあります。
ただ毎回思うんですが、何故警察が追わないで警察でもない人たちが敵を追い詰めて捕まえるのかが謎で仕方ないです。(女性 30代)
大人気シリーズ『ワイルド・スピード』記念すべき1作目です。この作品を初めて観た時、誰がここまで大ヒットすると思ったでしょうか。公道を使ったゼロヨンレースにカスタムしたスポーツカー。車好きが大好きなやんちゃな作品。有名になる前のこのスタート地点から観ていた私としては、今のスター揃いのキャストよりもB級感漂う1作目のほうが愛着が湧いたりします。
ポール・ウォーカー演じるブライアン・オコナー。忘れているかもしれませんが、そうそう警官でしたね。可愛いミアが作る不味いツナサンド。このスタート地点をぜひ観てもらいたいです。(女性 30代)
大人気、ワイルド・スピードシリーズの記念すべき第1作目だ。まだまだ若く、知名度も低いキャストたちが、ファミリーの絆を少しずつ深めていくのを見るのはなんとも感慨深い。ラテン系コミュニティーの絆の深さを、世界に広める大きな土台となっている作品だろう。ストリート・レースの迫力も興奮を誘う要素の一つだ。ブライアンとミアの恋もあり、恋愛要素もしっかりと楽しむことができる。とても満足できる内容の作品になっている。シリーズで何度も見直したくなるだろう。(女性 30代)
ストーリーはよくある内容ですが、カーアクションが爽快な作品です。どんどん派手になる続編を先に観ていると、この1作目は地味な印象を受けるかもしれません。
主役がポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルなのが良いです。まだまだ若く初々しい演技を2人とも披露しています。ポール・ウォーカーが亡くなってしまい、このシリーズで途中から見れないのは非常に残念です。
女性もカーレースシーンでたくさん活躍していて、タイトル通り全員がワイルドです。しかし、ここまでヒットして続編が作られるのが意外だなとも感じてしまう作品です。(女性 30代)
『ワイルドスピード』のシリーズの初めで、珍しくちゃんとレースしている今作。車のカスタムや物語、キャラクターの頭など破綻しているところは多いが、車をカッコよく描こうという鉄の意志は感じるので好感を持てる。車が走る場面をカッコよく描くためにすべてを犠牲にするというような。
すべての始まりの作品なのでファンにとってはマスト。ポール・ウォーカー退場後に再び視聴するとまだ若い彼の姿を見れて涙腺が緩んでしまう。ポールファンなら繰り返し見たくなる作品だ。(男性 30代)
大人気シリーズの一作目にして、シリーズの魅力がぎゅっと詰まった原点のような作品。
特に、今後もシリーズを通して描かれるドミニクとブライアンの友情の、その最も根本的な部分は、この一作目で出来上がっているような気がする。
次回作以降どんどんと派手になっていくアクションシーンに、スケールこそ及ばないかもしれないが、カーレースの迫力も高揚感も、それに魅了されるキャラクターたちの情熱も十分に伝わってくる。個人的にはシリーズで最も好きな作品。(女性 30代)
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次作 ワイルド・スピードX2
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