映画『ワイルド・スピードX2』の概要:圧倒的な迫力のカーレースで、多くのファンを魅了した前作、『ワイルド・スピード』。そんなワイルド・スピードが、更に熱く、更にド派手に、更にパワーアップして帰ってきた!
映画『ワイルド・スピードX2』の作品情報
上映時間:108分
ジャンル:アクション
監督:ジョン・シングルトン
キャスト:ポール・ウォーカー、タイリース、コール・ハウザー、エヴァ・メンデス etc
映画『ワイルド・スピードX2』の登場人物(キャスト)
- ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
- 前回ドミニクという強盗犯を逃したために警察を追われることとなった。現在はレーサーとして名を馳せている。
- ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)
- ブライアンの知り合い。前科持ち。
- カーター・ベローン(コール・ハウザー)
- 表向きは貿易商だが、麻薬売買の疑いがある男。
- モニカ・フェンテス(エヴァ・メンデス)
- カーターの元に潜入捜査をしている捜査官。ブライアンらの協力者。
映画『ワイルド・スピードX2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ワイルド・スピードX2』のあらすじ【起】
前作で、ドミニクという強盗犯と奇妙な縁で結ばれ、そして、彼を見逃してしまった警察官のブライアン・オコナー。彼はブライアンを見逃したことで、逃亡幇助の罪に処されてしまう。しかし、彼はその場から逃げ出し、今や彼も警察に追われる一人となっていたのだ。
それから少し経ち、ブライアンは現在巷では有名なレーサーとなっていた。彼はある日、とあるレースから声がかかり選手として参加することになる。そして、ブライアンは二位の選手と大きく差をつけ見事一位でゴールインするのだった。彼は賞金の一万ドルを手にするが、その時、警察が踏み込んできた。彼らは勝手に道路を通行止めにしてレースを行なっていたのである。
参加者や観客は散り散りになって逃げ出し、ブライアンもまたその場からズラかろうとする。しかし、何故か彼の車に異変が生じた。何者かがブライアンの車に細工をし、スピードを出せなくしたのである。なすすべもなく、ブライアンは逮捕されてしまうのだった。
映画『ワイルド・スピードX2』のあらすじ【承】
逮捕されたブライアンは、取調室へと連れていかれる。しかし、そこで彼にある提案が持ちかけられたのだ。それは、著名な貿易商、カーター・ベローンの調査だった。カーターは貿易商という表の顔以外に、裏で麻薬の売買をしている容疑がかかっていたのだ。しかし、今まで警察は証拠不十分からカーターを逮捕することができなかった。
現在カーターの元へ潜入している捜査官から、ある日連絡が入った。それは、カーターがドライバーを探しているという情報だった。そこで、プロ級のテクニックを持つブライアンに声がかかったのだ。捜査官は、もし捜査に協力すればブライアンの前科をなかったことにするという。
ブライアンはその条件を飲み、相棒として自分の幼なじみ、ローマン・ピアースに声をかける。そして、2人はカーターの豪邸に辿り着いていた。しかし、ドライバーとして名乗りを上げたのはブライアンだけではなかった。集ったドライバー候補たちは、カーターに与えられたミッションの元カーレースを行うことになったのだった。
映画『ワイルド・スピードX2』のあらすじ【転】
そのレースは非常に厳しいもので、参加者たちは次々とレース中事故に巻き込まれ脱落していく。しかし、そんな中ブライアンとローマンは華々しい活躍を見せ、カーターの目にとまる。そして、2人は見事カーターに認められ、彼のドライバーを務めることとなったのだった。
そして、彼らはカーターにナイトクラブに誘われる。誘いに応じた2人に、カーターは早速ミッションを言い渡すのだった。フロリダのキーズという場所まで、とあるものを運んで欲しいというのだ。その中身については聞かされず、ブライアンはそのことを警察側にこっそりと情報を流す。
しかし、カーターは非常に残忍な人間だった。彼は、ブライアンとローマンに敢えて人間を拷問する様子を見せつける。それは、カーターに逆らうべきではないということを教え込むためだった。しかし、カーターは元々ローマンとブライアンを生かしておくつもりはなかった。仕事が終わり次第、2人を抹殺しようと考えていたのである。
映画『ワイルド・スピードX2』の結末・ラスト(ネタバレ)
そのことを知った潜入捜査官のモニカは、彼らの命が危険に晒されていることをブライアンに伝える。しかし、彼らに途中で諦めるという選択肢はない。そして、とうとう作戦実行の日が訪れる。ブライアンとローマンは、カーターの手下に誘導されるままトレーラーへと案内された。そして、なんとそのトレーラーには大量の現金が詰め込まれていた。この現金を運ぶことこそが、ブライアンとローマンに課せられたミッションだったのだ。
そこに、通報を受けた警察も加わり、彼らは激しいデッドヒートを繰り広げる。しかし、ブライアンとローマンの腕に敵うドライバーなど中々いない。まずブライアンがカーターの元に到着する。しかし、事前のモニカの情報通り、カーターはブライアンを殺そうとするのだった。
絶体絶命、そう思われた時だった。少し遅れてやってきたローマンが、車でカーターに激突したのだ。カーターは慌てて逃げ出すが、そこにモニカの協力も加わり3人は無事にカーターを逮捕する。彼らはカーターと金を警察に渡し、前科を消してもらうことに成功する。しかし、ローマンが金の一部を盗み、懐に忍ばせていたのだった。
映画『ワイルド・スピードX2』の感想・評価・レビュー
そうそうこれこれ。1作目が大好きな私はやんちゃなカーレースが繰り広げられるこの2作目も大好きです。4作目のMAX以降になるとどんどん派手な作品になっていって、カスタムしたスポーツカーのカーチェイスが薄れてしまうんです。だからニトロを使って走りまくるブライアンとローマン。最高ですね。
今作にドムが出ていないのはドムを演じるヴィン・ディーゼルがギャラ問題で揉めたからだそう。逆にドムが出ていないことでいい方向にストーリーが進んだのも面白いですね。(女性 30代)
前作とは繋がりが少ない作品となっているが、ブライアンがマイアミで潜入捜査に繰り出していくストーリーだ。ドミニクは出演していないものの、代わりのキャラクターもドミニク相応の魅力がある。キャストの継続性がない分、シリーズの一部としての存在感は薄いかもしれない。カーレースの魅力が存分に伝わる、カーレース好きにはとても気分が上がる作品に仕上がっているだろう。1作目とはまた違った視点で見ると面白さが広がりそうだ。(女性 30代)
ドミニクやレティ、ミアなど、シリーズお馴染みのメンバーは出てこないものの、今後シリーズのレギュラーとなっていくローマンと、前作から変わらぬ魅力を発揮するブライアンとのコンビは観ていて面白かった。
前回は自分が潜入捜査をしていたブライアンが、今回は潜入捜査をしているモニカをサポートする立場という事で、何かと前作での話が出るのもファンとしては嬉しいポイントだった。
ちょっとしか出てこなかったが、スーキーがめちゃくちゃ可愛くてお気に入りだったので、今作限りの出演だったのが残念だった。(女性 30代)
関連作品
次作 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
前作 ワイルド・スピード
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