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映画『ソウ2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ソウ2』の概要:世間を震撼させた、衝撃のホラー映画再び。ジグソウと名乗る謎の男が、今作でも悲惨な方法でゲームの参加者を殺していく。あなたはその衝撃的な映像から目を逸らさず、最後まで見届けることができるか。

映画『ソウ2』の作品情報

ソウ2

製作年:2005年
上映時間:100分
ジャンル:ホラー、サスペンス
監督:ダーレン・リン・バウズマン
キャスト:ドニー・ウォールバーグ、ショウニー・スミス、トビン・ベル、フランキー・G etc

映画『ソウ2』の登場人物(キャスト)

エリック・マシューズ(ドニー・ウォルバーグ)
巡査。無実の人間を無理やり有罪にする、汚い男。
ダニエル・マシューズ(エリック・ナドセン)
エリックの息子。窃盗の前科がある。
アマンダ・ヤング(ショウニー・スミス)
以前ジグソウのゲームをクリアした経験を持つ女性。
ジグソウ / ジョン・クレイマー(トビン・ベル)
末期癌患者。命を粗末にする者を憎み、ゲームという名の試練を与えている。
マイケル・マークス(ノーム・ジェンキンス)
情報屋。ジグソウのゲームに巻き込まれ命を落とす。
ザビエル・チャベス(フランキー・G)
ダニエルと共にゲームに参加させられた男。麻薬ディーラー。

映画『ソウ2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ソウ2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ソウ2』のあらすじ【起】

世間では、狂気的な殺人事件が立て続けに起こっていた。その犯人はジグソウという老人である。ジグソウことジョンは末期の癌を患っており、死していく自分がいる一方、世の中には命を粗末にする者がいる現状が許せなかったのだ。そして、ジグソウはそんな者たちを捕らえては、これが自らの天命とばかりに罰し続けていたのだった。

今回ジグソウのターゲットとなったのは、マイケルという裏稼業の人間だった。彼はジグソウの、命を賭けたゲームに巻き込まれ命を落としてしまう。そして、マイケルは情報屋としてエリックという刑事に雇われていた。

エリックは、マイケルが死んだことでその現場に呼び出される。その凄惨な場には、なんとジグソウからマイケルにあてた、直々のメッセージが残されていた。そして、マイケルが被っていたデスマスクには、とある場所の住所が記されていた。エリックはこれがジグソウのアジトであると推測を立て、事件解決のために動き出すのだった。

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映画『ソウ2』のあらすじ【承】

エリックは仲間の刑事、そしてSWATと共にそのアジトへと乗り込んだ。すると、彼らの予想通り、ジョンはその場で彼らを待ち受けていた。そして、なぜかジョンは2時間エリックと話をしたいと申し出るのだった。

また、その場には別室でジョンの悲惨なゲームに参加させられている8人の様子が映像で映されていた。そして、その場にはエリックの息、子ダニエルもいたのである。ゲームの参加者には以前ジグソウのゲームをクリアしたアマンダという女性もおり、彼女はこれがジグソウのゲームであるということに気付く。

ゲームのルールは、2時間以内に金庫を見つけ、その中の解毒剤を手に入れるというものだった。その部屋の中には毒が散布されており、解毒剤を2時間以内に打たなければ、全員死が確定するのだった。落ち着いて、全員で協力することが望まれるこのゲーム。しかし、参加者たちはパニックに陥ってしまい、それぞれが勝手に動きトラブルを起こしてしまう。

映画『ソウ2』のあらすじ【転】

捕まっている8人には、ダニエルを除いてとある共通点があった。それは、彼らが全員何らかの前科持ちであるということたった。放火犯や盗撮犯、ギャングに売春婦、そして横領犯など、様々な事件を引き起こしてきた人間が集められたその異様な場には、殺伐とした空気が流れていた。

そして、彼ら一人一人にミニゲームが用意されていたのだ。そのミニゲームをクリアすれば、解毒薬入りの注射器が手に入る。しかし、彼らには時間がなかった。元々2時間と告げられていたタイムリミットだが、毒の効きには個人差があることが明らかになったのだ。元々体の弱かった女性は、2時間を待たず毒にやられて命を落としてしまった。

そして、彼らは自分たちの新たな共通点を知ることとなる。それは、ダニエルの父親であるエリック巡査だった。エリックは、実は無実の人間を有罪に仕立て上げるという、後ろ暗いことをしていたのだった。つまり、この場にいた人間は、エリックに濡れ衣を着せられた無実の人々だったのだ。

映画『ソウ2』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、そんな彼らにとって、エリックの息子であるダニエルは当然報復の対象となる。ゲームの最中、とうとうダニエルがエリックの息子であるということがバレてしまう。既に、参加者の多くはミニゲームによって命を落としていたため、生存者は残り少なくなっていた。その生存者である、ザビエルは怒りのあまりダニエラを追いかける。

そんなダニエルを助けたのは、同じくまだ生き残っていたアマンダであった。復讐と、この館から逃げ出すため、ザビエルはダニエルを襲った。しかしダニエルは反対にザビエルを返り討ちにするのだった。一方、動画を見ていられなくなったエリックは、ジグソウを脅しダニエルの元へと案内させた。

しかし、ここで衝撃の事実が明らかになる。実は、先程まで彼が見ていたのは過去の映像だったのである。金庫から、閉じ込められて瀕死状態になったダニエルが転がり出てきた。そして、アマンダがジグソウの協力者であるということも明らかになる。エリックは彼らに捕らえられ、次のゲームの被験者とされるのだった。

映画『ソウ2』の感想・評価・レビュー

SAWシリーズ第2作品目。
今回もSAW作品ならではの思わず目を背けたくなる描写が多い。
個人的にきつかったのは、大量の注射器の中から鍵を探すという所。
しっかり見つけ出す所も凄いのだが、想像しただけでキツイ。
又、冒頭からエリックという刑事がSWAT達とともにジグソウのアジトに乗り込むのだが、ゲームに参加しているメンバーは、エリックが過去に無理矢理捕まえた人間達である。
当然、エリックに恨みを持っており、そのメンバーの中には自らの息子ダニエルもいるという展開。
ジグソウはただ2時間会話に付き合ってくれればダニエルを返すと最初に話すのだが、ダニエルの身に危険が迫ると、ジグソウに殴りかかり、瀕死の状態にし、自らもゲームの場所に向かっていく。
しかし、実際は最初にジグソウが言った通り、ダニエルは時間になれば、戻ってくる仕掛けになっていたという皮肉。
そしてエリックは、足を鎖で繋がれた状態で次の被験者として閉じ込められてしまうというオチ。なんとも後味の悪い終わり方だが、SAWらしさがあり、この映画に関してはこれで良いのだと思えてしまうから不思議だ。(男性 30代)


「アマンダお前グルだったのか!」と言いたくなるラストでした。彼女は自然な形でゲームに参加していたので、どんでん返しに驚きました。
巻き添えをくらい、リンチに遭いそうになった息子ダニエルが可哀相だと感じました。窃盗の罪があったとはいえ、若い少年がジグソウのゲームに参加するのは酷だと思います。むしろ大人でも人生のトラウマになるのでは?と感じました。
個人的にショックを受けた場面は、アマンダが注射器だらけの穴に投げ込まれるシーンです。チクチクどころかブスッといきそうで、この罠を考えた人は良い意味で頭がぶっ飛んでいると思いました。(女性 20代)


人気スリラー『ソウ』の続編。あの衝撃のラストが再びと、多くの人が視聴しただろう。
今回、ジグソウに拉致され、ゲームに参加させられたのは男女8人。全員がスネに傷を持った人間たちだ。お互いが疑心暗鬼になり、ゲームをうまくクリヤーすれば助かるのに助からない。このサスペンスがシリーズの魅力である。
そして、少しずつ判明するジグソウの謎。彼は大病を患っており、余命幾ばくかという状態だった。なぜこんなゲームを続けるのか。
さらに前回生き残ったアマンダがジグソウに魅せられ、共犯となる。
読めない展開、グロい罰ゲームは健在。人間の強欲を思い知る作品である。(男性 40代)


ホラーと言うのか、スプラッターと言うのかよく分かりませんが世界に大きな衝撃を与えた人気シリーズの第2弾。今作もジグソウ主催のデスゲームが行われるのですが、前作同様かなり過激なシチュエーションが多く、見ているだけで体に力が入ってしまうようなシーンが多々ありました。
特に注射器の中から鍵を探し出すシーンは、よくこんなことを思いついたなと感じてしまうほどモノ好きにはたまらない演出で、多くの人が痛くなりながら見たことでしょう。
大好きなシリーズなのでずっと終わらずに続いて欲しいです。(女性 30代)

関連作品

次作 ソウ3
前作 ソウ

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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