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映画『ふたりのロッテ(1993)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ふたりのロッテ(1993)』の概要:両親の離婚によって離れ離れになった双子は、ある夏、偶然の再会を果たす。両親を復縁させるため、双子は入れ替わり作戦を決行する。ドイツ児童文学の代表作の映画化作品。純粋な双子の行動が、子供心を呼び起こす。

映画『ふたりのロッテ』の作品情報

ふたりのロッテ

製作年:1993年
上映時間:98分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:ヨゼフ・フィルスマイアー
キャスト:フリッツィ・アイヒホーン、フロリアーネ・アイヒホーン、コリンナ・ハルフォーフ、ハイナー・ラウターバッハ etc

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映画『ふたりのロッテ』の登場人物(キャスト)

シャルロッテ・パルフィー / チャーリー(フリッツィ・アイヒホーン)
離婚した両親によって一人ずつ引き取られた双子の一人。作曲家の父親に引き取られ、ベルリンで育った。活発でやんちゃな性格で、クラスのリーダー的存在。運動神経は抜群だが、勉強が苦手でしょっちゅう追試を受けている。
ルイーズロッテ・クローガー / ルイーズ(フロリアーネ・アイヒホーン)
双子の一人。キャリアウーマンの母親に引き取られ、ハンブルグで育った。真面目な性格で成績トップの優等生。英語やピアノが得意だが運動は苦手。多忙な母親の代わりに全ての家事をこなす。
ウルフ・パルフィー(ハイナー・ラウターバッハ)
双子の父親。チャーリーを引き取りベルリンで暮らしている。それなりに名のある作曲家だが、主催している劇団の資金繰りが上手くいかず、解散の危機に瀕している。ユーモアのある優しい男性。悩むと酒に走る癖がある。
ザビーネ・クローガー(コリンナ・ハルフォーフ)
双子の母親。ルイーズを引き取りハンブルグで暮らしている。広告代理店に勤める美人キャリアウーマンで、ルイーズとの予定を守れないこともしばしば。上司の男性と再婚するか悩んでいる。
ディータ・レイヒ(ハンス・ズィクラー)
ザビーネの上司。前妻との間に一人の娘がいる。何年もザビーネに言い寄り続け、再婚の約束を取り付ける。仕事には厳格だが、人間味もある実直な男性。
サニー(エイプリル・ヘイラー)
ウルフの劇団に所属する歌手。ウルフと恋人関係にあり、ことごとく二人の時間を邪魔するチャーリーを快く思っていない。

映画『ふたりのロッテ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ふたりのロッテ(1993)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ふたりのロッテ』のあらすじ【起】

離婚を決意した若い夫婦、ウルフとザビーネは、赤ん坊の双子の娘を一人ずつ引き取る。ウルフはチャーリーの、ザビーネはルイーズの親権を取得し、二人はそれぞれベルリンとハンブルグで新しい暮らしを始める。

約十年後の夏、チャーリーとルイーズは、スコットランドで開催されるサマースクールに参加する。孤立しているルイーズは、チャーリー率いる子供達の一団にいじめられる。スコットランド行きの列車の中で、ルイーズは仕返しにチャーリーの大事な帽子を窓の外へはたき落とす。帽子を拾うため、チャーリーは列車を急停車させる。

宿泊先の寮で、チャーリーとルイーズは同室になる。ふとしたことから、チャーリーとルイーズは自分達が瓜二つであることに気付く。チャーリーはルイーズのパスポートを盗み見て、二人の生年月日と出生地が同じであることを知る。

急接近したチャーリーとルイーズは、行動を共にするようになり、お互いの身の上話を聞くうちに自分達が双子であることを確信する。双子は岬の灯台に上り、両親について情報交換をする。引き取られてから一度も会っていない親達に、双子は好奇心を募らせる。

映画『ふたりのロッテ』のあらすじ【承】

ある日、双子は、両親を復縁させるためにお互いの立場を交換する計画を立てる。チャーリーはルイーズの、ルイーズはチャーリーのフリをして、双子はそれぞれ相手が住む街へ行く。

ハンブルグのルイーズの家に到着したチャーリーは、家の中に溢れる母の気配に感激する。夜、上司のディータに送られて帰宅したザビーネは、散らかった部屋の床で眠っているチャーリーを優しく起こす。ザビーネは、翌日の昼食と週末のルイーズの誕生日を一緒に過ごすことを約束する。

ベルリンに到着したルイーズは、迎えに来たウルフと共に行きつけの店で食事をし、ウルフの職場である劇場に同行する。歌手のサニーや劇団員達は、チャーリーが上品になったと驚く。ルイーズは、ウルフと過ごすために自宅までついてきたサニーを追い返す。

翌日、昼食の約束を反故にされたチャーリーは、ザビーネの会社に押しかけ、警報機を鳴らして業務を停止させる。食事しながら、チャーリーは、本心からウルフを嫌っているわけではないザビーネに、何故ウルフに手紙を書かないのかと非難する。娘に図星を突かれ、ザビーネは反省する。

ルイーズは、荒れ放題のウルフの家を掃除し、食事を作る。劇団の資金繰りが上手くいかず気が立っているウルフは、余計なことをするなとルイーズを叱る。

映画『ふたりのロッテ』のあらすじ【転】

チャーリーは、ザビーネに連れられディータ親子と共に高級レストランで夕食をとる。ザビーネは、ディータとの再婚に際してルイーズを寄宿学校に入れるべきか悩んでいる。

双子の誕生日、チャーリーとザビーネは湖で一日を過ごす。ボートを漕ぎながら、ザビーネはチャーリーに寄宿学校への入学を提案する。反対したチャーリーは、母を困らせるためにボートを揺さぶって湖に落ちる。ルイーズは泳げないため、ザビーネは焦って水に飛び込んで娘を探す。チャーリーは、ザビーネが自分を心配することに満足する。

ルイーズは、誕生日祝いとして、チャーリーにウルフの演奏を録音したテープを贈る。ルイーズは、ウルフや劇団員達と共に誕生日を過ごし、ウルフはチャーリーの趣味に合うドレスをプレゼントする。

資金が調達できなかったため、ウルフの公演は中止になる。気落ちしたウルフを慰めようとサニーが自宅に押しかけてくるが、ルイーズの妨害により、ウルフとサニーは破局する。

ザビーネの出張中、チャーリーはザビーネの職場に行ってディータに会い、ザビーネが取り組むCM企画用にと、ウルフの曲を推薦する。ディータはウルフの作品を気に入り、ウルフをハンブルグに招いて面接する。

ウルフが面接を受ける間、チャーリーとルイーズは両親に隠れて再会し、ウルフとザビーネが直接会えるよう計画を立てる。

映画『ふたりのロッテ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ある日、チャーリーは偶然を装って、ザビーネにウルフの曲を聴かせる。ザビーネは、結婚していた頃の幸せな日々を思い出す。チャーリーがウルフを知っていることから、ザビーネは、目の前にいるのはルイーズではなくチャーリーだと気付く。ザビーネはチャーリーを強く抱きしめ、二人は真の再会を果たす。

チャーリーとルイーズは、レストランで両親を引き合わせる。二人揃った娘とザビーネを前に、ウルフは驚き喜ぶ。双子は再び家族で一緒に暮らしたいと望むが、両親は復縁するつもりはない。ウルフは、チャーリーをザビーネに預けて一人ベルリンに戻ろうと考えている。

両親の言い分に納得がいかない双子は、無断で家を抜け出し、列車に乗ってスコットランドへ向かい、岬の灯台に上って立てこもる。

ザビーネとウルフは、チャーリーの日記から、双子がスコットランドへ向かったことに気付き、急いで後を追う。嵐に見舞われ、チャーリーとルイーズは灯台から出られなくなる。駆けつけたウルフが外から扉を破り、双子は両親に救出される。

帰国後、ウルフはチャーリーの親権をザビーネに譲ろうと考える。チャーリー、ルイーズ、ザビーネに見送られ、ウルフは一人ベルリン行きの列車に乗り込む。発車して間もなく、ウルフは列車を急停車させ、ホームの家族のもとへ走って戻る。一家は抱き合う。

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