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映画『シャーク・ナイト』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『シャーク・ナイト』の概要:休暇を利用して塩水湖の孤島へバカンスに来た7人の大学生。しかし、その湖には何種類もの人食いサメが生息していた。サメによって次々と命を落とす学生達だったが、助けを呼ぼうとする彼らを、更に貶める事実が判明する。

映画『シャーク・ナイト』の作品情報

シャーク・ナイト

製作年:2011年
上映時間:91分
ジャンル:ホラー
監督:デヴィッド・R・エリス
キャスト:サラ・パクストン、ダスティン・ミリガン、クリス・カーマック、キャサリン・マクフィー etc

映画『シャーク・ナイト』の登場人物(キャスト)

サラ(サラ・パクストン)
チュレーン大学生で裕福な家庭の女性。金髪美人。ニックに気がある。過去にデニスと恋人関係にあった。
ニック(ダスティン・ミリガン)
チュレーン大学生。寮内の家庭教師もやるほどの秀才。内気でオタク寄りだが、サラに恋をする純情な青年。サメの脅威から守ろうと奮闘する。
デニス(クリス・カーマック)
クロスビー湖にてダイビング講師をしている。柄が悪く右頬に大きな傷跡がある。3年前、サラと恋人関係にあり別れる際、偶発的に起きた事故について酷く憤っている。サメの生体や種類に詳しい。
ベス(キャサリン・マクフィー)
チュレーン大学生でサラの友人。純情なニックを狙っている。
ゴードン(ジョエル・デヴィッド・ムーア)
チュレーン大学を留年しすぎて7年もいる。ニックの友人で寮の同室者。
グレッグ保安官(ドナル・ローグ)
デニスと共謀してサメに人を襲わせ、その様子を撮影。その映像を高く売りつけることによって金儲けをしている。

映画『シャーク・ナイト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『シャーク・ナイト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『シャーク・ナイト』のあらすじ【起】

チュレーン大学在住のニックは好意を寄せているサラと、友人のゴードンとベス、他3人の男女と共に休暇を利用してクロスビー湖へバカンスに向かった。
湖畔の畔にはサラの両親が保有する別荘がある。携帯の電波も届かず、ひっそりとした孤島の別荘だった。

7人は到着後、早速ウォータースポーツを楽しむ。だが、ジェットスキーを楽しむニック達の船に気付き近付く背びれが。

突然、何かに邪魔をされバランスを崩した友人が転倒。彼は岸辺へどうにか泳ぎ着いたが、右腕を上腕から失っていた。

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映画『シャーク・ナイト』のあらすじ【承】

騒然とする中、冷静さを取り戻した秀才のニックは友人の止血を行い、失われた腕を探すために湖へ。発見して拾った直後、獰猛なサメの影を見つけてしまう。彼はサメに追われながらも桟橋へよじ登りギリギリで助かった。

塩水湖でもある湖になぜか人食いサメが生息していると気付いた学生達。ニックは意識を失った友人とサラ、友人の恋人を船に乗せ病院へ搬送するために出発する。
しかし、切断された腕からの出血は止まらず、船の水抜き穴から湖へ流れ出てしまい、血の匂いに誘われたサメが登場。

猛スピードで船を攻撃してくるサメ。そのせいで友人の恋人が湖へ投げ出されてしまい、サメの餌食となってしまう。しかも、攻撃された折に船が故障し、操作ができなくなる。
船は別荘へ向けて進行し、サラとニックは傷ついた友人を抱え、桟橋へ飛び降りて助かった。故障した船は桟橋に激突して大破。大学生達は孤島へ閉じ込められてしまうのだった。

日が暮れた頃、一艘の船が別荘へやって来る。サラの知り合いであるデニスが立ち寄ったのである。彼らの船でベスとゴードンが逸早く、岸へ戻ることになった。

デニス達が救急ヘリの要請をしてくれると言うので、ニック達は別荘に残り傷ついた友人の容態を見守る。その間、ニックはサラとデニスの過去を聞かせてもらった。とうやらデニスとサラは過去、恋人関係にあったらしい。

映画『シャーク・ナイト』のあらすじ【転】

意識の朦朧とする友人は恋人がサメの餌食になったことを知り、深い悲しみに苛まれる。そして、サメと対決をしようと決意。ニックの制止を振り切って、流血に誘われて現れたサメと対峙した。

その頃、デニスの船に乗っていたゴードンとベス。岸へ戻れると思っていたが、途中で船を止められて戸惑う。デニスはおもむろに出した銃でゴードンを脅し、湖に入りサメを誘き寄せろと言う。会話の内容から湖にサメを放流したのは、デニスだと思われた。

ゴードンはデニスを止めようとするも撃たれてしまい、湖へ落下。途端に血の匂いでサメが近寄って来る。必死に泳いで近くの木に辿り着いたが、飛び跳ねて来たサメに襲われ命を落とした。

一方、サメと対峙し仇を討った友人。だが、岸辺へ引っ張り出したサメは、恋人を食い殺したサメではなかった。しかも、サメの腹部にはカメラが仕掛けられており、放流した何者かがいることを知る。だが、腕を失った友人の容態が急変。急がないと彼は死んでしまう。1人の友人が水上バイクで搬送することにした。

たった1人、デニスの船に残されたベス。彼女はデニスの相棒に襲われそうになるも、激しく抵抗。更にデニスからは湖に放流したサメが46種類もいると聞いてしまう。彼らはサメを飼育しつつ、人が襲われる様子を撮影しては楽しんでいるのだ。
ベスは小型サメが泳ぐ網の中に突き落とされ、死んでしまうのだった。

別荘の岸辺で焚いていた焚火を目にした保安官が、異変を察して別荘へ来てくれる。救助の要請をしたことで安心したのか、なぜかニックが意識を失う。サラは保安官に飲み物を出そうとキッチンへ向かい、そこにあった無線機でデニスとグルであることを知ってしまう。
サラは包丁で保安官を襲おうとするも、忍び寄っていたデニスによって捕縛され、更に麻酔銃を撃たれて意識を失うのだった。

映画『シャーク・ナイト』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方、水上バイクで意識の朦朧とした友人を搬送していた友人。2人共サメに襲われて命を落とす。

デニスの船に乗せられて柵の中に閉じ込められたサラ。デニスと別れる際、偶発的に起きた事故について強く責められる。サラはデニスを惑わせて銃を奪うが、抵抗も虚しく奪い返されてしまうのだった。

一方、椅子に拘束され意識を取り戻したニック。床下の窓は開け放たれ、そこには餌を待つサメが泳いでいた。保安官は先日撮影した、サメが人を襲う映像をニックに見せ、こういう映像を観るために大金を払う者達がいるという話をする。保安官はデニスと共謀して、サメに人を襲わせた映像を撮影し、金儲けしているのだった。

椅子ごと吊り上げられ湖へ投下されたニックは、水中で大型のサメと対面。恐怖に苛まれるもただの脅しだったようで、再び水中から引き上げられる。彼は保安官と会話しながら、密かに持っていたジッポライターで両手の拘束を解く。そして、彼の足元に零れた灯油へジッポライターを投下。炎に巻かれた保安官を湖へ突き落し、彼を退治した。

夜が明けて辺りが明るくなった頃、デニスはサラが入った柵を湖へ投下。そして、彼女へと大量の血液をかけ、サメを誘き寄せる。
しかし、そこへニックが現れデニスの相棒を拘束。だが、デニスは相棒をナイフでいとも簡単に殺害。ニックと揉み合う。デニスを湖へ突き落しサラを助けようとしたニックだったが、柵を引き上げるワイヤーをデニスによって外されてしまう。男2人は水中で攻防を繰り返し、誘き寄せられて来たサメにデニスが襲われ死亡。

無事に逃げおおせていたサラの飼い犬が、武器を持ってニックの元へ泳いで来たため、その武器を受け取ったニックはサメを退治してサラを救助するのだった。

映画『シャーク・ナイト』の感想・評価・レビュー

塩水湖にいないはずのサメによって若者達が脅かされ犠牲になっていくという内容だが、ある意味王道と言えば王道。シャーク系は結構、人気があるジャンルだけれども個人的にはあまり好きなジャンルではない。しかし、今作はまだシンプルでまとまっている方だと思うし、金儲けの道具として普段から餌付けされ、人を襲うように飼育されていたのなら人を襲っても仕方ないと思う。サメが血の匂いに敏感という習性をきちんと利用しているだけマシなのかも。結局、ヒロインと元彼のいざこざに巻き込まれた若者達が無為に犠牲になったという可哀想なストーリー。サメは奴らにただ利用されただけなので、サメは悪くないと思う。襲って来るサメの恐怖はまあ良かった。(女性 40代)


バカンスに訪れた男女が塩水湖にいる多種多様なサメに襲われていくパニックムービー。サメをテーマにした作品は沢山ありますが、B級作品がとても多いですよね。今作もかなりB級寄りでしたが、いろいろなサメが登場するのとサラの飼うわんちゃんが物凄く賢いのが癒しポイントでした。
美女がサメに襲われるのはあるあるですが、今回は人間に餌付けされたサメというのが新しいなと思いました。特に怖くも恐ろしくも無いので、1度見れば十分です。(女性 30代)

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