この記事では、映画『呪怨2(劇場版)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『呪怨2(劇場版)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『呪怨2』の作品情報

上映時間:92分
ジャンル:ホラー
監督:清水崇
キャスト:酒井法子、新山千春、堀江慶、市川由衣 etc
映画『呪怨2』の登場人物(キャスト)
- 原瀬京子(酒井法子)
- 映画界のホラークイーンと呼ばれる女優。婚約者との結婚を目前に妊娠が発覚。深夜のドライブ中、交通事故に遭い婚約者は意識不明の重体。自身も流産してしまう。しかし、赤子は戻り、後に伽倻子を産み落として命を落とす。
- 三浦朋香(新山千春)
- 番組のレポーターを務めている。マンションの角部屋に住んでいるものの、何もないはずの壁側から奇妙な音がするため、悩まされている。佐伯家のロケ直後に伽倻子に襲われ、恋人と共に首を吊って亡くなる。
- 大林恵(山本恵美)
- 番組制作のメイク係。感受性が高く怖がり。見えないものを見たり聞いたりすることが時々ある。ロケ直後にメイク室から伽倻子に襲われ行方不明となる。伽倻子に憑依され京子を襲おうとするが、亡くなった京子の母親に阻止される。
- 大国圭介(葛山信吾)
- 番組のディレクター。佐伯家のロケ直後から製作に関わったスタッフが行方不明になったり、死亡していることで恐怖を募らせる。恵から渡された伽倻子の日記帳を調べ、佐伯家を訪問し京子を発見。病院にて伽倻子に連れ去られ行方不明となる。
- 千春(市川由衣)
- 霊的に感受性の高い女子高生。夜な夜な佐伯家での夢を見て、伽倻子に狙われていることを察している。友人を助けようと必死になるが、公園にて伽倻子に捕まり命を落とす。京子の傍に俊雄が寄り添っている姿を目にしている。
- 佐伯伽倻子(藤貴子)
- 夫により首を絞められ惨殺されている。強い怨念を抱えており、人間を縊り殺す。首を絞められたことで苦しんだ時の声が特徴。狙った相手は逃さない。京子の腹を借りて現世へと復活を果たす。
- 佐伯俊雄(尾関優哉)
- 伽倻子の息子で推定年齢10歳。全身蒼白にて下着1枚のみを着用している姿が多い。いつも飼っていた黒猫と一緒。母親と行動を共にしていることがほとんど。
映画『呪怨2』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『呪怨2』のあらすじ【起】
京子
婚約者との結婚を目前にし、妊娠中だった女優の原瀬京子。彼女は深夜のドライブ中、悲惨な交通事故にて流産してしまい、婚約者は意識不明の重体に陥ってしまう。事故の際、男の子の霊を目撃した京子は、その子が流産した自分の子供だったかもしれないと思うのだった。
その後、婚約者の意識が戻らないまま仕事に復帰した京子だったが、病院の検診にて流産したはずの子供が順調に育っていると言われる。その日の夜、京子は自宅の居間にて男の子の霊を目撃。そして、こたつで横になったままの母親がそのまま亡くなってしまうのだった。
朋香
レポーターの三浦朋香はマンションの壁の物音に悩まされていた。原瀬京子も参加するテレビ番組が決定した日。物音の検証のために恋人を呼んで、音を一緒に聞いてもらった。朋香の部屋は角部屋であるため、壁の向こうには何もないはずだった。
朋香がテレビの特番でロケに出ていた頃、恋人が彼女の部屋へ訪問。女の霊に襲われる。仕事が終わり自宅へ帰った朋香は、天井に張り巡らされた髪の毛で首を吊った恋人の姿を発見。以前から聞こえていた壁の物音は男の子の霊が恋人の遺体を揺らし、壁を叩いている音だったのだ。恐怖に声も出ない朋香を女の霊が襲う。彼女も恋人同様に首を絞められ、天井に吊り下げられるのだった。
映画『呪怨2』のあらすじ【承】
恵
メイク係の大林恵はテレビ特番のクルーの一員として、原瀬京子のメイクを担当している。製作陣と一緒にロケにやって来た家は、実際に惨殺事件があった場所だった。その昔、この家に住んでいた佐伯剛雄が妻の伽倻子と息子の俊雄を惨殺し、自らも変死体で発見されたという事件である。
撮影は順調に進んだが、途中で京子のマイクから変な音が聞こえると音声係が訴えを上げた以外、特に問題もなかった。
感受性が高く時折、他の人には見えない何かを見たり聞いたりしてしまう恵。ロケ終了後、忘れ物を取りに家へ戻り、嫌な予感がして急いで家から去った。その後は会社へ戻りメイク室で後片づけをするも、背後の着替えスペースが気になって仕方ない。中を覗くと2畳ほどのスペースには謎のシミ。そして、鬘が動き出して血塗れの女が現れる。恵は奇怪な動きをする女に襲われるのだった。
映画『呪怨2』のあらすじ【転】
圭介
特番のディレクターである大国圭介。特番のロケ後、京子が事故に遭いロケ直後に朋香が自宅で首を吊り、恵は行方不明。他のクルーとも連絡がつかないことで、恐怖を募らせていた。佐伯家のロケ後であるため、恐らくはあの家が原因と考え京子に話を聞きに来たが、彼女は事故後に母親も亡くしており、関わりたくないと言う。
京子を自宅へ送った圭介。彼女が玄関先で行方不明になった恵を見たと言うので、一緒に中へ入るも恵の姿はどこにもない。しかし、圭介は居間の向こうの廊下に恵の姿を発見。彼女は1冊のノートを置いて姿を消してしまう。
そのノートは彼がロケ後に、あの家でたまたま開いたノートである。伽倻子の日記帳だった。圭介は京子に頼み込んで一緒に佐伯家の事件を調べ、もう一度あの家に行こうと決意するのだった。
自宅に帰った京子がこたつで転寝していると、畳のシミから女の霊が現れる。伽倻子に憑依された恵である。彼女は京子に手を伸ばすも、亡くなった母親が娘を助けた。
目が覚めた京子は何か因縁を感じて、ロケ地であった家へ1人で向かう。
裏口から佐伯家へ入った京子は、玄関口で女子高生が騒いでいるのを目にする。その際、腹部に強烈な痛みを感じ、そして階段から下りて来る伽倻子を目撃して意識を失うのだった。
映画『呪怨2』の結末・ラスト(ネタバレ)
千春
女子高生の千春は夜な夜な佐伯家の夢を見ていた。彼女は自分が伽倻子に狙われていることを知っている。友人に誘われてホラー映画の撮影にエキストラとして参加した千春は、主演の原瀬京子に俊雄が寄り添っている姿を目にして悲鳴を上げてしまう。
そして、再び目を閉じた時。彼女はまたも佐伯家に囚われてしまう。夢の感じから、どうやら自分は予知夢を見ているようだと察した千春。行く先々で伽倻子と俊雄を目撃し、公園で倒れ伽倻子に命を奪われてしまうのだった。
伽倻子
佐伯家へ向かった圭介は女子高生が走り去るのを目にする。彼は恐る恐る中へ入り、京子が倒れているのを発見。すぐさま病院へ搬送した。切迫流産の危機に陥っているらしい。
赤子の泣き声から無事に出産は済んだと思われたが、圭介が手術室へ向かうとその場にいるスタッフの誰もが倒れている。そして、京子から産まれたものはなんと、血塗れの伽倻子であった。圭介は彼女に襲われ行方不明となった。
意識を取り戻した京子。手術室の床に落ちている赤子を愛しげに抱き締める。
しばらく後。成長した女の子の手を引いて歩く京子は、少女によって階段上から突き落とされ命を落とす。少女の手には伽倻子の日記が握られていた。
映画『呪怨2』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
呪怨シリーズのヒロイン(?)である伽椰子は、1よりも2の方が、おどろおどろしさがパワーアップしていて、震える程怖いです。子供の頃に観た時は、夢に出て来る程印象的な恐ろしさを心に植え付けられました。
劇場版2の伽椰子は比較的アクティブで、床のシミから出て来たリ、主人公のお腹から出て来たリと、もうどこへ行っても逃げ場がないのだなと、諦めの境地に辿り着く様な気分になりました。
酒井法子さんが演じる主人公・京子が、とにかく可哀相な目に遭うので、伽椰子恐るべしと思う他ありません。えげつないシーンが多い所も、呪怨シリーズの魅力であることは間違いないですけどね。(女性 20代)
呪怨といえば、佐伯家で繰り広げられる惨劇が印象に強いのだが、この作品は病院やマンション、公園にまで伽椰子が現れるというアクティブさが見てとれる。最終的に妊婦のお腹に宿り、少女として生まれてくるという衝撃の行動力?は思わず鳥肌が立ってしまう。そもそも伽椰子といえば、自分の浮気に近い恋愛感情が元で夫に殺害されているはずだが、その辺りはきっともう設定として限りなく薄くなっているのだろう。こういった日本のホラー映画は、作者のSっ気がこれでもかという位詰め込まれていて、もはや少し憎らしい程である。(男性 30代)
清水崇監督の人気ホラー邦画の第2弾。
今回は“あの”佐伯家を取材したクルーたちが次々と変死していくというストーリーだ。
至る所に監督の罠が張り巡らされ、これでもかというぐらい不気味なシーンが満載されている。運転席の足元に真っ白な少年・俊雄が潜んでいるシーンは、車に乗る度に思い出してしまうだろう。
そして、酒井法子演じる女優の京子が伽耶子を出産、最後にはその伽耶子に殺されるという何とも救いようのないラスト。
とにかく怖がりたい人にはオススメの映画である。(男性 40代)
伽椰子がなんでも出来るので怖いと言うよりも笑ってしまうストーリーでした。前作で登場した佐伯家を撮影に来たクルーたちに襲いかかる死の呪いはホラーが苦手な方にはじわじわと迫り来る恐怖を感じ、とても不気味なのでは無いでしょうか。
家の中だけでなく、屋外にも現れる伽椰子には驚きましたが何よりびっくりしたのは赤ちゃんになれること。妊婦のお腹を借りて伽椰子が生まれるという奇想天外なストーリーは少し無理があるのではと思いつつも楽しんでしまいました。(女性 30代)
前作以上に時系列が複雑で、断片的なエピソードがつながっていく構成が特徴的だった。伽椰子の呪いがさらに広がっていく様子が描かれ、どこにも逃げ場がない恐怖が強調されている。特にラストで生まれた子供が新たな呪いの象徴のように描かれる展開は不気味で、シリーズの恐ろしさを再確認させられた。(20代 男性)
時間軸が前後する構成に最初は戸惑ったが、徐々に全体像が見えてくるのが面白い。登場人物たちが次々と呪いに巻き込まれていく展開は救いがなく、観ていてかなり精神的にくる。ラストの赤ん坊のシーンは特に印象的で、恐怖というよりも不気味さが強く残った。(30代 女性)
ホラーとしての演出は控えめながら、じわじわと迫ってくる恐怖が特徴的。派手な驚かしよりも、音や間で怖がらせる手法が印象に残る。物語はやや分かりにくい部分もあるが、呪いの連鎖というテーマはしっかり伝わる。ラストの展開が非常に後味の悪い作品だった。(40代 男性)
全体的に暗く重たい雰囲気で、観終わった後も嫌な余韻が残る作品だった。登場人物たちが次々と不幸に巻き込まれていく展開は救いがなく、ホラーとしての怖さよりも不気味さが際立っている。最後の赤ちゃんの存在が新たな恐怖を示唆していて印象的だった。(20代 女性)
シリーズらしい構成で、複数のエピソードが絡み合うのが面白い。呪いが特定の場所や人物に限定されず広がっていく点が恐ろしく、どこにも安全な場所がないと感じさせる。ラストの展開は衝撃的で、観終わった後に考えさせられる余韻が残った。(50代 男性)
ジャンプスケアに頼らない恐怖が特徴で、じわじわと精神的に追い詰められる感覚がある。時系列の入れ替えによって不安感が増し、物語に引き込まれた。ラストの赤ちゃんの描写は意味深で、続く恐怖を予感させる終わり方が印象に残る。(30代 女性)
映画『呪怨2』を見た人におすすめの映画5選
リング
この映画を一言で表すと?
見た者の運命を静かに狂わせる、Jホラーの金字塔。
どんな話?
「見ると一週間後に死ぬ」と噂される呪いのビデオをきっかけに、記者の女性がその謎を追っていく物語です。調査を進めるほどに不可解な死の連鎖と、封じ込められていた恐ろしい過去が浮かび上がっていきます。派手な演出に頼らず、日常がじわじわ侵食されていく恐怖が印象的な作品です。
ここがおすすめ!
呪怨2が好きな人なら、説明しすぎない不気味さと、逃れられない呪いの構造にきっと引き込まれます。音や間の取り方が非常に巧みで、見終わった後まで恐怖が残るのが魅力です。Jホラー特有の湿った空気感を味わいたいなら、まず外せない一本です。
仄暗い水の底から
この映画を一言で表すと?
母と子の日常に染み込む、静かで切ない恐怖。
どんな話?
離婚調停中の母親と幼い娘が古いマンションへ引っ越したことから、不気味な水漏れや不可解な現象に巻き込まれていく物語です。やがて建物に残された過去の悲劇が明らかになり、母親は娘を守るためにある選択を迫られます。怪異の恐ろしさと、親子の感情が重なり合う作品です。
ここがおすすめ!
呪怨2のような、ただ怖いだけでは終わらない陰鬱な余韻が好きな人におすすめです。閉鎖的な空間でじわじわと不安が増していく演出が見事で、感情面にも訴えかけてきます。湿度の高い恐怖と切なさが同居した、非常に完成度の高い和製ホラーです。
回路
この映画を一言で表すと?
孤独そのものが怪異になる、異色の終末ホラー。
どんな話?
インターネットを通じて奇妙な現象が広がり、人々が次々と消えていく中で、若者たちが得体の知れない恐怖に直面していく物語です。何が起きているのかを明確に説明しないまま、不安と孤独が都市全体を覆っていく展開が特徴。ホラーでありながら終末的な空気が強い作品です。
ここがおすすめ!
呪怨2の断片的な構成や、理屈で割り切れない恐怖が刺さった人には特に向いています。怪異の正体よりも、世界そのものが少しずつ壊れていく感覚が強烈で、観ている側の精神を静かに削ってきます。不気味さが長く残るタイプのホラーを求める人に最適です。
女優霊
この映画を一言で表すと?
映画撮影の現場に忍び込む、底知れぬ怨念の気配。
どんな話?
とある映画撮影の現場で、スタッフたちが奇妙な違和感を覚え始めることから物語が動き出します。カメラの向こうに映り込む不自然な存在や、説明のつかない出来事が積み重なり、やがて現場全体が不穏な空気に包まれていきます。映像そのものに宿る恐怖を描いた作品です。
ここがおすすめ!
呪怨2のような、見せ方や空気でじわじわ怖がらせる作品が好きな人におすすめです。大げさに驚かせるのではなく、画面の奥や沈黙の中に恐怖を潜ませる演出が秀逸。和製ホラーの原点的な魅力が詰まっていて、不安がじんわり広がる感覚を存分に味わえます。
残穢 住んではいけない部屋
この映画を一言で表すと?
部屋の違和感が土地の記憶へつながる、連鎖型ホラー。
どんな話?
ある女性から「部屋で変な音がする」という手紙を受け取った作家が、その原因を調べていくうちに、一つの部屋の怪異が過去の土地や住人たちにまで連なっていることを知る物語です。調査が進むほど恐怖の範囲は広がり、個人の問題では済まない禍々しさが浮かび上がっていきます。
ここがおすすめ!
呪怨2の“呪いが広がり続ける”感覚が好きだった人にとてもおすすめです。怪異の原因をたどる調査パートが面白く、静かなのに確実に怖さが増していく構成が魅力。土地や場所に染みついた穢れが連鎖していく発想も秀逸で、後味の悪さまで含めて忘れがたい一本です。



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