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映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

人々に害をなす蛮機族ガイアークから世界を守るため、ゴーオンジャーの戦士達は死闘を繰り広げていた。それから10年の月日が流れた。人間が暮らすヒューマンワールドの世界では戦隊活動が禁止され、ゴーオンジャー達はテロリストとして追われていた。

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の作品情報

炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX

タイトル
炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX
原題
なし
製作年
2018年
日本公開日
2018年7月21日(土)
上映時間
不明
ジャンル
アクション
監督
渡辺勝也
脚本
會川昇
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
古原靖久
片岡信和
逢沢りな
碓井将大
海老澤健次
徳山秀典
杉本有美
及川奈央
製作国
日本
配給
東映ビデオ

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の作品概要

連続ドラマとして子供達から絶大なる人気を誇った『炎神戦隊ゴーオンジャー』が、10年ぶりにスクリーンに戻ってきた。主要キャスト達も変更されることなく、再度ゴーオンジャーの戦士達を熱演している。今までにないほど平和が訪れた人間が暮らすヒューマンワールドの世界では、戦隊活動が禁止され、ゴーオンジャー達はテロリストとして追われていた。しかも、かつての仲間である楼山早輝が、ゴーオンジャー達の前に立ちはだかる。果たして、彼らが迎える結末とは?

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の予告動画

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の登場人物(キャスト)

江角走輔 / ゴーオンレッド(古原靖久)
ゴーオンジャーのリーダー的存在。性格的には猪突猛進で危なっかしいところもあるが、戦闘能力は高く、仲間思いの優しい人物。
楼山早輝 / ゴーオンイエロー(逢沢りな)
お菓子を作ることが好きで、パティシエになる修行をしていた。現在は、政府の広報官として働いている。
野泉進一郎(神保悟志)
防衛大臣。「鎖国バリア」と呼ばれる外界からの侵略を完全に遮断するバリアを発動し、ヒューマンワールドの世界を守る。

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』のあらすじ(ネタバレなし)

人々に害をなす蛮機族ガイアークから世界を守るため、「炎神(エンジン)」と呼ばれる機会生命体の力を借り、ゴーオンジャーの戦士達は死闘を繰り広げていた。それから10年の月日が流れた。今までにないほど平和が訪れたため、人間が暮らすヒューマンワールドの世界では、戦隊活動が禁止されていた。

ゴーオンジャーの1人が、防衛大臣の野泉進一郎に自爆テロを仕掛けたと疑いをかけられてしまう。それにより、「戦隊活動禁止法」が制定され、ゴーオンジャー達はテロリストとして追われることになった。しかも、「鎖国バリア」と呼ばれる外界からの侵略を完全に遮断するバリアのせいで、「炎神」との繋がりも無くなってしまう。そんなゴーオンジャー達の前に、炎神キャスト(炎神の肉体のこと)を持った謎の少年が現れる。果たして、ゴーオンジャー達はどうなってしまうのだろうか?

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の感想・評価

ゴーオンジャーが約10年ぶりに戻ってきた!

映画の中で10年の月日が流れたのと同じように、現実世界でも10年ぶりのカムバックとなっている。一番すごいところは、10年前にドラマに出演していたオリジナルキャスト達が、もう一度再集結しているところだ。子供の頃に見て憧れた戦士達の姿を、もう一度見ることができるのだ。子供の頃の懐かしい気持ちが蘇ることは間違いない!

平和になった世界で戦士達はどうしているのか、一度は想像したことがあるのではないだろうか。本作品は、そんな彼らの姿をスクリーンで見ることができる。しかも、平和を守るための戦士達が、テロリストとして追われることになってしまう。彼らは今後どんな決断を下すのか、どんな道を歩むことになるのか、ぜひ注目して欲しい。

かつての仲間との対立

ゴーオンジャーの仲間でありゴーオンイエローとして活動していた楼山早輝が、政府の広報官としてゴーオンジャー達の前に現れる。謎の少年が持っていた炎神キャストは、この早輝の相棒でもあったベアールVである。なぜ早輝が政府側につくことになったのか、謎の少年がどうしてベアールVの炎神キャストを持っているのかが、今作の一番の謎になっている。

楼山早輝のことを少しおさらいしておく。彼女はお菓子を作ることが大好きで、パティシエになるための修業を行っていた。だが、どんな料理でも甘く味付けしてしまうという欠点を持っている。早輝はとある事件に巻き込まれた際に、ゴーオンジャーの仲間に加わることになった。本来は笑顔が素敵な、仲間思いの明るい女性である。

炎神(エンジン)

ゴーオンジャーを知る上で欠かせないのは、この炎神(エンジン)と呼ばれるものである。炎神とはマシンワールドで暮らす生命体のことで、主に飛行能力を有する種族と巨大な体を持った種族が存在している。

炎神達はヒューマンワールドでは10分間しか元の姿を維持することができないため、「炎神ソウル」と「炎神キャスト」に分けて滞在時間を延ばしている。この「炎神ソウル」とは魂のことである。ゴーオンジャー達はこの「炎神ソウル」と「炎神キャスト」のドライバーとなり、能力を最大限に引き出せるよう操縦を行っていた。そして、ガイアークと戦って、世界や人々を守っていたのである。ゴーオンジャー達にはそれぞれ相棒となる炎神がおり、戦いを通じて友情を育んだ。

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の公開前に見ておきたい映画

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!

2008年に公開された『炎神戦隊ゴーオンジャー』の劇場化作品。楼山早輝が敵対する前のお話のため、仲間達との距離感や関わり方を知ることができる。上映時間は35分と短めだが、ゴーオンジャー達の戦いがしっかりと描かれている。

ガイアークの幹部である3大臣は、次元の壁を破壊しようとしていた。ゴーオンジャー達は3大臣の目論見を阻止しようとした。その時、できてしまった次元の裂け目から、謎の3人組が現れる。その3人組はゴーオンジャー達が所有する炎神キャストを3つ奪っていった。ゴーオンジャー達は炎神キャストを取り戻すべく、後を追って次元の裂け目へと飛び込んだ。果たして、彼らは無事に取り戻すことができるのだろうか。

詳細 炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!

プロジェクトA

ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演を担当している、アクション映画。大きな溝があった水上警察と陸上警察が、手を組んで海賊を倒す内容になっている。ジャッキー・チェンの代表作の1つと言えるほど有名な作品で、ファンの期待を裏切らない派手なアクションシーンも満載である。

20世紀初頭の香港。犯罪者達が悪行を繰り返す中、警察の一番の悩みの種は海賊の存在だった。水上警察が海賊を取り締まろうとするが、失敗ばかりで手柄を立てることができなかった。しかも、陸上警察と酒場で乱闘騒ぎを起こしてしまい、逮捕されてしまう。翌日、水上警察達は海賊達を捕まえるため出撃しようとするが、海賊が戦艦に爆弾を仕掛けていた。その爆弾が爆発・炎上したせいで、水上警察は船を失ってしまう。水上警察は陸上警察に吸収されることになった。

詳細 プロジェクトA

華鬼 三部作 華鬼×神無編

楼山早輝を演じた逢沢りながヒロイン役で出演している。梨沙原作の『華鬼』を元に作られた作品。『華鬼』は舞台化やゲーム化もされた人気作。『華鬼 三部作 神無編』(09)の他に、『華鬼 三部作 麗二×もえぎ編』(09)や『華鬼 三部作 響×桃子編』(09)が存在する。主人公がそれぞれ異なるが、世界観を引き継いだ話になっている。

「鬼ヶ里高等学校」は、古より鬼と鬼の花嫁が通っていた。鬼の刻印を持つ朝霧神無(逢沢りな)は、16歳の誕生日を迎えた日に、何も知らないまま夫となる鬼の元へと連れ去られてしまう。だが、夫となる華鬼は、執拗に神無の存在を拒否し続けた。神無は助けが誰もいない場所で、鬼の花嫁となる運命に抗った。神無と華鬼の未来とは?

詳細 華鬼 三部作 華鬼×神無編

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』の評判・口コミ・レビュー

映画『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』のまとめ

何と言っても10年前に連続ドラマで戦士達を熱演していた俳優達が、再度集まったことが一番すごいところだと思う。かつて『炎神戦隊ゴーオンジャー』を見ていた人達からすれば、キャストがもし1人でも変わっていれば違和感を感じずにはいられなかったのではないだろうか。しかも、映画の中の世界でも10年が経っているため、ドラマで見た戦士達のその後の姿が見られるのは純粋に興味が引かれる内容だと思う。ぜひ、童心に返ってもう一度『炎神戦隊ゴーオンジャー』の世界を楽しんで欲しい。

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