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映画『カノジョと妻とウェディング』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『カノジョと妻とウェディング』の概要:ウェディング・プランナーのジュリエットは、パーティーで出会った男性と体の関係を持ち、名刺を渡して別れた。だがその後、その男性が恋人共に、結婚式の相談をするために現れる。その男性の恋人は、昔自分を苛めていた女の子だった。

映画『カノジョと妻とウェディング』の作品情報

カノジョと妻とウェディング

製作年:2017年
上映時間:94分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:リーム・ケリシ
キャスト:リーム・ケリシ、ニコラ・デュヴォシェル、ジュリア・ピアトン、シルヴィー・テステュー etc

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映画『カノジョと妻とウェディング』の登場人物(キャスト)

ジュリエット(リーム・ケリシ)
ウェディング・プランナー。アルコール中毒の母の世話をしている。アレクシアとは幼馴染。幼い頃太っており、アレクシアに馬鹿にされていた。
マティアス(ニコラ・デュヴォシェル)
家具職人。優柔不断な性格。周りに流されやすい。穏やかで優しい性格。
アレクシア(ジュリア・ピアトン)
マティアスの恋人。実家は裕福。ステータスや見た目の美しさが何よりも大事。悪気なく人を傷つけるタイプ。

映画『カノジョと妻とウェディング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『カノジョと妻とウェディング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『カノジョと妻とウェディング』のあらすじ【起】

マティアスは友人と参加したコスプレパーティーで、ジュリエットという名の女性に気に入られ一緒にお酒を飲むことになった。2人は体を求め合い、楽しいひと時を過ごした。帰る間際、ジュリエットはマティアスに名刺を渡した。

ジュリエットが苛々しながら母の姿を探して部屋の中を歩き回っていると、母はトイレで酔いつぶれて眠っていた。しかも、母の顔には誰かに落書きされた跡が残っていた。ジュリエットはだらしない母を叱りシャワーを浴びるよう注意するが、浴室には見知らぬ男性の姿があった。その男性はホームレスで、ジュリエットの母が勝手に連れ帰ってきたのだ。ジュリエットは男性を追い返すよう母を叱り、腹を立てながら会社に出勤した。

マティアスは恋人のアレクシアから、恋人らしいこと(旅行など)をしたいと求められることにウンザリしていた。そんな時、服のポケットに入れていたジュリエットの名刺が見つかってしまう。マティアスは焦るが、ジュリエットの職業がウェディング・プランナーだったことから、アレクシアは自分達の結婚のためにマティアスが準備してくれていたのだと誤解する。マティアスは否定することもできず、アレクシアを抱き締めながら頭を抱えた。

ジュリエットは母に仕事の手伝いをさせていたが、母は酒を飲んで酔っ払い、結婚の段取りをしくじってしまう。ジュリエットは母を叱り、鞄の中にある酒を奪い取ろうとした。2人で揉み合っていると、母が教会の十字架にぶつかってしまい倒してしまう。その十字架はウェディングドレスに引っ掛かり、花嫁は顔面を強打して倒れた。花嫁は顔から血を流した。その模様は「史上最悪な結婚式」として、動画サイトに投稿された。

映画『カノジョと妻とウェディング』のあらすじ【承】

マティアスとアレクシアが結婚式の話をするため、ジュリエットの元を訪ねてきた。ジュリエットは何も聞かされておらず戸惑った。しかも、ジュリエットとアレクシアは子供の頃同じ学校に通っていた幼馴染で、ジュリエットはアレクシアに苛められていた。アレクシアは頭が良く家も金持ちで、クラスでもリーダー的な存在だった。そんなアレクシアが太っていたジュリエットのことを「デブ」だと言ったため、ジュリエットは友人達から仲間外れにされてしまう。ジュリエットはアレクシアの結婚を担当することを嫌がった。だが、母の失敗のせいでキャンセルが相次いでいたため、経営者であり友人のクラリスが許さなかった。

ジュリエットはマティアス達と共に、結婚式場を探すことになった。マティアスとジュリエットは気まずい思いをした。アレクシアの気に入る式場がなかなか見つからず、マティアス達は疲れ果てるまで振り回された。

マティアス達はアレクシアの実家を訪れた。そこには、アレクシアの手紙が額に入れられて飾られていた。手紙には「王子様が来る。でも、パパは私の王様」と書かれていた。ジュリエットには恋人も父もいないため、肩を落として落ち込んだ。マティアスはそんなジュリエットの様子を密かに見ており、心配していた。

映画『カノジョと妻とウェディング』のあらすじ【転】

マティアスとアレクシアが入り江で結婚式を行い、パラグライダーで登場することを決めたため、予行練習を行うことになった。しかし、アレクシアが父とマティアスのテニスを観戦している最中、ボールが前歯に当たって折れてしまう。アレクシアはショックを受け、パリに戻って治療をすることにした。そして、ジュリエットにマティアスとパラグライダーを飛ぶよう頼んだ。

ジュリエットは初めてにも関わらず、アレクシアへの対抗心からパラグライダーをしたことがあると嘘を吐いた。だが、いざ飛ぼうとすると、恐怖で足がすくんだ。マティアスはそんなジュリエットの嘘に気がついていたが、準備を行い一緒に崖から飛んでパラグライダーを楽しんだ。地面に着地をしたジュリエットは、あまりの恐怖からマティアスの頬を叩いて怒った。

ジュリエットはボーイフレンドの誘いの電話を断り、マティアスとお酒を飲んで楽しんだ。その後、アレクシアの父の家に戻った。お酒を拝借しようとしたのだが、アレクシアの父に見つかりそうになってしまう。その時、ジュリエットが隠れようとして、アレクシアの父が大切にしているワインのコレクションを割ってしまう。マティアスはジュリエットを叱りながら急いで隠れて、アレクシアの父をやり過ごした。

ジュリエットはマティアスと気まずい思いをしながらパリに帰った。1人でタクシーに乗り母親に電話を掛けると、精神科医に向かっているところだと言われる。しかし、バーで友人達とお酒を飲んでいる母の姿を見かける。ジュリエットはタクシーを止め、酒に溺れている母を叱った。だが、母はジュリエットの忠告に耳を貸さず、いつものように口論になってしまう。しかも、母はワイングラスを持っていたため、揉み合いになっている最中にジュリエットにお酒がかかってしまう。ジュリエットは母を更生させるのが馬鹿らしくなり、その場を立ち去った。

映画『カノジョと妻とウェディング』の結末・ラスト(ネタバレ)

マティアスはジュリエットを傷つけ、アレクシアに嘘を吐いていることに罪悪感を抱く。アレクシアはどこか上の空なマティアスに不安を抱くが、ジュリエットから慰められ、気を持ち直す。ジュリエットは複雑な思いを抱きながらも、結婚式の準備をサポートした。

アレクシアはマティアスが浮気したと確信し、ジュリエットの前でマティアスと口論を始めた。ジュリエットはアレクシアからマティアスと浮気したのではないかと疑いを向けられるが、もし関係を持っていたら結婚式のプランを手伝っていないと一蹴した。その時、警察から母を逮捕したと電話がかかってきたため、その場を立ち去った。母は大麻の所持で逮捕されていた。罰金を払えば出られたが、ジュリエットは支払わずにそのまま帰った。

ジュリエットはアレクシアに招待され、友人達の会食に参加した。そこにいた友人達は、幼い頃ジュリエットを苛めていた女の子だった。アレクシア達がシングルマザーを馬鹿にした発言をしたとき、ジュリエットは幼い頃誕生日会に友人達を呼ばなかった日のことが思い出された。貧乏なのがばれたくないから友人を呼ばなかったと母に言ったのだ。母はショックを受け、お酒を飲んでいた。ジュリエットは母のことが見捨てられず、会食を抜け出して警察署まで母を迎えに行った。

マティアスはスライドショーに使うため、写真を持ってジュリエットに会いに行った。2人は写真を見ながら笑い合い、楽しい時間を過ごした。マティアスはジュリエットを家まで送り届けるが、引き返して、忘れられない胸の内を打ち明けた。だがその一方で、アレクシアのことも見捨てられなかった。ジュリエットは落ち込み、悲しい気持ちを抱えたまま家に帰った。

ジュリエットはアレクシアの独身パーティーに参加した後、2人でしゃべる機会があった。アレクシアは恋人や父親に頼らず自立しているジュリエットを羨ましがった。ジュリエットはその言葉だけで、幼い頃の悲しい気持ちが報われた。

結婚式当日。マティアスはジュリエットのことが忘れられず、アレクシアに打ち明けようとした。だが、アレクシアがドレスを見せたくないと言って逃げたため、式が始まってしまう。しかし、結婚式の誓いの場で、アレクシアがマティアスに結婚できないと告げた。自分を見つめ直す時間が欲しいと思ったのだ。マティアスもアレクシアに、ジュリエットのことを愛していると打ち明けた。マティアスはジュリエットを連れて逃げ出し、崖の上でキスをした。

映画『カノジョと妻とウェディング』の感想・評価・レビュー

主人公のジュリエットが真面目で優しくて、愛すべき性格をしていたので感情移入がしやすかった。逆に、アレクシアの性格が酷くて、マティアスがなぜ付き合っているのか理解できなかった。マティアスも浮気をしたり流れで結婚を決めたり酷い部分はあったのだが、本当は優しい人なのだろうと思えたところにまだ救いがあった。終始ハチャメチャな展開だが、物語の最後にはきちんと皆にとってのハッピーエンドが待っていたのが良かったと思う。(女性 20代)


三角関係のバランスが徐々に崩れていき、また結婚を控えているマティアスとアレクシアのそれぞれの気持ちが傾きだしたシーンが見所である。性格が良く、面倒見の良いジュリエットが体の関係を持ってしまった相手が、幼い頃にデブとバカにされていたアレクシアの恋人であった事がびっくりしたが、結婚式の内容を固めていくと同時に、マティアスの気持ちが揺らいでいくシーンも共感でき、もやもやした。最後の、誓いの言葉の時に、ジュリエットを愛していると堂々と発表し、二人で逃げていくシーンは、とても感動的だった。(女性 20代)


愛の国、フランスらしい結末。結婚式当日に「実は浮気相手を本気で愛してるから結婚できない」と言って浮気相手とくっつくのがハッピーエンドなのである。こんなのは日本の感覚で言えば倫理的に『ナシ』だろうが、アレクシアの方も転んだ?後に一目惚れしちゃってお互いハッピー、というのはコメディチックで興味深かった。

浮気したのがバレちゃうんじゃ?というハラハラシーン、ジュリエットの悲しい過去が浄化されるアレクシアとの交流など、面白かった。アレクシアに関しては、最初は嫌な奴だと思ったが、悪気がなさそうなところや、独身パーティでのジュリエットへの態度を見ていると天真爛漫な人なんだな、と思ったら好きになれた。(女性 20代)


真面目で優しいジュリエットと彼女を昔虐めていたアレクシア。2人の性格や外見が正反対でとても分かりやすかったです。
いくら外見が綺麗で、お金があっても内面を変えることは難しく、どんなに繕っても内面は自然と出てきてしまうものなのだと感じました。
アレクシアのことを見捨てられない彼氏のマティアスにもイライラしましたが、最終的にはハッピーエンドだったので見てよかったなと思わせてくれる作品です。(女性 30代)

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