映画『リーサル・ウェポン3』の概要:1992年アメリカのアクション映画(原題:Lethal Weapon3)。ロサンゼルス市警のリッグスとマータフのコンビを描いた人気シリーズの第三弾である。主演はメル・ギブソンが演じている。
映画『リーサル・ウェポン3』 作品情報
- 製作年:1992年
- 上映時間:118分
- ジャンル:アクション
- 監督:リチャード・ドナー
- キャスト:メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー、ジョー・ペシ、レネ・ルッソ etc
映画『リーサル・ウェポン3』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『リーサル・ウェポン3』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『リーサル・ウェポン3』のあらすじを紹介します。
ロス市警のお騒がせ刑事リッグスとマータフコンビ。
彼らは軽率な判断で高層ビルを爆弾処理で粉々にしてしまった。
この大きな失敗がもとでマータフは1週間後に退職を決意する。
しかし彼にはまだ捜査中の案件があり、そのことが気になっていた。
その事件というのは、警察に押収されたはずの武器が街に流れていることであった。
時間が迫っているマータフはリッグスを突き合わせ、捜査を開始する。
捜査を進める上で、背後に大きな闇組織が絡んでいることに気が付く。
そんな時、同時に内部捜査を始めていた女刑事のコール。
彼女は2人には非協力的であったが、リッグスは次第に彼女と愛し合うようになっていく。
そして捜査の甲斐もありついに黒幕が判明。
それは元ロス市警の警官ジャックだったのだ。
2人は彼を追い詰めて激しい銃撃戦の中見事勝利、射殺する。
この事件後、マータフは引退を撤回しリッグスはコールとの結婚を決意するのであった。
映画『リーサル・ウェポン3』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『リーサル・ウェポン3』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
シリーズ化するごとに人気が高まる珍しい作品
シリーズ化が進むにつれて興行成績が伸びていく映画も中々珍しい。
シリーズの1は割とシリアスなシーンも多く自暴自棄になるリッグスの姿もあったが、話が進むに連れてどんどんコミカルな要素も強くなる。
そのおかげで相棒感がとても良い方向に現れ、そのイメージも定着。
最初は刑事ドラマが見たくて見ていた人も、段々とこの2人のやりとりが見たくて見ている人が増えていく。
この人気が後々まで持続していく秘訣なのである。
シリーズ2からの人気が無くなり、4が出る頃にはVシネマの扱いになる作品が多い中、大した映画である。
彼女の出現で物語の展開が期待される
4に続くかのようなリッグスと女刑事コールの恋愛模様。
ただ事件を追っておもいっきりアクションシーンを見せて楽しむだけで無く、このような恋愛のエピソードを入れてくれると盛り上がりが増すというものである。
大体恋には落ちるがその場限りで気に入った女優さんが出ていたりするのに、次のヒロインはまた違うゲストというのが多い。
それよりはシリーズを通して登場人物が安定している方が馴染みやすく、次のシリーズも見たくなるというのが鑑賞者の本音である。
このシリーズの見せ所のラストシーンも健在
このシーンの見所といえばラストの激しい銃撃戦である。
このパート3でももちろん健在。
本作では銃撃戦の中でも派手なアクションシーンも盛り込まれており、ファンも満足できる仕上がりとなっている。
やっぱりこの銃撃戦がないとリーサル・ウェポンを見ている楽しみが無いのである。
まだ若いメル・ギブソンの動きもキレキレで2人の見事なチームプレーも健在。
シリーズでも中々面白い作品である。
映画『リーサル・ウェポン3』 まとめ
アメリカでも日本でも大人気の刑事シリーズ映画リーサル・ウェポン。
この映画でメル・ギブソンは役者としての地位を不動のものとしたといっても過言ではない。
今では単独で出演することが多く監督業も勤めている彼だが、やはり原点のこの相棒とのやり取りが絶品である。
シリーズを通して面白い映画もそうないので今も人気があるのだろう。
このシリーズが日曜洋画劇場などで放映されると何となく見てしまったものである。
そのくらいお茶の間を盛り上げるのにピッタリの映画であったし、20年経った今でもそれは変わらずにやはり今見ても面白い。
これはすごいことである。
映画が発展しているのに見劣りもせずやはり楽しめる映画、それがこのシリーズなのである。
関連作品
- リーサル・ウェポン4 次作
- リーサル・ウェポン2 炎の約束 前作
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