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映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』の概要:女子高生のコリーン・コレットとコリーン・マッケンジーは親友同士で、同じコンビニで働いていた。2人はイケメンの上級生からパーティーに誘われるが、バイトの予定が入ってしまう。コレット達は店でパーティーを開くことを思いつく。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』の作品情報

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団

製作年:2016年
上映時間:88分
ジャンル:コメディ、ホラー
監督:ケヴィン・スミス
キャスト:リリー=ローズ・デップ、ハーリー・クィン・スミス、ヴァネッサ・パラディ、オースティン・バトラー etc

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』の登場人物(キャスト)

コリーン・コレット(リリー=ローズ・デップ)
テリー・フォックス学園1年生。クールな女の子。コンビニ「エー2ゼッド」で働いている。
コリーン・マッケンジー(ハーリー・クィン・スミス)
テリー・フォックス学園1年生。コレットの親友で、常に一緒にいる。コレットと同じく、コンビニ「エー2ゼッド」で働いている。
ハンター・キャロウェイ(オースティン・バトラー)
テリー・フォックス学園3年生。イケメン。下級生好き。実は、悪魔を崇拝している。
ギー・ラポワンテ(ジョニー・デップ)
探偵。セイウチ愛好家。本も出版している。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のあらすじ【起】

コリーン・コレットは友人のコリーン・マッケンジーと、仲良く同じコンビニ「エー2ゼッド」で働いていた。だが、仕事に対してのやる気はなく、仕事をサボって遊んだり携帯をいじったりしていた。2人が店番をしていると、上級生のハンター・キャロウェイが声をかけてきた。コレット達はハンターから、パーティーに誘われる。

コレットとマッケンジーはヨガ教室に通っていた。ヨガの先生であるヨギ・ベヤーは2人の大親友でもあった。ヨガを習った後、2人はコレットの家でパーティーへ着て行く服の衣装選びを行った。するとそこに、コレットの父親ボブとボブの恋人のタビサが現れる。タビサはコレット達が仕事をしていないことを、「エー2ゼッド」のオーナーでもあるボブに告げ口した。コレット達は負けじと言い返した。

タビサはボブの部屋でベッドを共にしようとした。だがその時、歌が聞こえてきて、ボブが泣き出した。幼い頃にボブが歌っていた歌を、コレット達が歌っていたのだ。タビサは恋人との時間を邪魔され、不機嫌になった。

コレット達は歴史の授業を受けた。テーマは第二次世界大戦。モーリス先生は自分達が暮らすカナダのマニトバにも、ナチスが存在していたことを語った。カナダは北米を征服するため、ヒトラーを迎える準備をしていた。1930年代のカナダは世界恐慌に喘いでいた。国民は飢え、怒りを抱えるようになった。怒りを向ける矛先が必要になり、反ユダヤ主義者が集まるパブがトロントに作られた。ユダヤ人をハドソン・ベイに強制移住させるためだった。カナダのファシスト連合が結成された。その中心にいたのは、「カナダの総統」を自称するエイドリアン・アルカンという人物だった。

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映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のあらすじ【承】

モーリス先生は生徒達に国がひた隠しにしている歴史の汚点を話した。アルカンは反ユダヤ主義ジャーナリストで、開戦前からファシズム運動を行っていた。アルカンは民衆達にユダヤ人達を始末する方法を語りかけた。その方法とは、カナダにいるユダヤ人を船に集め、大砲を撃って沈めるというものだった。ケベックの町に暮らす人々は、アルカンの話に恐怖を抱いた。だが、よそ者であるアンドロニクス・アーケインは、アルカンの話に興味を示した。アーケインはベルリン出身の優秀な科学者だった。

アルカンはアーケインを仲間に引き入れ、「カナダ国家統一党」を作った。彼らの組織はギャングと化し、移民や少数派を迫害していった。つまり、カナダ版のナチスになったのだ。アルカンは1940年に逮捕され、ヒトラーを崇拝したまま亡くなった。アーケインは姿を消し、行方が分からなくなっていた。

パーティー当日。ボブがタビサと旅行に行くことを決めたため、コレット達は店番をしなければならなくなる。タビサがパーティーに参加させないために意地悪したのだ。コレット達はショックを受けて悲鳴を上げた。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』のあらすじ【転】

コレット達は嫌々仕事を行っていた。その時、ハンターから電話がかかってきた。パーティーを諦められないコレットは、店でパーティーを開くことを思いつく。ハンターは招待を受けることにした。実は、ハンターは友人のゴードンと共に、コレット達を殺す計画を立てていた。

ハンターとゴードンは悪魔崇拝者で、生贄としてコレット達を捧げようとしていた。ハンターはマッケンジーと二人っきりになり、殺そうとした。マッケンジーは母親から貰っていた護身用のナイフを取り出して抵抗した。ハンターは襲うのを諦めた。その時、ハンターの体の中に「何か」が入ってきた。倒れたハンターの口から、ヒトラー似のミニサイズの人間が出てきた。マッケンジーはコレットに助けを求めた。

ゴードンはミニサイズの人間に襲われ死んでしまう。コレットはミニサイズの人間から逃げた。マッケンジーはミニサイズの人間を摘み上げ、電子レンジの中に入れて爆発させた。だが、ミニサイズの人間は他にもいた。マッケンジーは見つけたミニサイズの人間の体を、コレットと共に引き千切った。コレット達は警察に助けを求めた。

店内にはヒトラー似のミニサイズの人間がたくさんいた。マッケンジーは恐怖で蹲ってしまうが、コレットはヨガで戦おうと励ました。2人はヨガのポーズを使いながら、ミニサイズの人間を倒していった。

店に警官が駆けつけ、ハンター達を殺した罪でコレット達は逮捕されてしまう。コレット達が取調室にいると、探偵のギー・ラポワンテがやってきた。コレット達はラポワンテに、体がソーセージで血がザワークラフトで出来たミニサイズの人間がハンター達を襲ったことを説明した。店を確認してきたラポワンテは、コレット達の話を信じた。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』の結末・ラスト(ネタバレ)

ラポワンテは店からある紙を入手していた。それは1939年に交わされた土地の売買契約書だった。購入者はアルカンだった。カナダ版のナチスが、「エー2ゼッド」が建っている土地を活用していたのだ。ラポワンテはこの奇妙な事件を調査することにした。コレットは店に通じる秘密の通路を教える代わりに、警察署から連れ出して欲しいと頼んだ。ラポワンテは仕方なく承諾した。

コレット達はラポワンテの手を借りて脱走した。だが、実は秘密の通路があると言うのは、嘘だった。コレット達はトイレで着替えながら、これからのことを考えた。外で待っていたラポワンテは、コレット達の悲鳴が聞こえてきたため、トイレの中に駆け込んだ。トイレの中には誰もいなかった。ラポワンテはミニサイズの人間に襲われ、気を失ってしまう。コレットは知らなかったが、トイレに秘密の通路があったのだ。

コレット、マッケンジー、ラポワンテは地下要塞に連れて行かれる。3人の前にいたのは、アーケインだった。アーケインはクローン軍の開発とカナダとアメリカの征服のため、ナチスによって地下に監禁されていた。アーケインは自分のDNAを元にクローン体を開発し、自分自身は冷凍睡眠室に入った。クローンの熟成完了時に目覚めるはずだったのだが、コレット達のせいで予定が狂ってしまう。コレット達が電気を使いすぎたせいで、地下要塞の発電機がショートしたのだ。アーケインは予定よりも早く目を覚まし、クローン体は成長が止まってしまっていた。

アーケインはナチスとして生きたくないと考えていた。夜な夜な店のバックルームに出てきては、動画を見て英語を勉強していた。アーケインは芸術を愛する心を取り戻し、ミニサイズの人間達と共に作品を作り上げていた。それは不気味な巨大人間の像だった。アーケインは作品と共に写真に写り、雑誌「ゼム」の「セレブも人間」コーナーに掲載されることを夢見ていた。コレット達を捕まえたのは、願いを叶えるために写真を撮って欲しいからだった。しかし、警察に取り上げられていて、コレット達は携帯を持っていなかった。

アーケインは夢の第二段階に進むことにした。それは、像の中にミニサイズの人間を入れ、像を動かして大嫌いな批評家達を皆殺しにすることだった。コレットとマッケンジーはヨガを使って戦い、像を止めることにした。ミニサイズの人間が入った像はアーケインを殺し、コレット達と戦った。コレット達はミニサイズの人間達を始末した。

ミニサイズの人間達を撃退したことで、コレット達は雑誌に載った。

映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』の感想・評価・レビュー

ストーリーに深い内容はなく、終始馬鹿げた物語が続く。くだらないなと思いながらも、何だか明るい気持ちにさせてくれる映画である。コレット役のリリー=ローズ・デップとマッケンジー役のハーリー・クィン・スミスがとにかくキュートで、2人を見られただけで映画を見た価値があると思う。2人は歌う場面も多いのだが、本物の歌手並に上手いと感じた。ちょっと疲れたときや頭を空っぽにしたいときなどに見るのがお勧めである。(MIHOシネマ編集部)


あまり深く考えずに見るべき作品です。コレットを演じたリリー=ローズ・デップがとにかく可愛いです。マッケンジーと一緒にミニナチ軍団と戦う時も、コンビニにあるものを駆使して「ヨガ」で戦うというのがユニークでした。
探偵役で実の父親のジョニー・デップが登場するのも驚きでした。まさかこの作品で親子の絡みを見られるとは思わなかったので、ある意味衝撃的でしたが豪華なキャストとテンポの良いストーリー展開で楽しんで見られました。(女性 30代)

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