12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の概要:幅広い世代に支持される「クレヨンしんちゃん」シリーズ、劇場版第22作目。今回の主役は野原しんのすけではなく、野原ひろし!?全国のお父さん方に見ていただきたい映画。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の作品情報

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

製作年:2014年
上映時間:97分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー、ヒューマンドラマ、アニメ
監督:高橋渉
キャスト:矢島晶子、藤原啓治、ならはしみき、こおろぎさとみ etc

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT ×
Hulu ×
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS ×
ビデオマーケット ×
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の登場人物(キャスト)

野原しんのすけ(矢島晶子)
野原家の長男。お姉さんに弱い5歳児。5歳児とは思えない程の機転と行動力を持ち合わせる。
野原ひろし(藤原啓治)
野原家の大黒柱。家庭内で立場が弱く、何かとバカにされている。
ロボとーちゃん(藤原啓治)
ある日”野原ひろし”として家に帰ってきたロボット。次第に家族に受け入れられていく。
野原みさえ(ならはしみき)
野原家の母親。気の強い性格で、奔放なしんのすけをいつも叱りつけている。
野原ひまわり(こおろぎさとみ)
しんのすけの妹。イケメンと光り物に目がない。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のあらすじ【起】

父親は仕事に出かけ、母親は家庭を守る。亭主関白という言葉もあるように、妻は常に夫を立て、夫は家族の大黒柱としての役割を果たす。そう言われていた時代も遥か昔のこととなった。今の日本では、家族の権力は妻が担い、家庭内でも夫や父親は役に立たないものとして扱われ、かつての威厳は全く失われていた。

それは、野原一家でも同様の状態だった。野原一家の夫兼父親、野原ひろしは常日頃から家族に虐げられながら生きていた。そんなある日、ひろしはギックリ腰を発症してしまう。するとひろしの前に謎の美女軍団が表れ、ひろしをどこかへと連れていってしまうのだった。

ひろしが連れて行かれたのはエステサロンだった。そこでひろしは、「ギックリ腰を治すため」、マッサージ施術を受けることとなる。そしてマッサージを終えたひろしは家族のいる自宅へと帰る。しかしそこで、ひろしはとんでもない事実に気がつく。何と、ひろしの身体がロボットになってしまっていたのだった。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のあらすじ【承】

ひろしの子供である5歳の野原しんのすけは、ロボットに生まれ変わったひろしの姿を見て大興奮。「ロボとーちゃん」と称し、目を輝かせている。しかし、ひろしの妻である野原みさえは当然ながらロボとーちゃんに警戒心をむき出しにしていた。警察に通報し捜査を依頼するが、不思議なことに全く有益な情報は手に入らなかった。

一方のひろしは、ロボとーちゃんとして新たな生活を始めていた。当初はロボットになってしまった自分の身体に馴染まず戸惑うひろしだったが、少しずつ機械の身体に適応していく。機械の身体は疲れ知らずであるため、子供達が望むだけ一緒に遊ぶことが出来る。何より常日頃から家族に虐げられていたひろしにとって、子供たちに必要とされることが幸せだったのだ。

そんな時、しんのすけが遠足に出かけて行った。しかし、しんのすけと友人たちがふとしたことから危険な目に遭ってしまう。そんな彼らを助けたのはロボとーちゃんだった。彼は人間には到底出来ないような離れ業で子供たちを助け出してみせたのだ。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のあらすじ【転】

このことをキッカケに、とうとうみさえもロボとーちゃんを受け入れ始める。そして、ロボとーちゃんは野原ひろしとして、完全に野原家の一員と認められたのだった。しかし、ある日のこと。しんのすけがたまたま手に入れてきた付け髭をロボとーちゃんにつけた時のことだった。今まで穏やかだったロボとーちゃんの性格が一変、妻や子供に怒鳴り散らす亭主関白な夫へと変わってしまったのだった。

それだけでは終わらず、ひろしは他の肩身の狭い思いをしてきた男性達に声をかけ、一大勢力を作り上げたのだ。徒党を組んだ男性達の勢いは凄まじく、今まで男性を虐げていた女性や子供はおびえながら暮らすこととなってしまう。

しんのすけは、ロボとーちゃんを変えてしまった付け髭を外すために友人らと奔走する。そして見事付け髭を外してみせたしんのすけ達だったが、今度はロボとーちゃんはスクラップ行という危機を迎えてしまう。何とかロボとーちゃんを助けだすしんのすけだったが、何とそこには、生身の野原ひろしの姿もあったのだった。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の結末・ラスト(ネタバレ)

生身の野原ひろしも、ロボットのロボとーちゃんも、どちらも自分が本物のしんのすけの父親だと主張する。そんな時、野原ひろしの姿をロボとーちゃんに変えた悪の張本人、あのエステサロンにいた敵が襲ってくる。

ロボとーちゃんは敵に操られ、野原一家と激しい戦いを繰り広げる。しかし、しんのすけの必死の訴えに、ロボとーちゃんは父親としての想いを取り戻し、我に返るのであった。そして、ロボとーちゃん、野原ひろし、しんのすけは力をあわせて巨大な敵に立ち向かう。そして激しい戦いの末、野原一家が勝利をおさめたのだった。

しかし、その戦いで傷ついたロボとーちゃんの身体がボロボロになっていた。そんなロボとーちゃんは、最後に野原ひろしに腕相撲を申し込む。どちらが本物の野原ひろしか、どちらが本物のしんのすけの父親か決着をつけるためだった。そして一歩も譲らぬ戦いの中、生身の野原ひろしが勝利を収めた。ロボとーちゃんは活動を停止し、カスカベには平和が戻ってきたのである。

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の感想・評価・レビュー

ラストシーンがとにかく泣ける事で有名なこの作品。
ひろしのギックリ腰が発症し、目覚めたら万能なロボとーちゃんとなっていたという始まり。
実は、ひろし自身がロボットになったわけではなく、生身のひろしも別の場所で眠らされており、ひろしの人格をコピーしてできたのがロボとーちゃんだった。
ロボとーちゃんもひろしそのものであり、純粋に野原家の大黒柱になろうとしていた不憫さと、ロボとーちゃんが活動停止する直前の「とーちゃんもロボとーちゃんもどっちもオラのとーちゃんだぞ」というしんのすけのセリフは、とても胸に刺さるものがある。
父親とはなんたるかを考えたくなる内容である。(男性 30代)


ある日突然、野原ひろしの体がロボットに変えられてしまうところから物語が始まります。最初はその奇抜な設定に驚きましたが、体の変化を受け入れ、家族を守り抜こうと決意する野原ひろしのカッコよさや、そんな父と今までと変わらずに接する野原しんのすけの姿を見るうちに気が付くと入り込んで見ていました。
いったいどんなラストになるのかと、ソワソワしながら迎えたラストシーンは、切なすぎて涙が溢れてしまいました。今までの記憶をすべて持ったロボットは、人間となにが違うのだろうかと考えさせられるラストです。
ギャグ寄りの映画かと思いきや、クレヨンしんちゃん映画シリーズでトップ3に入る感動作でした。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー