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映画『シンデレラ・ストーリー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『シンデレラ・ストーリー』の概要:サムは父親と仲が良く、幸せな日々を送っていた。そんな父親が再婚後に亡くなってしまい、サムの日常が一変してしまう。サムは継母や義姉達から扱き使われ、受験勉強もままならない生活を送るようになった。

映画『シンデレラ・ストーリー』の作品情報

シンデレラ・ストーリー

製作年:2004年
上映時間:95分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:マーク・ロスマン
キャスト:ヒラリー・ダフ、ジェニファー・クーリッジ、チャド・マイケル・マーレイ、ダン・バード etc

映画『シンデレラ・ストーリー』の登場人物(キャスト)

サム・モンゴメリー(ヒラリー・ダフ)
高校生。プリンストン大学への進学を目指している。継母や姉達に召し使いのように扱き使われている。チャット友達のノーマッド、ダイナーで働く仲間達、友人のカーターに支えられている。
フィオナ(ジェニファー・クーリッジ)
サムの継母。双子の娘(ブリアナとガブリエラ)がいる。意地悪な性格で、ダイナーの従業員から嫌われている。
オースティン・エイムズ(チャド・マイケル・マーレイ)
高校生。父親がガソリンスタンドを経営しており、裕福な生活を送る。アメリカンフットボール部主将。生徒会長。本当はプリンストン大学への進学を望んでいるが、父から反対されている。作家になるのが夢。
シェルビー・カミングス(ジュリー・ゴンザロ)
高校生。オースティンの恋人。高校の中でも目立つ存在。プライドが高い。チアリーディング部に所属している。

映画『シンデレラ・ストーリー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『シンデレラ・ストーリー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『シンデレラ・ストーリー』のあらすじ【起】

サン・フェルナンド・バレースモッグの町に、とても仲が良い父娘が暮らしていた。父親はダイナーを経営しており、従業員とは家族のような関係を築いていた。サムはそれ以上何もいらなかったが、父親は違っていたようだった。父親はフィオナという女性と再婚した。フィオナにはブリアナとガブリエラという双子の娘がいた。

地震が起き、父親が亡くなってしまう。それからサムの日常は一変した。遺言がなかったため、遺産は全てフィオナの物になった。そして、サムは屋根裏部屋に移動させられた。8年後。フィオナは娘達とセレブな日常を送り、サムを召し使いのように扱き使っていた。サムは朝から働き、受験勉強も満足にできない状態だった。ダイナーで働くロンダはそんなサムを心配し、仕事を引き受けて学校に行かせた。

サムは学校でも貧乏な暮らしを馬鹿にされ居場所がなかった。心の支えになっていたのは、チャット友達のノーマッドの存在だった。ある日、ノーマッドからハロウィンの仮装ダンスパーティーで会おうと誘われる。サムは自分に自信が持てず、会うべきかどうか悩む。すると、友人のカーターから会うことを勧められる。

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映画『シンデレラ・ストーリー』のあらすじ【承】

オースティンはプリンストン大学への進学を目指していたが、父に反対されていた。本当は作家になりたかったのだが、父は進学だけではなく就職先も勝手に決めてしまっていた。ガソリンスタンドを営む父は、自分の右腕として働くことを望んでいたのだ。

サムはフィオナの指示で、ダイナーで仕事を行うことになった。パーティーに行きたかったため断ろうとするが、フィオナは反抗を許さなかった。サムが仕方なく働いていると、学校で有名な金持ちのグループ(シェルビーやオースティン達)が来店した。オースティンはシェルビーに別れを告げるが、シェルビーは受け入れなかった。

ロンダやダイナーの仲間達はカーターから事情を聞き、サムをパーティーに行かせることにした。サムはロンダからドレスを借り、仮面を着けてパーティーに参加した。ただ、12時にはフィオナがダイナーにやってくるため、それまでに戻らなければならなかった。

サムがノーマッドとの約束の場所にいると、オースティンが現れた。オースティンはサムの正体に気づいていなかったが、美しい彼女に心を奪われる。サムはアメリカンフットボール部主将で生徒会長でもあるオースティンがノーマッドだと知り驚愕する。自分に自信がなかったため、正体を明かすことはできなかった。サムは中庭でノーマッドとダンスを踊り、楽しいひと時を過ごした。一方、怪傑ゾロの衣装を着ていたカーターは、男子に言い寄られて困っているシェルビーを助ける。

映画『シンデレラ・ストーリー』のあらすじ【転】

時間がきてしまったため、サムはオースティンの元を去った。カーターの元に行くと、シェルビーとキスをしていたい。サムはカーターを急かし、会場を後にした。オースティンはサムが落とした携帯電話を見つける。サムは帰るとき、ブリアナとガブリエラに姿を見られてしまう。しかし、幸運にもフィオナには姿を見られていなかった。サムはフィオナ達よりも先にダイナーに戻ることに成功し、抜け出したことがバレずに済んだ。

オースティンは校内に張り紙を張り、パーティーで出会った女性(通称シンデレラ)を探した。拾った携帯を確認したが、「すぐ来い」というメールばかりでシンデレラに繋がる手がかりは何も得られなかった。一方、カーターはサムに正体を明かすことを勧めるが拒まれてしまう。サムに手本を見せるため、シェルビーに正体を明かした。すると、住む世界が違うと言ってフラれてしまう。

フィオナはサム宛に届いたプリンストン大学の合格通知を隠した。一方、ブリアナとガブリエラはサムのパソコンを調べ、彼女が「シンデレラ」であることを知る。ブリアナとガブリエラはオースティンに会いに行き自分がシンデレラだと名乗るが、パーティーで落とした物を言うことができず嘘がバレてしまう。

映画『シンデレラ・ストーリー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブリアナとガブリエラは嘘の情報と共に、サムがシンデレラとしてオースティンの心を奪おうとしていることをシェルビーに伝えた。シェルビーは怒り、ブリアナ、ガブリエラ、友人達と共に、アメリカンフットボールの壮行会でシンデレラを馬鹿にした劇を披露した。そして、オースティンや皆が見ている前で、サムがシンデレラであることを明かした。サムはショックを受け、家に帰って泣き崩れた。そんな時、フィオナからプリンストン大学の不合格通知を渡される。

悲しみに暮れるサムだったが、ダイナーの仲間達から励まされる。そんな時、ダイナーの壁紙が偶然剥がれ落ち、父が生前言っていた標語が出てきた。それは「三振を恐れて試合から逃げるな」というものだった。サムはその標語に励まされ、フィオナに反抗して家を出る決意をする。ロンダや仲間達もサムに味方し、ダイナーを辞めて出て行った。

サムは試合前のオースティンに会いに行き、卑怯者だと非難して思いのたけをぶちまけた。サムがその場を去ると、彼女を心配したカーターが現れる。カーターに誘われ、サムは試合を観戦することにした。しかし、最後まで見ることはできなかった。オースティンは帰ろうとしているサムに気づき、父に反抗して試合を抜け出した。そして、サムにキスをした。

サムは自分の荷物を纏めているとき、父が残した遺書を見つける。そこにはフィオナのサインも入っていたため、彼女が遺書の存在を秘密にしていたのは明らかだった。フィオナは逮捕されることになり、家もダイナーもサムの物になった。さらに、プリンストン大学の合格通知も見つかった。フィオナは司法取引を行い、社会奉仕としてダイナーで働いた。ロンダが共同経営者となり、フィオナの監視を行った。かつての仲間もダイナーに戻り、ブリアナとガブリエラはダイナーで働くことになった。

オースティンは父の理解を得ることができ、サムと共にプリンストン大学に進学した。カーターはCMに出演するようになり、新しい恋人をゲットした。

映画『シンデレラ・ストーリー』の感想・評価・レビュー

童話『シンデレラ』を上手く現代版にアレンジしていると思う。ファンタジー要素が変に入っているわけではないのが良かった。脇役ではあるが、お姉さんのような優しさと強さ溢れるロンダのキャラクターが良かった。そして、悪役ではあるが、ジェニファー・クーリッジの意地悪な継母役が嵌り役で一番印象に残っている。『シンデレラ』をアレンジしているため最後はハッピーエンドだと分かっているのだが、それでも最後まで飽きずに楽しむことができた。(MIHOシネマ編集部)


女性なら誰でも1度は夢見たことがある王子様との出会い。この作品ではそんな王子様と出会うまでのストーリーを現代風に描いています。シンデレラであるサムを演じるのはヒラリー・ダフ。サムが仮装パーティでガラスの靴の代わりに忘れていくのは携帯電話。そんな携帯電話を手がかりに、サムを探す王子様がチャド・マイケル・マーレイ演じるオースティン。もちろんかっこいいオースティンですが、この作品で観て欲しいのはサムを支える周りの人達。親友のカーターやいつも助けてくれる良き理解者に心が温かくなります。
キュートなサムにかっこいいオースティン。王道ラブストーリーをお腹いっぱい楽しんでください。(女性 30代)


シンデレラの落としていく物が靴から携帯電話に変わっている所が現代的で面白かったです。アメリカンアイドルのヒラリー・ダフがめちゃくちゃ可愛く、王子様のオースティンも超イケメンでカッコ良かったです。そして、意地悪な継母役のジェニファー・クーリッジがハマり役で良い味を出しており、周りのダイナーの従業員や友人のカーターの役どころがとても良く出来ていました。童話のシンデレラが見事にアレンジ出来ており、学園ラブコメディーに大変身していて面白かったです。サムのひたむきさや、勇気を出すという大切さが描かれており見応えがありました。(女性 30代)


現代版シンデレラ・ストーリーの舞台はアメリカの高校。継母や姉達にいじめられながらも、バイト先の仲間達やメル友との交流に生きがいを感じているサム。そんなメル友に会うことになり、彼がお金持ちで人気者のオースティンだったということを知る。サムに気付かない彼と惹かれ合うも邪魔が入る。もうダメだと思った矢先、1つのことがうまくいきだすと、継母の悪事も次々と暴かれ事態は好転していく。実際にもこんなことが起こって欲しいと思いつつ、映画を楽しむことができる。(女性 30代)


童話の「シンデレラ」を上手い具合に現代版にアレンジして学園ラブコメになっていて、面白かったです。ストーリーの鍵が「ガラスの靴」から「携帯」になっていたのも、なるほど!さすが現代版と思いました。ロンダやカーターなど周りの人たちが心優しくて安心して楽しめます。シンデレラ役のヒラリー・ダフはめちゃくちゃ可愛いし、王子様のオースティン役のチャド・マイケル・マーレイもカッコ良くて配役もピッタリ。その中でも意地悪な継母役のジェニファー・クーリッジが光っており印象に残りました。ラストも全てがまるーく収まり、超ハッピーエンドで気持ちが明るくなる作品でした。(女性 30代)

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