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映画『GODZILLA 星を喰う者』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『GODZILLA 星を喰う者』の概要:ナノメタル技術によって地球に住みつくゴジラへ対抗する人類。だが、ゴジラ討伐の絶好の機会でハルオはゴジラを討伐することに失敗する。その直後、今まで地球人と協力してきたエクシフが全てを無に帰すギドラ召喚を画策し不穏な動きを始めるのであった。

映画『GODZILLA 星を喰う者』の作品情報

GODZILLA 星を喰う者

製作年:2018年
上映時間:90分
ジャンル:SF、アクション、アニメ
監督:静野孔文、瀬下寛之
キャスト:宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和 etc

映画『GODZILLA 星を喰う者』の登場人物(キャスト)

ハルオ・カサキ(宮野真守)
両親をゴジラに殺害されたことでゴジラへの復讐に燃える地球人。だが、今まで協力してきたエクシフのメトフェイスの行動に対し疑問を抱くようになる。
メトフェイス(櫻井孝宏)
神の信仰によって人類は救われると考えているエクシフの一人。信仰を広めていくことでギドラを召喚しようと画策している。
マイナ(上田麗奈)
フツワの巫女。ハルオに想いを寄せており、彼を助けようと行動する。
ミアナ(小澤亜李)
マイナの妹。メトフェイスの真の狙いにいち早く気が付くも捕まってしまう。
マーティン・ラッザリ(杉田智和)
地球人で軍人。生物学者としての仕事も行う。ハルオに助言を行う等、ハルオにとっても心の支えとなる人物。

映画『GODZILLA 星を喰う者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『GODZILLA 星を喰う者』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『GODZILLA 星を喰う者』のあらすじ【起】

地球奪還のため、地球人のハルオ・サカキは地球に住み着く超巨大怪獣ゴジラへ立ち向かった。地球人と協力するビルサルドの科学技術ナノメタルによって作られた武装兵器「メカゴジラシティ」にてゴジラへ対抗する。

ビルサレドのリーダーのガルグは、ハルオとユウコにナノメタルと融合することを強要させる。その影響により、ユウコは脳死状態に陥ってしまう。一方、ナノメタルとの融合を拒絶したハルオはゴジラを倒す絶好のチャンスを逃してしまう。

ハルオのナノメタル拒絶に対する責任問題が浮上する。自身の保身を優先し軍人としての職務を放棄したと罵倒するビルサレド側。同意なしにナノメタルへの融合を強要させ、人の命を愚弄したと訴える地球人側。ハルオの処分に対し両陣営の意見は真っ向に割れてしまう。

一方、地球人とビルサレドと協力しているもう一つの異星人エクシフはどちらの陣営にも肩入れせず神の信仰によって救いを求める宗教論を広めるべく活動を開始していく。

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映画『GODZILLA 星を喰う者』のあらすじ【承】

ビルサレドはハルオの処罰に対し、強硬手段に出る。宇宙船の電力源を確保し、武力によって制圧を図り始める。武装解除の条件として、ハルオの極刑を交換条件として提示してくるのであった。地球人側は武力行使するビルサレドを内乱と判断し抵抗することを決める。

一方、地球で対ゴジラ作戦を実行した生き残りのハルオ達戦闘員は、この前のゴジラとの戦いにより心身共に疲弊していた。とくにゴジラに対し、人類の力では敵わないことを痛感した。

戦闘員が絶望している中、エクシフの一人、メトフェイスは信仰することによって救われることを戦闘員達に教示していく。幾度の戦闘から帰還したハルオを信仰の象徴として扱うことによって絶望状態になっている戦闘員は、心の拠り所をエクシフの宗教に見出していく。

ハルオは自身が宗教的に扱われることへ懸念を示すが、その気持ちとは裏腹にエクシフの信仰心は地球人サイドにも普及していく。

メトフェイスへ宗教の信仰を促進する真相を問い詰めるハルオ。ゴジラによって絶望的な状況下に陥った状況によって信仰を布教させることが真の狙いであったことを話すメトフェイスにハルオは嫌悪感を持ち始める。

映画『GODZILLA 星を喰う者』のあらすじ【転】

宇宙船ではハルオの処刑活動を促進するビルサレド、地球では宗教によってハルオを象徴的存在に仕立てたエクシフ。この2つから逃れたほうがいいと考えた地球人のマーティンはハルオを地球の先住民フツワ族のマイナと共に一時的に離脱する。

一方、マイナの妹ミアナはメトフェイスの動向を怪しみ、足取りを追って洞窟の中に入る。洞窟内ではメトフェイスが信者を集め、儀式を始めることを宇宙船にいるエンダルフへ連絡していた。内容を聞いてしまったミアナはメトフェイスに捕まってしまう。

メトフェイスは洞窟内に信者を集め儀式を始める。信者は祈りを捧げている最中、次々と命を奪われてしまう。信者の命が奪われたと同時に宇宙船付近に突如黄金の龍ギドラが降臨する。

ギドラはそのまま宇宙船を破壊し、生き残った人類は地球にいるハルオ達だけになってしまう。

ギドラは地球に降り立ち始める。それを察知した休眠状態のゴジラは目を覚まし、迎撃態勢を整え始めるのであった。

映画『GODZILLA 星を喰う者』の結末・ラスト(ネタバレ)

ギドラの生誕をメトフェイスの仕業だと察知したハルオは、急いでメトフェイスのいる丘に行く。事の経緯を追及するハルオに対しメトフェイスは、ギドラによって惑星を消滅させ浄化することこそがエクシフの信仰であることを告げる。直後、ハルオはメトフェイスによって幻覚を見せられ眠りに入ってしまう。

ゴジラとギドラの戦いはギドラ優勢の一方的な展開になっていた。実体のないギドラであるがゴジラは着実にダメージを負っていった。

一方、マーティンはメトフェイスがギドラを操っていることを突き止める。マイナの協力の元、フツワの祭壇に眠るモスラの力によって遠くにいるハルオにメトフェイスを止めるよう語り掛ける。

目を覚ましたハルオはギドラを操っているメトフェイスの右目を潰し、ギドラを消滅させることに成功する。

月日が流れ、人類は地球での生活を始めた。マイナのお腹にはハルオとの子供を身籠っていた。

マーティンは先の戦闘で残っていたナノメタルの戦闘機を見つけ、これを培養させることで人類は豊かな生活ができることをハルオに伝える。だが、ハルオは人類の私利私欲によってゴジラが誕生した経緯を考え、歴史が繰り返されてしまうことを察する。

ナノメタルが入った脳死状態のユウコと共に戦闘機に乗り込み、ハルオはあえてゴジラに特攻した。自身の命とナノメタルをゴジラに破壊させることによって、これまでの人類の過ちを清算するのであった。

映画『GODZILLA 星を喰う者』の感想・評価・レビュー

GODZILLAのアニメ版3部作の最終作。2作目までは人類の持っている力によってゴジラへ対抗した。だが、今作はギドラとゴジラの怪獣対決と地球人とエクシフによる宗教論の戦いの2軸によって描かれる。

ギドラが出ることが前作の時点で示唆されたため、今作は既にゴジラは人類の味方的立ち位置になることは予想できた。だが、個人的には今までの他のゴジラシリーズでゴジラの味方要素は多く描かれていたのでもう少し違った展開が望ましかった。(MIHOシネマ編集部)


第一作、二作目と辛抱して追ってきた。きっとこの三作目に期待している場面が描かれると。だが、結果から言うと大いに予想は裏切られた。それも、あまり良くない方に。

怪獣たちは出てくることは出てくるが、雑に出てくるだけである。それにゴジラと言えば起こるであろう「怪獣プロレス」もない。ずっと思っていたことだが、やはりゴジラという名を冠するのではなく、別物のSFとして映画化するべきだったのではないか。期待させて落とすのパターンが多すぎて、誠実さを感じなかった。(男性 30代)

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前作 GODZILLA 決戦機動増殖都市

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