12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ダーケスト・ウォーター』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ダーケスト・ウォーター』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ダーケスト・ウォーター』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ダーケスト・ウォーター』の結末までのストーリー
  • 『ダーケスト・ウォーター』を見た感想・レビュー
  • 『ダーケスト・ウォーター』を見た人におすすめの映画5選

映画『ダーケスト・ウォーター』の作品情報

ダーケスト・ウォーター

製作年:2017年
上映時間:94分
ジャンル:ホラー
監督:ブライアン・オマリー
キャスト:シャルロッテ・ベガ、ビル・ミルナー、ユージン・サイモン、ディードル・オケイン etc

映画『ダーケスト・ウォーター』の登場人物(キャスト)

レイチェル(シャルロッテ・ベガ)
エドワードの双子の姉。館の掟に縛られていることに嫌気が差し、自由になりたいと考えている。ショーンと共感し恋心を抱く。黒髪の美しい女性。
エドワード(ビル・ミルナー)
レイチェルの双子の弟。館の掟を勤勉に守ろうとしている。掟を破るならレイチェルであろうとも容赦しない。館の地下の亡霊に恐れを抱いている。黒髪の男性。
ショーン(ユージン・サイモン)
雑貨屋の息子で退役軍人。体格が良く実直で優しい青年。戦争により右足の膝より下を失い、義足を装着している。母親が館で家政婦をしていた頃、レイチェルに会ったことがあり、密かに恋焦がれていた。
バーミンガム(デヴィッド・ブラッドリー)
館の財政を管理する老齢な弁護士。財政難を回避するため、館を売るよう執拗に双子へと迫る。高価な物を見極める目を持ち、館の財宝を狙う。

映画『ダーケスト・ウォーター』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ダーケスト・ウォーター』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダーケスト・ウォーター』のあらすじ【起】

1920年代、アイルランド。双子の姉弟であるレイチェルとエドワードは、たった2人で先祖伝来の古びた洋館に住んでいる。彼らは幼い頃から母親に聞かされた3つの掟を守って生活していた。1つ、0時の鐘が鳴る前にベッドへ入ること。2つ、よそ者を家に入れてはいけない。3つ、2人は離れてはいけない。母はこの3つの掟を守る限り、双子たちは守られると子守唄で唄って聞かせた。

その日は2人の誕生日だった。レイチェルは18歳の誕生日を祝い2人で出かけようと言ったが、エドワードは館から離れることを嫌がる。館の地下には何かがいて、彼らはそれの管理をする一族最後の2人なのだ。それは館のエントランスの床にある、引き上げ式の扉の下にいる。

エドワードはレイチェルがいつか掟を破るのではないかと危惧しており、もしもそうなることがあれば、強硬手段に出ることも厭わない。弟は姉をエントランスの床扉の前へ押さえつけ、子守唄を唄わせた。

エドワードの脅しに傷ついたレイチェルはその後、1人で買い物に出かけてしまう。雑貨屋へやって来た彼女は、必要な物を籠に入れてもらう。だが、雑貨屋の女将はつけが溜まっているため、支払いをして欲しいと言う。レイチェルは週末には払うと約束し、1週間前に届いていたという手紙を受け取って店を出た。ところがその直後、通りにたむろしていた男達に囲まれてしまう。雑貨屋の息子ショーンが助けてくれたので、助かった。

ショーンは戦争へ行っていたが、足を負傷して退役して来たらしい。声をかけられたが、レイチェルは礼もそこそこに逃げ帰った。帰宅後、手紙の内容をエドワードに明かす。家の財政管理をしている弁護士バーミンガムからで、信託財産が尽きたため、家を売れというものだった。だが、エドワードは猛反対。かつては繁栄を極めた一族であったが、双子の代では家も修理できないほどひっ迫している。レイチェルは自由を求めており、家を売ってしまいたかった。

映画『ダーケスト・ウォーター』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『ダーケスト・ウォーター』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『ダーケスト・ウォーター』のあらすじ【承】

翌日、館にバーミンガムが訪ねて来る。よそ者を入れてはいけないという掟に従い、レイチェルは戸口で対応した後、母の真珠の首飾りを持ち出して当座の資金に充てるよう頼む。館の相続者は男子であるエドワードで、本来なら彼が対応して然るべきある。だが、彼は外へ出ることができない。その時、例の床扉から声がして水が少量漏れ出ていることに気付く。手に付着した雫は重力を無視して天井へ向かう。
館の地下に潜むあれは、双子に囁き続ける。それは18歳の誕生日を過ぎてからより顕著になり、そろそろ行動に移せと言う。だが、レイチェルは飽くまでも抵抗を示していた。

翌日、館の敷地にショーンが迷い込む。実は弁護士が来た昨日も門の前まで来ていたのだが、レイチェルは相手にしなかった。だが、この日は彼を両親が亡くなった場所へ案内。両親は揃って湖へ投身自殺を図ったのだ。発見したのはエドワードで弟はそれ以来、館の外へ出ることができなくなった。両親の形見と言えば、レイチェルが首から下げている値打ちのあるロケットペンダントだけ。

レイチェルとショーンが湖のほとりで惹かれ合い触れ合っている頃、館にバーミンガムが押しかけて来る。館にはエドワードしかおらず、仕方なく対応。弁護士はレイチェルから預かった真珠の首飾りが館の敷地を出た途端、鳥の骨を繋いだガラクタに変わってしまったと文句を言う。バーミンガムが憤慨していたため、エドワードは掟を破って彼を館の中へ入れてしまうのだった。

映画『ダーケスト・ウォーター』のあらすじ【転】

ショーンとの行為に溺れ一線を越えてしまう寸前で、地下に潜むあれの気配に気づいたレイチェル。彼女はショーンに一族の歴史を話して聞かせた。一族の初代は逃走の果てにこの地へ辿り着き、館を建てて隠れ住んだ。ところが、過去が彼らを許すはずもなく、この地に繋ぎ止めてしまったと言う。繋ぎ止められた先祖の亡霊は館の地下に水と一体化して蓄積され、一族に呪いと守護を与えた。昼は双子の時間で掟を守る限り許される。だが、18歳を迎えたら、双子には更なる試練が待ち受けているのだ。双子は呪いで死ぬのではなく、むしろ生かされているのだった。

同じ頃、館内にバーミンガムを入れてしまったエドワードは、弁護士をナイフで刺殺してしまう。彼は遺体を地下へと投下し始末。亡霊によって掟を破ったことを指摘されるも、制裁は覚悟の上だった。
ショーンに別れを告げたレイチェルは、親族と両親が身を投げた湖を眺める。そこには裸で手を繋ぐ両親の後ろ姿が浮かんでいた。水は彼らに纏わりつき、決して離れない。

館へ帰ったレイチェルは思い立って旅立つ準備を始めたが、掟を破ったことを亡霊に咎められる。自分は掟を破っていないのになぜ、咎められなければならないのか。不審に思った彼女は、部屋の隅の椅子にバーミンガムの姿を目にする。弟が掟を破ったのだ。彼女は恐怖に身を竦め、自室のベッドに引きこもった。

翌朝、目覚めたレイチェルは室内が水浸しになっていることに気付く。部屋を出るとエドワードがいたため、弟がやったことを咎め館から出て行く。そして、その足で雑貨屋へ。ショーンはレイチェルから拒絶され、その帰りに町のごろつきに痛めつけられ酷い怪我を負っていた。雑貨屋の女将が対応したものの彼女は昔、館の家政婦をしていたことがあり、双子の秘密を知っていた。故に、レイチェルを穢れた存在と呼び、ショーンと会わせようとしない。その上、つけを払えと言われたレイチェルは、ロケットペンダントを投げつけ去って行くのだった。

ロケットペンダントには両親の肖像画が嵌め込んである。ショーンの妹がレイチェルを不憫に思い、ペンダントの返却に現れた。レイチェルは更なる秘密を明かす。両親は姉弟と同じように双子だった。両親の親も双子でそのまた上も双子だった。つまり、一族には双子しか生まれず代々、近親相姦を行って脈々と受け継がれてきたのだ。故に、レイチェルとエドワードも掟に従うならば、契って次の世代を宿さなければならない。それが、18歳になった2人の試練だったのである。アイルランドでは近親相姦は禁忌とされている。故に、一族は周囲との接触を断ち、掟を厳守してきたのだった。

映画『ダーケスト・ウォーター』の結末・ラスト(ネタバレ)

ところが、レイチェルとショーンの妹の前に町のごろつきが現れる。レイチェルはかろうじて逃げ切り、館の敷地へ逃れることに成功。彼女はその足で湖のほとりへ。そこで、幼い頃にエドワードが目撃した両親の死を見た。父が母を引きずる形で湖へ身を沈めたのだ。母は双子に宿命から逃れて欲しかったに違いない。

館へ戻ったレイチェルはエドワードに説得を試みたが、弟はすでに亡霊に囚われ、姉の意識を奪ってしまう。そうして、先祖代々が契ってきたベッドにて姉を犯そうとする。だが、そこへショーンが訪れる。エドワードによって館へ入った彼は、弟と取っ組み合いを展開。しかし、もみ合いで転倒した折、エドワードは持っていたナイフで自らの腹部を刺してしまう。

息も絶え絶えにレイチェルが待つ部屋へ入ったエドワード。姉は意識を取り戻し、異変を察してショーンの安否を気にかける。奇しくも0時の鐘が鳴り響いている時だった。0時の鐘が鳴る前にベッドへ入ること。なぜなら、その時間は亡霊の時間だから。

地下の扉から水が溢れ出す。代々の先祖の霊が蓄積された呪いだ。ショーンはエドワードの一撃によって、ナイフで床に留められ逃げることができない。呪いから1人の女が姿を現し、ショーンへと迫る。レイチェルは咄嗟に部屋を飛び出しショーンを助けたが、玄関のドアは固く閉ざされたまま。この現象自体が罠だと気づいたレイチェルは一歩、一歩後ずさる。そうして、彼女は床扉の中へ落ちてしまうのだった。

ショーンは慌てて水で満たされた床扉の中へ。そこから下は別の世界。広大な空間の中、浮かぶレイチェルと手を取り合う。だが次の瞬間、ショーンは亡霊に捕まってしまい奈落の底へと沈められてしまう。亡霊たちはレイチェルを囲み、命をよこせと必死に乞う。彼女はその輪から逃げ出し、光が差し込む先を目指した。

そこは、湖の中。ほとりへ上がり館に戻る。辛うじて命を繋ぎ止めていたエドワードに許しを請い、弟の手からロケットペンダントを受け取る。そして、レイチェルは弟を置いて館の外へと旅に出るのだった。

映画『ダーケスト・ウォーター』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ゴシックホラーであるため、作品全体のトーンは暗めのブルーグレーで統一されている。音楽も美しく設定も奇抜で面白いと感じた半面、演出の面で少々、もたつく感じがある。映像は非常に美しく、現存するオカルトスポットとして有名な屋敷を舞台に描かれている。

ジャンルはホラーとなっているが、どちらかと言うと映像美のせいかファンタジック。個人的な見解では、初代の双子が近親相姦をして永遠を願ったため、それが呪いになったのではないかと思う。掟は近親相姦の罪を隠すためと、呪いが解かれるのを防ぐためだろう。じっくり見るのに耐えられる人には、良い作品かもしれない。(MIHOシネマ編集部)


本作は、1920年代のアイルランドを舞台に、先祖代々受け継いできた呪いの伝統から逃れようとする双子の姉弟を描いたゴシックホラー作品。
実在の「世界一不気味な屋敷」と呼ばれる心霊スポットが撮影場所となっており、水を駆使した演出や映像の綺麗さといった作品の不気味な雰囲気が良かった。
ただ、掟の曖昧さや重要度が気になってあまり集中できなかった。
そこまでショッキングなホラーシーンはないので、ホラーが苦手な人でも観れる作品。(女性 20代)


美しくて幻想的な映像が印象的な今作。ホラー作品ということですが屋敷の外観や水の使い方など美しいと感じるシーンが多く、怖さはあまり感じませんでした。
実在する屋敷を舞台に、その屋敷に伝わる掟から逃れようとするストーリーなのですが、掟をそこまでして守り続けている理由がよく分かりませんでした。必死に掟を守ろうとする弟とは考え方が違うのかなと単純に考えて見ていましたが、謎は明かされないまま終わってしまいました。
ラストもはっきりせず、何が伝えたかったのかよく分からない作品です。(女性 30代)


陰鬱な雰囲気に引き込まれる、まさにゴシックホラーの真骨頂という作品でした。双子の兄妹が抱える呪われた家系の運命と、それに抗おうとするレイチェルの姿が印象的です。ルールに縛られた日常の描写がじわじわと怖く、特に地下室の水と幽霊の存在が終始不気味でした。最終的に兄エドワードが自ら死を選び、レイチェルが自由を得るラストには解放感と悲しさが同時に残りました。(20代 男性)


映像がとにかく美しく、薄暗く湿った屋敷と静かな森のコントラストが物語全体を引き締めていました。ホラーというより心理劇に近く、双子の関係性や、閉ざされた屋敷での孤独感がしっかり描かれていたと思います。水をめぐる描写も幻想的で不気味。レイチェルの決断は切なくも希望を感じさせる終わり方で、心に残りました。(30代 女性)


クラシカルなホラーが好きな人にはたまらない一本。ジャンプスケアに頼らず、不安や死の気配がじわじわと積もっていくような構成に引き込まれました。家系に伝わるルール、そしてそれを破る代償の重さが、どこか寓話のようで印象的。兄の狂気がピークに達するシーンは鳥肌モノ。抑制の効いた演出がとても好みでした。(40代 男性)


双子が背負う「宿命」に焦点を当てたゴシックホラーで、女性視点で見るとレイチェルの孤独と恐怖がとてもリアルに伝わってきました。家系の呪いという題材の中に、女性の自立や運命からの解放といったテーマも感じられて、ラストの選択には深く共感しました。静かだけど力強いホラー映画だと思います。(30代 女性)


派手な演出や血しぶきはないけれど、空気感と世界観で勝負するタイプのホラー。レイチェルの成長物語として見るととてもよくできていて、兄の執着と家のルールに打ち勝っていく流れが良かったです。静寂の中で聞こえる水の音が不安を煽るのが秀逸。決して万人向けではないけど、好きな人には刺さる映画だと思います。(50代 男性)


とにかく映像と音が美しい。不気味で暗いのに、どこか詩的でもある作品でした。双子の絆、というよりは共依存や支配のような関係性が描かれていて、そこに不快感と恐怖を感じました。ラスト、兄が溺れ死ぬシーンは象徴的で、家の呪いそのものを断ち切るような決断。静かに余韻が残る映画でした。(20代 女性)


不穏な空気に包まれた館と、その中で生きる兄妹。序盤からずっと「何かがおかしい」という違和感が続き、じわじわと恐怖が高まっていく構成が好きでした。ルールを破ることの意味、そしてその結果に納得できるだけの説得力があり、脚本もよく練られている印象。決して派手ではないけれど、記憶に残る作品でした。(30代 男性)

映画『ダーケスト・ウォーター』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ダーケスト・ウォーター』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

クリムゾン・ピーク

この映画を一言で表すと?

愛と死が交差する、ゴシック・ロマンスの極致。

どんな話?

19世紀のイングランド、父の死をきっかけに謎多き男と結婚したイーディスは、彼の荒れ果てた屋敷「クリムゾン・ピーク」で暮らすことに。そこでは血と雪に染まる秘密と、亡霊たちがさまよっていた…。

ここがおすすめ!

『ダーケスト・ウォーター』と同様に、陰鬱な屋敷、血のつながり、抑圧された女性の視点を描くゴシックホラー。ギレルモ・デル・トロ監督による美術と衣装の完成度が高く、美しさと狂気が共存する作品です。

ザ・オーファン/呪われた子供

この映画を一言で表すと?

“少女”の正体は一体何? 衝撃のラストが待つ心理ホラー。

どんな話?

子供を亡くした夫婦が養子として迎えた少女エスター。最初は礼儀正しく見えた彼女の行動が徐々にエスカレートし、やがて恐るべき真実が明らかになる。終盤のどんでん返しが話題を呼んだ一作。

ここがおすすめ!

閉鎖的な家庭環境と、徐々に狂っていく人物関係が『ダーケスト・ウォーター』と共鳴。無垢さの裏に潜む恐怖、そして正体が明かされた瞬間の戦慄が圧巻です。重厚な演技と脚本が光るサスペンス・スリラー。

ザ・ウィッチ

この映画を一言で表すと?

静寂の森に潜む魔女と狂気、恐怖は“信仰”の中からやってくる。

どんな話?

17世紀のニューイングランド。追放された一家が森の近くで暮らすが、次々と不可解な出来事が起こり、娘トマシンが“魔女”と疑われ始める。やがて家族の信頼は崩壊し、恐ろしい結末が待ち受ける。

ここがおすすめ!

『ダーケスト・ウォーター』同様、閉ざされた空間、家族、そして女性の自由をテーマにした作品。視覚的恐怖よりも心理的圧迫でじわじわと追い込まれ、最後は宗教とアイデンティティの崩壊を描く強烈な一本です。

アザーズ

この映画を一言で表すと?

“見えない者たち”との生活に潜む、戦慄の真実とは?

どんな話?

第二次世界大戦後のイギリス。光に弱い子どもたちとともに暮らす未亡人グレースは、新しい使用人たちの存在に不安を感じ始める。家に住み着く「他者たち」の正体とは? 観る者を裏切る結末が待つ。

ここがおすすめ!

クラシカルで品のあるゴシック・ホラーでありながら、恐怖と感動が同居する名作。『ダーケスト・ウォーター』のように、幽霊と屋敷、そして過去の罪が交錯するミステリアスな構成が魅力です。ラストに注目!

イノセント・ガーデン(原題:Stoker)

この映画を一言で表すと?

美しく静かで、どこまでも不気味。孤独な少女の覚醒を描いたサスペンス。

どんな話?

父の死をきっかけに、少女インディアの前に現れた謎の叔父チャーリー。彼の登場により、インディアの感情や欲望がゆっくりと目覚めていく。サイコスリラー×耽美な映像美が融合した一作。

ここがおすすめ!

双子や家族、抑圧された欲望と精神的な閉塞感といった『ダーケスト・ウォーター』の要素と共通点多数。パク・チャヌク監督らしい緻密な演出と音の使い方も秀逸で、美しくも背筋が凍る体験ができます。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
ホラー映画

みんなの感想・レビュー