映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』の概要:横浜港警察署の刑事である鷹山と大下は破天荒な捜査をすることから、辞職させられそうになっていた。そんな中、犯人の城島誠に逃げられてしまう。城島は元傭兵の男達と行動を共にした。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』の作品情報
上映時間:105分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:成田裕介
キャスト:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル etc
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』をフルで無料視聴できる動画配信一覧
U-NEXT | × |
---|---|
Hulu | × |
Amazonビデオ | ◯ |
dTV | × |
TELASA | ◯ |
TSUTAYA DISCAS | ◯ |
ビデオマーケット | ◯ |
Netflix | × |
※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』の登場人物(キャスト)
- 鷹山敏樹(舘ひろし)
- 横浜港警察署の刑事。語学が堪能。冷静沈着な人物で、頭が切れる。身体能力も高く、刑事として優秀な人物。ただ、大下刑事と共に、破天荒な捜査を行うことがある。
- 大下勇次(柴田恭兵)
- 横浜港警察署の刑事。鷹山の相棒。明るく陽気な性格。射撃の腕は超一流。上の指示を聞かず、鷹山刑事と共に勝手な行動をすることが多い。
- 伊達章一郎(加藤雅也)
- 元傭兵。国際的テロリスト「NET」の一員。横浜港沖にある巨大タンカーを占拠し、横浜市に100億円を要求する。任務のために手段を選ばない、冷酷な人物。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』のあらすじ【起】
横浜港警察署の刑事である鷹山敏樹と相棒の大下勇次は、逃亡した犯人・城島誠を追っていた。バーで追い詰めるものの、あと一歩のところで逃げられてしまう。一方、神奈川県警察本部部長・緒方雄一は鷹山と大下を辞職させようとしていた。鷹山達は検挙率がトップクラスの優秀な人物だったが、破天荒な捜査で苦情も多かった。
喫茶店で男が女性を人質に取って立てこもる事件が発生した。刑事達が現場に急行する中、鷹山と大下は待機を命じられる。そこで、初めてクビになりそうだと言うことを教えられる。鷹山達は知り合いのバー「ポールスター」に足を運んだ。すると、店員の下村恵美と親しくしている伊達章一郎という男が現れる。下村が写真を撮ろうとすると、伊達は大げさに驚きカメラを叩き落とした。
城島から押収した武器を運搬中の警察車両が襲撃を受ける。知らせを聞いた鷹山達は、現場へと急いだ。警察車両を襲っていたのは、城島とその仲間達だった。鷹山達はコンテナターミナルに逃げ込んだ城島達を追った。しかし、逃げられてしまう。しかも、その場に取り残された城島の仲間の1人に、鷹山が人質に取られてしまう。大下が城島の仲間を撃ち、鷹山を救った。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』のあらすじ【承】
城島と一緒にいたのは、FBIから手配されている傭兵だった。その資料の中に伊達の名前があった。鷹山達は深町課長から待機を命じられていた。しかし、鷹山は大下に深町課長のことを任せ、伊達のことを調べに出かけた。
鷹山は「ポールスター」のマスターである津山徹に、伊達のことを尋ねた。津山は自分が元傭兵で、伊達が元部下であることを話した。伊達は国際的テロリスト「NET」の一員で、津山のことを勧誘していた。しかし、津山は誘いを断り、念のため伊達の会話を録音していた。鷹山達が話していると、伊達の仲間が現れ襲撃を受ける。津山は殺され、鷹山は命からがら逃げ出した。
鷹山の行方が分からなくなる。警察は津山殺しの容疑者として鷹山のことを見ていた。深町課長は2人を庇い切れず、大下にクビを言い渡して警察手帳と拳銃を差し出させた。その時、大下の元に鷹山から電話がかかってきた。大下は誰にも電話の内容を告げず、1人で鷹山に会いに行った。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』のあらすじ【転】
ホテルにいた鷹山は、城島の襲撃を受ける。鷹山が抵抗して戦っていると、大下がやって来た。2人で城島を追い詰めるが、城島は自爆して亡くなってしまう。鷹山達は次に下村が狙われると考え、保護しに行った。しかし、一足遅く下村は攫われた後だった。伊達の仲間は爆弾を使い、下村の部屋を吹っ飛ばして鷹山達を殺した。だが、鷹山達は風呂場に隠れて生きていた。2人は動きやすくするため、自分達が死んだように偽装することにした。
国際的テロリスト「NET」は「熱い嵐作戦」を実行に移し、横浜港沖にある巨大タンカーを占拠した。タンカーが爆発すれば、その被害は甚大なものとなった。一方、鷹山は部下の町田透に状況を聞き、タンカーが占拠された件を聞く。国際的テロリスト「NET」は横浜市に100億円を要求していた。
伊達は対策本部に連絡を取り、100億円をすぐに用意するよう指示を出した。対策本部を束ねる緒方は、すぐに用意できないと突っぱねた。しかし、伊達は横浜市に現金100億円があることを知っていた。新しい庁舎を建設するための費用だった。緒方は苦々しい思いを抱くが、市民を守るために要求を呑むしかなかった。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』の結末・ラスト(ネタバレ)
100億円の受け渡しは横浜港警察署が行うことになった。鷹山達は横浜港警察署を襲撃し、現金が載った車両を奪った。そして、金と下村を交換するよう、伊達と交渉した。鷹山達は倉庫街で伊達と会うことになった。
倉庫街で、鷹山達は伊達一味と激しい銃撃戦を繰り広げた。しかし、現金の載った車両を奪われ、逃げられてしまう。鷹山達は後を追いかけた。鷹山が銃を撃ち、現金の載った車両は横転した。伊達は怪我を負うが、ヘリコプターに乗って来た仲間に助けられる。
鷹山達は海を泳ぎ、タンカー内部に侵入した。そして、捕らわれていた人達を解放しながら、下村や伊達の姿を探した。伊達は瀕死の状態で、タンカーを横浜市に向けて進めていた。既に組織には見放されており、自殺も厭わないつもりだった。伊達は手りゅう弾の安全ピンを抜くが、鷹山達によって外に捨てられてしまう。伊達は何かのスイッチを押した後、拳銃で自殺した。
鷹山達は捕らわれている下村を見つけるが、爆弾が起動していた。鷹山が爆弾を解除し、下村は無事に救助される。そして、鷹山達の活躍のお蔭で、タンカーが横浜市にぶつかるのを免れる。
鷹山達は小舟に乗り、爆弾を運んでいた。その時、爆弾が作動してしまい、止める前に爆発してしまう。小舟は木端微塵になり、2人が使っているサングラスが木片の上に乗って浮かんでいた。
映画『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』の感想・評価・レビュー
コミカルな部分とシリアスな部分が絶妙で、あぶない刑事らしい物語だった。鷹山と大下が活躍する場面も大いにあり、ファンにとっては満足できる内容だったと思う。しかし、犯人の城島の登場や警察署内の関係性など、あぶない刑事を知らない人には少しついて行けない部分も多かったと思う。もう少し分かりやすく描かれていれば良かったなと感じた。国際的テロリスト「NET」についても結局よく分からないまま終わってしまったので、消化不良な気持ちになった。(MIHOシネマ編集部)
刑事ドラマといえば思い出すのは『はぐれ刑事純情派』かこの『あぶない刑事』。刑事バディものとしては傑作ですよね。柴田恭兵に舘ひろし。この2人の渋さが最高です。そしてこんな渋い2人がかなり激しいアクションを演じ、さらにクスッと笑えるコメディ要素もバッチリ。この時代の邦画はかなり手が込んでいて、お金もかかっていたんでしょうね。迫力が違います。
この作品、実は金曜ロードショーで放送されたテレビスペシャル版の続編なんです。テレビスペシャル版を制作できたこの時代、戻りたいですね。(女性 30代)
関連作品
次作 まだまだあぶない刑事
みんなの感想・レビュー