シークレットサービスのマイク・バニングは、休暇中のアラン・トランブル大統領の警護を行っていた。すると、不審なドローンが現れ、襲撃を受ける。マイクは大統領を守るが、大統領暗殺未遂の容疑者として捕まってしまう。
映画『エンド・オブ・ステイツ』の作品情報
- タイトル
- エンド・オブ・ステイツ
- 原題
- Angel Has Fallen
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年11月15日(金)
- 上映時間
- 121分
- ジャンル
- アクション
サスペンス - 監督
- リック・ローマン・ウォー
- 脚本
- ロバート・マーク・ケイメン
マット・クック
リック・ローマン・ウォー - 製作
- マシュー・オトゥール
ジョン・トンプソン
レス・ウェルドン
ヤリフ・ラーナー
ジェラルド・バトラー
アラン・シーゲル - 製作総指揮
- クリスタ・キャンベル
ラティ・グロブマン
マーク・ギル
アビ・ラーナー
トレバー・ショート
ハイディ・ジョー・マーケル
デビッド・ベルナルディ
ジェフリー・グリーンスタイン
ジョナサン・ヤンガー - キャスト
- ジェラルド・バトラー
モーガン・フリーマン
ジェイダ・ピンケット・スミス
ニック・ノルティ
ランス・レディック
ティム・ブレイク・ネルソン
パイパー・ペラーボ
ダニー・ヒューストン - 製作国
- アメリカ
- 配給
- クロックワークス
映画『エンド・オブ・ステイツ』の作品概要
2013年に第一作目が公開されてから人気を集めてきた『エンド・オブシリーズ』の最新作。一作目から変わらずジェラルド・バトラーが主演を務め、モーガン・フリーマンが共演している。テロリストから世界を守ってきたシークレットサービスのマイクが、本作では大統領暗殺未遂の容疑をかけられてしまう。そんな状況の中、さらに世界大戦の危機も迫る。激しいアクションシーンと共に、ドキドキハラハラさせられるストーリーが楽しめる。
映画『エンド・オブ・ステイツ』の予告動画
映画『エンド・オブ・ステイツ』の登場人物(キャスト)
- マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)
- 最強のシークレットサービス。テロリストから世界を救った英雄。長年の過酷な任務により、体調不良に悩まされている。
- アラン・トランブル大統領(モーガン・フリーマン)
- 下院議員、副大統領を経て、大統領に就任する。マイクに絶大な信頼を寄せている。
- ヘレン・トンプソン(ジェイダ・ピンケット・スミス)
- FBI捜査官。大統領暗殺未遂事件を調査し、マイクに嫌疑をかける。
映画『エンド・オブ・ステイツ』のあらすじ(ネタバレなし)
かつて、テロリストから大統領やアメリカを守り抜いたシークレットサービスのマイク・バニングは、英雄として多くの人から支持されていた。しかし、長年の過酷な任務で体は傷ついており、頭痛や不眠症に悩まされていた。マイクは現場に居続けるべきか苦悩する。
アラン・トランブルは副大統領から大統領に就任した。マイクに絶大な信頼を寄せており、休暇中の警護を任せていた。その時、不審なドローンが現れ、襲撃を受ける。マイクは何とかアラン大統領の命を守ることに成功する。
マイクは大統領暗殺未遂の容疑者でFBIに逮捕される。マイクにとっては身に覚えのない罪で、何者かに嵌められたのは明らかだった。マイクは護送中の車から逃走し、山で暮らしている父に助けを求めた。マイクは真犯人を追う中で、恐るべき陰謀を知る。果たして、マイクの運命は!?
映画『エンド・オブ・ステイツ』の感想・評価
『エンド・オブシリーズ』最高傑作
『エンド・オブシリーズ』はシークレットサービスのマイク・バニングの活躍を描いた作品である。シリーズの一作目では凶悪なテロリストが起こしたホワイトハウスの占領事件を解決に導き、二作目ではロンドンの同時多発テロ事件に巻き込まれたアメリカ大統領の警護に奔走する姿が描かれた。
『エンド・オブシリーズ』三作目となる本作は、シリーズ最高傑作だと言われている。アメリカの映画レビューサイト「ROTTEN TOMATOES」の観客支持率は驚異の95%を叩き出しており、強力な爆弾を使った爆破シーンと主人公を演じたジェラルド・バトラーの肉体を使ったアクションシーンは特に評価が高い。大きなスクリーンで見れば、圧倒されること間違いない。
堕ちた英雄
マイク・バニングの活躍は大統領を守るだけでなく、テロリストから世界中の人を救うことに繋がってきた。英雄として市民から指示されており、アラン・トランブル大統領からも絶大な信頼を寄せられている。そんな彼が本作では、大統領暗殺未遂の容疑者として厳しい取り調べを受けることになる。襲撃に遭った大統領は意識を失っており、彼の無実を証明する人は誰もいなかった。
マイクは自分の潔白を証明するため、護送中の車から逃走する。マイクが嵌められた一方で、世界大戦の危機がアメリカに刻一刻と迫っていた。マイクは真犯人を突き止め世界を救うことができるのか、衝撃のストーリーが描かれている。事件を操っているのは何者なのか、マイクは世界大戦を回避することができるのか手に汗握る展開が待っている。
異色の経歴の持ち主、リック・ローマン・ウォー監督
本作の監督を務めることになったのは、映画『オーバードライヴ』(13)で一躍有名になったリック・ローマン・ウォー。リック・ローマン・ウォーはスタントマンとして映画の世界に入った異色の経歴の持ち主である。『エンド・オブシリーズ』のファンだと公言している彼がマイク・バニングの活躍をどのように描いたのか、公開を楽しみにして欲しい。
シリーズを通してマイク・バニング役をジェラルド・バトラーが演じている。『エンド・オブシリーズ』の他に、『オペラ座の怪人』(04)のファントム役を演じたことでも有名である。そして、副大統領から大統領へと上り詰めたアラン・トランブルを、日本でも人気の名俳優モーガン・フリーマンが演じている。ジェイダ・ピンケット=スミス、ニック・ノルティといった新キャストに加え、お馴染のキャストが活躍している。
映画『エンド・オブ・ステイツ』の公開前に見ておきたい映画
エンド・オブ・ホワイトハウス
『エンド・オブシリーズ』の第一作目に当たる作品。大統領夫人を守れなかったシークレットサービスの特別捜査官マイク・バニングが、ホワイトハウスを占拠したテロリストから大統領を救うために奮闘する様子が描かれている。2016年には続編となる『エンド・オブ・キングダム』が公開された。映画『イコライザーシリーズ』を手がけたことで有名なアントワーン・フークアが監督を務めた。
アメリカ大統領のベンジャミン・アッシャーは、韓国の大統領イ・テウと会談を行っていた。すると、北朝鮮のテロリストが現れ、ホワイトハウスを占拠した。テロリストはイ・テウ大統領を始末し、ベンジャミン大統領を人質に取った。元シークレットサービスのマイクは密かにホワイトハウスに侵入し、大統領を救出する機会を伺った。果たして、大統領とアメリカの運命は!?
オペラ座の怪人
ジェラルド・バトラーの代表作。ガストン・ルルー原作の小説を元に制作されたミュージカル映画。東京やロンドンなど、世界中の舞台で上映が行われている人気作。ジェラルド・バトラーは見事な歌唱力で主人公のファントムを演じた。日本では42億円を超える興行収入を得ており、大ヒットを記録している。
1919年、パリ。オペラ座と呼ばれる劇場は、廃墟と化していた。そこでは、今から50年前にある事件が起きていた。その事件は、今なお多くの謎に包まれていた。ラウル・シャニー子爵や元バレエ教師のマダム・ジリーが見守る中、事件に纏わるシャンデリアがオークションにかけられようとしていた。その劇場では、怪人・ファントムと歌姫クリスティーヌの悲しくも美しい愛の物語があった。
詳細 オペラ座の怪人
オーバードライヴ
リック・ローマン・ウォー監督の代表作。麻薬の密売容疑で逮捕された息子を救うために奔走する父親の姿が描かれており、アメリカで実際に起きた出来事を元に制作された。プロレスラーとして活躍していたドウェイン・ジョンソンが、父親のジョン・マシューズを演じている。
ある日、ジョンは離婚した妻から、息子のジェイソンが麻薬の密売容疑で逮捕されたと連絡をもらう。しかし、ジェイソンは無実だった。彼の友人が減刑するために、ジェイソンを密売人に仕立て上げたのだ。ジョンはそのことを警察に訴えるが、信じてはもらえなかった。ジョンは息子の刑を軽くするために麻薬カルテルに潜入し、売人を密告することにした。果たして、親子の運命はどうなるのだろうか!?
詳細 オーバードライヴ
映画『エンド・オブ・ステイツ』の評判・口コミ・レビュー
『エンド・オブ・ステイツ』だいぶ予算減ってるんだろうけど、意地でも危機を世界規模に拡大する作りになってるのは流石。更に今回は、鬼のバニングも体が限界だぜ!そして家庭にも向き合わなきゃだぜ!って話にも焦点を当てる。アクション面では、地球えぐれそうな程のドローン爆撃が凄かったです。 pic.twitter.com/E6gWKqC8aq
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2019年11月16日
『エンド・オブ・ステイツ』
大統領がモーガン・フリーマンに変わって淋しい気がしたけど、貫禄と正しさでマイクを守ってくれたり、マイクのコミカルなシーンに笑えたり、銃撃戦の緊迫感。シリーズの中では一番好きかも。
老ライオン達の死に場所を探すような闘いと狂気に魅了されました。面白かった!— フクフク (@mikechancon) 2019年11月16日
『エンド・オブ・ステイツ』
シリーズ3作目の今回は主人公がハメられて指名手配され、さらにロシアとの戦争まで秒読みとなるストーリー。良い意味で本当に何の捻りもない王道アクション映画で、それでもやっぱりおもしろいのがこのシリーズ。こんなんで良いんだよと思わせてくれる映画です。
【79点】 pic.twitter.com/azTEkJHKIB— みねさん(ひーくん)@映画垢 (@inpakuto12345) 2019年11月16日
『エンド・オブ・ステイツ』観賞
アッシャー大統領どこいった?
終始アクションの連続だった過去作と比べ、今回は敵との駆け引きや主人公と父親の確執などを描いており、戦闘シーンは比較的少なめ。
しかし、どのシーンでも主人公の圧倒的な強さがしっかりと伝わってくるド派手なものばかりで大満足。 pic.twitter.com/NiVao5m54d— ノミのピコ (@KRWNMNPK) 2019年11月16日
『#エンド・オブ・ステイツ』観た❗
アクション好きの期待を裏切らない!!
このシリーズの襲撃シーンはほんと無慈悲、けどそれがいい。一気に引き込まれる。
今回の敵も強いけどジェラルド・バトラーがいると負ける気がしない!
爆発、爆発、爆発…💥アクション映画はこうでなくっちゃね‼️ pic.twitter.com/zobYj9kCeZ— おくら (@O_kura_B8) 2019年11月17日
映画『エンド・オブ・ステイツ』のまとめ
アメリカで公開されてから2週間に渡ってランキング1位を記録した本作。『エンド・オブシリーズ』最高傑作だと言われ、観客から多くの支持を集めている。英雄マイク・バニングを嵌めたのは誰なのかというサスペンス要素はもちろんのこと、爆弾や銃器を使ったド派手なアクションシーンもパワーアップしている。マイクは真犯人を突き止めアメリカと世界の危機を救うことができるのか、ラストまで目が離せない展開が待っている!
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