映画『ホーム・アローン4』の概要:子供のケビンが、クリスマスの日にやってきた泥棒と格闘するコメディ映画。様々な仕掛けを駆使して、ケビンが泥棒を捕まえるまでを描く。シリーズ1、2の続編である。ケビン役は、これまで務めたマコーレー・カルキンではなく、マイク・ワインバーグが務める。
映画『ホーム・アローン4』の作品情報
上映時間:84分
ジャンル:コメディ
監督:ロッド・ダニエル
キャスト:マイク・ワインバーグ、フレンチ・スチュワート、ジェイソン・ベギー、ジョアンナ・ゴーイング etc
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映画『ホーム・アローン4』の登場人物(キャスト)
- ケビン(マイケル・ワインバーグ)
- まだ小さな男の子。兄と姉を持つ。両親が離婚予定で、家族みんなでクリスマスを過ごせないことを悲しむ。また、シリーズ1や2で泥棒のマーブを撃退しており、マーブの天敵である。今回もマーブと戦うこととなる。
- マーブ(フレンチ・スチュワート)
- 毎回ケビンにひどい目に遭わされている泥棒。今回は、ナタリーの家に来る予定のロイヤルファミリーの王子を誘拐し、莫大なお金を手に入れようと計画中である。刑務所で出会った妻と一緒に犯行に及ぶ。
- ピーター(ジェイソン・べギー)
- ケビンのパパ。家族を愛しているが、ママと上手くいかなくなり、離婚を決める。新しい恋人ナタリーと付き合っており、離婚が成立したら結婚する予定でいる。
- ケイト(クレア・ケアリー)
- ケビンのママ。パパと離婚予定でだが、パパのことを気にしている。パパの新しい恋人のナタリーが気になる様子。
- ナタリー(ジョアンナ・ゴーイング)
- ピーターの恋人。大金持ちで大きな邸宅に住み、執事と家政婦を雇っている。ロイヤルファミリーがクリスマスに遊びに来る予定で、それを楽しみにしている。
- プレスコット(エリック。アヴァリ)
- ナタリーの家で雇われている執事。いつもナタリーの言いなりになっており、仕事に楽しみを見出せていない。厳しい面持ちで誰にでも無愛想。ケビンに泥棒の仲間だと疑われる。
- モリー(バーバラ・バブスコック)
- ナタリーの家で雇われている家政婦。実は泥棒のマーブの母であり、ロイヤルファミリーの王子誘拐に協力している。
映画『ホーム・アローン4』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ホーム・アローン4』のあらすじ【起】
もうすぐクリスマスがやってくる。ケビンは、家族が仲良しだった去年のクリスマスのビデオを見る。今年はママとパパが離婚する予定で、パパがいないからつまらないと言うケビンをママは仕方がないことなのよと宥める。パパは、離婚が成立したら、今付き合っている彼女のナタリーと結婚しようと考えているとママに伝える。また、パパは、クリスマスにロイヤルファミリーがナタリーの家にやって来るので、子供達に遊びに来ないかと誘う。一度は断るケビンだったが、家族が揃わないクリスマスなら家にいても仕方がないと、ナタリーの家へ遊びに行くことにする。
ナタリーの家に着いたケビンは、彼女の豪邸に驚く。また、キーを持っていれば、命令するだけで扉や電気が勝手に動く最新型の家に大興奮する。最新ゲームの揃う自分の部屋を貰ったケビンは、数日間そこに泊まることにする。
そんな頃、泥棒のマーブとその妻は、ナタリーの家を遠目から視察していた。クリスマスにやって来るロイヤルファミリーの王子を誘拐し、大金を手に入れようという魂胆だ。
パパとナタリーは仕事に出かける。ケビンは部屋中を走り回り、一人の時間を楽しむ。ある部屋が気になり中へ入ると、そこには家中に仕掛けられた監視カメラが一度に見られるスクリーンがあった。興味深く見ていたケビンに、その部屋の主である執事のプレスコットが怖い表情でここから出て行けと注意する。
マーブとその妻は、ナタリーたちが出掛けている間に、一度部屋の中へ侵入してみることにする。たまたま双眼鏡で外を見ていたケビンは、マーブたちがこちらへやって来るのに気づく。マーブは、ナタリーの家の扉が開く、あのキーを持っているようだ。簡単に家の中に侵入したマーブたちを追い出そうとケビンが動き出す。
映画『ホーム・アローン4』のあらすじ【承】
ケビンは知恵を使って、家中に仕掛けをし、マーブたちをシャワー室へ閉じ込めることに成功する。しかし、水圧でシャワー室の扉が吹っ飛び、マーブたちは玄関まで水で流される。そこで初めてケビンとマーブが顔を見合わせる。またケビンの仕業かと驚くマーブ。インターホンでプレスコットを呼ぶケビンであったが、プレスコットからの反応はない。人が来る前にマーブたちは、すっかり逃げ切ってしまう。
そこへナタリーとパパが帰宅する。水浸しになった家を見たナタリーは発狂してしまう。泥棒がいたのだと言うケビンを誰も信じない。プレスコットも、監視カメラを見ていたが、何も映っていなかったと言う。パパさえも信じてくれない状況に、ケビンはいじけてしまうのであった。
監視カメラが見れるスクリーンのある部屋へ忍び込むケビン。泥棒が映っているのではないかと期待するが、その時間帯の画像だけ、無くなっていたのだった。この部屋の主で、インターホンで呼んでも反応がなかったプレスコットがスパイなのではないかと疑い始めるケビン。
映画『ホーム・アローン4』のあらすじ【転】
家族で毎年しているように、パパは、ナタリーとケビンと共にクリスマスツリーの飾り付けをしようと提案する。水浸しの一件で拗ねてしまったケビンを楽しませてやりたいと考える。また、ナタリーとも仲良くなってほしいと願うパパ。3人はパパの願い通り、楽しくクリスマスツリーを飾り付け、クリスマスイブを迎えることになる。
しかし、イブの朝ツリーを見ると、ケビン達が飾り付けたツリーではなく、プロの業者が飾り付けたものに替えられていた。毎年業者に頼んでいたのを忘れていたと言うナタリーに、ひどく落ち込むケビンであった。
その後、ロイヤルファミリーを空港まで迎えにいくパパとナタリーであったが、雪のせいで飛行機が遅延したため、到着は明日になると言われてしまう。せっかくパーティーの準備を進めていたのに台無しになってしまうとがっかりするナタリー。そこで、ナタリーは、特別なパーティーになるように、皆に自分たちの婚約を発表することにする。
その頃、ケータリングの準備で沢山の業者が家に出入りしており、業者のフリをしてマーブとその妻が部屋に入る。それを見たケビンは、共犯かもしれない、怪しいプレスコットを閉じ込める。
すぐにパパとナタリーも戻り、パーティーが始まる。そして二人の婚約発表中に、マーブ達を滑らせるケビン。彼らを捕まえる前に、パパに捕まり怒られることになってしまったケビンは、マーブ達を逃してしまう。離婚が嫌で、パパとナタリーの気を引こうとしているのだなと怒るパパに、嫌になるケビンであった。
部屋に一人戻り、ママに電話するケビン。ママは、一人で映画『素晴しき哉、人生』を観て感動して泣いているところだった。ハッピーエンドに弱いのよと言うママ。ケビンも同じ映画の流れているチャンネルをつけ、温かい気持ちになる。
同じ頃、ナタリーと過ごしているパパは、『素晴らしき哉、人生』を観ようとナタリーに声を掛ける。しかし、ナタリーは、同じ映画を何度も観る人の気が知れないと言い、誘いを断った。
映画『ホーム・アローン4』の結末・ラスト(ネタバレ)
クリスマス当日。ロイヤルファミリーを迎えに行くパパとナタリー。またしてもプレスコットを地下に閉じ込めるケビン。しかし、黒幕はプレスコットではなく、家政婦であったのだ。家政婦がケビンを捕まえて、プレスコットと同じ地下に閉じ込めてしまう。
地下に閉じ込められたケビンとプレスコットは、お互いの勘違いからいがみ合っていたが、お互いに謝罪し打ち解け合う。プレスコットの携帯でママに助けの電話を掛けるケビンであったが、電波のつながりが悪く、途中で切れてしまう。
心配したママは、ナタリーの家に電話を掛けると、家政婦が電話に出る。そして、ケビンはパパと一緒に出掛けていると嘘をつく。安心したママであったが、念のためパパに電話する。すると、パパはケビンと一緒でないと言う。一気に不安になるママとパパであった。
ケビンは、食べ物用の小さなエレベーターを使って、地下から抜け出すことに成功する。そして、ケビンの脱出に気づいたマーブと妻を上手いこと誘い出し、ダメージを与えさせるケビン。また、追いかけてくる家政婦をエレベーターの途中で閉じ込め、身動きを取れなくさせることに成功する。
声で動くドアを上手く使って、マーブとその妻を動けなくさせたケビン。最終的に、泥棒達はケビンにしてやられて動けなくなる。そこへ、ケビンの安全を心配したママとパパがやって来る。泥棒達を見て、疑ってごめんと言うパパと、無事で良かったと言うママ。警察も到着し、泥棒達は無事に捕まえられる。家族みんなで抱き合って喜ぶのであった。
そこへロイヤルファミリーを連れたナタリーが帰ってくる。家政婦や泥棒、警察と大騒ぎしている自分の家を見て、気が動転してしまう。怒るナタリーに、パパはケビンに感謝すべきだと言う。そして、やはりママや家族を愛しているから、別れたいとナタリーに告げる。離婚はやめて元に戻りたいと言うパパに、嬉し涙を流すママと、大喜びするケビン。また、ロイヤルファミリーに王子も、面白そうだからケビンと遊びたいと言う。ケビンにとって最高のクリスマスとなるのであった。
映画『ホーム・アローン4』の感想・評価・レビュー
色々な方法で泥棒達を撃退するケビンの発想力に驚かされる。また、泥棒達がまんまとケビンの思う通りに罠にはまる様子も、観ていてクスッと笑わかされる。おバカな泥棒達と賢いケビンの掛け合いが面白く終始飽きさせない。また、家族との愛についても深く描かれており、親子の絆に胸が熱くなるところも魅力たっぷりだ。(MIHOシネマ編集部)
『ホーム・アローン』シリーズの一応4作目です。3では主人公がアレックスでしたが、この4ではまたケビンに戻ります。しかし演じるのはマコーレ・カルキンでは無い男の子。今作の舞台は大豪邸。子供じゃなくても住みたくなるような子供部屋に、2階にある大きなお風呂。
今回も泥棒とのバトルですが、仕掛けはそんなに多くないのでこのシリーズのファンの方は物足りないかもしれません。
クリスマスには家族みんなで「素晴らしき哉、人生」を観るケビン。家族の大切さを再認識できる作品です。(女性 30代)
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