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映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のネタバレあらすじ結末と感想

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この記事では、映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』の結末までのストーリー
  • 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』を見た感想・レビュー
  • 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』を見た人におすすめの映画5選

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』の作品情報

ビースト・オブ・ノー・ネーション

製作年:2015年
上映時間:137分
ジャンル:戦争
監督:キャリー・フクナガ
キャスト:エイブラハム・アッター、イドリス・エルバ、カート・エジアイアワン etc

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』の登場人物(キャスト)

アグー(エイブラハム・アタ)
アフリカの村で家族と仲睦まじく暮らしていた少年。反政府軍に捕らえられたことで少年兵として戦争に参加せざるを得なくなる。
指揮官(イドリス・エルバ)
反政府軍でアグーを捕らえた部隊の指揮を取っていた人物。最高司令官に降格を指示されたことをきっかけに軍を離れ、自滅の道をたどる。
ストライカー(カート・エジアワン)
アグーの部隊にいた少年兵。言葉が話せない障害を持っているものの、アグーと年が近いことから次第に心を通わせる。
グッドブラッド(ジュード・アクウダイク)
反政府軍の最高司令官。口では指揮官に昇格の話を持ちかけていたものの、最終的に彼を更迭する。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のあらすじ【起】

アフリカの紛争地帯、平和維持軍に保護された村で、祖父、両親、兄弟たちと暮らしている少年アグーは、村の少年たちと共にリサクル品を売って小銭を稼いでいた。

村には多くの難民が押し寄せており、信心深いアグーの父は彼らに土地を貸していたのだった。

その後、政府が国内の支配力強化を図ったため、中立地帯であったアグーの村に政府の軍が派遣されることになる。

村長の意向で、先祖代々引き継いできた土地を守るために成人男性は村に残り、女性と子供は首都に逃すことが決定されるが、アグーは父、兄と共に村に残る。

ある日、村に反政府軍が押し寄せてくると政府軍と反政府軍の戦争に巻き込まれる。政府軍に見つかり、捕らえられてしまったアグーとその家族。尋問の末、反政府軍だと判断された彼らは一斉に処刑される。

アグーは何とかその場から逃げ出し、森に逃げ込むも、反乱軍の兵士たちに捕らえられてしまう。彼らを率いる指揮官はアグーを部隊に引き入れ、少年兵として鍛えることにするのだった。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のあらすじ【承】

半ば強制的に反政府軍の少年兵になったアグーは、反政府軍のキャンプに連れられ、新入りとして銃の手入れや雑務などをこなすようになる。

訓練を受けてしばらくたつと、彼らはキャンプから離れ、橋を通る政府軍車両を奇襲する作戦を立てる。弾薬運びとして初めての戦闘に参加したアグーは、あまりの悲惨さに言葉を失う。

その後、指揮官は戦闘で捉えた捕虜を殺すよう、アグーに命令を出す。丸腰で命乞いをする捕虜に同情したアグーは躊躇するも、鉈で頭部を切り裂いたのだった。

こうして正式に部隊に入隊したアグーは、同じ少年兵で発生障害を持っている少年ストラーカーと出会う。

彼と出会い、次第に部隊の生活に慣れてきたアグーは戦闘に身を投じていく中で、殺人、略奪、強姦などの罪を経験する。

薬物を与えられ、罪悪感や時間感覚が薄れてきたことで人を殺すことに躊躇いがなくなったアグーは既に一人前の少年兵になっていたのだ。

ある日、いつものように政府軍参加の村を侵略していると、反政府軍の上官からアグーが所属する部隊に命令が下る。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のあらすじ【転】

反乱軍の最高司令官グッドブラッドの命令で、反乱軍司令部に訪れたアグーたちは彼と面会する。

なかなか首都に攻め込まない最高司令官に痺れを切らした指揮官は、進行を提案するも、却下される。彼は指揮官を降格させ、副指揮官に部隊を引き継がせるつもりだったのだ。

この知らせを受けた指揮官は命令を拒否し、部下を引き連れ司令部を出て行ってしまう。

再び戦闘に身を投じるアグーたち。昼も夜も関係なく続く政府軍との戦いに憔悴した部隊は行く当てもなく彷徨い続ける。

戦いの中で、既に自分が子供には戻れないことを悟ったアグーは、戦闘での負傷が原因で死んでしまったストライカーの死体を背負いながら、この地獄から抜け出したいと神に祈り続ける。

その後、鉱物採掘場を占拠した部隊は篭城を始めるものの、飢餓や病気が蔓延し、弾薬もそこをついてしまう。

そんなある日、部隊の一人が指揮官に部隊を離れると告げると、兵士たちの不満が爆発し指揮官を残して国連軍に投降するのだった。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』の結末・ラスト(ネタバレ)

国連軍に保護されたアグーたちは、戦争によって傷ついた子供たちを集めた施設に送られる。施設では多くの子供たちが無邪気に遊びまわっている。

しかし、長きにわたる戦争の影響で平和に違和感を覚えたアグーは、施設の子供達に溶け込むことができず、悪夢に苦しむ。部隊にいた子供の中には、戦いこそが自分の存在価値だと考え、施設を逃げ出してしまう子供も出てきてしまうのだった。

衣食住が確保されていることを理解しているアグーは施設に残ったものの、ただ時だけが過ぎていく虚しさと、戻れない過去に思いを寄せる。そんな彼を心配した施設のカウンセラーに話を聞かれても、なかなか口を開こうとしない。

しばらくすると、粘り強く接するカウンセラーに心を開くようになったアグーは、自分が兵士になる前は家族にどれだけ愛されていたか、自分はただ幸せになりたかっただけなのだと語る。

その後、海で戯れる他の子供達を見つめ、彼らを追って海に入るのだった。

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

主演の子役が紛争地帯で過酷な戦闘に身を投じる少年兵を見事に演じており、彼らの不安や葛藤、癒えることのない傷を抱えながら生きていく姿に、胸が張り裂けそうな思いだった。

また、味方であったはずの反政府軍からも裏切られ、部隊の仲間たちが次々死んでいく中で、神に赦しを乞い疑問を投げ続けるアグーが不憫で仕方なかった。

最後に無邪気に遊ぶ子供たちの輪の中に飛び込んでいくアグーを見て少しだけ希望が見えた。(MIHOシネマ編集部)


少年アグーが家族を失い、兵士として生きるしかなくなる過程があまりにも残酷だった。特に初めて人を殺すシーンは衝撃的で、子どもが戦争によって変わっていく恐ろしさを強く感じる。指揮官の支配的な存在も印象的で、彼に依存していく様子がリアルだった。最後に少し救いが見える展開が、逆に余韻を残す。(20代 男性)


観ていて非常に辛い作品だったが、目を背けてはいけない現実が描かれていると感じた。アグーが無邪気な少年から兵士へと変わっていく過程が丁寧に描かれており、その変化がとても悲しい。指揮官との関係も複雑で、支配と依存が入り混じっているのが印象的だった。(30代 女性)


戦争の残酷さを真正面から描いた作品で、非常に重い内容だった。子どもが兵士として利用される現実がリアルに描かれており、観ていて胸が苦しくなる。アグーの視点で物語が進むことで、戦争の理不尽さがより強く伝わってくる。ラストのわずかな希望が救いだった。(40代 男性)


とても心が痛くなる作品だった。アグーが指揮官に従いながらも、徐々に感情を失っていく様子がリアルで怖い。子どもが戦争に巻き込まれることの恐ろしさを強く感じた。最後に施設で過ごす姿が描かれることで、少しだけ救われた気持ちになった。(20代 女性)


映像のリアルさと演技の迫力に圧倒された。特にアグー役の演技が素晴らしく、彼の恐怖や葛藤が伝わってくる。戦争の悲惨さだけでなく、人間の弱さや残酷さも描かれている。観るのは辛いが、非常に価値のある作品だと感じた。(50代 男性)


少年の視点で描かれることで、戦争の残酷さがより強く伝わってきた。アグーが次第に暴力に慣れていく様子が恐ろしく、環境が人を変えてしまうことを痛感した。指揮官の存在も印象的で、彼の影響力の大きさが怖かった。重いが心に残る作品。(30代 女性)


ストーリーはシンプルだが、その分テーマが強く伝わる作品だった。アグーの変化を通して、戦争の非情さがリアルに描かれている。特に仲間との関係や、指揮官との距離感が印象的だった。ラストの描写が静かで、余韻が長く残る。(20代 男性)


観ていて非常に苦しい気持ちになるが、それだけにリアルな作品だと感じた。子どもが戦争に巻き込まれ、選択の余地なく生きる姿が胸に刺さる。アグーの内面の変化が丁寧に描かれており、最後まで目が離せなかった。考えさせられる映画。(40代 女性)


戦争映画の中でも特に重いテーマを扱っていると感じた。アグーが経験する出来事の一つ一つが衝撃的で、現実の厳しさを突きつけられる。指揮官のカリスマ性と恐怖が同時に描かれている点も印象的だった。観る価値のある作品。(60代 男性)

映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ホテル・ルワンダ

この映画を一言で表すと?

絶望の中で人命を守り抜く、実話に基づく衝撃の人間ドラマ。

どんな話?

ルワンダで起きた民族虐殺の中、ホテルの支配人が自らの命を危険にさらしながら多くの人々を守ろうとする。外の世界が崩壊していく中で、人間の善意と恐怖が交錯し、極限状態での選択が問われる物語。

ここがおすすめ!

戦争の現実と人間の尊厳を描く点で共通しており、ビースト・オブ・ノー・ネーションの重いテーマに心を動かされた人におすすめ。実話ならではの説得力があり、観る者に強い印象を残す。

シティ・オブ・ゴッド

この映画を一言で表すと?

暴力と貧困の連鎖を描く、衝撃的なリアリズム作品。

どんな話?

ブラジルのスラム街で育った少年たちが、犯罪と暴力に満ちた環境の中でそれぞれの道を歩んでいく。成長とともに運命が分かれていく彼らの姿を通して、社会の闇が浮き彫りになる。

ここがおすすめ!

子どもたちが過酷な環境に置かれる点が共通しており、リアルな描写が心に刺さる。テンポの良い演出と強烈なストーリーで、最後まで目が離せない作品。

ブラッド・ダイヤモンド

この映画を一言で表すと?

戦争と利権の裏側に迫る、緊迫の社会派ドラマ。

どんな話?

アフリカの内戦を背景に、密輸業者と地元の漁師が希少なダイヤモンドを巡って行動を共にする。戦争によって翻弄される人々の現実と、利益を求める者たちの思惑が交錯する。

ここがおすすめ!

戦争の裏側や子ども兵士の問題など、ビースト・オブ・ノー・ネーションと通じるテーマが描かれている。エンタメ性と社会問題が融合した見応えのある作品。

フルメタル・ジャケット

この映画を一言で表すと?

人間が戦争によって変えられていく過程を描く問題作。

どんな話?

新兵訓練からベトナム戦争の実戦まで、兵士たちがどのように精神的に追い込まれていくのかを描く。過酷な環境の中で、人間性が崩れていく様子がリアルに表現されている。

ここがおすすめ!

戦争が人間に与える影響を深く描いており、ビースト・オブ・ノー・ネーションのテーマに共感した人におすすめ。心理的な描写が強く、考えさせられる内容。

1917 命をかけた伝令

この映画を一言で表すと?

一瞬も目が離せない、極限状態のサバイバル戦争映画。

どんな話?

第一次世界大戦中、若い兵士が仲間を救うために危険な任務を命じられる。時間との戦いの中で、敵地を進み続ける彼の姿がリアルタイムのように描かれる。

ここがおすすめ!

臨場感あふれる映像と緊張感が魅力で、戦争の過酷さを体感できる作品。ビースト・オブ・ノー・ネーションのように、戦場の現実を強く感じたい人にぴったり。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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