映画『デッド・ウィッシュ』の概要:骨董品の売買をしていた父が亡くなったため、故郷へ一次帰省した主人公。父が遺した骨董品の中に気になる骨壺を発見する。ところが、その壺を手にしたその日から、主人公の周りで不幸事が連続して起こるようになる。
映画『デッド・ウィッシュ』の作品情報
上映時間:95分
ジャンル:ホラー
監督:ティモシー・ウッドワード・Jr
キャスト:マイケル・ウェルチ、メリッサ・ボローナ、ジョナサン・ダニエル・ブラウン、リン・シェイ etc
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映画『デッド・ウィッシュ』の登場人物(キャスト)
- アーロン・ハモンド(マイケル・ウェルチ)
- 弁護士だが、口元に深い傷痕がありとても気にしている。両親とあまり関係が良くなく長い間、帰省していなかった。現在はカフェで日銭を稼いでいるが、父の骨董品を売ってまとまった金を得ようと考える。
- リサ(メリッサ・ボローナ)
- 高校時代の同級生。美しい女性で高校時代は誰もが惹かれる存在だった。アメフトのエースだったデレクと結婚後、DVに悩まされていた。アーロンの両親を気にかけ時々、様子を見に行っている。
- リネット(スペンサー・ロック)
- 考古学者の娘。金髪の美しい女性で、父を窮地から救う。事件の収拾をするため、自宅をも抵当に入れたと零している。
- コリン(トニー・トッド)
- 図書館の司書でアーロンの父親の骨董品名簿をつけている。骨董品の仕入れに行くこともある。
- デレク(カイウィ・ライマン)
- リサの夫で、かつてはアルコール依存症だった。保安官でありながら、妻に暴力を振るっている。非常に傲慢で居丈高な人物。
- ケイト・ハモンド(リン・シェイ)
- アーロンの母親。夫を深く愛し、亡くなった後は酷く塞ぎ込んでいる。料理上手の主婦。
映画『デッド・ウィッシュ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『デッド・ウィッシュ』のあらすじ【起】
弁護士であるアーロン・ハモンドは、シカゴにて自らが開設した弁護士事務所が倒産の憂き目に遭いアパートの家賃も払えず、他事務所へも就職できずにいた。そして、とうとうその日、大家によってアパートの鍵を付け替えられてしまい、部屋にも入れず途方に暮れてしまう。そんな時、高校時代の同級生リサからの連絡で父親が亡くなったことを知り、愕然とするのだった。
急いでオハイオ州ジャクソンへ帰郷したアーロン。1人残された母ケイトと会ったが、彼女は夫を亡くしたことで悲しみに暮れ買い物にも行けずにいた。父は弁護士になった息子を誇りに思っていたと語るケイト。アーロンの父親は骨董品の売買を行っており、自宅にはそういう置物が溢れている。葬儀後、アーロンは父が残した骨董品をガレージセールで売り出すことにした。
ところが、骨董品は父親が残した大事な品だと言って、ケイトが怒り出す。母親は親不孝者だと息子を詰った。実家に長居はしたくないアーロンは、まとまった大金が今すぐ必要である。そこで、彼は仏像が抱えていた壺を密かに自分の部屋へ移動させておいた。
その日の夜、かつての親友に誘われダイナーへ向かったアーロン。そこへ、リサの夫で保安官のデレクがやって来る。デレクはどうやら自宅で妻に暴力を振るっているらしい。その帰り、雑貨屋に寄ってスクラッチくじをやると、なんと5000ドルが当たってしまうのだった。
これでシカゴへ戻れると思い帰宅したアーロンだったが、母親が昼間は悪かったと謝ってくる。しかも、あと数日は実家に滞在して欲しいと乞われたため、数日ならと了承した。
しかし、その日の深夜。近所の犬が酷く吠える。寝苦しい夜を過ごした。
映画『デッド・ウィッシュ』のあらすじ【承】
翌早朝、犬の飼い主が訪れる。朝になったら犬が死んでいたと言うのだ。アーロンは犬を毛嫌いしていたため、飼い主は彼の仕業ではないかと疑っている。
その日の夜、リサと共に買い物へ向かったアーロンは、デレクのことで彼女を怒らせてしまう。リサは買い物した荷物は1人で届けると言って、アーロンを置いて行く。彼は溜め息をついて道路を渡ろうとしたが、通りかかった車に轢かれてしまうのだった。
医師によると事故での傷は酷くなかったが、顔面の整形手術を行ったと言う。アーロンを轢いた運転手は、高校時代の同級生だった。彼が真摯に謝罪してくれたので許したものの、同級生は元警官でデレクによって辞職に追い込まれたらしい。アーロンはデレクに気を付けろとアドバイスした。
しばらく後、退院することになったアーロンをリサが迎えに来る。顔の包帯を外すと、口元にあった傷痕が綺麗になっていた。実は、整形したのは口元だけだったのである。気分が上向いたアーロンは帰宅して塞ぎ込むケイトを励まし、しばらく実家に滞在することを決めた。
しかし、翌朝。なぜか母親がめかし込み、急に激情しては息子とダンスを踊ろうと笑う。感情の起伏が激しいケイトの心身を心配したアーロン。訪れたリサもケイトを心配していたが、共に朝食へ出かけることになった。
映画『デッド・ウィッシュ』のあらすじ【転】
リサと良い雰囲気で朝食を摂り、夜は親友と会う。しかし、納屋から音楽が聞こえ様子を見に向かうと、なんとケイトが亡くなった父親の死体とダンスしている。彼女は奇跡が起きたと笑っていたが、一旦外へ出て再び中へ戻ると父親の姿をした者が消えていた。きっと悪魔に違いないと言ったが、ケイトは頑として息子の話を聞かなかった。
すぐさま、さっきまで会っていた親友の自宅を訪ねたが、親友は昨年、車の事故で亡くなったと言われる。だが、アーロンは確かに親友と会っていたのだ。何が起こっているのか、事態を飲み込めないアーロンは、その足で墓地へ向かい親友の墓を見つける。そこへ、親友が姿を現し、願いを聞くと言う。どうやら話によると、壺が原因であるらしい。あの壺は骨壺で、リサに壺の画像を見せ詳細を聞くことにした。
リサと共に例の骨壺を仕入れたコリンという男性の元を訪ねる。図書館司書コリンは考古学者の遺品整理で骨壺を仕入れたと言う。考古学者はイラクで骨壺を発見したらしく、恐らく古代メソポタミア時代の物と思われる。曰く、骨壺に刻まれた文字は数千年前に刻まれており、壺自体はいつ作られたかは不明らしい。伝承によると悪霊を集め、追い出すための儀式道具として使われていたようだった。コリンから考古学者の娘リネットの連絡先を教えてもらい、その日は帰宅。
後日、リネットの自宅をリサと共に訪ねた。リネットは骨壺が見たいとしきりに訴える。骨壺に閉じ込められている悪霊はジンと呼ばれていた。考古学者はまだ生存していたが、精神に異常をきたしていると言う。壺についての情報を得るべく、リネットに頼み込んで施設へと向かうことにした。
映画『デッド・ウィッシュ』の結末・ラスト(ネタバレ)
すると、考古学者は壺という言葉に反応を示し、アーロンを見ながら手帳に言葉を記す。アーロンは知らぬ間に5つの願いをジンに頼んでいた。考古学者はそれを聞くと、7つ目の願いでは自らの命を落とすと語った。しかし、ジンは何気ないアーロンの言葉から勝手に願いを受け取って叶えてしまう。
急いで帰宅したアーロンとリサだったが、まず母親を避難させようとして納屋で首を吊っているのを発見。深夜、リサを先に帰し警察に通報したアーロンの前にジンが姿を現す。悪霊は言葉を口にしなくても心の声を読むことができるようだ。アーロンは心を強く持って、ジンに正体を見せろと叫ぶ。すると、ジンは異形の姿を顕わにして彼に恐怖を植え付けるのだった。
いっそのこと、死を選ぼうかと銃を口に咥えたアーロンだったが、自宅へデレクがやって来る。リサに近づくなと牽制しに来たようだったが、彼女を二度と傷つけるなと願いを口にしてしまう。すると、デレクは願いを受け取ったと笑い瞬時に姿を消すのだった。
デレクがジンだったと悟ったアーロンは、慌てて彼女のスマホへ連絡を入れる。同じ頃、ジンに唆された同級生がデレクを襲っていた。寸前で駆け付け夫を助けたリサだったが、同級生はデレクと揉み合いになり、銃殺してしまう。そこへ、アーロンがようやく駆け付ける。全てはジンの仕業だと話したものの、動揺した同級生がリサを撃ってしまい、罪の呵責を感じた同級生までもが自殺してしまった。
これまでの死の責任は全て自分にあると覚悟したアーロン。そこへ、異形姿のジンが現れる。アーロンは同級生が自分を轢いてしまったあの夜に、死んだことにして欲しいと願った。
後日、アーロンの葬儀が終わった後、ケイトは夫の骨董品をガレージセールで売り捌き、リサもデレクと別れシカゴへ転身することに。母親はアーロンの部屋にあった骨壺をリサに渡し、きっと幸運が訪れると笑うのだった。
映画『デッド・ウィッシュ』の感想・評価・レビュー
骨壺の悪霊の呪いにかかり悲劇が起こるという内容だが、死の連鎖が連続することに集中しているためか、他の情報があまり描かれていない。主人公の顔にある傷痕に関しても、原因が分からず母親が大喜びする様子も異様に見える。異様さを演出するためだとは思うが、効果があまりに自然だったので、墓地で種明かしされなければ悪霊のせいだと分からない。小さな違和感が積み重なり、種明かしで納得するという感じ。悪霊と主人公が相対するシーンは迫力があって良かった。(MIHOシネマ編集部)
願いを叶える代わりに命を奪われてしまうという究極の選択。自分の願いを叶えたことによって周囲の人間が死んでしまうと言うのは、知らなければ仕方ないのでしょうがその仕組みが分かってからも「やめられない」展開は少し無理矢理すぎるかなと感じました。
主人公の願いも結構しょぼいので、もっと大きい願いごとをすればいいのに!と欲を丸出しにして鑑賞してしまいました。
願いは叶えて欲しいですが、誰かの命が失われたり、思い通りの願いにならないのはデメリットが大きすぎるなと感じました。(女性 30代)
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