この記事では、映画『ゴースト ニューヨークの幻』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゴースト ニューヨークの幻』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』の作品情報

上映時間:127分
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
監督:ジェリー・ザッカー
キャスト:パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、トニー・ゴールドウィン etc
映画『ゴースト ニューヨークの幻』の登場人物(キャスト)
- サム・ウィート(パトリック・スウェイジ)
- ウォール街で働く銀行マン。モリーと交際しており、同棲を始めた矢先に強盗に遭って殺されてしまう。姿が見えないゴーストとして地上にとどまり、モリーの身を守ろうとする。
- モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)
- 陶芸や彫刻をする芸術家。サムとの結婚を意識し始めるが、「愛している」と直接的に言ってくれないことに不満を感じている。
- オダ・メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)
- 霊の声が聞こえるふりをしているインチキな霊媒師。しかし、サムとの出会いをきっかけに本当に聞こえるようになる。最初は嫌々ながらもサムを助けるようになる。
- カール・ブルーナー(トニー・ゴールドウィン)
- サムと同じ銀行で働く同僚であり、親友。しかし、実は裏で麻薬組織のために資金洗浄をしている。サムが持つ送金コードが必要で強盗を仕組む。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ゴースト ニューヨークの幻』のあらすじ【起】
サムとモリーが同棲するための新居を準備するため、2人はカールの手を借りて古いアパートの部屋を改修する。そこで古いコインを見つけたサムはお守りとしてモリーに渡す。サムたちは新居に家具を運び込む。その中にはモリーの作品もあった。その夜、モリーはサムに「愛している」と告げ、サムは「同じく」と答える。真夜中に眠れずに陶芸をしていたモリーの元にサムがやって来て、一緒にロクロをいじりながら愛し合う。
ウォール街の銀行で働くサムは資金の流れがおかしいと疑い、数字の荒い直しをする。そのことを知ったカールは、サムの夜の予定を聞く。サムはモリーと一緒に演劇を見に行くことになっていた。演劇からの帰り道、2人は強盗に遭う。銃を突き付けられ、サムは強盗ともみ合う。銃声が響き、強盗は走り去ってしまう。サムはモリーの元に駆け寄るが、モリーは血だらけになったサムのことを抱きかかえていた。事情が理解できないサムは困惑する。救急車で病院に向かい、モリーは警察から事情を聞かれる。そしてサムは自分が死んでゴーストになったことを知る。

映画『ゴースト ニューヨークの幻』のあらすじ【承】
サムの葬儀が行われ、モリーはカールと共に遺品を整理する。カールは気晴らしにモリーを散歩に誘う。すると留守になったアパートに強盗が姿を現す。モリーが戻ってきたため強盗は逃げ出し、サムはその後を追う。自宅に戻った強盗は何者かに報告の電話で連絡し、サムはモリーの身が危ないことを知る。
サムは街中にあった霊媒師の店を訪れる。そこはオダ・メイが霊と接触できる振りをしてインチキ商売をしている場所だった。ところが、サムの言葉がオダ・メイに聞こえてしまう。サムはオダ・メイにくっついて離れず、協力するように説得する。オダ・メイはモリーに会いに行く。モリーがサムの存在を信じようとしないため、サムはオダ・メイに「同じく」と言わせる。その言葉を聞き、モリーは真剣に話を聞き始める。サムはオダ・メイに強盗の名前と住所を伝えさせる。
モリーはカールに相談し、カールが強盗の家に向かうことになる。サムはカールについて行き、そこでカールが麻薬組織のために資金洗浄をしており、サムから送金コードを奪うために強盗を仕組んでいたことを知る。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』のあらすじ【転】
警察に行ったモリーは、オダ・メイが詐欺師であることを知らされる。モリーの留守中にカールはアパートに侵入し、送金コードを入手する。そして麻薬組織から「リタ・ミラー」名義の口座に400万ドルを振り込むように指示される。モリーの元にカールがやって来て、親身な振りをして言い寄ろうとする。怒ったサムはカールに飛びかかろうとして、写真立てを突き飛ばす。物に触れられることに気付いたサムは、その方法を地下鉄で出会ったゴーストに習いに行く。
サムは再びオダ・メイの元を訪ねる。そこには大勢のゴーストが相談に集まっており、サムはゴーストが他人の体に入り込めることを知る。サムはオダ・メイに最後の頼みをする。そして、オダ・メイを銀行に行かせ、リタ・ミラーを名乗って400万ドルの小切手を受け取らせる。しかし、そこに現れたモリーにオダ・メイの姿を目撃されてしまう。
お金が消えているのを知ったカールは青ざめる。サムはパソコン画面に人殺しと打ち込んでカールを驚かせる。サムがゴーストになった話が本当だと悟ったカールはモリーの元に向かい、オダ・メイが銀行に来ていたことを知る。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』の結末・ラスト(ネタバレ)
サムはオダ・メイに危険を知らせに行くが、そこに強盗がやって来る。サムは物を強盗に投げつけ、突き飛ばす。気が動転した強盗は外に飛び出して車に跳ねられ死んでしまう。強盗もゴーストとなるが闇の世界に連れ去られてしまう。
サムとオダ・メイはモリーの元に向かう。しかし、モリーはオダ・メイの話を信じようとしない。サムはコインを空中に浮かせてみせ、オダ・メイに「お守りだ」と言わせる。それを見たモリーはサムの存在が本物であることを知る。もう一度モリーに触れたいと願うサムのために、オダ・メイは自分の体に乗り移らせてあげる。そこにカールが現れ、モリーとオダ・メイは上階に逃げる。カールも追い掛けて来て、モリーに銃を突き付ける。サムは銃を奪ってカールを何度も突き飛ばす。逃げようとしたカールはガラスの下敷きになって死んでしまい、闇の世界に連れ去られる。
サムを天国へと迎える光が差し、サムの姿がモリーにも見えるようになる。サムはモリーに最後の口づけを交わし、「愛している」と告げる。そして、光に包まれるようにして姿を消す。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
説明不要の傑作で、観ていて何度も涙腺が緩んでしまう。サムとモリーが陶芸をするシーンはあまりにも有名で、主題歌となったライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」の切ないメロディーに胸が締め付けられる。それまでコメディ作品で知られていたジェリー・ザッカー監督の作品であるのは驚きだが、今作でアカデミー助演女優賞を受賞したウーピー・ゴールドバーグの配役などにそのセンスを感じることができる。(MIHOシネマ編集部)
いつまでも色あせない名作映画で、ラブストーリー映画を語る上では外せない作品です。あの有名な、ろくろ回しのシーンは何度見てもセクシーでロマンティックです。最愛の恋人が新で幽霊になると切ない作品ですが、コメディ要素もしっかり入っていて重い気分にはならずに楽しめます。特にウーピー・ゴールドバーグが最高です!若かりし日のデミ・ムーアがとっても可愛くて美しいです。ラストは感動的で、美しいラブストーリー、そして名曲の「アンチェインド・メロディ」が素晴らしく、これを聞くだけでロマンティックな世界に浸れます。(女性 30代)
何度でも観れる傑作です。友人に裏切られ不運の死を遂げた主人公が、事件に巻き込まれた恋人を守るため奮闘する姿が描かれています。ゴーストに成ったが故に手出しが出来ないもどかしさや、存在を信じてもらえない歯痒さがとにかく辛いです。中盤コメディ色が強くなり、話が重くなり過ぎずあっという間の120分でした。霊媒師とサムの犬猿っぷりも、何だかんだ友情が感じられ愛おしいです。ラストはサムが無事天国へ行けて良かった。電車霊の性格がおかしかったのは、長くこの世に留まりすぎたからではないでしょうか。(男性 20代)
陶芸のシーンがあまりにも有名な今作ですが、一度も見たことのなかった私はこんなストーリーなのだと驚きました。幽霊となった男が、愛する人を守る正統派なラブストーリーかと思いきや、コメディ要素もあってかなり楽しめました。
ウーピー・ゴールドバーグはこういう大雑把でハチャメチャな役が本当に似合います。彼女の存在が、この作品に深みを出していてより面白いものにしていたと言っても過言ではないでしょう。(女性 30代)
言わずと知れた定番。あまりにも甘々なラブ・ロマンスは中年のおじさんにとっては響きづらいのだが、この作品については実はラブ・ロマンスの部分もありつつも特に中盤はコメディ全開なのですんなり入っていけた。設定的にはいくらでも甘々になりえたところを、コメディの得意な監督が絶妙なバランスに仕上げたというところだろうか。もちろんウーピー・ゴールドバーグの貢献度は計り知れない。ロマンチックなパートもさることながら、パトリック・スウェイジとウーピー・ゴールドバーグとの掛け合いを楽しめる1本。(男性 40代)
恋愛映画だと思って観始めたが、サムの死と復讐、そしてモリーを守るための奮闘が描かれるサスペンス要素も強く、想像以上にドラマ性のある作品だった。自分が死んだ後も彼女を想い続けるサムの姿は切なく、霊媒師オダ・メイを通してしか気持ちを伝えられないもどかしさが胸に残る。最後に「愛している」と伝え、光の中へ消えていくラストは名シーンで、愛は死を越えるというテーマが強く印象づけられた。(20代 男性)
若い頃に観た時は純愛映画という印象だったが、改めて観ると裏切りと欲望が生んだ悲劇を描く物語だと感じた。親友だったカールの裏切りによって命を奪われたサムが、幽霊となって真実を突き止める展開は切なくもスリリング。モリーを守るためにオダ・メイと協力する姿はユーモラスでありながら真剣で、感情の振れ幅が大きい作品だと思う。ラストの別れの場面は何度観ても涙が出る。(30代 女性)
この映画は単なるラブストーリーではなく、愛と未練、そして許しの物語だと感じた。サムが幽霊として残った理由が、モリーを守ることだったと分かる構成はとても美しい。カールが欲に溺れ破滅していく一方で、サムは愛を貫き、光の世界へ旅立つ対比が印象的だった。オダ・メイの存在が物語に温かさと笑いを与えており、重いテーマを包み込んでいる。時代を超えて愛される理由が分かる名作だ。(40代 男性)
切ない恋愛映画として有名だが、観終わると生きている時間の大切さを強く感じさせる作品だった。突然命を失ったサムが、何もできないもどかしさを抱えながらモリーを見守る姿は胸が苦しくなる。言葉にしなかった愛情を、死後になってようやく伝えるラストはとても象徴的だった。オダ・メイを通じて触れ合う場面はコミカルだが、同時に深い悲しみが漂う。笑いと涙が自然に同居する不思議な魅力の映画だ。(20代 女性)
物語の構成が非常によくできており、恋愛、サスペンス、ファンタジーの要素がバランス良く融合している。サムの死の真相が徐々に明らかになる過程は緊張感があり、同時にモリーへの想いが強調されることで感情移入しやすい。最後にサムが未練を断ち切り、安らかに成仏する場面は、悲しいながらも救いがある結末だった。派手さはないが、心に深く残る映画だと改めて感じた。(50代 男性)
映画『ゴースト ニューヨークの幻』を見た人におすすめの映画5選
天国から来たチャンピオン(Heaven Can Wait)
この映画を一言で表すと?
死後の世界と恋が交差する、切なくも温かいファンタジー・ロマンス。
どんな話?
事故で天国へ連れて行かれたアメリカンフットボール選手が、まだ死ぬ運命ではなかったことを知り、別人の体を借りて地上に戻る。新しい人生の中で出会った女性との恋と、自分の運命に向き合う姿を描く感動作。
ここがおすすめ!
死後の世界をユーモラスかつロマンチックに描く点が『ゴースト』と共通。愛する人と再び出会うために奮闘する主人公の姿は、切なさと希望を同時に味わわせてくれる名作ファンタジー。
いま、会いにゆきます
この映画を一言で表すと?
死を越えてつながる、奇跡の純愛ストーリー。
どんな話?
亡くなったはずの妻が、雨の季節に記憶を失った状態で夫と息子の前に現れる。限られた時間の中で、家族は再び愛を育みながら、やがて訪れる別れに向き合っていく。
ここがおすすめ!
愛する人を失う悲しみと、再会の喜びを同時に描く構成は『ゴースト』に近い感動を与える。静かで優しい演出と涙を誘うラストが、深い余韻を残す恋愛ファンタジー。
ゴーストタウン(Ghost Town)
この映画を一言で表すと?
幽霊が見える男が導かれる、不思議な恋の物語。
どんな話?
臨死体験をきっかけに幽霊が見えるようになった歯科医が、成仏できない幽霊たちの願いを叶えるうちに、ある未亡人と出会う。幽霊たちの助言を受けながら、彼は初めて他人と向き合うようになる。
ここがおすすめ!
霊と人間の交流をコメディタッチで描きつつ、恋と成長を描く点が魅力。『ゴースト』のオダ・メイ的存在が好きな人には特に楽しめる、温かいファンタジー・ロマンス。
天使のくれた時間(The Family Man)
この映画を一言で表すと?
もしも別の人生を選んでいたら…と問いかける感動作。
どんな話?
成功した独身実業家が、天使の導きによって「結婚して家庭を持った別の人生」を体験することになる。仕事か愛か、人生で本当に大切なものは何かを見つめ直す物語。
ここがおすすめ!
失ったかもしれない愛に気づくというテーマが『ゴースト』と共鳴する。ファンタジーを通して人生と恋の価値を問い直す展開は、観る人の心を温かく揺さぶる。
ある日どこかで(Somewhere in Time)
この映画を一言で表すと?
時を越えて出会う、究極の純愛ファンタジー。
どんな話?
青年が一枚の写真に写る女性に恋をし、自己催眠によって過去へと時間移動する。時代を越えて出会った二人は短い恋を育むが、やがて避けられない別れが訪れる。
ここがおすすめ!
生死や時間を越えて結ばれる愛という点で『ゴースト』と共通する感動作。運命に抗えない切なさと、美しいロマンスが心に残る不朽の名作。



みんなの感想・レビュー