映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』の概要:北朝鮮に核ミサイルが運び込まれているとの情報を受けたマニング大統領は、アメリカ特殊作戦部隊に秘密裏でこれを爆破する指令を出すものの、戦争が引き起こされることを危惧し作戦開始後に中止を命令。部隊のメンバーであるジェームズ大尉とキャラハン特務曹長は味方がいない北朝鮮でなんとか作戦を続行する。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』の作品情報
上映時間:96分
ジャンル:アクション、戦争
監督:ジェームズ・ドッドソン
キャスト:ニコラス・ゴンザレス、ピーター・コヨーテ、キース・デヴィッド、ベン・クロス etc
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映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』の登場人物(キャスト)
- ジェームズ大尉(ニコラス・ゴンザレス)
- 作戦に参加したアメリカ海軍特殊部隊のメンバー。チームから尊敬されており、全体を指揮することのできるリーダーシップを持っている。
- キャラハン特務曹長(マット・ブッシェル)
- ジェームズ大尉と同じチームに所属する海軍兵士。不慮の事故で飛行機から投げ飛ばされたジェームズ大尉を追って、北朝鮮に侵入する。
- マニング大統領(ピーター・コヨーテ)
- アメリカ合衆国大統領。北朝鮮の核ミサイルを破壊したいものの、報復によって戦争になることを恐れ、作戦を二転三転させる。
- ヴァンス統合作戦本部議長(ブルース・マッギル)
- アメリカ国防総省のトップで作戦の指揮を取っていた。大統領の命令を無視して爆撃機を発進させたことで、解任される。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』のあらすじ【起】
アメリカ合衆国、マニング大統領はミズーリ州に置かれている地球空間情報局から、偵察衛星に北朝鮮に核兵器ミサイルが配備されている様子が映されているとの情報を受ける。
アメリカの国防総省にてヴァンス統合作戦本部議長や国務長官らとの協議の結果、ミサイル基地を破壊するよう命令を出す。
しかし、報復によって北朝鮮と韓国が戦争になることを恐れた大統領は、韓国駐在基地の司令官から、韓国の空港から民間機に特殊作戦チームを搭乗させ、作業中の事故を装ってミサイル基地を爆撃する作戦を承諾した。
一方その頃、韓国で休暇を楽しんでいたジェームズ大尉、バーンズ少尉の2人は部下とともに夜の屋台で羽を伸ばしていた。しかし、突然軍からの出撃命令が下るのだった。
極秘作戦として進められるこの計画では、彼らのような精鋭部隊が必要だったのだ。
作戦通り民間機に搭乗したチームは、上空からパラシュートで降下し、北朝鮮侵入後、ミサイル基地を爆破する計画になっていた。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』のあらすじ【承】
機内では兵士たちが作戦に向け、準備を万端に。一方国土安全保障省では、予想以上に北朝鮮の核ミサイルの配備が早く、計画の中止を訴える声が上がっていた。
二人の隊員が降下を始め、他の兵士たちもそれに続こうとした矢先、作戦の中止命令が下される。機内で待機を命令するジェームズ大尉だったが、次の瞬間、気流の乱れによって飛行機が大きく揺れ、機外に投げ飛ばされてしまう。
追跡装置を持っていないジェームズ大尉の身を案じたキャラハン特務曹長は、命令を無視して彼を追って降下。
こうして4人の隊員が北朝鮮に取り残されることになるが、統合作戦本部議長の判断によってミサイル基地爆撃後に4人を救出する命令が下される。
なんとか無事に着陸することができたジェームズ大尉は、キャラハンと合流後、残りの2名の隊員との合流を果たす。
ミサイル基地を目指すことにした一行は、道中地図に載っていない村を発見する。村の軍人に居場所が判明されてしまうと、そこから激しい銃撃戦に発展し隊員2名が死亡。ジェームズ大尉とキャラハンは囚われてしまうのだった。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』のあらすじ【転】
その後、ホワイトハウスを訪ねてきた韓国大使から、この作戦が戦争を引き起こしかねないことを非難されたマニング大統領は、軍事活動の中止を決定する。
しかし、なぜか北朝鮮が軍事活動を停止していることを知ると、この隙に北朝鮮の主要軍事施設を爆撃し、反撃の余地なく壊滅させる先制攻撃作戦を立てる。
一方、捕らえられたジェームズ大尉とキャラハンは北朝鮮の軍事施設で拷問を受ける。長年に及ぶ訓練のおかげでこれを耐え抜いた二人。その後、北朝鮮内部に潜伏していた韓国軍特殊部隊の助けによってこの状況を抜け出すことに成功する。
その後、韓国の米軍基地司令官と連絡をとったジェームズ大尉は、韓国特殊部隊と協力して、予定通りミサイル基地爆破作戦を遂行することになる。
マニング大統領の説得によって、韓国側との協力を取り付けると、先制攻撃は一時中断され、ジェームズ大尉たちの作戦を優先するよう命令が下る。
道中の村で武器を確保した一行は、基地近くの山間部から基地に侵入する作戦を立てるのだった。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』の結末・ラスト(ネタバレ)
山からのパラシュート降下で、存在を悟られることなく基地内に侵入したジェームズ大尉。しかし。国防総省では痺れを切らした官僚たちが、爆撃機に出動命令を指示する。
一刻の猶予も残されていないジェームズ大尉だったが、基地内で北朝鮮軍に見つかってしまい、銃撃戦に。
爆撃機が北朝鮮上空に迫る中、なんとか北朝鮮軍を退けミサイルまで近づくと、爆薬を設置しこれを破壊。
これによって爆撃機による攻撃は中止され、なんとか北朝鮮と韓国の全面戦争を阻止することに成功するのだった。
命辛々基地から脱出したジェームズ大尉はキャラハンを連れ、逃亡。
その後、アメリカ特殊作戦チームによって救助された二人は無事帰国する。帰国後、キャラハンは北朝鮮侵入時の命令無視によって軍法会議にかけられ有罪判決を受けるものの、大統領令によって懲役は免除される。
ジェームズ大尉は作戦成功の功労が認めらたことでホワイトハウスに招待され、褒賞を受けるのだった。
映画『エネミー・ライン2 北朝鮮への潜入』の感想・評価・レビュー
作品全体として、登場人物たちが動き回るシーンが多かったため、臨場感のあるカメラワークが印象的だった。
また、作戦を決定するアメリカ国防総省内部と現場で作戦を遂行する海兵隊のシーンが交互に描かれているため、タイムリミットが迫る緊張感があった。
北朝鮮で実際にあった事件を取り扱っているため、当時のアメリカや韓国と北朝鮮の国際関係が色濃く反映されていた。(MIHOシネマ編集部)
オーウェン・ウィルソン主演の『エネミー・ライン』に続編があるのは知りませんでしたが、調べてみると今作のあとにも4までシリーズ化されているみたいです。どれも主演が違うため、続編感は薄いですが結構濃いストーリーで十分楽しめました。
今作は韓国で実際に起きた爆発がメインのテーマになっていてそこに映画化のためにストーリーを付け足したような作品。脚色された部分もとてもリアルで現実にあったように感じました。(女性 30代)
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