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映画『インパクト・クラッシュ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『インパクト・クラッシュ』の概要:幾度も戦争を繰り返してきているインドとパキスタン。1971年、パキスタン軍はインド洋にあるベンガル湾に潜水艦ガーズィーを出撃させる。インド軍は最強の潜水艦S21で偵察に向かった。

映画『インパクト・クラッシュ』の作品情報

インパクト・クラッシュ

製作年:2017年
上映時間:124分
ジャンル:戦争
監督:サンカルプ・レディ
キャスト:ラーナ・ダグバーティ、ケイ・ケイ・メノン、アチュール・クカーニー、オム・プリ etc

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映画『インパクト・クラッシュ』の登場人物(キャスト)

アルジュン・ヴァルマー少佐(ラーナー・ダッグバーティ)
パキスタン軍の潜水艦の偵察のため、潜水艦S21に乗り込む。気の短いシン艦長が暴走しないように監視役も務める。
ランヴィジャイ・シン艦長(ケイ・ケイ・メノン)
S21の艦長。敵艦の偵察と言われながらも、魚雷で攻撃することばかり考えている。いつもターバンを巻いている。
サントーシュ・デーヴラージ副長(アトゥル・クルカルニー)
S21の副長。艦長と少佐の間で板挟みな立場。出航中に第一子が誕生し、隊員たちに祝福される。
アナンヤ医師(タープシー・パンヌ)
パキスタンの潜水艦に爆破された商船の乗客。海上に投げ出されところをアルジュン少佐に救出される。
ラザク・ムハンマド・カーン艦長(ラーフル・シン)
パキスタン海軍の潜水艦ガーズィーの艦長。敵の注意を逸らすため、インド商船を攻撃する。

映画『インパクト・クラッシュ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インパクト・クラッシュ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インパクト・クラッシュ』のあらすじ【起】

隣接するインドとパキスタンは、これまでに幾度も戦争が行われ、緊張状態が続いている。1971年、パキスタン軍はベンガル湾に潜水艦ガーズィーを出撃させる。その動向を探知したインド軍は、潜水艦S21を偵察目的に出航させた。

艦長に任命されたのはランヴィジャイ・シン。気性が荒くすぐに攻撃をしかねないため、監視役としてアルジュン・ヴァルマー少佐が同行することに。魚雷を発射するには、2人の同意が必要となる。S21はヴィシャーカパトナム基地を出発。潜航してベンガル湾へ向かった。この潜水艦は水深250メートルまで潜航可能。限界深度を超えると、水圧で潰れかねないという。

ガーズィー艦を指揮するラザク艦長は、インド商船に向けて魚雷を発射する。それはインド軍基地を攻撃する前に、注意を逸らすのが目的だった。爆発音を聞いたS21は浮上し、商船の残骸の中に生存者を見つける。アルジュン少佐は海に飛び込み、少女とアヤンナ医師を救出。艦長はすぐに攻撃に出ようとするが、少佐は反対。指令部からは待機の指示が出た。

映画『インパクト・クラッシュ』のあらすじ【承】

S21は再び潜航した。副長のデーヴラージに子供が生まれたという報告が届き、隊員たちは祝う。シン艦長は商船の爆破はおとりであることに気付く。ソナーの観測員が2000メートル先にいる潜水艦を探知した。

艦長は攻撃することを再び主張。少佐は指示通りに待機するべきだと言い、思わず艦長を「ならず者」呼ばわりする。頭にきた艦長は、訓練なら自分の独断で魚雷を発射できると言い出した。訓練は艦長命令が絶対なのだ。

艦長は船員たちに、訓練だと思って戦闘配置につけと命令。そして魚雷を発射。しかし、魚雷は敵艦を逸れて爆破した。この爆破によって、S21の存在が敵に気付かれてしまった。

S21は敵の裏側に回るため、深度300メートルに潜航することを決めるが、それは水圧で潰れかねない深さだった。潜水艦はミシミシと音を立てて沈んでいく。艦内は漏水を始め、少佐は非常時ルールで潜水艦の指揮を代わると言った。潜水艦を浮上させるためだ。火災も発生したため、副長も浮上を進言する。

映画『インパクト・クラッシュ』のあらすじ【転】

ガーズィー艦はS21の位置を特定し、海中のあちこちに機雷の罠を仕掛ける。機雷に接触すれば爆発する仕組みだ。しかしS21はなかなか動かないため、ラザク艦長は苛立った。

S21の艦内では、アナンヤ医師が負傷兵の手当てをしていた。アルジュン少佐は副長から、指令部のミスで息子が戦死したという艦長の過去を聞かされる。副長は食料が尽きることを理由に、帰港することを提案する。艦長も同意し、隊員たちに伝えた。

痺れを切らしたラザク艦長は、S21に接近することにした。その動きをS21が探知し、艦内が慌ただしくなる。慎重派だった少佐が、偵察の継続に同意。帰航を取り止め、敵軍に向かう。しかし途中で機雷に接触。S21は機体の一部を破損して、みるみる沈み始めていった。

海底まで沈んだS21は、死傷者が発生。シン艦長も絶命する。副長は重体となったため、少佐が指揮を執ることに。少ない燃料でポンプを動かし、浮上を試みる。すると潜水艦は奇跡的に浮上した。艦内で艦長の葬儀がしめやかに行われる。遺体は艦外に出され、海中に消えた。

映画『インパクト・クラッシュ』の結末・ラスト(ネタバレ)

アルジュン少佐は艦長の命を無駄にせず、戦うことを決意。「インドの未来を作るために戦おう!」と隊員たちを鼓舞する。敵艦が射程圏内に入るように、潜水艦を回り込ませる作戦を立てた。まずは敵の機雷に振動を与えて爆破させることに成功。予想外の動きにラザク艦長は慌てる。ガーズィーとS21の距離が縮まってきた。

ラザクも予測を裏切る動きをしようと、すかさず魚雷を発射する。するとアルジュンはS21を急潜航させ、ギリギリで魚雷を通過させた。ラザクがさらに追撃すると、今度は急浮上で回避。少佐の読みは全て的中し、S21は全ての攻撃をかわした。

少佐はついに攻撃を決断。敵が探知できない350メートルまで潜航して近づいていった。彼らは潜水艦の中で、国歌である「インドの歌」を大合唱。その歌声は振動となり、敵艦まで届いた。少佐は魚雷を発射させるため、艦外に出て発射ボタンを押す。魚雷は見事に敵艦に命中し、撃沈させた。少佐は無事に艦内に戻る。S21の隊員たちはインド海軍によって救出された。

映画『インパクト・クラッシュ』の感想・評価・レビュー

実在するインド海軍潜水艦「カランジ」を題材にした戦争映画。パキスタンとの対決だけでなく、艦長対少佐の対立があり、緊張感たっぷりにテンポよく話が進む。インド映画=踊るというイメージが強いが、踊りは一切ない。しかし歌はある。ラスト間近、これから敵に魚雷を撃ち込むぞ!という時に、隊員たちは直立不動でインド国家を高らかに歌い上げ、気持ちを一つにする。やっぱりインド映画に歌は絶対欠かせないものなのだ。(MIHOシネマ編集部)


インド映画と言えば、「歌って」「踊る」ミュージカル調の作品が多く、どんなジャンルでも関係なく歌や踊りのシーンが組み込まれていますよね。この作品はインド映画でありながらも、「潜水艦」でのバトルをテーマにしたアクション作品。戦争の最中に地上での戦いだけでなく、敵国も潜水艦での攻撃を仕掛けてくるため今作で感じられる、ハラハラドキドキ感は素晴らしいものでした。
流石にこの作品に歌って踊るシーンは無いだろうと思っていましたが、「合唱」という形で歌のシーンを入れてくるインド映画の製作者魂に感動しました。(女性 30代)

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