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映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』の概要:イスラエルの諜報機関モサドの諜報員がエチオピア系ユダヤ人をスーダン経由で救出した「モーセ作戦」を映画化した作品。『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エバンスが諜報員に扮する。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』の作品情報

紅海リゾート 奇跡の救出計画

製作年:2019年
上映時間:130分
ジャンル:ヒューマンドラマ、歴史
監督:ギデオン・ラフ
キャスト:クリス・エヴァンス、ヘイリー・ベネット、アレッサンドロ・ニヴォラ、マイケル・ケネス・ウィリアムズ etc

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映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』の登場人物(キャスト)

アリ(クリス・エバンス)
イスラエル諜報特務庁モサドの諜報員。誰も置き去りにしないをモットーにしており、エチオピア系ユダヤ人を救出するための作戦を思いつく。
サミー(アレッサンドロ・ニボラ)
戦場医で診療所を営んでいる。アリとずっと一緒に任務をこなしてきたが、アリの無鉄砲さのために苦労を味わってきた。
カベデ(マイケル・ケネス・ウィリアムス)
エチオピア系ユダヤ人の人道活動家。同胞を救うために内戦下のエチオピアからスーダンの難民キャンプに逃がす支援をしている。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のあらすじ【起】

1979年に内戦下のエチオピアの村からカベデがエチオピア系ユダヤ人を導いて逃げる。村の外れではアリとサミーがカベデらを迎えるためにトラックで待機していた。しかし、子供1人が取り残されてしまったためにアリは単身でその子を救助に向かう。そして無事に連れ戻すと、エチオピア系ユダヤ人全員をスーダンの難民キャンプにまで連れて行って匿う。しかしそこでアリとサミー、カベデは捕まってしまい、スーダン駐在のCIA諜報員に助け出される。

アリとサミーはイスラエルに帰国するが、サミーは危険を顧みないアリについて行けず医者としての生活に戻る。アリも任務を外されてしまうが、スーダンの難民キャンプからエチオピア系ユダヤ人を救出するための新たな作戦を思いつく。それはスーダンの紅海沿いにあるリゾートホテルをリースし、そこから海路でイスラエルに連れて来るという案だった。作戦は承認され、アリは参加する諜報員をリクルートする。そしてサミーを呼び戻す。全員に外国人としての偽の身分が割り当てられる。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のあらすじ【承】

アリやサミーらは偽造パスポートでスーダンに入国する。アリは観光省を所管する大佐に賄賂を払ってリゾートホテルのリースを完了する。ボロボロのリゾートホテルにやって来ると、そこには従業員として働く地元住民達が待っていた。アリはカベデと会い、集まったエチオピア系ユダヤ人の様子を確認する。予行演習を主張するサミーを無視してアリは作戦決行日を決め、車両や無線などの準備をする。しかし、そこに大佐の紹介でドイツ人観光客グループがやって来てしまう。仕方なくアリは彼らをホテルに泊めることにする。

アリはカベデとの待ち合わせ地点に向かい、エチオピア系ユダヤ人を次々とトラックの荷台に乗せる。無事に出発したものの、途中でスーダン軍が検問所を設置していた。アリはサミーの静止を聞かずにトラックを全速力で走らせ、検問所を突破する。そして海岸に着くと、エチオピア系ユダヤ人をゴムボートに乗せて、沖合の艦船に乗船させる。174人を救出したことにアリらは達成感を覚える。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』のあらすじ【転】

検問所を突破されたことでスーダン軍がホテルの様子を確認にやって来る。しかし、トラックに不審な点がないことを確認して去って行く。アリはこのことで観光客を泊めることが格好のカモフラージュになることに気付く。アリはその後も観光客を受け入れ続け、救出作戦を成功させていく。しかし、難民キャンプから人が消えているのを不審に思ったスーダン軍は調査を始める。CIA諜報員も難民失踪の件についてアリに探りを入れてくる。

海岸でアリやサミーらがエチオピア系ユダヤ人をゴムボートに乗せている時にスーダン軍の攻撃を受けてしまう。イスラエル軍は応戦することを控えて何とか救出作戦を終えたものの、イスラエル軍兵士1人が銃弾に倒れて犠牲となる。アリとサミーはスーダン軍に拘束されてしまい、サミーはアリの無茶な行動を責める。2人は観光省の大佐の力で何とか解放してもらえることになる。しかし、交戦寸前にまで陥ったことを重大視したモサドは救出作戦終了を決定し、全員の帰国を命じる。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』の結末・ラスト(ネタバレ)

アリはカベデに会い、事情を説明する。カベデは新たにエチオピア系ユダヤ人400人がスーダンに着いたことを伝え、アリは何としても救出する決意をする。アリはこれまでの無謀な行為をサミーに謝り、サミーはもう一度救出に携わることにする。リゾートホテルにスーダン軍が食事に現れ、アリは接待をしなければならなくなる。その間にエチオピア系ユダヤ人の集団はホテルの一室に身を隠す。アリはCIA諜報員の元に行き、事情を全て説明して協力を求める。

アリ達はトラックやバスにエチオピア系ユダヤ人を乗せ、古い空港跡地に向かう。動きを察知したスーダン軍も車列を組んで空港跡地を目指す。時間がないと諦めかけた時に滑走路に輸送機が降り立ち、アリはエチオピア系ユダヤ人を乗せようとする。しかし、機内のスペースが足りず、シートを全て取り外して全員を乗せることにする。空港に着いたスーダン軍が銃を乱射する中、輸送機は滑走路を走って離陸する。無事にイスラエルに到着し、アリはカベデにエチオピアに残る他のユダヤ人も救出することを約束する。

映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』の感想・評価・レビュー

モサドの有名な作戦を描いており、興味深い歴史の一幕を知ることができる。ただ救出劇を巡る緊迫感がなく、どちらかと言うと平坦に物語が進行している印象だ。サスペンスに満ちたアクション映画を期待して観たので肩すかしを食らってしまった。また、今作は美談として終わっているが、イスラエルに着いたエチオピア系ユダヤ人が肌の色の違い故にイスラエル社会の中で様々な差別に直面している事実も知っておく必要がある。(MIHOシネマ編集部)


実話をもとに作られた今作。偽のホテルに難民たちを客として匿い、そこを拠点として実行される脱出作戦。実際にこんな命懸けの行動をして、難民を助けようとした人がいることに驚いたし、いくら助けても先が見えない絶望感を感じました。
拠点として使っていた偽のホテルに、本当に観光客が来てしまいホテルを経営するという展開は少し笑ってしまいましたが、淡々と進んでいくストーリーにリアルを感じました。(女性 30代)


1984年、スーダンに住むエチオピア系ユダヤ人を救おうとしたモーセ作戦を基に製作された作品です。モーセの名を借りるだけあって救う人数がけた外れに多いため、作戦自体はかなりギリギリです。それでも全員を救おうとした主人公の行動と決断は賞賛に値するものだと思いますし、世界の難民事情についても非常に勉強になりました。ただ、展開は緊張感があるものの、密航中のBGMなどシリアスを欠いた演出は抑えて欲しかったです。(男性 20代)

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