映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』の概要:悪ふざけで冠婚葬祭をぶち壊してばかりの兄弟が、妹のハワイの結婚式に同伴してくれる上品な女性をネットで募集する。彼らの前に現れたのは、タダでハワイに行きたいだけの、お嬢様に扮した無職の娘だった。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』の作品情報
上映時間:99分
ジャンル:コメディ
監督:ジェイク・シマンスキ
キャスト:ザック・エフロン、アダム・ディヴァイン、アナ・ケンドリック、オーブリー・プラザ etc
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映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』の登場人物(キャスト)
- デイヴ(ザック・エフロン)
- マイクの弟。兄弟揃って精神年齢が低く、一族の問題児である。根は真面目なおバカで、兄の真似をして悪ふざけばかりする。兄と酒の販売をしているが、実は漫画家を目指している。
- マイク(アダム・ディヴァイン)
- デイヴの兄。悪ふざけをする時の言い出しっぺ。弟を巻き込んで騒動を起こし、いつも父親に叱られている。強がっているように見えるが、本当は自分に自信がない。弟に少なからずコンプレックスを抱いている。
- アリス(アナ・ケンドリック)
- 見た目は可愛いけどちょっとおバカ。同居するタチアナとは幼馴染みで、バイトも一緒でクビになるのも一緒。元カレから結婚式当日に振られたばかりで、その動画をスマホに入れている。一見まともそうだが麻薬中毒者で、ドラッグを持ち歩いている。
- タチアナ(オーブリー・プラザ)
- アリスの幼馴染みで同居人。ハワイ旅行の募集を見つけても応募はせず、お嬢様風に扮し、彼らの目の前で車に体当たりをして、劇的な出会いを果たすという無謀な性格。
- ジーニー(シュガー・リン・ビアード)
- デイヴとマイクの妹。人を信じやすいお人好しタイプ。黒人男性のエリックとハワイで結婚式を挙げる予定。小柄でアニメ声。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』のあらすじ【起】
裕福な家庭に生まれたマイクとデイヴは、親元を離れて一緒に暮らす仲良し兄弟だ。しかし、精神年齢は子供のまま。いつも悪戯ばかりし、これまでに祖父母の金婚式やいとこの結婚式など、数々の冠婚葬祭を台無しにしてきた。妹のジーニーがハワイで結婚式を挙げることが決まったが、両親は彼らの悪ふざけを阻止するため、女性を同伴しなければハワイに連れて行かないと宣告する。
一方、幼馴染みの仲良し娘アリスとタチアナは、バイト先の日本風居酒屋をクビになり、アパートでだらしない無職生活を送っていた。2人はネットを検索中に、ハワイ旅行に同伴する女性を募集する求人を見つける。それはデイヴたちが出した求人だった。応募者は何千人にもなり、兄弟はテレビに出演して上品な女性を求めていると語った。
アリスたちはお嬢様風に変身し、兄弟が立ち寄るバーへやって来た。普通の出会いでは物足りないと考えたタチアナは、兄弟の目の前で道路に飛び出し、車に撥ねられる。兄弟が駆け寄って人工呼吸をされると、彼女は息を吹き返すフリをした。
バーに入った4人は、それぞれ自己紹介を始める。タチアナは自分の職業を教師だと偽り、アリスはヘッジファンドをしていると適当なことを言った。デイヴたちもその言葉の意味が分からなかったため、嘘はバレなかった。デイヴはアリスと、マイクはタチアナと意気投合する。兄弟は2人をハワイに連れて行くことに決めた。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』のあらすじ【承】
4人はハワイのリゾートホテルに到着。アリスたちは彼らの家族との挨拶を卒なくこなした。立食パーティーに出席したタチアナは、マイクのいとこで「おなべ」のテリーから言い寄られる。それを見たマイクは嫉妬し、テリーと喧嘩となり負ける。アリスたちは部屋に戻ると素に戻り、いつものようにハッパを吸い、食べ物をベッドに広げてリラックスした。
翌日は前夜パーティーまで時間があったため、マイクはイルカツアーに行こうと皆を誘った。しかし、タチアナがジュラシック・パークツアーに行きたいと提案すると、マイク以外の全員が賛成。ジュラシック・パークツアーに決定し、それぞれバギーに乗って丘を走り始めた。
彼らは気持ち良く丘を暴走していたが、大きな段差の前で先に進めなくなる。するとアリスはアクセルを全開にし、大ジャンプで段差を越えた。タチアナも続いてジャンプし、アクロバティックな着地を成功させる。それを見たマイクも負けじとアクセルを踏んだ。しかし、思うように飛べず、真下にいた妹に直撃する。ジーニーは結婚式前日なのに、顔に大きなタイヤ痕が付いてしまった。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』のあらすじ【転】
マイクは父からこっ酷く叱られた。一方女性陣は、エステサロンで優雅に過ごす。結婚式前に怪我をして不安そうなジーニーに、アリスはリラックスしてもらおうと性感マッサージを申し込む。何も知らずエステの個室に入ったジーニーは、全裸のインド系エステティシャンの男から、ハードな施術を受ける。彼女は嫌がるどころか興奮し、恍惚とした表情を浮かべて男に身を委ねた。施術が終わったジーニーは顔を火照らせながら、未知の世界を教えてくれたアリスに感謝するのだった。
タチアナはサウナで、おなべのテリーから誘惑される。タチアナは仕方なくテリーの体を触っていると、そこにマイクが乱入する。マイクと言い合いとなったタチアナは、ハワイに来たくて嘘をついたと口を滑らしてしまう。
一方、デイヴとアリスは浜辺で語り合い、急接近していた。デイヴは漫画家になりたいという夢を打ち明け、アリスは結婚式当日に恋人に振られた悲劇を打ち明けた。その時の動画を見たデイヴは彼女に同情し、いいムードになる。そこにマイクが現れて彼女たちを送り返そうと騒ぐが、デイヴは相手にしなかった。
結婚式の前夜祭で、アリスは良かれと思ってジーニーにドラッグを与える。ステージの裏ではマイクとデイヴが喧嘩となり、その声はスピーカーを通して会場に筒抜けとなった。マイクはジーニーが性感マッサージを受けたことを大声でバラし、親たちはカンカンになる。マイクは父に叱責されて落ち込んでいると、そこにタチアナが近づき、強がっているのは自信がないからで、私と似ていると言って彼を励ました。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』の結末・ラスト(ネタバレ)
ドラッグでハイになったジーニーとアリスは、会場を抜け出していた。2人は牧場のゲートを勝手に開き、全ての馬を解放する。さらに興奮して全裸になるジーニーだったが、デイヴに保護されてホテルに帰った。婚約者のエリックと大ケンカとなった彼女は、このまま結婚すると退屈になるのが不安だと本音を漏らし、結婚式は中止となった。
翌朝、デイヴたちはスーツケースに荷物を詰めながら、妹を深く傷つけてしまったと鼻水を垂らして泣き始めた。同じ頃アリスたちも、もっと他人を思いやるべきだったと、自分たちを責めていた。
4人はほぼ同時に、ジーニーの部屋に押しかけて謝罪する。大声で騒ぐ彼らを見たエリックは、君たちは自分勝手な共依存の変わり者だと呆れて言った。エリックはジーニーに気球体験のチケットをプレゼントし、2人は仲直りした。
彼らはキャンセルした式場と料理をもう一度手配するため、ホテルを駈けずり回った。マイクは牧師の資格をオンラインで取得。彼が牧師を務めて、結婚式は無事に執り行われた。式が終わると、マイクはタチアナに仕事のパートナーになってくれと申し込み、アリスは結婚式で振られた動画を削除し、デイヴとキスをした。
その夜のパーティーで、4人はステージで息の合ったダンスを披露する。その動きはコミカルでとても下品。会場は微妙な空気に包まれた。そこに打ち上げ花火が誤作動で爆発。ハワイ最後の夜は、いつまでも騒々しく続くのだった。
映画『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』の感想・評価・レビュー
『ネイバーズ(2014)』脚本コンビによるおバカコメディ。ザック・エフロンもアナ・ケンドリックも、本当におバカじゃないかと思えてしまう。エンディングのおまけシーン(タチアナとマイクによる男女逆レイプ)以外、本編で濡れ場なんて一度も出てこないのに、終わってみると下ネタしか覚えていない。
中でも体を張ったのは、ジーニー役のシュガー・リン・ビアードだ。アニメ声が印象的な彼女だが、「美少女戦士セーラームーン」の北米版吹き替えで、ちびうさの声を演じていたと知って納得。彼女は全裸になって体当たりの演技を見せるのだが、その姿よりもアニメ声の喘ぎ声が耳から離れない。家族では見ることはおすすめできない映画だ。(MIHOシネマ編集部)
ものすごいおバカでこんなにも下品な作品、久しぶりに見ました。間違っても家族みんなで見てはいけない作品です。アナ・ケンドリックとザック・エフロンが大好きな私にとって今作はかなりお気に入りの作品なのですが、おバカな兄弟とおバカな親友、男女4人のゲスなストーリーは人におすすめできるものではありません。
ちょいちょい出てくる映画ネタは『ピッチ・パーフェクト』や『ジュラシックパーク』を見ていたらおお!と感動するはず。下品でおバカな作品に抵抗が無い人にはぜひ見てほしいです。(女性 30代)
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